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駐輪場つきました。シンプルですが、これが倒れないので一番。
「賃貸に住む人は、住まいに何を求めているんだろうね?」
慌ただしい現場が終わり、ゆったりとした共有スペースでお茶を飲みながらキクチ監督がポツリ。周りで建てられている新築のアパートを見てつぶやきました。
建築現場を見ていると色々な建て方がありますが、実際に住む人は、その建物がどうやって建てられたのか、考えることはないのかもしれません。
アパートを引っ越そうと思う人が、求めているのは、
・家賃が妥当
・職場からのアクセス
・間取りや広さや日当たり
・駅周辺のコンビニや飲食店、病院など
・防犯や安全性、など
といったところでしょうか?
逆に言えば、それ以上何を求めるのか、という固定観念があるのかもしれません。
でも、それで本当にいいのか、というとても深いつぶやきのように感じました。
駅近で、コンビニがあって、間取りも普通で、防犯カメラもついているようなアパートはたくさんあって、住む人は、そのなかで家賃やよりベターな条件を求めて探すわけで、アパートビジネスもその要望に応えるような物件を作っています。そのビジネスを突き詰めると、プラモデルのような建物ができたり、築年数がたつと安い家賃でしか魅力を伝えられない物件になってしまうということも、現象として現れています。
でも、住まいって本当にそれだけなのか、というのが、
エコアパUのコンセプトづくりからのテーマでした。
・無垢の梁がかっこよくて、気持ちいい内装の部屋に住みたい
・週末はお友達をたくさん呼んで、わいわいしたい
・アウトドアをがっつりやりたいので、道具がしまえる場所がほしい
・子どもに土いじりを存分させたい
・お花や緑をたくさん育てたい
・足下が暖かいキッチンで、料理の腕を振るいたい
・ご近所と仲のいい関係の中で支え合う暮らしにあこがれる
住む人が描くそれぞれの幸せのすべてに応えることはできませんが、少なくとも
上に描いたようなことを幸せと思う人には、満足してもらえるよう作ってきました。
毎日の多くの時間を過ごす場所が、寝るための箱だったり、安全を確保する空間だけでいいわけがありません。もっと日々を謳歌し、想いを実現し、心豊かにくらしていく支えとして住まいがあるべきだと思うのです。
住まいの可能性を広げるような建物は業界の主流ではないように思いますし、それは住まい手が求めないからといえるのかもしれません。
もっともっと、住まいに夢や希望を求めてもよいのではないかと思うのです。