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畑つきエコアパートLOCO
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イノベーションは交差し、拡散する [2008年10月27日(Mon)]

ビッグイシューの取材を受けました。
107号に掲載予定ですので、11月15日頃、エコアパ記事をご覧いただくことができます。
みなさんは、ビッグイシューを読んだことがありますか?

「20〜30代前半の人を読者として想定し、若者の立場から社会問題を取り上げ、若者がマイナスの社会条件を、未来のプラスに転換していけるようなオピニオン誌(ビッグシュー媒体案内より)」
というコンセプトの雑誌ですが、一方で、ホームレスの自立支援事業という社会事業の側面を持っています。
定価300円の雑誌を、ホームレスである販売者が路上で売り、160円が彼らの収入となります。
現在、東京や京阪神など、12都道府県で、120人の販売員が、この雑誌を売っています。
東京では、駅などでよく見かける方もいらっしゃるかもしれません。

今回、エコアパプロジェクトが、ビッグイシューという雑誌に取り上げていただくということは、同じビジネスという手法で社会課題の解決を目指す「社会事業」であるという意味で、とても価値あるものだと思っています。

ビッグイシューも、はじめたころは
@若者の活字離れ
A雑誌の路上販売の文化がない
Bすぐれた無料誌が多い
Cホームレスからは買わない
という4重苦から「100%失敗する」といわれていたそうですが、努力の結果、事業そのものの成功だけでなく、社会事業の成功モデルとして、社会に大きなインパクトを与えています。

エコアパは、いまのところひとつのプロトタイプを見せただけですので、成功モデルともいえるビッグイシューと比べるのはおこがましいですが、エコアパモデルが目指す次のステップは、もちろんビッグイシューのような、より広がりある展開と、社会革新へのスキーム作りなんだと思います。

昨日、フランスの冒険家プリシラさんとお話していたときも、
「このモデルをビジネスとして展開していく気はないのか?」
という質問をいただきました。
もちろん、それもひとつの方法でしょう。
しかし、このモデルに関して言えば、私たち自身がビジネスとして展開しても、社会変革を起こすような大きな広がりは、作りえないのではないか、というのが今の時点の見解です。
むしろ、そのプロセスや方法や結果を公開し、誰でもマネできるようなオープンソースにしてしまうことで、こういった取り組みをしたいという人がチャレンジするためのハードルを下げることができ、連鎖的に取り組みが広がることで、最終的に目指す社会変革にたどりつけるのではないかという「仮説」を持っています。
だからこそ、入居者が入り、アパート経営としては目的を達した後も、このブログでできるだけ情報を開示しているわけです。

みんなが何かしたいと思っていて、でもなかなかできる環境やきっかけがないという状況は、決壊寸前のダムのような状況なのではないかと思います。
そこになにかのきっかけ、具体的で、共感ができて、乗ることができそうなものがあれば、一気に流れは変わっていくのだと思います。
エコアパは、一気に流れを変えるふたつ、みっつくらい前の取り組みであってほしいというのが願いです。

ビッグイシューで取り上げていただき、読者が記事を読み、さらに拡散し、改善されていく。
そんなことが起こるといいなあ、と思うのでした。
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