第9回ATA総会
[2010年10月21日(Thu)]
こんにちは&ご無沙汰しております。
国際担当Tです。
理事の沢田が予告しましたアジア・パシフィック・トラストマーク連携協定(ATA)について報告いたします。10月13日に第9回ATA総会がNECの芝倶楽部にて開催されました。

まずATAの最近の動きを報告します。
4月に欧州の7ヶ国が参加するトラストマーク連携「ユーロ・ラベル」が、今年4月にATAに加盟しました。その後、アジア・パシフィックの連携ではなくなるので、名称を変更しようということになり、メールでやり取りしながら投票でWorld Trustmark Alliance(WTA)に決まりました。
次にアジア太平洋も欧州も全て含むストラクチャー(オプション1:これまでと同じ)にするか、それともWTAという組織の下にユーロラベルとATAが別々に存在するというストラクチャー(オプション2)にするかという投票を行い、オプション1に決まりました。
合意したものの色々な意見もあり、今回の会議で納得できるよう話し合おう、ということになりました。新しく加盟したユーロラベルやATAの既存メンバーである3機関も不参加だったので、あまり決められないという状況での会議でした。
午前中のセッションでは、自己紹介をしながら短く各機関の近況報告、ATAの活動報告をし、参加予定であった中国Sinocreditについての紹介、新しく加盟したユーロラベルの概要、マネージメントについて頂いたプレゼン資料を元に議論しました。
ユーロラベルは中央で管理する組織が設置され、入会費、年会費を徴収し運営しています。ユーロラベルのホームページから苦情相談を受け付け、データも一元的に管理しています。ユーロラベルの参加機関は、European Code of Conductに順守しなければならないという義務もあります。
一方、ATAは、志を同じくするトラストマーク・ADR機関が集まってできた連携で、これまで予算もなく、ウェブサイトは台湾が、コミュニケーションツールとして使っているSNSは日本が負担をするという形を取ってきました。加盟にあたっては、これと言って厳しい義務はなく、苦情処理機能があることくらいに留まっています。ATAもユーロラベルの行動規範に近いトラストマーク運営事業者へのガイドライン(GTO)を作成してありますが、各加盟機関が実際に活用しているかどうかは、分かっていません。
ユーロラベルとかなり組織概要が違うことが明らかですが、ユーロラベルからは、共通の行動規範を作っていかないか、という提案を頂きました。よし、これでいよいよATAも相互認証に向けて一歩踏み出すかな、と思ったのですが・・・。
長くなりそうなのでこの辺で。
続きは次回ご報告します。
国際担当Tです。
理事の沢田が予告しましたアジア・パシフィック・トラストマーク連携協定(ATA)について報告いたします。10月13日に第9回ATA総会がNECの芝倶楽部にて開催されました。

まずATAの最近の動きを報告します。
4月に欧州の7ヶ国が参加するトラストマーク連携「ユーロ・ラベル」が、今年4月にATAに加盟しました。その後、アジア・パシフィックの連携ではなくなるので、名称を変更しようということになり、メールでやり取りしながら投票でWorld Trustmark Alliance(WTA)に決まりました。
次にアジア太平洋も欧州も全て含むストラクチャー(オプション1:これまでと同じ)にするか、それともWTAという組織の下にユーロラベルとATAが別々に存在するというストラクチャー(オプション2)にするかという投票を行い、オプション1に決まりました。
合意したものの色々な意見もあり、今回の会議で納得できるよう話し合おう、ということになりました。新しく加盟したユーロラベルやATAの既存メンバーである3機関も不参加だったので、あまり決められないという状況での会議でした。
午前中のセッションでは、自己紹介をしながら短く各機関の近況報告、ATAの活動報告をし、参加予定であった中国Sinocreditについての紹介、新しく加盟したユーロラベルの概要、マネージメントについて頂いたプレゼン資料を元に議論しました。
ユーロラベルは中央で管理する組織が設置され、入会費、年会費を徴収し運営しています。ユーロラベルのホームページから苦情相談を受け付け、データも一元的に管理しています。ユーロラベルの参加機関は、European Code of Conductに順守しなければならないという義務もあります。
一方、ATAは、志を同じくするトラストマーク・ADR機関が集まってできた連携で、これまで予算もなく、ウェブサイトは台湾が、コミュニケーションツールとして使っているSNSは日本が負担をするという形を取ってきました。加盟にあたっては、これと言って厳しい義務はなく、苦情処理機能があることくらいに留まっています。ATAもユーロラベルの行動規範に近いトラストマーク運営事業者へのガイドライン(GTO)を作成してありますが、各加盟機関が実際に活用しているかどうかは、分かっていません。
ユーロラベルとかなり組織概要が違うことが明らかですが、ユーロラベルからは、共通の行動規範を作っていかないか、という提案を頂きました。よし、これでいよいよATAも相互認証に向けて一歩踏み出すかな、と思ったのですが・・・。
長くなりそうなのでこの辺で。
続きは次回ご報告します。