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久々に迷惑メールの話 [2009年10月06日(Tue)]
昨年12月に広告メール規制が施行されるまでは、結構、このテーマでブログを書いていました。ネットショップさん向けの説明会も各地で行い、関心もずいぶん高かったのですが、さて施行後もうすぐ1年。ネットショップの間では、この話題はあまり出なくなりましたね。もう対応はほぼ済んだ、ということかも知れません。

規制強化の目的は、何をやっていると(何をやっていないと)違法になるかを明確にし、執行をしやすくすることにありました。改正後、今年の8月までに、特定電子メール法では2件の措置命令、特定商取引法では4件の行政処分が行なわれています。・・・が、減らないですねぇ〜、スパム。

取締りもさることながら、より重要なのは技術的対策。という訳で、先週2日(金)に開催された第2回迷惑メール対策推進協議会では、IIJさんから送信ドメイン認証技術が改めて紹介され、その普及促進に向けてWGが設置されることになりました。これは、予め送信者のIDをドメインネームサーバ(DNS)に登録しておくことにより、メール送信のたびに認証が行われ、送信元を偽装したメール(なりすましメール)を排除できる、という仕組みです。(・・・と理解していますが、違っていたら教えてください。>専門家の皆様。)現状、送信側は良いのですが、受信側の導入がなかなか進んでいないのだそうです。

私自身は、これがスパム対策にどのように役立つのかとか、受信側の普及が進まない理由は何かとか、導入するには末端ユーザは何をすれば良いかなど、まだ基本的なことをきちんと理解できていません。もう少し勉強してから、有効なものであればネットショップ業界にもお伝えしていこうと思います。

通信事業者さんからは、「なりすましとわかった時点で通信を止めることは法律上OKか?」との質問が出ました。総務省の回答は、「誤判定の可能性もある現状では、法的な手当てをすることは難しい」というものでした。岡村弁護士からは、「スパムフィルターと同じように考え、利用者の同意の上で導入している限りは、止めることに法的な問題はない」という見解が示されました。

協議会は、昨年11月の初回開催からまだ2回目です。私は第1回を欠席してしまったので今回初参加でしたが、すごい人数の円卓会議でびっくりしました。昨年は「迷惑メール追放宣言」を採択し、以後は、これもWGにより『迷惑対策ハンドブック』の編集作業が行われていたようです(他人事ですいません)。近日中に公表される見込みとのことでした。
Posted by 沢田 登志子 at 17:37 | 沢田登志子 | この記事のURL | トラックバック(0)
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