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NPO法人宮崎自殺防止センターを応援したい

NPO法人国際ビフレンダーズ 宮崎自殺防止
センターでボランティア活動を始めました。
いろいろと勉強中です。

なお、このブログは、自死等の相談に応じるものではありません。


NPO法人宮崎自殺防止センター
■ TEL 0985(77)9090
■ 毎週 日・水・金曜日
   午後8時から午後11時まで(3時間)


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最新記事
避難所で“笑顔”の撮影会(NHKオンライン) [2011年04月30日(Sat)]
2011(平成23)年04月30日(土)
NHKオンライン
トップ>ニュース/報道>ニューストップ>暮らし・文化

避難所で“笑顔”の撮影会
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110430/k10015648151000.html

東日本大震災で被災した人たちに
笑顔を取り戻してもらおうと、
宮城県東松島市で、笑顔の撮影会が
開かれました。





東京のアートディレクター、水谷孝次さん(60)は、
阪神・淡路大震災や中国・四川省の大地震などの被災地で
被災者の笑顔の撮影を続けていますが、
4月30日は宮城県東松島市の避難所に撮影に訪れました。

初めは緊張した様子だった被災者も撮影が進むにつれて
徐々に打ち解け、水谷さんの「にっこり」という呼びかけに
和らいだ表情を見せていました。

参加した50代の主婦は、

「実家が津波で流され、親族もまだ見つかっていないので
 地震のあと笑顔になったことはありませんでしたが、
 気持ちが少し前向きになりました。」

と話していました。



水谷さんは、

「復興には被災者の心のケアが必要で、
 笑顔がとても大切だと思っています。
 笑顔を通して街全体が元気になることが願いです。」

と話していました。

撮影した写真は、来月、東京で開かれる
被災地を支援する催しで披露されます。

NHKオンライン 2011年04月30日(土)20時06分
惨事体験、避難長期化 心荒れる子ども(東京新聞) [2011年04月30日(Sat)]
2011(平成23)年04月30日(土)
東京新聞 夕刊
トップ>社会>紙面から一覧

【社会】
惨事体験、避難長期化 心荒れる子ども
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011043002000181.html

被災体験や長引く避難所生活で、
子どもたちの心が荒れている。

震災後、「乱暴になった」「すぐかっとなる」
という小中学生が増え、教育関係者は
対応策を模索している。



宮城県石巻市の避難所に
家族8人で生活する小野寺 絢さん(32)は
小6の長女、小3の次女、小2の長男が

「言葉遣いが荒くなり、
 きょうだいげんかが増えた。」

と感じる。

最近は、支援物資のお菓子を多く食べるのを
たしなめると、小野寺さんの腕や腰を
たたいてくるようになった。

「前はこんなことなかったのに。」

段ボールを仕切っただけの体育館で1カ月以上。
子どもらは

「家がなくなったね。」
とも口にする。

一家が避難所を出る見通しは立たない。
重なり合うストレスが子どもの心を
追いやっている。

宮城県名取市の増田中学校は
3月末、2、3年生305人に
アンケートをした。

「食欲がない」「よく眠れない」などの19項目で、
「イライラして落ち着かない。」
「すぐかっとなるようになった。」
という回答が目立った。

教務主任の仙台晶子教諭は

「地震や津波、人が亡くなる様子を見た
 生徒が不安定になることは自然。
 湧き上がる感情を認め、受け止める
 時間が必要です。」

と話す。

2カ月に1度、同じアンケートを続け、
生徒の心の変化を調べていく。



被災した子どもの心のケアを研究する
兵庫教育大の冨永良喜教授(臨床心理学)は

「子どもがけんかしたり言葉が荒くなる
 行動変化は、阪神大震災後もみられた。」
と指摘。

生死にかかわる体験や避難所生活での運動不足、
食生活の偏りなどがストレスを生むという。

親や教師がイライラすると、
さらに悪影響を与えるため、

「学校や避難所で深呼吸やストレッチをしたり、
 心を1つにする大縄飛びなど、
 心身を和らげるリラックス法を取り入れてほしい。」

と提言する。

(柚木まり、島崎諭生)

