来日の見送りが続いているダスキン22期生。
月1回、5人の研修生が揃うオンラインミーティングを実施しています。
これまでは、研修生同士が知り合うためのワークを実施することが多かったのですが
今回(1月17日)は志向を変えて、「ダスキン版:ようこそ先輩」を行いました。
協力してくれたのは・・
クリシュナさん(6期:ネパール)、クリスさん(11期:フィリピン)、
タタさん(17期:ラオス)、ルーさん(19期:タイ)、
ラクシミさん(19期:ネパール)、アリさん(21期:サモア)
・・の6名です。
先輩6名と22期生は3つの障害種別ごとに分かれて
話し合いを行いました。
まずは、肢体グループを覗いてみましょう


ゾーさん:ダスキン研修生以外に友達を作ることは難しかった?
クリスさん:そんなことはない。誰とでも友達になれる。
日本語が分かれば大丈夫。でも、それが難しい(笑)
ウェンさん:日本で大変だったこと、そして帰国後に大変だったことは?
クリシュナさん:来日したばかりの頃は、ホームシックがあったし、
自国と先進国とのギャップも感じた。道にもよく迷った。
そして、時間を守ることを厳しく言われた。
帰国後に困ったことは、アクセシビリティの不十分さ。
金銭的なサポートがなかったが、仲間を作った。
仲間作りは本当に大切だと思う。
続いて、ろうグループです


ウィさん:オンラインで日本人ろう者と話をする機会があるけど、
国際手話が分かる人が少なく、話が通じないことがある。
どうすればいい?
ルーさん:日本手話に絞って勉強した方がいい。
日本手話をしっかりと学べば、手話通訳等を介して、
しっかりと情報を得ることができるから。
カビンダさん:日本での学びを活動にどう活かしてる?
タタさん:私はろう協会の会長として活動をしているけど、
日本で自分の研修目的を果たしても、
自分を取り巻く社会状況などを知らないと
日本での学びを活かすことはできない。
幅広い知識を持つ必要があるよ。
最後に、視覚グループではどんな会話が行わたのでしょうか


ジャスミンさん:研修期間中、手引きは誰がしてくれる?
ラクシミさん:他の研修生やボランティアさん。
電車の乗り換えが心配なときは駅員さんに聞いてみて。
ジャスミンさん:日本語ができないと、迷子になっちゃう!
ラクシミさん:その通り(笑)日本語は大切だよ。
先輩からジャスミンさんにこんなメッセージも。
アリさん:コロナ禍で大変だと思うけど、ダスキン研修生として選ばれることは
とても素晴らしいこと。自信をもって、これからも頑張って!
最後に、参加者全員で記念撮影を行いました。

卒業生のお話は、先輩だからこそ伝えられることであり、
先輩だからこその説得力がありました。
今回、ご協力いただいた卒業生のみなさん、ありがとうございました!!