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ダスキンアジア太平洋障害者リーダー育成
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ユキさん(20期生:スリランカ)からの近況報告 [2023年11月04日(Sat)]
20期生のユキさん(スリランカ)から近況報告が届きました!
ユキさんは、ダスキン研修修了後も自国のろう学校で働いています。
教材を工夫しながら、ろうの子どもたちにもわかりやすい授業を探究し続けているとのこと。
また、独学で日本語の勉強も続けているそうです。
最近は、ろうの成人学生にも日本語、日本手話を教えているとか。
地道に努力を続けるユキさん、これからも応援しています!

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わたしは、ダスキン20期生のユキ・ガマティゲ(スリランカ)です。スリランカのコロンボ大学を卒業し、10年間ろう学校で小学校の先生として働いています。研修では、日本語と日本手話の十分な知識を得ました。2018年にスリランカに戻り、病気の治療を受けていました。スリランカでは、2023年までコロナで、政治的問題があり、インフレが続いていました。そのため、その間は目標としていた仕事を達成することができませんでした。

スリランカに戻ってすぐ、日本語と日本手話の勉強を始めました。しかし、JLPT(日本語能力試験)はコロナの影響で、4回も延期されました。2022年6月にJLPTのN5を受験し、見事合格しました。2022年12月にN4も受けましたが、スリランカには、日本語教育機関やろう者のためのサポートもないため、合格することができませんでした。ダスキン研修で得た知識で、障害のない学生とともに学べるようお願いをしましたが、拒否されました。研修や動画を用いた自己学習で、N5に合格することはできましたが、適切な指導がなければ、N4レベルに合格することは少し難しいです。

わたしの目標は、スリランカのろうコミュニティに外国語を学ぶための基盤を作ることです。そのためには、日本語と日本手話に関するよりよい知識が必要です。わたしの野望は、日本語と日本手話を教える学校を立ち上げることです。放課後や週末を利用して、このことができればと思っています。
N4を取得するために、日本語と日本手話をさらに学ぶ機会が得られるとありがたいです。そして、スリランカのろう者がより良い未来のために日本語と日本手話を学ぶことができればと思います。
わたしはN5を取得したので、スリランカのろう者の成人学生に日本語と日本手話を教えることになりました。長期的に見れば、彼らにとって非常に有益なことだと思います。

また、ダスキンの元研修生に会い、スリランカのろうコミュニティのために何ができるかを話し合いました。
以下がそのときの写真です。
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20期生
ハラシニ・サウバーギャ・ユキ・ガマティゲ
Harshini Sowbhagya Yuki Gamaethige
カヴィンダさん(第22期:スリランカ出身) [2023年07月14日(Fri)]

22期生として研修に参加したカヴィンダさんからレポートが届きました!
昨年12月の帰国から、現在に至るまでの活動を報告してくれました。
積極的に活動するカヴィンダさん、これからも応援しています!

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〜ダスキン研修を終えて帰国後半年間の活動について〜

私は2022年4月から2022年12月までの8ヶ月間、第22期生としてダスキン研修に参加しました。コロナの脅威と闘いながら、日本のろう者リーダーたちの下で貴重な知識と貴重な経験、スキルを得ることができました。
私が得た最も貴重な経験は、日本のろう者リーダーたちの新しいアイディアや計画、そして障害や課題に直面しながらも、ろう者コミュニティの発展に揺るぎなく取り組む姿を目の当たりにしたことです。

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ダスキン研修を終えて帰国後、深刻な経済的・政治的危機に直面しているスリランカで困難に直面しながら、ろう者コミュニティの発展のために私が行った活動は次のとおりです。