東京新聞 夕刊 2011年04月30日(土)
心のケア対処法、企業担当者学ぶ 仙台で説明会(河北新報) [2011年04月30日(Sat)]
2011(平成23)年04月30日(土)
河北新報
トップ>東北のニュース>宮城のニュース

心のケア対処法、企業担当者学ぶ 仙台で説明会
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/04/20110430t13043.htm

東日本大震災による従業員の心的外傷後ストレス障害
(PTSD)などを想定し、企業の人事担当者らが
対応法を学ぶ説明会が4月27日、仙台市青葉区で開かれた。

企業にメンタルヘルス対策を提案する
アドバンテッジリスクマネジメント(東京)が主催。
宮城県内に事業所のある企業などから49人が出席した。



同社の担当者は

「今回の震災は余震が多く、
 被災者の心理的安心感が確保できない。」
と説明。

音などの刺激に対する過敏な反応や
集中力の低下を指摘した。

企業の管理担当者の役割として

「従業員の生産性の低下に注意し、
 本人の了解を得た上でPTSDであることを
 関係者に話し、協力をもらうべきだ。」

と訴えた。

阪神淡路大震災では、家屋が全壊した人の
1割弱がPTSDを発症。
発症者の3分の1以上は症状が3年以上続いたという。

河北新報 2011年04月30日(土)
宮城の避難所に弁護士派遣へ(NHKオンライン) [2011年04月29日(Fri)]
2011(平成23)年04月29日(金・祝)
NHKオンライン
トップ>ニュース/報道>ニューストップ>暮らし・文化

宮城の避難所に弁護士派遣へ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110429/k10015629231000.html

日本弁護士連合会などは被災者の相談に
無料で応じるとともに、被災地で起きている
法律的な課題を把握しようと、
4月29日から全国の弁護士、延べ300人を
宮城県の避難所に派遣することになりました。





これは日弁連と日本司法支援センターが
4月29日から3日間、宮城県の95か所の
避難所で一斉に行うものです。

阪神淡路大震災を経験した関西地方の弁護士
など全国から延べ300人が派遣され、
無料で相談に応じることにしています。

日弁連によりますと、これまでに宮城県内だけで
およそ3,000件の相談が寄せられていると
いうことで、中には

「自宅を津波で流されたが、建て直す場合は
 二重にローンを払わなければいけないのか。」とか、

「家は無事だったが漁に使う船が流され、
 生活再建できない。
 家を失った人に支払われる支援金を充てられないか。」

など、現在の法律では解決できない課題も
多いということです。



日弁連は

「相談を通して被災地で生じている法律的な課題を把握し、
 必要があれば立法や法改正を国に働きかけていきたい。」

と話しています。

問い合わせ先は
仙台弁護士会 0120−216−151 です。

NHKオンライン 2011年04月29日(金・祝)04時35分
被災地支援の看護師もケア必要 神戸で研修会 等(神戸新聞) [2011年04月29日(Fri)]
2011(平成23)年04月29日(金・祝)
神戸新聞
ホーム>社会

兵庫県警のじぎく隊帰還
被災者に寄り添い心のケア
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0004011513.shtml

東日本大震災の避難所で、相談や防犯指導をした
兵庫県警の女性中心部隊「のじぎく隊」が
4月28日、12日間の派遣を終え、神戸に戻った。

隊員らは宮城県石巻市と東松島市、女川町の避難所
126カ所を巡り、被災者の悲しみや悩みに耳を傾けた。



東日本大震災の避難所で子どもの遊び相手になった
のじぎく隊員ら=宮城県石巻市内(兵庫県警提供)

