APECマーク制度
[2009年10月02日(Fri)]
こんにちわ、国際担当Tです。
2週間前になりますが、米国商務省(DOC)と連邦取引委員会(FTC)の方3人と会談しました。3人ともAPEC電子商取引運営グループのデータ・プライバシー・サブグループに参加しています。日本からは経済産業省、PマークのJIPDEC、またいつもお世話になっているGBDeの消費者信頼イシューグループの方も参加しています。
現在、『国境を越えた個人情報の保護に対する認証制度(APECマーク制度)』を検討していて、アジア太平洋のトラストマーク機関の連携であるATAの活動に関心があるということで、ATA事務局を代表してATAの歴史、現状について説明致しました。
ATAで2年前に作成したGTO(トラストマーク運営事業者のためのガイドライン)について関心を示されて、GTOやATA内の相互認証の現状と将来の可能性について質問がありました。ATA加盟機関同士の相互認証は最終目標なのですが、まだ達成できていないこと、先ず日本と台湾との間で相互認証に取り組もうとしている、と伝えました。
商務省の方からは国境を越えたプライバシー・ルールのパスファインダープロジェクトの中のマーク制度認証機関の認証基準に関して、ATAのメンバーから意見を聞きたいとの要請がありました。これから商務省からドラフトが送られてくるので、ATAの電話会合、来月のATA総会でATAとしてこのプロジェクトにどのように関わっていくか話し合う予定です。
以前からATAの中でも台湾のSOSA、米国のTRUSTe、ベトナムVECITA、タイDBDなどが、APEC会合に参加し、特に台湾は自国の存在感を示そうと非常に熱心です。APECで検討、議論されていることはBtoBが主に関係するプライバシーの部分だけになるのですが、今後深く関わっていくようになるならば、台湾を中心にATAの中でタスクフォース会議をして検討していく必要があるかもしれません。実際、台湾側が主導していくかわかりませんが。
ATAだけでなく、現在進行中のICA-Netのパイロットプロジェクトの参加機関やICA-Netで扱った事例とその意義・課題について説明致したところ、他のプロジェクトで紛争解決について検討しているグループがあるので、是非ICA-Netについて発表したら、とICA-Netについて好評価を頂きました!
新しい案件もあるのでそれも加え、ATA会合の前に開催するERIAの会合でもしっかりプレゼンできるよう準備していきたいと思います。
では、また。
2週間前になりますが、米国商務省(DOC)と連邦取引委員会(FTC)の方3人と会談しました。3人ともAPEC電子商取引運営グループのデータ・プライバシー・サブグループに参加しています。日本からは経済産業省、PマークのJIPDEC、またいつもお世話になっているGBDeの消費者信頼イシューグループの方も参加しています。
現在、『国境を越えた個人情報の保護に対する認証制度(APECマーク制度)』を検討していて、アジア太平洋のトラストマーク機関の連携であるATAの活動に関心があるということで、ATA事務局を代表してATAの歴史、現状について説明致しました。
ATAで2年前に作成したGTO(トラストマーク運営事業者のためのガイドライン)について関心を示されて、GTOやATA内の相互認証の現状と将来の可能性について質問がありました。ATA加盟機関同士の相互認証は最終目標なのですが、まだ達成できていないこと、先ず日本と台湾との間で相互認証に取り組もうとしている、と伝えました。
商務省の方からは国境を越えたプライバシー・ルールのパスファインダープロジェクトの中のマーク制度認証機関の認証基準に関して、ATAのメンバーから意見を聞きたいとの要請がありました。これから商務省からドラフトが送られてくるので、ATAの電話会合、来月のATA総会でATAとしてこのプロジェクトにどのように関わっていくか話し合う予定です。
以前からATAの中でも台湾のSOSA、米国のTRUSTe、ベトナムVECITA、タイDBDなどが、APEC会合に参加し、特に台湾は自国の存在感を示そうと非常に熱心です。APECで検討、議論されていることはBtoBが主に関係するプライバシーの部分だけになるのですが、今後深く関わっていくようになるならば、台湾を中心にATAの中でタスクフォース会議をして検討していく必要があるかもしれません。実際、台湾側が主導していくかわかりませんが。
ATAだけでなく、現在進行中のICA-Netのパイロットプロジェクトの参加機関やICA-Netで扱った事例とその意義・課題について説明致したところ、他のプロジェクトで紛争解決について検討しているグループがあるので、是非ICA-Netについて発表したら、とICA-Netについて好評価を頂きました!
新しい案件もあるのでそれも加え、ATA会合の前に開催するERIAの会合でもしっかりプレゼンできるよう準備していきたいと思います。
では、また。