取り組み1
秘書として無給で8年間働いてきたガンパハ地区聴覚障害者協会の役員たちと会い、そこで協会がどのように変わっていくべきか、日本の聴覚障害者団体から得た経験を基に説明しました。ガンパハ聴覚障害者協会の役員たちはそれを通じて新たな知識を得ることができ、私にとっても協会の発展のためのコンサルタントとして活動する初めての機会となりました。
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取り組み2
日本での経験を、高等教育を受けたスリランカの聴覚障害者コミュニティの若者数名にZoomを用いて紹介しました。 それによって新しい若者コミュニティが将来、どのようにコミュニティをリードしていくべきなのかという知識が得られました。
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また、私が研修で得た知識と経験を協会のメンバー全員と共有し、彼らが新しい考え方を生み出せるよう努めました。自営業の方法、ポジティブシンキング、社会の問題への向き合い方などを説明しました。スリランカは深刻な危機的状況のため、現時点では成果は出ていませんが、将来的には実行に移されると信じています。
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取り組み3
2023年2月10日、ガンパハ地区聴覚障害者協会の書記の職を辞し、スリランカ全土の聴覚障害者コミュニティと身体障害者に奉仕するためにアシャディ氏によって設立された「United National Special Occasions Forum」に参加しました。 2023 年 6 月 20 日からは、聴覚障害者部門の事務局長を務めています。このフォーラムで視覚障害や身体障害を持つリーダーたちと協力しながら活動できることを光栄に思います。
スリランカの聴覚障害者家族が抱えている問題を調査し、スリランカ政府を通じて解決策を提供するプロジェクトを行っており、現在情報を収集している最中です。これも日本での研修の成果です。
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取り組み4
雇用問題、政府からの手当、コミュニケーション問題など、スリランカの聴覚障害者家族のコミュニティで確認された問題は、United National Special Occasions Forumを通じて大統領顧問と議論され、これらの解決策を提供するよう今後スリランカ議会で取り組む予定です。大統領顧問が約束してくれたことは、とても大きな成果です。前向きな結果として、現政権は個人事業主となるための相談と援助を聴覚障害者コミュニティに対して提供すると発表しました。また、大統領補佐官から、将来的に障害者コミュニティのための年金制度を導入する計画に参加するよう要請されました。私に与えられた大きな使命です。社会奉仕活動のための新たな経験と知識を得る機会を与えてくれたダスキン愛の輪基金に感謝しなければなりません。
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今後の計画と活動
日本でのダスキン研修後、私の主な目標はスリランカの聴覚障害者コミュニティと社会との距離を解消しながら、コミュニケーションの機会と手話を広げるために「You and Bihiri Api(You with Deaf us)」という*手話カフェを始めることでした。このプロジェクトに関するレポートは、スリランカ社会福祉省と民間の社会福祉団体に提出済みです。一日も早く良い反応が返ってきて、このプロジェクトを開始できることを期待しています。

最後に
第22期ダスキン研修のろう者研修生として、私にリーダーシップの研修やスキルを身につける機会を与えてくださったダスキン愛の輪基金、研修を引き受けてくださった日本のろう者リーダーの方々、日本障害者リハビリテーション協会に心から感謝し、これからも全力を尽くしていきたいと思います。
新しい活動についてはまた後日報告します。
ダスキンファミリーの方々の成功を祈っています。

22期生
バスティアン・コーララゲ・ディルシャン・カヴィンダ・ロドリゴ


*手話カフェ:手話や筆談で聴覚障害者と健聴者がコミュニケーションを取りながら過ごすカフェ。
ヨンテンさん(第20期:ブータン出身) [2023年05月17日(Wed)]

ヨンテンさん(第20期)からダスキンを卒業してから
現在までの活動についての報告が届きました。
ヨンテンさんは現在、UNFPAブータンで個人コンサルタントを務められているそうです。
研修で基盤を築き、母国で活躍しているヨンテンさんの活動を紹介します!