女性が7割(14人)を占める同隊は4月18日、
被災地に到着。想像を超えた被害に言葉を失った。

ある避難所で母が行方不明の30代女性と出会い、
阪神・淡路大震災で避難所暮らしをした
徳平真弓巡査部長(53)は
「泣きたいときは泣きましょう。」
と一緒に泣き寄り添ったという。

「大切な家族、家、仕事…。
 すべてを失った人にどう声掛けすればいいのか。」

新潟県中越地震の被災地に派遣された
道北美由紀巡査部長(38)は、悩んだ末、
「頑張らなくていいよ。
 みんなが助けてくれる。」
と接した。

のじぎく隊は
「女性更衣室を設けて。」
など計71件の要望を受け、トイレまでの暗い通路を照らす
照明の設置など6件を実現。

風船アートや折り紙で、ストレスがたまった
子どもの心のケアも担った。



阪神・淡路の経験を質問する被災者は多かったという。
被災者から
「家族の代わりに自分が死にたかった。」
といった声も多く聞き、同隊長の藤川真実警部(46)は

「心のケアは大きな課題。」
と指摘している。

兵庫県警は今後、第2陣の派遣要請にも応じる方針。
下村政美巡査部長(37)は

「阪神・淡路を体験したわたしたちは、
 被災地のことを、ずっと心にとめて支えていかないと。」

と話していた。

(小林伸哉)

神戸新聞 2011年04月29日(金・祝)07時30分

◇ ◆ ◇ ◆ ◇

2011(平成23)年04月27日(木)
神戸新聞
ホーム>社会

被災地支援の看護師もケア必要 神戸で研修会
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0004005944.shtml

東日本大震災の被災地で医療支援に取り組む
看護師の心のケアを目的とした研修会が
4月26日、神戸市中央区の兵庫県看護協会で開かれた。

現地に派遣された看護師は
「十分にやれたという達成感を得にくく、心が苦しい。」
などと報告。

専門家は
「被災地では気分が高ぶって何かしたいと思うだろうが、
 役割を踏み越えず、自分自身のケアもしてほしい。」

と呼び掛けた。



同協会は震災直後から宮城県石巻市と気仙沼市に
看護師を派遣し、現在も被災者の健康チェックなど
を担っている。

研修会は今後派遣予定の看護師に、既に活動を終えた
看護師の声を聞いて、起こり得る心のストレスを
知ってもらうため企画。約50人が参加した。



今月5〜8日に石巻市の避難所で活動した
山本大祐さん(35)=朝来市=は、
家族に排尿の介助をさせたくないため
水を飲もうとしない男性に、

「水を飲んで。」
と言えず悩んだ体験を紹介。

「深刻な状況が続いていることもあって達成感がなく、
 兵庫に戻って周囲から『良くやったな。』
 と言われても、素直に受け取れない。」

と打ち明けた。

他の発表者からも
「避難所にいる人すべての健康チェックはできなかった。
 ああいう活動で良かったのか自問してしまう。」

との声が相次いだ。



兵庫県こころのケアセンターの加藤 寛副所長は

「『何が必要ですか。』と尋ねる御用聞き
  として控えめに活動してほしい。」

と、現地で頑張り過ぎないよう提案していた。

(金井恒幸)

神戸新聞 2011年04月27日(木)12時00分
双極性障害に初の治療指針… 安定薬「リチウム」推奨(読売新聞) [2011年04月28日(Thu)]
2011(平成23)年04月28日(木)
読売新聞
トップ>>医療大全>医療ルネサンス

シリーズ
[医療解説]
双極性障害に初の治療指針… 安定薬「リチウム」推奨
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=40130

そう状態とうつ状態を繰り返す双極性障害(そううつ病)
の治療指針(ガイドライン)を日本うつ病学会がまとめた。

抗うつ薬の使用を「推奨されない」と明記するなど、
薬物療法を見直す内容になっている。 (佐藤光展)



