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エコアパU模型その2 [2018年11月23日(Fri)]
DSC_2130.jpg
エコアパUの断面図です。
クリアのボードが張ってあるので、中が見えにくいですが・・・。
写真左側(南側)のキッチンスペースからリビングには段差を設けています。バリアフリーが叫ばれている昨今、まったく逆行していますが、床下には収納スペースや、部屋の温度を平準化させる空気の循環設備がはいっています。
エコアパTでは、そよ風という仕組みを入れて、大満足だったのですが、特に昨今の夏の異常高温を考えたときに、断熱をしっかりとして、いったん冷ました(暖めた)空気を循環させるという仕組みを今回は取り入れました。
2階はこの模型だと、かなり狭い感じですが、これは議論の途中でつくったもので、実際にはもう少し高さのある空間になっています。
平屋の議論から始まり、収納たっぷりという議論や、プライベート空間の確保といった議論をへて、このような形になりました。
「この基礎、すげー面倒くさい」
施工を担当するキクチ監督には、再び試練の物件となりそうです。
エコアパUの全体模型 [2018年11月22日(Thu)]
DSC_2129.jpg
ミノルちゃんがエコアパUの全体模型を作ってくれました。
ガンプラ世代の私にとっては、この模型はたまりません。

エコアパ2は、2世帯をひとつのユニットと考え、南側に2ユニット、北側に1ユニットの計6世帯になりました。
1階の屋根が張り出していて、布団が干せそうですね。
模型を実際に外に置いてみると、11月下旬でも日差しが部屋まで入り込みます。北棟の畑まではさすがに光が入り込みませんが、朝や夕方などには日光が差し込みます。
2階の窓には、夏の強い日差しをよけるため、よしずや日よけオーニングなどが設置できるようになっています。
南棟の真ん中は、駐輪場兼コミュニティスペースです。
雨が降ったときや冬場に集まる屋根付きのスペースです。
ここで映画を見たり、ホワイトボードを設置してミーティングをしたり出来るかどうか、現在検討中です。

DSC_2132.jpg
北西からみた全体像です。
手前の緑の円はコミュニティスペース。
ここは、住まい手のみなさんの出入り口になりますので、ここに東屋や芝生、ピザ釜などを設置して、交流がしやすい環境を整備します。

ただいま模型は出張中 [2007年02月08日(Thu)]
エコアパPT平田です。

足立区環境基金で助成を受けている、足立区環境推進課を経て、模型を大森工務店・菊池さんのところに持って行きました。
「おお、すごいねー。これだけ細かく作ってくれると、わかりやすいね」
といいながら、いくつかに分かれた模型のパーツをはずしています。
「ここも分解するんだねー、スゲーな」
と笑顔ではずしたのは、予定外の部分ではないですか!
(ムムッ、それは分解しちゃあ、まずいんじゃないですか?)
と思いつつも、何も言えず無機質に笑う私でした。
「基本的にはそれほど難しい組みではないからだいじょうぶ」
といいつつ、菊池さんがいくつかあるポイントの中で指摘したひとつが階段。
「この階段を回りこませる丸太の刻みは緊張するね。特注だと取替えがきかないから。階段も、壁から突き出ているようにするとか、色々工夫はできると思うんだ。プレッシャーもあるけれど、その分やり甲斐もあるね」
模型を見ながら、色々と作業工程を思案している様子でした。
地域の工務店さんと仕事をするメリットは、こういう誠実さというか、なんとしても要望に応えたいという仕事に対する高いプライドだと思います。
なんとも心強い限りです。
つめの作業には、もう少し時間がかかりそうですので、ブログでは少々テーマを脱線しつつ、工事が始まるのを楽しみに待ちたいと思います。
エコアパ模型その6 [2007年02月06日(Tue)]

2階の様子

エコアパPT平田です。
いつまでの模型の説明だけしていたいくらいですが、最後は2階です。
南側(写真左)に大きな部屋、北側に小さな部屋を作る予定です。
両部屋とも収納がありますが、小さい部屋には、2畳弱のウォークインクローゼットがついています。しかも、天井は高くなっていますので、圧迫感はあまり感じないのではないでしょうか?
なんといっても両部屋とも無垢の杉床が、やわらかくてよさそうですね。
1階がオープンな空間なのに比べて、2階はプライベートのゆったり空間が実現できそうです。
エコアパ模型その5 [2007年02月05日(Mon)]

日差しがたっぷりの軒下と土間

エコアパPT平田です。
写真は、1階入り口から見た南側の様子です。
大きな窓は、明るくて開放感ある部屋を実現してくれそうです。
南側一面に広がる土間は、ダイニングスペースと一体感を持った広がり設計です。
あいだに障子を仕込み、光を取り込みつつ、プライバシーを確保できます。
また、この土間は外とのつながりを持たせてくれる空間でもあります。
摘んだハーブを乾かす、苗を育てる、野菜を置く、テーブルを置いてお茶を楽しむなど、アイディア次第で、その活用方法は無限に広がります。
土間の外には、ベランダ下の軒下。
冬は光がたっぷりと注ぎ、土間に蓄熱をさせて保温効果を高めます。
夏は、室内への直射日光をさえぎることで、室内の温度上昇を防ぎます。
冬は暖かく、夏は涼しい設計です。
このような決め細やかな設計は、昔ながらの家造りを手本にしました。
このような機能による省エネ効果が、どれほど大きくなるのか楽しみです。
エコアパ模型その4 [2007年02月01日(Thu)]