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こんにちは、ブータンからご挨拶申し上げます!
元気でお過ごしでしょうか。

ダスキンリーダーシップトレーニングプログラム卒業後の私の活動や成果をまとめたものを添付しましたので、ご一読くださいますようお願いいたします。
ダスキントレーニングプログラム修了後、私は大小さまざまな活動に携わってきました。価値ある経験や機会を得ることができ、ダスキントレーニングが与えてくれた基盤に感謝しています。
その中でも、特に誇れる大きな成果について振り返ります。
ダスキントレーニングで得たスキルや知識のおかげで、幸運にも国連機関で働く機会を得ることができました。私はこの9ヶ月間、UNFPAブータンで個人コンサルタントを務めています。この職務により私は、障害者の権利と包括的な開発の分野で有意義な貢献をすることができました。私のこれまでの歩みと、ダスキントレーニングが私のキャリアに与えた影響について、概要をご理解いただけるものと思います。
改めて、ダスキントレーニングプログラムで得た機会に心から感謝いたします。この研修は、私にとって大きな変革の経験となりました。

今後ともご支援、ご指導のほどよろしくお願いいたします。





〜ダスキンリーダーシップトレーニングプログラムでの体験とブータンにおけるその影響〜

私は、第20回ダスキンリーダーシップトレーニングプログラムに参加し、2018年9月から2019年7月までの10ヶ月を日本で過ごしました。このプログラムは、将来のリーダーとなり障害者コミュニティの向上に貢献することを目指す、アジア・太平洋地域在住の若い障害者のために特別に企画されたものです。日本での生活を通して、日本語の基礎から日本の障害者サービスや福祉の理解まで、貴重な知識とスキルを得ることができました。多様な障害を持つ方へのサービスを提供するさまざまなセンターを訪問したことは、最も貴重な経験のひとつです。

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ダスキン卒業から現在までに達成したこと

○障害者のための国家政策
日本から帰国後、アシスタント・プログラム・オフィサーとしてDPOブータンに加わりました。2019年9月19日、インデックスエベレストV5という点字制作セット(点字エンボス加工機)と、ノートパソコンが届き、私の専門スキルや日本から得た知識を完璧に補うことができるようになりました。
また「視覚障害者にもアクセスしやすい障害者のための国家政策」の制定のためブータン王国政府、助成機関、DPOと協力し活動しました。これには政策を点字フォーマットにエンボス加工することも含まれます。政府は、視覚障害者や聴覚障害者のエンパワーメントに繋がるよう2019年12月3日の国際障害者デーにあわせてアクセシブルなフォーマットでこの政策を発表しました。

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○点字案内の制作
COVID-19のパンデミックでは、視覚障害者がCOVID-19に関連する情報にアクセスすることが困難になり、その影響を強く受けることとなりました。そこで私はCOVID-19の影響から彼らを守るため、視覚障害者のニーズに合わせて手洗いの手順を音声と触覚で説明するポスターを作成する支援を行いました。

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○インクルーシブカレンダー
私は日本で学んだことを活かし、UNFPAブータンの支援を受けてブータン初の「Disability Inclusive Calendar」を作成しました。このカレンダーは視覚障害者向けに、点字や大きな文字で重要なイベントや日付に簡単にアクセスできるようにデザインされています。これはすべての人のニーズを大切にする社会づくりに向けた、小さいながらも重要な一歩です。このカレンダーは、アクセシブルな情報を提供することで、ブータンにおける障害者のエンパワーメントとインクルージョンを目指しています。

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○ネイチャーフォーオールプロジェクト
DPOブータンは、SGP、UNDPブータンと協力し、聴覚障害者や視覚障害者が情報にアクセスできるようにするための施策を講じました。助成金に関する認知度を高めるため、点字、音声、ブータン手話のビデオなど、複数のフォーマットでパンフレットを作成しました。
その結果、視覚障害者グループが現れ、"Nature for All "というインクルーシブな植物園の実現に向けた提案書を作成したのです。このプロジェクトは承認され、ティンプー王立植物園がアクセシブルなものへ変わり、誰もが自然の素晴らしさを楽しむことができるようになりました。現在、ティンプー王立植物園ではアクセシブルなトイレの設置を含むバリアフリーな環境で、さまざまな障害を持つ方や高齢者が自然を楽しむことができます。

