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NPO法人宮崎自殺防止センターを応援したい

NPO法人国際ビフレンダーズ 宮崎自殺防止
センターでボランティア活動を始めました。
いろいろと勉強中です。

なお、このブログは、自死等の相談に応じるものではありません。


NPO法人宮崎自殺防止センター
■ TEL 0985(77)9090
■ 毎週 日・水・金曜日
   午後8時から午後11時まで(3時間)


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【告知】「こころと睡眠を考える」講演会 2/28(日) 宮崎市 [2010年02月28日(Sun)]
「こころと睡眠を考える」講演会のお知らせです。
よろしければ、ぜひご参加いただければ幸いです。

2010年2月28日(日)の午前と午後、
宮崎市民プラザ(宮崎市役所の近く)で
「こころと睡眠を考える」講演会があります。

以下、主催者のブログより引用

* * * * *



◆お申し込み方法

お名前、ご職業、ご連絡先、(TelもしくはEメール)、
職種、参加のご希望の部
(第1部・こどもの睡眠を考える、
第2部・シニアの睡眠を考える)を記入し、
メールまたははがきにてお知らせください。

第1部、第2部ともそれぞれ先着120名程度です。

【Eメールの場合】 suimin_sinsinken@yahoo.co.jp
【はがきの場合】  〒880−0001
          宮崎市橘通西1−1−2
          メールBOX C−108

*締切:2010年 2月25日(木)

◆参加費
第1部・第2部どちらかのみ参加の方は500円、
両方参加の方は1,000円になります。
* 当日受付でお支払いください。

◆個別相談会
第1部・第2部の講演会の後それぞれに、
睡眠の問題、こころの問題について、
臨床心理士による個別相談会も行います。
お気軽にご利用ください。(無料)

快適な睡眠はこころにも体にも大事です。
睡眠のこと、一緒に考えませんか?
皆様のご来場をお待ちしています。

Posted by ルイ.サミー at 15:48

◆主催
神経心理と心理臨床の研究会(宮崎市)
https://blog.canpan.info/sinsinken/profile

* * * * *

以上、引用終わり
首相 自殺者遺族の支援充実へ 等(NHK、日テレ、TBS、朝日、毎日、MSN産経、時事) [2010年02月28日(Sun)]
2010(平成22)年02月25日(木)
NHKオンライン
トップ>ニュース/報道>ニューストップ>政治

首相 自殺者遺族の支援充実へ
http://www3.nhk.or.jp/news/k10015829181000.html

鳩山総理大臣は総理大臣官邸で、
自殺で親を亡くした人たちと面会し、
自殺を予防する対策に加え、
遺族の支援の充実に取り組む考えを伝えました。



25日の面会は、自殺問題に取り組んでいるNPOの要請で
実現し、自殺で親を亡くした20代から30代の男女5人が
総理大臣官邸を訪れました。

5人は、「いのちを守る政治」を掲げる鳩山総理大臣に対し、
「政府が自殺対策に取り組むことが励ましになる。
 今後も継続的に対策を行ってほしい」

と要請しました。

これに対し、鳩山総理大臣は

「自殺で亡くなる方は、その前に誰かにメッセージを
 送っているはずで、そのメッセージをできるだけ早く
 受け止められるような仕組みを作るとともに、
 メッセージを出さずに済むような世の中にしなければならない」

と述べました。

また、鳩山総理大臣は、
「残された方々への支援をきちんとやっていきたい」

と述べ、遺族の支援の充実に取り組む考えを伝えました。

NHKオンライン 2010年02月25日(木)13時58分

◇ ◆ ◇ ◆ ◇

2010(平成22)年02月25日(木)
日テレNEWS24
ニューストップ>政治

自殺遺児が首相表敬 首相“自殺対策”約束
http://www.news24.jp/articles/2010/02/25/04154220.html#

鳩山首相は25日、自殺によって親を亡くした遺児らの
表敬訪問を受け、自殺対策の担当政務官を新たに設けること
などを約束した。



鳩山首相
「ぜひ、この問題に政府としても
 正面から取りかかっていかなければならない」

遺児

「高校3年のときに、父親を自殺で亡くしました。
 首相に、感謝の気持ちとともに、
 私にはやはり、あのときに政府が動いてくださっていれば、
 もしかしたら父親は死んでいなかったのでは、
 という思いもあります」