1階踏み天井


まだ1階のエコアパPT平田です。
住むだけで、木を大切にしてくれるような家ができたらいいなと思っていました。
でもどんな方法があるのでしょう?
今回は、実際に触る、踏む、スリスリするようにしました。
床、階段、手すりなどなど。
「この床材はねえ、多摩から来たんだよ」
木を触りながら、そんな会話が生まれてくれるとうれしいです。
天井は写真のように木材がはっきり見えます。
山田さんのおっしゃるとおり、木は湿度を調整する点も見逃せませんね。
呼吸する家、でしょうか?
それにしても山田さん、よくこんなに細かくつくりましたね。
この天井は「踏み天井」といって、2階の床を兼ねています。
「それじゃあ、木が乾燥したら2階から1階が見えますか?」
と聞いたら笑われました。もちろんそんなことはないそうです。
私としては、2階から1階が覗けるのは、なんか秘密基地っぽくてワクワクしていたのですが、残念。
踏み天井のおかげで、1階と2階のスペースが不要になり、1階の天井が高くなる予定です。
目の前のキッチンは、合板の建具などを入れるとシックハウスの問題があるし、無垢材の建具は高いので、余計なものは置かず、シンプルな形にしました。
エコアパ模型について補足 [2007年01月31日(Wed)]
ビオフォルム 山田です。
模型の内部の写真を撮ってみると、なかなか臨場感があっていいですね。
かなり現実に近いカタチでの陽の入り方の感じがでいていると思います。

模型ではなかなか質感まではあらわしにくいのですが、今回の設計で重要なのは自然素材である木がもつ力をちゃんと発揮してもらえるよう、タップリと室内に見せてあげることがポイントです。柱・梁がちゃんと室内側にあらわしになっているような仕様を「真壁(しんかべ)といいます。隣との隔壁は残念ながら防音上の措置で柱をあらわしにできず、表面に仕上げの下地材を貼ってしまうのですが、(「大壁(おおかべ)」といいます)それでもなお、梁と床組の木がちゃんとあらわしになっていることがこの模型の様子でわかると思います。

※ちなみに現在の家造りは「木の家」と称していてもこの大壁の仕様の家が大変多いです。内部の構造に木が使われているのは確かなのですが、これではせっかくの木が持っている調湿作用などの呼吸する力が損なわれてしまいますよね。壁のなかで構造がどうなっているのかメンテもしにくいだろうし。

平田さん、次回は2階のご紹介ですか?
エコアパ模型その3 [2007年01月31日(Wed)]

1階ダイニングスペースと階段


1階のダイニングスペースと階段です。
無垢材でつくる階段は、木の香りが漂い、暖かみがありますね。
上の音を気にしなくても良い点もイチオシです。
階段にある縦の柱は、角材ではなく、節などがある丸い木が使えるとアクセントが出るのではないでしょうか?
「♪柱の傷はおととしの〜」
といいつつ、子供が身長を測ったりして。
うぉっと、そんなことしないでくださいねー。
階段の下は、もちろんたっぷり収納スペース。
天窓からの光が、ちょうど階段に届くのではないでしょうか?
階段の空間があることで、思ったよりも開放的なダイニングになりそうです。
エコアパ模型その2 [2007年01月30日(Tue)]

1階の間取り

エコアパPT平田です。
1階の間取りです。
北側(写真右)に水回りを集め、南側(写真左)に大きな開口部と玄関を設けました。
南側一面に土間が作られました。
土間を巡る攻防でも紹介しましたが、知恵を絞った結果です。
太陽熱を溜め込んだ土間が、夜間ゆっくりと熱を室内に還元し、省エネを実現します。
土間とダイニングの間には、外からの目隠しと空間の仕切りをかねて障子を設けました。
いつも明るいキッチン・ダイニングスペースになりそうです。
台所と外の菜園は、土間があることによって、有機的に繋がると思います。
エコアパ模型・その1 [2007年01月29日(Mon)]

エコアパPT平田です。
上の写真はエコアパート断面図です。
ちょうど1月下旬朝9時頃の日差しは、写真のような感じでしょうか?
日差しがたっぷりです。
1階が、キッチン&ダイニングスペース。
2階が、大きな部屋(収納あり)と、納戸付きの小さな部屋です。
メゾネット型の住宅ですね。
これにより、夏の熱い空気を階段から天窓を通じて抜くことができるし、冬の暖房で温まった空気を取り込んで、ダクトを通じて基礎を暖める仕組みです。
また、上下で区切ってあるため、1階と2階の間の防音をそれほど気にする必要がなく、その分天井を高く設計できたと同時に、コストダウンにもなりました。
2階の南側には木造のベランダがつき、1階は軒下ができることで、雨避けと夏の日差しを部屋に入れない工夫がされています。