◆抗うつ薬の投与は見直し

この障害の患者数は100人に1〜4人とされ、
30歳前後の発症が多い。

そう状態は、
「気分が良すぎたり、興奮したり、怒りっぽくなったりして、
 他人からいつものあなたと違うと思われる状態」

で、さらに
「自分が偉くなったように感じる」
「いつもよりおしゃべり」
など、複数の症状が1週間以上続くと病的とされる。

やる気に満ちて、新しいことを次々と始めるが、
すぐに気が変わり、はかどらない。

あまり眠らずに行動し、さらに悪化すると、
多額の買い物をしたり、暴力的になったり、
「超能力がある」などの誇大妄想を抱いたりすることもある。

このような状態は、治療しないと2、3か月続き、
社会的信用を失う恐れもある。

一方、うつ状態は、

「ほとんど1日中憂うつで沈んだ気持ち」
「ほとんどのことに興味を失う」
「自分は価値がないと感じ、自分を責める」

などの症状が2週間以上続く状態。
悪化すると自殺を招くこともある。

双極性障害の中には、そう状態が目立たないタイプがあり、
うつ状態だけを見て、うつ病と誤診される患者も多い。



治療は薬物療法が中心で、そうとうつの波をコントロールする。
海外でこの10年、使う薬が大きく変わったことを受け、
同学会は今年3月、初の治療指針を公開した。

海外の薬の比較研究などから、
推奨される薬や推奨されない薬を記した。

うつ状態の患者にかつて勧められた治療は、
気分安定薬のリチウムと、抑うつ状態を改善する抗うつ薬の
組み合わせや、抗うつ薬だけを投薬する方法だった。
国内では、今もこのような投薬をする医師が目立つ。

治療指針ではこれを推奨されないと指摘。
抗うつ薬を使うと、急にそう状態になって症状が悪化したり、
気分安定薬だけの治療と効果が変わらなかったりするためで、
リチウムなど気分安定薬の使用を、最も推奨できる治療とした。

一方、重いそう状態には、統合失調症の幻覚や妄想を抑える
抗精神病薬のうち、古いタイプの薬が使われることがあるが、
手の震えや過度の鎮静などの副作用が出やすく、治療指針では、
「オランザピン」(一般名)など副作用の少ない
新しいタイプの抗精神病薬(非定型抗精神病薬)の使用を推奨。

軽度の場合はリチウム、
重度の場合はリチウムと非定型抗精神病薬の併用とした。



治療指針は同学会ホームページに掲載。
指針作りに携わった東京女子医大東医療センター
准教授の山田和男さんは

「双極性障害の治療法は、現在、適切と考えられる方法が、
 数年後には否定される可能性もある。
 インターネットを随時更新し、
 常に最新、適切な治療法を紹介したい。」

としている。

読売新聞 2011年04月28日(木)
【ブックレビュー】藤原紀香でドラマにも『ツレと貂々、うつの先生に会いに行く』(ZAKZAK) [2011年04月28日(Thu)]
2011(平成23)年04月28日(木)
ZAKZAK(産経新聞社)
ホーム>芸能

【ブックレビュー】
藤原紀香でドラマにも
『ツレと貂々、うつの先生に会いに行く』
http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20110428/enn1104281137003-n1.htm

いまや立派な国民病として市民権を得たうつ病。
こころの風邪といわれたりして、軽いイメージさえあるが
実はそんな簡単な病気ではない。

特効薬が存在しないうつ病の治療には
年単位の期間が必要であり、再発率の高さから
完治という言葉はないのである。

著者の夫がうつになった経験を生かし、
マンガでそのメカニズムと治療法が理解できる。

本人と家族、同僚がどのように病気に
向き合えばよいのか心構えができる。



『ツレと貂々、うつの先生に会いに行く』



ショックなのは元通りの生活には戻れないということだ。
仕事上の人間関係が原因で発病したならば、
元の職場に戻ったら再発は必至であるという
簡単なことである。

これは会社員にとっては致命的なことであるが、
治療したいならば生き方自体を変える覚悟が必要だとしている。

長い人生、焦らずに自分にあった生き方を選ぶ勇気こそが
特効薬になるのだろう。(H)

