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『独立不羈』 

ー「場」と「人」について実践と方法論からアプローチを試みるー
15年以上関わってきた「場所づくり」のプロフェッショナリズムを活かしながらステークホルダーによる「場づくり」をシステムで捉えてアプローチする。仕事とプロボノで実践をおこないながら、方法論で整理する試みをブログで綴っていきます。


学習する組織2014 [2014年04月16日(Wed)]

今年も学習する組織の仕掛け作りが始まっています。

5月のスタートに向けて、鋭意準備中です。

昨年、トライアルでおこなった定性的な知見と定量的なデータ、

これらをいかんなく活用しながら、

中期(3年)の目的と短期(1年)の目的を行き来する

学習する場作り、それによる学習し続ける人作り。

なぜ場が必要なのか、

なぜ人作りをしていかなければならないのか、

そのようなことを、経営者ではないボトムのメンバーが

そもそも論を論じながら進めるプロセスも大変魅力的です。

メンバーのパッションに大期待です。
人と緑がつながる緑地空間活用のデザイン [2014年04月13日(Sun)]

おかげさまで刊行されたようです。

感謝です。

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文中ではトリプルボトムラインに触れています。

事業において、トリプルボトムラインを考えることは

それ自体、俯瞰的でシステム視点だと思います。

CSRやソーシャルベンチャーでは事業性を伴わないのが現状ですし。

しかしトリプルボトムラインが最低ラインだとすると

それを発展させた要素には、何が適用されていくのだろう。。

ボトムだけではなく、アッパーを目指す事業のありかた

つまりto beを常に置いて、事業作りを考えていく必要があるのではないか。

形になればなるほど、先のことを考えておかなければ。

今回はこのあたりで。
場所と人をつなぐ仕組み [2014年03月14日(Fri)]
業界機関誌に、これまで僕が取り組んできた「場所」と「人」をつないで
再構築した仕掛けを寄稿しました。

ひとつは、
知的障害者の雇用確保を目的にした「場所」を作るプログラム
もうひとつは、
社会性の高い情報を発信する都市型コミュニティガーデンの仕掛け。

まだまだ道半ばですが
こうして文章にすると、やりたかったことが少し形になっている気がします。
さて次年度からは、
コミュニティの中心となる「場所」を「活用」する機会がいよいよ増えてきます。
事業性を持たせて回すことで、本当の意味で持続性を持たせることができます。
これからです、これから。

止めてしまっている基幹の論文も進めなければ。
仕事で社会に貢献する [2014年02月24日(Mon)]

私事ですが、わが子の知見を伸ばすために
社会課題を学ぶための半日旅行をしてみました。
旅行といっても完全な23区内です。

そもそも社会課題とは何か。
CSRコンサルティングの安藤光展氏は12のカテゴリーに分けています。
http://andomitsunobu.net/?p=4555
分け方がMECEかつ適正であるかは、同氏が述べているように、議論が必要ですが、
僕の感覚的には、おおむね網羅されているように思えます。

今回は、この中で、
環境、主に生物多様性、地球温暖化
人権、主にダイバーシティ、障碍者雇用
市民、主に地域活性化
これらを学びに行ってきました。

所属事業では、外部空間、緑地空間、まちづくりをしているだけあって、
自然環境、地域コミュニティが主体となる事例を回ってきました。
わが子に社会課題の背景や課題、その解決方法などを話ししながら思ったのは、
自らの仕事は、
やはり社会の課題を解決する位置にあるということです。

事業作りは一足飛びに進むものではなく、
むしろヤキモキして憂鬱な毎日の積み重ねですが、
自分が理想とするまちだったりコミュニティをよくイメージしたうえで、
現状分析をおこない、あるべき姿に近づけていく、
それこそが社会課題解決に直結すると思って、
兜の紐を結い直して、志を新たにした日でした。

課題解決のフレーム、
実績を世に問う研究、
実践でおこなう事業化、
それぞれはひとつの線上にあること、
忘れずにいたいものです。

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フレームと営業力 [2014年02月16日(Sun)]

事業企画を推進していくために、営業力は欠かせない。

企画作りはフレーム化ができるが、

営業には、何ともフレームを当てはめることは難しいようだ。

フレームで物事を考えられるからこそ

フレームに引っ張られない人間味のある営業こそが、人の共感を呼びさますと思う。

これもまた、難しいテーマです。
虫の視点も取り入れる [2014年02月02日(Sun)]

システム視点つまり俯瞰的視点、

デザイン視点つまりマーケットやカスタマーの視点、

現在は、もう少しミニマムな企業経営や財務の視点を取り入れている。

通常は企業経営の視点からワイドやカスマター視点に変わるものだが、

あえて俯瞰から専門への視点へ。

場、コミュニティ、外部空間、ランドスケープ という専門領域

汎用性の利く企業や事業体経営の視点を

システム視点、デザイン視点をかけあわせた新しいアプローチで

問題発見、問題解決へと進んでいきたい。
行政とのワークショップ [2014年01月30日(Thu)]

来週は行政機関とのワークショップ。

フレームを提供するより、むしろ

参加者のバイアスを見つけ、それを意識できるような

場にしたいものだ。
子曰、吾十有五而志乎學、三十而立、四十而不惑、五十而知天命、六十而耳順、七十而從心所欲、不踰矩。 [2014年01月21日(Tue)]

子曰、吾十有五而志乎學、三十而立、四十而不惑、五十而知天命、六十而耳順、七十而從心所欲、不踰矩。

40歳になりました。

Confucius said, “I aspired after study when I was 15. I became independent at 30. I threw away my hesitation at 40. I understood my duty of life at 50. I became able to listen to other people’s words without prejudice at 60. I became able not to be contrary to morals even though I follow my desire, at 70.”