会談で鳩山首相は

「亡くなられた方々もメッセージを送っていた。
 政府として、そういうメッセージを
 早く受け止められる仕組みを作りたい」

と述べ、自殺予防の対策を打ち出していく考えを示した。

また、鳩山首相は政府に自殺対策の政務官を設置することを
約束し、遺族支援なども含め対策に力を入れる考えを強調した。

日テレNEWS24 2010年02月25日(木)16時42分

◇ ◆ ◇ ◆ ◇

2010(平成22)年02月25日(木)
TBS News i
トップ>今日のニュース>2010年02月25日(木)

親が自殺、遺児らが首相に対策要請
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4364837.html

自殺で親を亡くした遺児5人が総理官邸を訪れ、
鳩山総理に対し、これまでの自殺対策に感謝の言葉を述べる
とともに、さらなる対策強化を要請しました。



「是非、この問題に政府としても
 正面から取り掛かっていかなければならない」(鳩山総理)

遺児たちは、

「国会の場で鳩山総理が自殺問題を取り上げるなど、
 政府が社会的な問題として政策を立てていることに対して
 感謝しています」

などと述べました。

その上で、これからも自殺問題に対して
政府が実効性のある対策を打ち出していくよう訴えました。

これに対し鳩山総理は、
「あなた方の仲間が増えないように頑張っておられる
 気持ちをしっかり受け止められる政府にしたい」

と述べ、自殺問題に正面から取組む意欲を示しました。

日本では自殺者が1998年以来、
12年連続で3万人を超えていて、
政府は年間で一番自殺者数が多い3月を
対策強化月間としています。

TBS 2010年02月25日(木)14時12分

◇ ◆ ◇ ◆ ◇

2010(平成22)年02月26日(金)
朝日新聞
asahi.com>ニュース>社会>その他・話題

自殺遺児が首相に「私と同じ子ども増やさないで」
http://www.asahi.com/national/update/0226/TKY201002250558.html



首相官邸を訪れ、鳩山首相(中央)に申し入れを手渡す
自殺遺児たち=25日午前、飯塚悟撮影

「これ以上、私と同じような思いをする子どもたちが
 増えないよう、お願いします」。

自殺で親を亡くした遺児5人が25日、官邸を訪れ、
自殺対策に力を入れるよう鳩山由紀夫首相に訴えた。
首相は政務官に自殺対策を担当させることなどを約束した。

中2で父親を亡くし、01年に当時の小泉純一郎首相に
対策推進を直訴した長野県上田市の公務員
久保井康典さん(28)は

「当時は
 『個人的問題でもあり対応は難しい』
 ということだったが、今では社会的問題として
 政府が取り上げてくれるようになった」。

昨年10月の所信表明演説で、自殺で子どもを失った
お年寄りの話を取り上げた鳩山首相は

「(自殺遺児の)仲間が増えないようにと、
 頑張っているみなさんの気持ちを受け止めたい」
と述べた。 (佐藤美鈴)

朝日新聞 2010年02月26日(金)01時58分

◇ ◆ ◇ ◆ ◇

2010(平成22)年02月25日(木)
毎日新聞
トップ>ニュースセレクト>話題

鳩山首相:親が自殺した遺児と官邸で面会
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100225k0000e040081000c.html



鳩山由紀夫首相(中央右)にメッセージを手渡す
根岸 親さん(同左)と
(右から)野崎望聖さん、桂城 舞さん、久保井康典さん、
藤原匡宣さん
=首相官邸で2010年2月25日午前10時12分、
藤井太郎撮影