■大野 裕、細川貂々著
『ツレと貂々、うつの先生に会いに行く』
朝日新聞出版・1,155円

ZAKZAK 2011年04月28日(木)

死因究明 解剖医の体制強化を 等(NHKオンライン、時事通信) [2011年04月28日(Thu)]
2011(平成23)年04月28日(木)
NHKオンライン
トップ>ニュース/報道>ニューストップ>社会

死因究明 解剖医の体制強化を
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110428/k10015613751000.html

犯罪を見逃さないための死因究明の新たな制度について、
警察庁の研究会は、遺体の解剖を専門に行う機関を
都道府県ごとに新たに設けて、解剖医の体制強化を求める
提言をまとめました。





警察庁は、遺体の解剖が行われずに犯罪を見逃していた
ケースが相次いだことなどを受けて、去年
法医学や法律の専門家による研究会を設けて、
死因究明の新たな制度の検討を進めてきました。

最終的な提言がまとまり、4月28日に研究会の座長から
中野国家公安委員長に報告書が手渡されました。

それによりますと、「法医解剖制度」を設けて、
死因がはっきりしている場合を除き、事件性の有無が
分からない遺体については解剖を行う必要があるとしています。

そして、死因が分からない場合に行政解剖を行う
監察医制度が、現在は東京や大阪などの大都市にしかない
ことから、ほかの自治体にも新たに
「法医学研究所」を設置して、体制の充実を図るよう
求めています。

去年1年間に警察が扱った遺体のうち、
解剖が行われた割合は11%と海外に比べて大幅に低く、
平成10年以降で少なくとも43件の
殺人などの犯罪を見逃していたことが分かっています。

警察庁は今後、関係省庁と協議を進めて、
解剖医を現在の5倍程度に増やすよう求めていくとともに、
5年後をめどに新たな制度をスタートさせたいとしています。

NHKオンライン 2011年04月28日(木)14時54分

◇ ◆ ◇ ◆ ◇

2011(平成23)年04月28日(木)
時事ドットコム(時事通信社)
ホーム>社会

遺族承諾なし遺体解剖も=死因究明で新制度提言
−法医増員など要請・警察庁研究会
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011042800253

死因究明制度の強化策について議論する警察庁の有識者研究会は
4月28日、検視などでは犯罪関連性が判明しないケース
について、遺族の承諾を得ずに遺体を解剖できるなどとした
「法医解剖制度」の創設を盛り込んだ提言をまとめた。

殺人や傷害致死を事故や自殺と誤って判断する
「犯罪死の見逃し」には、遺族が容疑者の事件もあり、
さまざまなケースを考慮し解剖の機会を増やす必要がある
とした。

同制度を実施するため、都道府県ごとに
解剖専門機関「法医学研究所」を設置することも要請。

厚生労働省と連携して立法化を目指し、
将来的には警察が扱う遺体の5割程度を
解剖できる体制の整備を求めた。



警察庁によると、犯罪死を見逃す可能性は解剖をすることで
低くなるが、昨年、警察が扱った遺体の解剖率は11.2%。

専門の解剖機関がある東京、神奈川、大阪、兵庫各都府県
以外では、平均解剖率が5.8%とさらに低い水準で、
スウェーデンの89.1%、オーストラリアの53.5%
などと比較して大きな開きがある。