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○公共サービス提供者へのDET(障害平等研修)
障害者平等研修は、障害者の機会均等、尊重、尊厳を守ることを促進する手段であると同時に、能力に関係なくすべての人にとって、より包括的で柔軟な環境を育むものです。障害のある人に力を与え、インクルーシブな社会づくりに貢献する強力なツールなのです。
私と障害を持つ友人たちのチームは、2,000人以上の公共サービス提供者(政策立案者、選挙関係者、地域のリーダー、医療従事者、国連ブータン職員、金融機関、市バス運転手・車掌、タクシー運転手、障害者団体、民間企業)に対してDETを実施しました。この研修では、障害者が助けを必要としたりサービスを求めた際に、それに対して適切なサービスを提供できるような知識や技術を身につけることに重点を置きました。

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○金融機関におけるサービス
私はこれまで、障害者が直面するニーズや課題について銀行機関に積極的に提言してきました。そして私たちの啓発活動を通じて、銀行機関はアクセシビリティを向上させるためにいくつかの積極的なステップを踏み出しました。障害者のための優先カウンターの設置、アクセシビリティを確保するためのインフラ整備、そして現在、視覚障害者の利便性を向上させるために、一部のATMに音声読み上げ装置やスクリーンリーダーの設置に取り組んでいます。このような銀行の姿勢は、障害者を含むすべての利用者にとって包括的でアクセシビリティに配慮した取り組みで高く評価されるべきものです。

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○市営バスサービスの改善
ティンプー市のバス事業所では、バス職員に対するDET(障害平等研修)の実施後すぐに公共交通機関のアクセシビリティと利便性を向上させるためのさまざまな施策が実施されました。19台のアクセシブルな市バスの導入、スマートカード技術の採用、障害を持つ乗客への20%割引の提供、次の停留所を示すバス内の音声アナウンスの設置などです。このようなアプローチは、ティンプー市バス事務所の包括的かつ効果的なサービス提供への貢献を示しています。

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○ブラインドチェスクラブ
視覚障害者がどのようにして社会活動に参加しているかをアメリカ人女性から聞く機会がありました。彼女の協力を得て、アメリカにあるブータン財団から支援を受け、視覚障害者用に特別にデザインされたチェス盤27枚を入手することができました。視覚障害者が集まってチェスをし、地域の友人を作ることができる「ティンプー・ブラインドチェスクラブ」を立ち上げるきっかけとなりました。このクラブは視覚障害者が集まってチェスをし、有意義な交流をすることでソーシャルインクルージョンとエンパワーメントを促進するプラットフォームを提供しています。ブータン財団の支援とティンプー・ブラインド・チェス・クラブの設立は、当地域の視覚障害者のソーシャライゼーションおよび地域社会への参加の機会を創出する上で、大きな役割を果たしました。

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○最後に
日本でのダスキンリーダーシップトレーニングプログラムに参加したことは、私にとって人生を変えるような経験であり、エンパワーメントに必要な貴重な知識とスキルを得る機会となりました。このようにブータンの障害者の生活に意味のある影響を与えることができたのは、ダスキン愛の輪基金、JSRPD、戸山サンライズの皆様の揺るぎないご支援の賜物だと感謝しています。


20期研修生
ヨンテン・ジャムソン(ブータン)
ウェンさん(第22期生:カンボジア出身) [2023年03月14日(Tue)]
先週、ウェンさんとオンラインで話をしました。
「カンボジアでも障害のある人が車いすで自由に移動したり、
介助者を使えるようにしたい!」と将来の目標を語ってくれました。

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21期生のヒヨウさんの活動がネットニュースに取り上げられました! [2023年02月27日(Mon)]
21期生のヒヨウさんの活動が
ネットニュースに取り上げられました!

障害者が外に出てみんなと同じように
日常生活を送ることができるよう、
様々な活動を続けているヒヨウさん。
アクセシビリティの改善に向けての活動や、脳性まひの方を集めた団体の運営は
ダスキンの研修を終えて、帰国後から始めた活動です。

車いすでのベトナムにおける日常を映したSNSは
多くの反響を呼んでいます。

是非、記事を読んでみてください!