鳩山由紀夫首相は25日午前、親が自殺した
遺児5人(22〜31歳)と首相官邸で面会した。

施政方針演説で「いのちを守りたい」と訴えた首相は、
遺児たちに自殺対策の充実を求められ、

「皆さんの頑張っている気持ちを受け止めていける
 政府にしたい」
と語った。

中学2年の時に精神科医の父を亡くした
大阪大医学部2年の野崎望聖(もうせ)さん(22)は首相に

「(国会答弁で)自殺に高い関心があると知って
 すごく感激しました」
と話した。

毎日新聞 2010年02月25日(木)

◇ ◆ ◇ ◆ ◇

2010(平成22)年02月25日(木)
毎日新聞 大阪朝刊
トップ>関西>アーカイブ

自殺:首相、聞いて現実 遺児の阪大生ら、きょう面会
http://mainichi.jp/kansai/archive/news/2010/02/25/20100225ddn041040006000c.html

首相、私たちの声を聞いて−−。
親を自殺で亡くした遺児5人が
25日、首相官邸で鳩山由紀夫首相に面会する。

先月の施政方針演説で「いのちを守りたい」と語った鳩山首相に
対し、遺児をこれ以上、増やさないよう自殺対策の充実を訴える。

メンバーの大阪大医学部保健学科2年、
野崎望聖(もうせ)さん(22)=神戸市=は
「自分の体験を話し、自殺の悲惨さを伝えたい」
と話す。 【玉木達也】



野崎さんが両親と福岡市に住んでいた中学2年の時、
精神科医の父親が42歳で自殺した。
宮崎県の親類を見舞いに行った際、自宅に1人残った父親が
「寂しい。帰って来ないか」

と電話してきたが、
「帰れない」
と切った。

翌日、野崎さんの部屋のクローゼットで首つり自殺した父親を
自分で見つけた。



小学校低学年までは仲の良い親子だった。
徐々に夫婦仲が悪くなり、野崎さんはあまりかまわれなくなった。
高学年のころ、寂しさから不登校になるなど不安定になり、
ますます関係は悪化した。父親から精神薬の服用を強制された。

自殺したころは
「父を憎んでいた」。

遺書には母親の名前だけで自分の名前はなく、深く傷ついた。
それでも涙が止まらなかった。

高校では父親と同じ剣道部に入部。
「父を理解したい」
という思いから、進路も当初、精神科医を目指した。

自殺前、部下の医療ミスで患者が死亡し、父親が責任を問われた。
自殺の直接の原因とされるが、今も納得できない。
部屋での自殺も

「『自殺はこんなにひどいこと』
 と私に伝えるためだったのか」
とも思っている。



国内の自殺者は12年連続で年間3万人を超える。
面会は、内閣府参与として「自殺対策緊急戦略チーム」
のメンバーも務めるNPO法人「ライフリンク」代表、
清水康之さんが調整した。

清水さんは
「鳩山首相は遺児の思いを直接聞き、
 自殺対策に生かしてほしい」

と話す。

毎日新聞 大阪朝刊 2010年02月25日(木)

◇ ◆ ◇ ◆ ◇

2010(平成22)年02月25日(木)
MSN産経ニュース
ニューストップ>政治>政策

鳩山首相、自殺問題に「政府として正面から取りかかる」
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100225/plc1002251258006-n1.htm

鳩山由紀夫首相は25日午前、自殺で親を亡くした遺児5人と
官邸で会い、

「(自殺する前に)送っているメッセージを
 受け止められる仕組みをつくりたい。
 またメッセージを出さないで済む世の中にしないといけない。
 政府として正面から取りかかっていく」