提言では当面、国が大学の法医学教室などを指定して
法医学研究所を設置。

警察や医師が遺体を表面から調べる検視などを実施しても
犯罪との関連が不明だった遺体を解剖する。

法医学部門の医師の育成に当たる文部科学省とも連携し、
全国で170人の解剖医を850人に増員し体制も充実させる。



睡眠導入剤を使って練炭自殺を装う殺人などを見破るため
には、検視と合わせて、簡易薬毒物キットやCTなどを使った
科学検査で解剖の要否を判断する必要がある。

遺族が容疑者だった事件もあるため、
承諾を得ずに注射針で遺体から
尿や血液を採取できる制度も整備が必要だとした。

時事通信社 2011年04月28日(木)10時23分
震災孤児 3県で130人に 等(NHK、MSN産経) [2011年04月28日(Thu)]
2011(平成23)年04月28日(木)
NHKオンライン
トップ>ニュース/報道>ニューストップ>社会

震災孤児 3県で130人に
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110428/k10015614851000.html

東日本大震災で両親を失った子どもは、4月28日までに、
岩手、宮城、福島の3県で合わせて130人に上り、
このうちほとんどの子どもたちを親族が受け入れている
ことが、NHKの調査で分かりました。





NHKが厚生労働省や各地の児童相談所に問い合わせたところ、
今回の震災で両親を失った子どもは、4月28日までに
▽岩手県で57人、
▽宮城県で55人、
▽福島県で18人

と、3つの県で合わせて130人に上っているということです。

このうち、宮城県の姉妹2人が児童養護施設に入所
することになったほかは、すべて祖父母などの
親族が受け入れているということです。

また、3県以外の地域に住む親族が受け入れている子どもは、
現時点では宮城県で詳しい状況が把握できていないものの、
岩手県で3人、福島県で7人の合わせて10人となっています。



厚生労働省は、子どもを受け入れた親族に対して
養育費用を支給する制度を紹介するほか、
経済的な理由などで受け入れを継続するのが難しい場合には、
里親につなげることも検討しています。

また、今後も引き続き、両親を失って震災孤児となった
子どもがいないかどうか、調査を続けるということです。

NHKオンライン 2011年04月28日(木)15時51分

◇ ◆ ◇ ◆ ◇

2011(平成23)年04月23日(土)
NHKオンライン
トップ>ニュース/報道>ニューストップ>暮らし・文化

震災孤児の里親を希望 200件超
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110423/k10015501231000.html

東日本大震災で両親を失った子どもを
受け入れたいと、全国の里親でつくる団体には、
国内だけでなく海外からも含めて、
これまでに200件以上の問い合わせが
寄せられていることが分かりました。





全国の里親でつくる団体、「全国里親会」には、
今回の震災で両親を失った子どもを受け入れる
にはどうしたらいいかといった問い合わせが
相次いでいます。

全国里親会によりますと、里親になりたいという
問い合わせは通常は年間でも数件程度ですが、
震災が発生してからは、すでに
200件以上に上っているということです。

中には
「子育て中だが、部屋が余っているので受け入れたい。」

という申し出や、アメリカやカナダなど海外で暮らす
日本人からのメールでの問い合わせもあったということです。

里親になるには、児童相談所による面接や研修を
受ける必要があることから、問い合わせには
児童相談所に連絡するよう説明しているということです。

厚生労働省によりますと、
今回の震災で両親を失った子どもは、
4月22日までに岩手、宮城、福島の3県で
合わせて115人に上っています。

このうち、ほとんどの子どもは親族が受け入れています
が、親族がいない場合には里親に委託することも
あるということです。

全国里親会は

「虐待の増加などによって里親は不足しているため、
 これをきっかけに増えてくれればありがたい。」

と話しています。

NHKオンライン 2011年04月23日(土)04時53分

◇ ◆ ◇ ◆ ◇

2011(平成23)年04月19日(火)
MSN産経ニュース
トップ>ニューストップ>ライフ>暮らし・トレンド

【東日本大震災】
震災孤児に里親希望者相次ぐ
一方で「離郷」に懸念の声も
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110419/trd11041900370000-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110419/trd11041900370000-n2.htm
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110419/trd11041900370000-n3.htm