※写真は研修中に日本のバスを利用した時のものです。

記事URL:
https://www.thestar.com.my/lifestyle/people/2022/12/24/meet-the-disability-activists-campaigning-to-make-vietnam-accessible

_________________

The activities of Hieu, a trainee of the 21st
was featured on the internet news!

She runs a support group for around 50 people with cerebral palsy, which aims to encourage them to go out often.

Activities to improve accessibility and management of the organization, she started after completing her training at Duskin.

We hope you enjoy reading her article!

*Photographs were taken on a Japanese bus during the training program.

https://www.thestar.com.my/lifestyle/people/2022/12/24/meet-the-disability-activists-campaigning-to-make-vietnam-accessible



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ウェンさん(8期生:フィリピン)から近況報告が届きました! [2022年10月12日(Wed)]
ダスキンの卒業生、ウェンさん(8期生:フィリピン)から近況報告が届きましたぴかぴか(新しい)
Mobility International USA (MIUSA)による、
国際女性研究所リーダーシップ・障害者交流プログラム
(Women's Institute on Leadership and Disability (WILD))に参加したそうです。
その修了式の写真も送ってくれました。
生き生きとした表情のウェンさんをぜひご覧ください!

---------------------------
お元気ですか。私は仕事(歯科医院の仕事に復帰)でへとへとです。
フリーランスでフィリピノ手話を教えながら、公立ろう学校の生徒の相談にも乗り、
正社員ではなく、シフト勤務をしています。
パンデミック下で、家族が生き残れるようにサポートしているのです。

6月20日、私はアメリカのオレゴン州ユージーンに到着し、16日間滞在しました。
MIUSAのプログラムを経験し、現在WILDの10期生です。
過去に日本で企画書の書き方を学びましたが、詳しくはなかった私は企画書についても学びました。

今私は、今年WILDプログラムをフィリピンで共有するための準備をしています。
また、ギャローデット-日本、世界聴覚障害者リーダーシップ(WDL)奨学基金に
応募し続けています。昨年は落ちてしまいましたが、再度応募しました。
大学のためのMIUSAからのフェローシップも求めています。
私は決してあきらめません。
長い間母に時間を費やしてきたので、自分が望むものを勉強することに決めました。

私のブログを共有します。でも、修了したことについてはまだ投稿していません。
https://wordpress.com/post/rbrivera2205.wordpress.com/748
時間ができた時に、ダスキンにもブログを見せたいと思います。

〜写真〜
1.フィリピンの民族衣装を着ている私。
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2.WILDの交流プログラムの代表である、22カ国からの障害のある女性23名。
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(ブラジル、バングラデシュ、ボツワナ、ブルンジ、カメルーン、中国、
コロンビア、コスタリカ、エジプト、エルサルバドル、エチオピア、インド、
インドネシア、ケニア、モーリシャス、メキシコ、モンゴル、モザンビーク、
ナイジェリア、ペルー、フィリピン、ポーランド、シエラレオネ、ベトナム)

3.第10回WILDの修了式前に一緒に撮った写真。
2022年6月16日、米国オレゴン州ユージーンにて撮影。
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左から(ろう:シエラレオネ)(難聴:ナイジェリア)(私:フィリピン)(難聴:カメルーン)

また会いましょう!お元気でいてください。

ウェンより
さをり年次報告書2020(アムラさんより) [2022年03月15日(Tue)]
アムラさん(10期生)からレポートが届いています。
カンボジアのさをり(Saori)の活動報告です。
ぜひご一読くださいぴかぴか(新しい)

日本語:https://www.normanet.ne.jp/~duskin/alumni-news/activity-report/no10/person3/003.html

English:https://www.normanet.ne.jp/~duskin/english/alumni-news/activity-report/no10/person3/003.html
ミョーミンさん、正社員として採用! [2022年02月03日(Thu)]
ダスキン20期生のミョー・ミン・タッさんが、
ミャンマーにある会社に正社員として働くことが
決まったとの報告がありました!