と述べた。

5人は
「生きたくても生きられない人のために
 よろしくお願いします」
と訴えた。

自殺対策に取り組むNPO法人代表の
清水康之内閣府参与が同席した。

MSN産経ニュース 2010年02月25日(木)12時56分

◇ ◆ ◇ ◆ ◇

2010(平成22)年02月25日(木)
時事ドットコム(時事通信社)
ホーム>政治・行政

自殺対策「正面から取り組む」=鳩山首相
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010022500601

鳩山由紀夫首相は25日、首相官邸で
根岸 親さん(31)=福島県出身=ら自殺者の遺族5人と
会い、自殺対策強化に関する要請を受けた。

首相は
「この問題に政府としても正面から取り組まないといけない」
と強調。

「3月が一番(自殺で)亡くなる方が多い。
 政府のメッセージと改革も打ち出していきたい」

と語り、3月を自殺対策強化月間と定めて
啓発活動を行うことを説明した。

また、与党が議員立法で今国会に提出予定の副大臣・政務官の
増員を盛り込んだ国会改革関連法案の成立後、
現在は泉 健太内閣府政務官が務めている
自殺問題担当の政務官を増やすことも表明した。

根岸さんは
「政府が社会問題として取り上げてくれていることは
 ありがたい」

と謝意を示した。

時事通信社 2010年02月25日(木)14時37分
続きを読む...
支え合う社会 等(鳩山内閣メールマガジン、IB Times) [2010年02月28日(Sun)]
2010(平成22)年02月25日(木)
鳩山内閣メールマガジン
トップ>メールマガジン>鳩山内閣バックナンバー>第20号

鳩山内閣メールマガジン
(第20号 2010/02/25)

鳩山由紀夫の「ゆう&あい」

[支え合う社会]
http://www.mmz.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2010/0225/index.html



先週末、地域の方々にひらかれた小学校を訪問するとともに、
防犯活動を通じて安全・安心なまちづくりに取り組む団体、
産後のお母さんたちを支える方々に、それぞれお会いしました。

訪問した小学校では、地域の方々がボランティアとして、
クラブ活動などに積極的に関わっていました。
私も、学校と地域の方々が一緒になって
子どもたちに吹奏楽や竹とんぼづくりを教えている現場を
見ることができました。

この小学校では、ボランティアの学習アドバイザーが
登録されています。
たとえば、分数が苦手な子どもに付き添って、
分かるまで丁寧に教えてあげているそうです。

こうしたボランティアの方々が、子どもたちに教え、
子どもたちが「できた」「分かった」と目を輝かせ、
その笑顔がボランティアの方々に返ってくる。

ボランティアの方々も、
教えることに幸せを感じておられるのです。

幸せを与えることで、自らも幸せを感じる。
それこそ、目指すべき「新しい公共」の
ひとつの姿ではないでしょうか。



また、今回の訪問で特に印象的だったのは、
それぞれの団体の中心的な役割を、
女性の方々が担っていたことです。

女性のパワーや魅力を発揮しやすい環境を、
私たちの生活の真ん中にうまく整えていくことが、
重要だと感じました。

1人ひとりが幸せを感じ取れるような社会、
居場所というものを1人ひとりが持てる社会を
創り上げていきたい。

今回の訪問を通じて、そのような思いを改めて強く感じました。



一方、わが国では、1日に約90人、年間3万を超える人々が
自殺で亡くなるという状況が12年間続いています。
誠に痛ましい事態です。

私は、所信表明演説で、息子さんを自殺で亡くした
おばあさんの話をしました。

自らいのちを断つ人が後を絶たない、
しかも政治も行政もそのことに全く鈍感になっている。
私は、これを正していきたいと思います。

3月は、例年、自殺者数が最も多くなります。
そこで私たちは、この3月を、政府として初めて
「自殺対策強化月間」と定め、
さまざまな悩みを抱える方々に対して、
それぞれの立場に立った施策を進めていくこととしました。



