9月研修「視覚障害者への対応」 [2013年12月11日(Wed)]
「視覚障害者への対応」 9月の研修は、視覚障害者に対しての階段の昇り降りや狭い場所の移動、クロックポジションについてです。 ホームヘルパー2級講座(現、介護職員初任者研修課程)で学んだとき以来というヘルパーも多いので、一般的な対応について学びました。 誘導の基本姿勢や握力が弱く足腰の不安定な場合の誘導、階段の始まりと終わりをきちんと伝える、あせらずゆっくりした雰囲気で誘導するということを確認しましたが、階段での速度合わせが思ったよりも難しいなという感じです。バランスを崩すと危ないですからね。今回は事務所の中だけでしたが、外での介助も実際にしてみたいという声もあったので、近々駅の階段等を使わせてもらい体験(経験)してみたいと思います。 食事介助の際のクロックポジションについても学びました。時計の文字盤を意識して「何時のところに何があります」と伝えるというものです。熱いものと冷たいものや汁物はきちんと説明しないといけないので手を添えて実際に触って頂きます。説明のスピードや手を添えるタイミングも合わさないとこぼしてしまったりするので気をつけないといけませんね。 ついついヘルパーのスピードで歩いたり、説明したり・・・。ペースを合わせるにはコミュニケーションをとることが大事。全ての介助業務に通じるものですね。 久しぶりの内容でしたが、とてもいい勉強になりました。 佐々木 |