同じ会社には3人の障害者が働いているそうですが、
初めての正社員に採用されたのがミョーミンさんだそうです!
写真付きのニュース(英語)はココから見れます。

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ミョーミンさんに「おめでとうございます!」と伝えると、
「僕は仕事を頑張って働いて、(そして)外国へ行って、
 (その)スカラシップのためにも、頑張って勉強しています!」
と力強いメッセージを返してくれました。

日本にいた時から、どんなことにも一生懸命に「がんばる」ミョーミンさん、
きっと夢を実現できると思います!でも体には気を付けて下さいね。
これからも応援しています!
ラシュナさん(18期生:バングラデシュ)からメールが届きました! [2022年01月28日(Fri)]
ラシュナさん(18期生:バングラデシュ出身)から
久しぶりにメールが届きました。

2021年4月11日に女の子を出産したそうです。
名前は「Ayat」ちゃんです。
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ラシュナさんとAyatちゃん。

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写真左の男性はラシュナさんさんのご主人です。
「理解があって、とても優しい人」とラシュナさんがよく話していました。

今は子育てに大忙しのラシュナさんですが、ひと段落ついたら
日本で学んだことを活かし、障害のある女の子や女性のために
活動したい!と強く願っていると書かれてありました。
子どもを産み、育てるという経験を経て
ラシュナさんがどんな活動を展開するか、今から楽しみです。
リンさん(第6期生)がゴールデンイーグル賞を受賞しました! [2021年12月14日(Tue)]
リンさんから嬉しいお知らせが届きました。
リンさんは、素晴らしい功績を立てた障害者に贈られる「ゴールデンイーグル賞」を
受賞しました!
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今年で第25回目を迎えるこの賞は、教育・文化・就労・芸術及び公益サービスなどの分野で
輝かしい実績を残した障害者に贈られます。
厳正なる審査の結果、今年度はリンさんを含む10名が選考されました。
台湾衛生福祉部は、「国際障碍者デー」に先立ち、
2021年11月27日に「第25回ゴールデンイーグル賞」授賞式を執り行いました。
厳正な審査を経て選ばれた10名の受賞者は、メダルとトロフィーが授与されると共に、
障害を乗り越え、積極的な自己研鑽に励み、
多方面にわたってポジティブな影響を与えたことを称えられました。
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台湾衛生福祉部は、ゴールデンイーグル賞に寄せて、以下のコメントを発表しました。
ゴールデンイーグル賞の表彰を通じて多くの障害者が啓発され、
また、各受賞者が今後も更なる努力を重ね、益々活躍されることを期待しております。
そして、市民一人ひとりが、実際の行動を通して、障害のある人の社会参加を支え、
平等かつお互いを尊重しあえる共生社会を共に実現していくことを期待しています。

リンさん、おめでとうございます!
今回から、ゴールデンイーグル賞受賞者には、特別なプレゼントが!
それは・・
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受賞者の写真がデザインされたバスが、期間限定で台北市内を走行というものです。
受賞者1名につき、1路線が割り当てられますが
各受賞者の自宅や職場の近くを運行する路線を選んでくれています。
バスの車体には受賞者からのメッセージとQRコードも描かれています。
リンさんからのメッセージは「共生社会を創るためには、みんなの努力が必要です。
みんなで頑張りましょう!」です。
QRコードをスキャンすると、リンさんの活動を紹介する動画を見ることができます。
バスの運行期間は、11月23日~12月24日。実物を見に行けなくて残念です。

リンさんにも直接お話を伺いました!
Q:リンさん、ゴールデンイーグル賞の受賞、おめでとうございます。
今のお気持ちをお聞かせください。

本当はもっと早くお知らせしたかったのですが、12月に入って少しバタバタしていました。
年内に予定していたイベントがようやく全て終わり、今は新しい年を迎える準備をしています。私は、11月27日にゴールデンイーグル賞を受賞しました。
この嬉しい報告をさせていただくと共に、ダスキン愛の輪基金、
お世話になった障害者団体、日本障害者リハビリテーション協会に感謝申し上げたいです。
長い間、私を育て、暖かく応援してくださって、本当にありがとうございます。
これからも自分が得た知識や機会を台湾のみなさんに共有したいと思います。
昨日、街でバスをキャッチした様子を写真に撮りました。
このバスを通じて、自立生活の理念や希望と自由を
みんなに少しでも届けられたらいいなと思っています。