そのひとつとして、「睡眠」を切り口としたキャンペーンを
実施します。

疲れているのに2週間以上十分眠れていないのは
「うつ」のサインだそうです。

不眠に悩む人が近くにいたら、
思い切ってお医者さんに診てもらうよう勧めましょう。
ハローワークや職場での心の健康相談にも力を入れてまいります。

自殺をめぐる問題は大変複雑ですが、
まずは身の回りの人たちへの心配りから始めてみませんか。

不安を抱えた人に手を差しのべ、
1人でも多くの人々のいのちを守る社会、支え合う社会にしたい、
それが、私の切なる願いです。



プロフィール

生年月日 昭和22年 2月11日
出 身 地 東京都
血 液 型 O型

衆議院議員
北海道第9区(室蘭市、苫小牧市、登別市、伊達市、
       胆振支庁管内、日高支庁管内)当選8回

鳩山内閣メールマガジン 2010年02月25日(木)

◇ ◆ ◇ ◆ ◇

2010(平成22)年02月26日(金)
IB Times
ホーム>政治・社会>鳩山由紀夫内閣

政治・社会
自殺最多月を控え、首相が抑止へ協力呼びかけ
http://jp.ibtimes.com/article/biznews/100226/51248.html

鳩山由紀夫首相は3月は例年、自殺者が最も多い月だとして、
25日のメールマガジンで
不眠に着目した自殺防止キャンペーンの展開をアピールし

「疲れているのに2週間以上十分眠れていないのは
 『うつ』のサインだそうです。
 不眠に悩む人が近くにいたら、
 思い切ってお医者さんに診てもらうよう勧めましょう」

と協力を呼びかけた。

政府は3月を自殺対策強化月間と位置づけ、
ハローワークや職場でのこころの健康相談にも力を入れる。

国内においては、ここ12年連続して
年間の自殺者が3万人を超えており、閣僚の中には

「うつ対策基本法のようなものが将来必要ではないか、
 また、多重債務問題への積極的取り組みが必要などの意見も
 聞かれている」

という。

鳩山首相は

「自殺をめぐる問題は大変複雑だが、
 不安を抱えた人に手を差しのべ、
 1人でも多くの人々のいのちを守る社会、
 支え合う社会にしたい」

と友愛社会の実現への思いを語っている。

(編集担当:福角忠夫)

IB Times 2010年02月26日(金)11時00分
【内閣府】睡眠キャンペーンを実施します。(内閣府ホームページ) [2010年02月28日(Sun)]
2010(平成22)年02月26日(金)
内閣府ホームページ(自殺対策)
自殺対策トップ>新着情報

睡眠キャンペーンを実施します。
http://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/suimin/index.html



〜2週間以上続く不眠は、うつのサイン。
 眠れないときは、お医者さんへ 〜

睡眠キャンペーンとは

我が国における自殺者数は、平成10年から
12年連続で3万人を超えています。

その中でも、中高年男性の自殺がもっとも多く、
自殺は、がん、心疾患、脳血管疾患の
3大死因に匹敵する問題となっています。



中高年の自殺で、「うつ」が起因しているものは少なくありません。
ただし、「うつ」の症状には、本人の自覚しにくいものも多く、
家族や周りの人も気づきにくい傾向があります。

そのような中で、「うつ」の症状の中で、
もっとも自覚しやすいものは「不眠」です。

2週間以上継続する不眠の早期発見が、
うつ病の早期発見・早期治療、ひいては自殺予防につながります。

「睡眠」の問題を切り口として、「うつのサイン」に
気づいていただくこと、早めの専門機関への受診を促すことが
キャンペーンの目的です。

内閣府ホームページ(自殺対策) 2010年02月26日(金)

◇ ◆ ◇ ◆ ◇

2010(平成22)年02月26日(金)
内閣府ホームページ(自殺対策)
自殺対策トップ>新着情報

「睡眠キャンペーン」について聞く
http://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/suimin/interview.html



静岡県精神保健福祉センター 所長 松本晃明さん(精神科医)

