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週末のテラセン@ [2012年03月20日(Tue)]
週末のテラセン

冬期は雪の影響でボランティアバスをお休みしていた広島「てごうし隊」

温かくなり、17.18日と2台のバスで40名来ていただきました

土曜日はあいにくの雨でしたが屋外での

畑のがれき回収 イグネの伐採 と

雨ニモマケズ、作業を行っていただきました

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日曜日は天気も良く

イグネ 土曜日より継続しての畑のガレキ撤去



そして

Mさんの畑のガレキひろいを


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Mさんに初めてお会いしてお話をさせていただいた時には、ご自宅に戻ることは考えておられませんでした。

そのご自宅をきれいにしていただいたのは「てごうし隊」でした

丁寧に作業していただき、きれいになったご自宅を見て

「思い入れのある自宅だからせめて倉庫にでもできないかな?」

と相談されたのですが、建物を維持することはとてもお金のかかること

大丈夫とも難しいとも言えず「ゆっくり考えて下さい。そして、私たちに何かできることがあればご連絡ください。」

としか言えませんでした。

その後、ご連絡をいただき

「家を直したいから作業をお願いしたい」

と壁・床を撤去し泥を出し、IROHA48に屋根を養生していただきました

今回てごうし隊より連絡をいただいた時に真っ先に頭に浮かんだのがMさんでした

いつもボランティアが作業を行う時には両手いっぱいの差し入れを持って来ていただいたMさん

広島まで山元町のリンゴを届けてくれたMさん

Mさんの家の高圧洗浄・消毒の時にお話しした時
「家を直したらボランティアの人たちに泊まりに来てほしいの」
と笑顔で話すMさん

Mさんのご自宅にあった泥だらけのひな人形を「今回の震災を語りつないでいくために」
広島で展示していただいた「てごうし隊」

てごうし隊の「babaさん」には

Mさんが、ゆっくりご自身で考え、決断することができたのは「てごうし隊」がご自宅をきれいにしていただいたからだと思います。今回てごうし隊が来ていただくことをとても楽しみにしておられます。
Mさんは最低限しか家を直せません。今後、作業はなくてもこれからもMさんが前に進んでいくためにできることはたくさんあるのかなと思います。テラセンを飛び越えていただいてもかまいません。てごうし隊の皆様で考えてみていただけませんか?
そして、ご自宅が直ったらぜひ、Mさん宅に泊まりに来てください。

と私の勝手な想いなのですがお話しさせていただきました

初期は自己完結が基本であるボランティア活動ですが、これから再生に向かっていくためには「寄り添う」こと

てごうし隊ががれきを片付ける間に

babaさんはMさんにお話しして花の苗を買いに

片づけるだけの予定の庭に

小さな花壇ができました


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ありがとうございました
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