今月の研修は「ボディメカニクス」として「姿勢」について行いました。
正しい姿勢(良い姿勢)とはどういうものなのか。それを知るために、まず足の骨格について学びました。足には4つのアーチがあることや26個もの骨があること、その中で「かなめ石」という骨に体重をかけるようにすると一番足に負担がないことを教えてもらいました。
呼吸についての説明では、肋骨と背骨は連動しているため、猫背になっていると、酸素をきちんと吸い込めないこと。静脈から心臓に血液が戻りにくくなり、動脈から血液を送り出す力も弱くなってしまうことを学びました。
講義の後は、一人一人の立ち方をみてもらい「かなめ石」に体重をかける感覚を学んだり、体幹体操・背骨体操を教えてもらいました。
正しい(良い)姿勢をとろうとして力が入ってしまっては、体に余計な負担が掛かってしまいます。姿勢を維持する筋力の他には無駄な力を必要としないのがリラックスした正しい(良い)姿勢なのですね。


佐々木