「電子商取引及び情報財取引等に関する準則」2011改訂論点
[2011年11月16日(Wed)]
11月11日(金)、今年度の第1回法的問題検討会を開催しました。前回変更した準則の構成に合わせ、今年度は、作業部会だけでなく検討会も、「電子商取引・越境取引分野」と「情報財取引分野」の2部構成とさせていただきました。11日には、午後いっぱい使って2つの検討会を続けて開催したのであります。通しで座長を務めていただいた早川先生、大変お疲れ様でした。
資料を公開する体制になっていなくて申し訳ありませんが、現在検討中の項目のみ、ここに挙げておきます。
(電子商取引に関する検討項目)
・ウェブサイトの利用規約の契約への組入れと有効性(修正)
・なりすましによる意思表示となりすまされた本人への効果帰属(修正)
・共同購入クーポンサイトの法的問題(新規)
(情報財取引等に関する検討項目)
・情報財の取引等に関する論点(修正)
・ライセンス契約の成立とユーザーの返品の可否(修正)
・当事者による契約締結行為が存在しないライセンス契約の成立(新規)
(国境を越えた取引等に関する検討課題)
・外国判決の承認・執行(新規)
(法改正、新たな裁判例への対応、その他軽微な修正)
・契約の成立時期
・景品表示法による規制
・ID・パスワード等のインターネット上での提供
・ベンダーが負うプログラムの担保責任
・ユーザーの知的財産権譲受人への対抗
・使用機能、使用期間等が制限されたソフトウェアの制限の解除方法を提供した場合の責任
・事業者間取引についての国際裁判管轄及び適用される法規
・消費者と事業者の間の取引についての国際裁判管轄及び適用される法規
・生産物責任と国際裁判管轄及び適用される法規
・インターネット上の名誉・信用の毀損と国際裁判管轄及び適用される法規
・国境を越えた商標権行使
法的問題検討会には、今回の検討項目に関わりの深い業界・企業の委員に主にご参加いただいています。お示ししたドラフトへの意見を11月末までに集約していただき、それを元に、ドラフトの再修正を行います。
その後、12〜2月にかけ、2回目の法的問題検討会と産構審を開催し、数々の調整を経て、ようやくパブコメに至るという段取りです。まだ先は長いですが、よろしくお付き合いくださいませ。
資料を公開する体制になっていなくて申し訳ありませんが、現在検討中の項目のみ、ここに挙げておきます。
(電子商取引に関する検討項目)
・ウェブサイトの利用規約の契約への組入れと有効性(修正)
・なりすましによる意思表示となりすまされた本人への効果帰属(修正)
・共同購入クーポンサイトの法的問題(新規)
(情報財取引等に関する検討項目)
・情報財の取引等に関する論点(修正)
・ライセンス契約の成立とユーザーの返品の可否(修正)
・当事者による契約締結行為が存在しないライセンス契約の成立(新規)
(国境を越えた取引等に関する検討課題)
・外国判決の承認・執行(新規)
(法改正、新たな裁判例への対応、その他軽微な修正)
・契約の成立時期
・景品表示法による規制
・ID・パスワード等のインターネット上での提供
・ベンダーが負うプログラムの担保責任
・ユーザーの知的財産権譲受人への対抗
・使用機能、使用期間等が制限されたソフトウェアの制限の解除方法を提供した場合の責任
・事業者間取引についての国際裁判管轄及び適用される法規
・消費者と事業者の間の取引についての国際裁判管轄及び適用される法規
・生産物責任と国際裁判管轄及び適用される法規
・インターネット上の名誉・信用の毀損と国際裁判管轄及び適用される法規
・国境を越えた商標権行使
法的問題検討会には、今回の検討項目に関わりの深い業界・企業の委員に主にご参加いただいています。お示ししたドラフトへの意見を11月末までに集約していただき、それを元に、ドラフトの再修正を行います。
その後、12〜2月にかけ、2回目の法的問題検討会と産構審を開催し、数々の調整を経て、ようやくパブコメに至るという段取りです。まだ先は長いですが、よろしくお付き合いくださいませ。