東日本大震災で両親が死亡もしくは行方不明となった
「震災孤児」を支援する動きが全国で広がりをみせている。

全国里親会(東京都港区)が孤児の受け入れ可能な家庭数の
調査を始めたほか、同会には里親登録の希望者からの
問い合わせが相次いでいる。

各地から子供への支援の声が上がる一方で、専門家は

「なるべく住み慣れた地域から子供を引き離すべきではない。」
と指摘している。

(岡嶋大城、荻窪 佳)

■阪神上回る103人

自宅のあった場所には、土台が泥に埋まっていた。
宮城県石巻市のがれきの中で
武山翔平さん(19)、優希さん(17)、直樹さん(13)
の3人は立ちすくんだ。両親と祖父は波にのまれ、いない。

震災で両親を失った18歳未満の子供を「震災孤児」という。
優希さんと直樹さんは震災孤児になった。

3人は親戚の家に身を寄せる。
直樹さんは一時、首まで水に漬かった。
翔平さんは
「どうすればいいか分からないが、3人で生きていきたい。」
と話す。



津波で大きな被害を受けた石巻市釜谷で
両親と祖父を失って震災孤児となった3兄弟。
長男の武山翔平さん(中央)、長女の優希さん(右)、
二男の直樹さん=1日、宮城県石巻市(荻窪佳撮影)



今回の震災では多くの震災孤児が生まれた。
厚生労働省の4月18日のまとめでは、
孤児の数はすでに阪神大震災の68人を上回る103人。
祖父母ら親族らが県外に連れ出して保護している場合など
があるため実態把握は困難で、さらに増える可能性が高い。

京都府立大の津崎哲雄教授(61)=児童福祉学=は
「孤児の数は阪神大震災の2〜3倍にのぼるだろう。」
とみている。

■問い合わせ急増

これらの震災孤児に対し、
「里親になりたい。」
という問い合わせが関係機関で急増している。

他人の子供を養育する里親の組織「全国里親会」によると
震災直後から
「どういう手続きが必要か。」
「里親になるまでにどのくらい日時がかかるのか。」
といった電話が1日に5、6件かかってくるようになった。

夫と2人の娘と福島県いわき市で暮らす主婦、
小川美代子さん(45)も里親を希望している。

小川さんの自宅から車で5分ほど走った
太平洋沿岸部は津波でほぼ壊滅状態となった。

小川さん宅は被害を免れたが、
「もし自分の子供が両親を失っていたらどうしただろう。
 施設ではなく、一般の家庭で育ってほしい。」

と思い、夫や娘と話し合って養育里親になろうと決めた。

今は児童相談所や自治体で手続きなどの相談をしている。

■二重の喪失感

しかし、急増する里親希望者に懸念の声も上がっている。

里親登録までには調査などで数カ月から半年程度かかるが、
全国里親会など関係機関には里親希望者の一部から
「手続きを簡素化してほしい。」
という声が寄せられているというのだ。

3月に被災地を視察した同会の竹中勝美さん(54)は

「善意を疑うわけではない。
 しかし、大切な子供の命を第三者に預けるのだから、
 制度を簡略化できるわけないのに。」

と話す。



里親希望者は全国にわたるが、孤児を故郷から引き離して
育てることにも慎重な判断が求められる。

阪神大震災後、故郷を離れざるを得なかった孤児が
被災と離郷の二重の喪失感を味わい、
体調悪化を訴えたケースがあったからだ。

阪神大震災の孤児調査を行った
筑波大の樽川典子准教授(58)=家族社会学=は

「家族や友人との思い出がつまった土地を
 離れるのは大きな決断。
 安心な所に移ればいいというものではない。」

と指摘している。



■里親制度

保護者のいない子供や保護者による養育が
適当でないと判断された子供を育てる「養育里親」と、
祖父母など3親等以内の親族が養育する「親族里親」、
虐待などで専門的な援助を必要とする子供を養育する
「専門里親」に大別される。