Q2:新年の準備を進めているというお話がありましたが、来年の抱負を聞かせてください。
3つあります。
まず一つ目は、総統府を表敬訪問し、総統と障害者施策について意見交換をしたいです。
総統に障害者の課題について直接お話がしたいからです。
なぜ、このように考えるようになったか、少し長いですが、その経緯をお話しします。
2年前、日本財団の助成事業の一環で、私はパキスタンで行われたフォーラムに参加しました。
その報告会を昨年3月に開催予定でしたが、コロナの影響で延期となりました。
その後、ハイブリッド形式で11月に報告会の開催にこぎつけました。
会場には、台湾各地から参加者が集まりました。
また、参加者の中には、コミュニケーション手段として、
手話や要約筆記、指点字を使用する方もいました。
このように、多様な人々が集まってくださったので、
参加人数を絞った上での開催でしたが、会場内は大変盛り上がりました。
オンラインで日本とつないだことも、国際的な雰囲気が感じられ、
会場で参加した人たちには強いインパクトを残すことができました。
このイベントで広がった人脈によって、台湾南部にある大学での
障害学生エンパワメントワークショップを依頼されました。
ワークショップ最終段階では、参加者の中から5名を選抜し、
台北に来てもらいました。
台北では、自立生活を送っている重度障害者の家を訪問したり、
バリアフリー体験も兼ねて観光を楽しんだりました。
そして、台北滞在中の最終目標が、総統府に行くことだったのです。
自立生活の経験が少ない5人の学生にとって、台湾南部から台北に自分たちで移動すること、
そして総統府を訪れることは大きなチャレンジでした。
当初の予定では、学生たちの願い(学校のバリアフリー化や障害のある人の就労支援,
介助サービスの充実など)を書いたメッセージカードを
総統府に置いて帰るだけの予定でしたが、
直前になって、総統が正門のところまで出てきてくださることになったのです。
学生たちは総統がメッセージカードを受け取る様子を目の当たりにし、
記念撮影を行うこともできました。
この経験は学生たちに大きな自信を与えました。
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ですから、次は、総統と意見交換を行いたいと考えました。
今回コロナの感染拡大を受け、障害のある人が抱える課題が顕在化されてきました。
その課題は、医療、福祉サービス、交通など様々な分野にまたがっています。
しかし、今の台湾には障害者に関する課題への横断的な取り組みを行い、
障害者の権利を保障する機関がありません。
ゴールデンイーグル賞授賞式の祝辞で、総統は「政府はバリアフリーを推進し、
よりよい社会の実現に向けて一層の努力を続けていく」と述べられました。
総統には上述のような機関の設立をぜひ検討していただきたいです。
2つ目は、先ほどお話しした障害のある大学生のエンパワメントワークショップを
定期的に開催できるようにすることです。
来年以降は、台湾全土の大学に広報を行い、障害学生を募集したいです。
行政機関を訪問して、大学生から行政職員に障害のある人の課題について
伝えるという活動は毎年実施したいです。
このワークショップを行うことで、大学生本人だけでなく、
周りの意識を変えることも期待できます。
昨年でいうと、大学の障害学生支援センターに所属する先生方も、
プログラムが進むにつれて積極的に関わってくれるようになりました。
最後には「来年度も実施しよう」と言ってくれたほどです。
最後は、ワークショップやカードゲームの開発です。
インクルーシブ社会や自立の理念をレクチャーではなく、
ワークショップやゲームを通じて、楽しく伝えていきたいです。
リンさん、ありがとうございました!
リンさんの3つの目標が達成されるよう願っています。
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