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子どもたちの情報力を信じよう [2011年05月10日(Tue)]
あっという間のGW。皆様如何お過ごしでしたでしょうか。私は茨城北部海沿いへプチ家族旅行に行って参りました。その模様は個人ブログに書きましたが、茨城は打撃を受けながらも、かなり復興機運が高まっているという印象でした。水戸から出発する東北へのボランティアツアーなども企画されているようです。

被災地の皆様や原発避難の方々はGWどころではなく、相変わらず過酷な日々を送られていると思うと申し訳ない気持ちになりますし、政治にはいろいろ腹立たしい思いもあります。が、本来業務をしっかり遂行することも大事。支援の心は忘れず、頭を切り替えて前に進みます。

さて今日はちょっと手抜きして、モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)さんの事務局通信に掲載していただいたコラム(本日配信済)を、許可をいただいて転載させていただきます。デジタルネイティブへの応援メッセージです。

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◆◇◆
               子どもたちの情報力を信じよう
                          ◆◇◆  
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一般社団法人ECネットワーク 理事
EMA基準策定委員会 副委員長
沢田 登志子

このたびの震災で犠牲になった方々のご冥福をお祈りするとともに、想像を絶する苦しみの中で生活を立て直す努力をされている被災地の皆様に、心からのお見舞いと応援の気持ちをお伝えしたい。

未曾有の広域災害となってしまった今回、安否確認はじめクリティカルな情報のやり取りに、TwitterなどSNSが大きな力を発揮したことは既に各所で論じられている。交通が乱れた首都圏では、ネットでナマの情報を確認しないと危なくて出かけられない状態が続いた(私は「常磐線また止まったなう」を見て在宅作業を決めた日が何度か)。

そして今、自治体の手が届かない小規模な避難所や孤立した自宅避難者への物資支援、行政を通さないボランティア情報のマッチングなど、インターネットをフル活用した草の根の支援の仕組みが次々と立ち上がっている。

支援物資のニーズを聞いて地図上に書き込めるサイト(http://311help.com/) を立ち上げたのは、東北の高校生である。ネットに無縁の高齢者が多い避難所でも、携帯を使いこなす中高生が1人いれば、支援側に向けた情報発信が可能だ。

これができるのは、彼らがネットとともに育ってきたからだ。ネットには出所不明・真偽不明の怪しい情報が山ほどある。何より貴重なのは1人1人が発するナマの情報であること、その中にも怪しげなものは多く含まれること、だからこそ、受け手自身が有意な情報と無価値な情報を選別する目を持つ必要があること・・・彼らは肌で知っている。そして、価値ある情報を発信することの重要性と、その方法を知っている。

デマやチェーンメールに踊らされていたのは、マスメディアから一方的に流される情報に慣れ、疑うことを知らない大人の方だったかも知れない。「テレビで言ってたんだから本当よ」と言い張る私の義母ほどではないにしても、私たちは若者の情報リテラシーに学ぶ必要がある。

都合の悪い情報、見せたくない情報を隠蔽するのは(どこかの政府がやっているが)情報の受け手に対し、あまりにも傲慢である。青少年の健全な育成とは、玉石混交の情報の中から、有害なものを自ら仕分ける能力を育てることに他ならない。リアルに凄惨な体験をしてしまった子どもたちに対し、フィクションの暴力シーンを見せないようにすることに意味はなく、むしろネットが彼らをどう支えることができるかを真剣に考えるべき時だろう。
Posted by 沢田 登志子 at 11:52 | 沢田登志子 | この記事のURL | トラックバック(0)