里親家庭はそれぞれの区分や子供の受け入れ人数
に応じ、手当や生活費などを受け取る。

MSN産経ニュース 2011年04月19日(火)00時36分
GWは東北の観光地を訪れ「復興支援」だ(ZAKZAK) [2011年04月28日(Thu)]
2011(平成23)年04月28日(木)
ZAKZAK(産経新聞社)
ホーム>芸能

GWは東北の観光地を訪れ「復興支援」だ
http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20110428/enn1104281133000-n1.htm

連載:石井館長の魁! 人生塾

今年のゴールデンウイーク(GW)は約10日間の人も
多いと思いますが、今年はぜひ、東北の観光地を訪れてみては
いかがですか。

4−5月は最も緑が輝き、美しい自然が山々に蘇る季節です。
大好きな文庫本でもリュックに忍ばせて、
新緑美しい東北地方に行きましょう。

東北地方の多くの観光地は完全に復旧し、
県外の観光客が訪れることを心から願っています。

原発事故に見舞われた福島県にしても、
中通りと呼ばれる郡山や福島、会津地方は
放射能の影響が心配ないにもかかわらず客足はパッタリ。

山と海に囲まれた東北の玄関ともいわれている
あの南相馬市へも、立ち入りは可能なのです。



南相馬市といえば、1600年も続いている
「相馬野馬追」があり、市民の年に1度の最高の楽しみ
でありました。

しかし、地震と津波のために、相馬地方の財産であった
多くの馬が死に、祭りに使う甲冑も流失。
平 将門の軍事訓練から始まった神事は、
本来は7月に催されますが、開催は困難な状況にあります。

震災当時から南相馬に入り、今もボランティアを続けている
友人たちは、いま、この祭事の実行を真剣に開催しよう
と考えています。

なぜ、それしか、避難を余儀なくされている
南相馬市民や周辺自治体も方々に
生きる勇気と笑顔を与える術がないからであります。



先日、彼らが、立谷秀清・相馬市長と会談を行いました。
市長もおっしゃるには、相馬市や周辺の町村役場が抱える
大きな課題の1つが、「市民の自殺防止」とか。

実は、地震直後から1カ月以上現地でボランティアを
続けている彼らも、全く同じ懸念を抱いていました。

食料や物資の困窮は時間とともに落ち着き、
壊滅した街並みも、少しずつ回復していきます。

しかし、それから先も被災地で暮らす住民の皆様にとって
最も大切なことは、「心の復興」に他なりません。

すでに、被災された方々は、各避難所で
たくさんの問題を心のうちにため込んでいます。

電気や水道などのライフラインが復活すれば家に帰れる人、
家族が全員無事で仕事がある一方、
目の前で大切な家族が流されて、海水に沈んでいくのを
見てしまった人など、それぞれの被災には
目に見えない大きな“格差”があるのです。



大地震から1カ月以上が過ぎたいま、こうした
深刻なストレスが、被災者の心に暗い影を落としています。

人は疲労や、栄養失調で病気になったり、死ぬことは、
実はほとんどありません。

その原因の大半は、度重なるストレスであり、
私たちは絶望の中で暮らさなければならない人たちに、
何ができるのかを本気で考えるときを迎えています。

こうした方々を勇気づけるには、市民参加型のボランティアで
年に1度の村祭の開催を今年の秋に行うとか、
夏の盆踊りを開催、広場で盆踊りの練習を行い、
住民同士の交流をお手伝いするのが最も効果的。

とはいえ、一般の方が思い立ってすぐに行動できるような
話ではありません。

ならば、「観光も立派な復興支援」の考えの下、
このGWはぜひ、東北各地を旅してみてください。
そして、東北に以前のにぎわいを取り戻す手助けをしましょう。

押忍

■石井和義(いしい・かずよし)

空手団体「正道会館」宗師で、
格闘技イベント「K−1」創始者。
著書に『空手超バカ一代』(文藝春秋刊)がある。

ZAKZAK 2011年04月28日(木)
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