自分が思い描く「場」の創出を、
自分のドメインである「場所」から創り上げることは、
まだまだ道半ばですが、
少しづつ近づいているような、気がします。

事業でも
研究でも
そのような描くゴールからブレイクダウンして
より良い社会を創り上げる一助に
役に立つ人間でありたいと思う次第です。

まだまだ100%ではないなあ。
がんばろう。

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美しさを追求したい [2014年01月13日(Mon)]
年末にかけて仕事に注力して、年末年始は論文仕上げに注力しておりました。

仕事の最終的なしつらえにしても、論文の最終的なカタチにしても、
いずれも美しいものにすることが大事ではないか、そんなことを考えていました。

こだわりを持って臨むのは、ゴールをイメージするから。
このような仕事のカタチにしたい、このような論文のカタチにしたい。
明確なイメージがあるから進められる。
そしてそのイメージは、自分にとって美しくあるもの。
その美しさにどこまでこだわることができるか、ここに最終形のすべてがあるのではないでしょうか。

本日、国立競技場で高校サッカー決勝を観戦しました。
劇的な勝利で優勝した富山第一高校は、選手が常にゴールを決めるイメージを持って動いていたような気がします。それゆえ、一挙手一投足が美しかった。

美しい仕事をしていきたい。
そのためには、自分のやるべきことを明確に、いつもイメージしていきたい。
そんなことを考えさせてくれる年末年始でした。

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年初にあたって [2014年01月02日(Thu)]

今年のテーマは「挑戦」。

昨年、それなりにカタチを作ることができたこと、それに驕らず、あえて成功体験を捨て去って、
「挑戦」というテーマでガンガン走っていくつもりです。
ドッシリした「不惑」ではなく、アグレッシブな「不惑」をめざします。

ブログ初めでは、
昨年、読んだ本で、この「挑戦」というテーマに合致しそうなものをピックアップします。
再読するなり、思い返すなり、今年の思いを、さらに背中押して欲しいものです。

まず、南場智子さんの「不格好経営」。
これはDeNAの挑戦そのものを描いた本です。DeNAの創業から企業としての確立、それだけでなくプライベートでの挑戦も描かれています。ああ、南場さんでも着実な方向性なんてわからず挑戦の連続で今を築いてきたんだなあ、て何だか安心させてくれる本です。

次に「巨龍に挑む」。
イトーヨーカドーの中国進出時における、社員たちの血のにじむような努力を描いた作品です。
ベタだけど地道にガッツリやること。最適化・満足化に対する方法論を学ぶことはトレンドではありますが、やっぱり最後は根性とパッションということを教えられます。要するに、理論で答えを構築することは大事だけど、実際にどういうふうに具体化するのか、その重要さを語ってくれます。

そして、中原淳先生の「企業内人材育成入門」。
事業体における学習する組織構築するうえで参考にした一冊。この構築自体が挑戦そのものでした。

「スティーブ・ジョブス」
彼が作ろうとしたプロダクツ、サービス、そして世界。イメージすることとその具現化のプロセスは、挑戦するうえでのイメージの重要さを教えてくれます。

三浦しをん「風が強く吹いている」
今、まさに箱根駅伝がおこなわれていますが、駅伝未経験チームによる箱根駅伝への挑戦を描いたフィクション。上述のジョブス同様、成功するイメージ、ゴールのイメージを強く思い、描ききることの重要性を教えてくれます。

司馬遼太郎「世に棲む日々」
名作中の名作。「ジョブズ」「風が・・」同様、イメージの重要さを教えてくれる吉田松陰。圧倒的なリアリズムを実現するために、場所・時間共に乾坤一擲の勝負を挑むために、自分を研ぎ澄まして勝負する高杉晋作。
まさに、システム思考と実現化、両方の重要さを教えてくれる逸品です。

最後に
「憂鬱じゃなければ仕事じゃない」
挑戦は周りを巻き込んで、進めていく前向きなアクション。しかし、いつもいつもうまくいくわけではない。むしろ苦しみの連続。楽しみながら仕事をするも、おもしろいと思うことなんて一瞬。
そんな常時の憂鬱さこそ、仕事そのもの。カッコいい日常なんてクソくらえ!
本当に苦しいときに、自分の心を納得させてくれた名著です。


今年はどんな良い本に出会えるだろうか。。
ちなみに今読んでいる「海賊とよばれた男」もかなり「挑戦」マインドを刺激してくれます。

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