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コロナ禍における体制状況 [2021年09月24日(Fri)]
皆さんいつもNPO法人ドリーム・ゲートの活動にご理解いただきありがとうございます。
タイトルにもある通り、現在事務所少人数体制、研修、会議もできる限りリモート開催しています。
事務所で行った方が良い仕事は順番に予定表に書き込み極力密にならないようにシフト体制を組む等配慮しながら進めています。

さて、コロナワクチン接種について、最近の報道で同調圧力(少数意見を持つ人がいる場合に、多数意見に合わせるよう暗黙のうちに強制すること)という言葉が良く聞かれるようになりました。

できるだけ同調圧力にならないよう言動を選んでいきたいところです。

ホームヘルパーの仕事は、我々介助者が他者の生活の場に入ることです。
他者の生活の歩調が、我々介助者が入ることで不安定になってしまっては、仕事としては失敗していることになります。
どういう状況が失敗かというと、「あー、明日○○さんがくるのか、憂鬱だな」となる状態です。
それは日々の積み重ねによって起こります。
長時間介助が必要な方に関わるときに起こり易いことですが、長時間を共有していると関係が浮き沈みします。良いときもあれば少しお互いに緊張感を伴う時間を過ごすときもあります。
そういったことをお互いに経験しながら関係が作られていきます。
関係が作られていく過程で、介助者側が「こちらのことをわかってほしい」という思いが強く出てしまうと、介護サービス利用者と介助者の関係は崩れてしまいます。
そして「あー、明日○○さんがくるのか、憂鬱だな」となっている状況は、修復が難しい段階となっていることが経験上多いです。
友達ではなく、介助者と利用者の関係を作っていきます。
今回のコロナワクチン接種についても、「ワクチン打ちましたか?」の言葉がもしかしたら同調圧力になっていないか、まずは考えてから発言したいと思います。
〈よこやま〉