静岡県では、関係機関と協力し、富士市をモデル地区として
平成18年から「働き盛りのうつ自殺対策・富士モデル事業」
を展開しています。

「睡眠キャンペーン」は、富士モデル事業の柱となっています。
富士モデル事業をコーディネートしている
静岡県精神保健福祉センター所長の松本さんにお話を伺います。



Q 「富士モデル事業」を、はじめられたきっかけは
  なんでしょうか。

研修医の頃、先輩の精神科の先生方が、
診察場面で必ず睡眠と食欲はチェックしており、
そのことが、強く印象に残っていました。

こころの健康を崩すと多くの方は眠れなくなってしまうんですね。
逆に、眠れないことが続くことで、
こころの病にかかってしまう方もいらっしゃいます。
こころの健康の具合と、睡眠は密接に関係していると言えます。

また、毎日眠れない状況が続くと、こころだけではなく、
身体の方にも影響が出てきます。

たとえば、睡眠不足が続くと、
食欲がわいて肥満傾向になりがちですし、
糖尿病や高血圧などの生活習慣病と睡眠も密接に関係しています。

さらに、睡眠、心臓疾患や脳血管疾患などの病気のリスクも
高めてしまうなど、睡眠は幅広い健康問題に絡んでいます。

総合病院で働きながら、睡眠の問題は、
なんとかしなければならないと強く感じるようになりました。

7年前に、総合病院から、静岡県精神保健福祉センターに
移って、行政の仕事に関わる中で、3年前から、
「働き盛りのうつ自殺対策・富士モデル事業」
の取組をはじめています。

富士モデル事業は、うつの重要な症状である「不眠」に
着目して、うつ病の早期発見・早期治療を目指す事業ですが、
不眠からうつ病の気づきを高める「睡眠キャンペーン」と、
眠れない働き盛り男性をかかりつけの医師や産業医につなぎ、
さらに必要に応じて精神科につなぐ「紹介システム」を
事業の2本柱としています。



Q 「睡眠キャンペーン」について、具体的に教えてください。

働き盛り世代の中年男性は、仕事を優先して、
自分の健康は二の次になりがちです。

そこで、娘の立場から
「お父さん、眠れてる?」
と声をかけることで、うつ病の気づきを促しているのが、
「睡眠キャンペーン」です。

「うつ病に気づく」ことは、実は難しいのですが、
不眠が続くというサインについては、
誰にもわかりやすく、相談もしやすいと思います。

富士市においては、不眠が2週間以上継続した場合には、
かかりつけの医師や産業医の先生方が
まずは相談を受けてくださっていますし、
地元の精神科・心療内科の先生方も協力してくださっています。



Q なぜ富士市なのですか?

富士市は、製紙業を中心とした産業都市です。
労働力人口が高く、「働き盛りのお父さんの街」と言えます。

日本一の富士山のふもとで、
「働き盛りのメンタルヘルス日本一を目指して」
をキャッチフレーズに、富士市の関係者と一丸となって
睡眠キャンペーンを推進しています。



Q 取組の中で感じられることはなんですか?

「睡眠キャンペーン」のリーフレットを配ったり、
テレビCMを放映させていただくと、
「自分にも当てはまる」という方が大勢いらっしゃいます。

眠れないお父さんは、本当に多いのだと実感しています。

また、お医者さんをはじめとした地域の関係者の方々も、
身近な睡眠問題を切り口とすることで、
「わかりやすい」と言ってくださる場合が多く、
そのことが地域ネットワーク拡大につながっています。



Q 今後の目標を教えてください。

日本の働き盛り世代の男性の多くは、睡眠時間を削ってでも
一生懸命働くことが美徳だという意識があり、
睡眠の重要性については、残念ながら、
関心がまだまだ薄いように思われます。

睡眠の問題は、うつ病に限らず、
いろいろな健康問題にかかわってきますので、
「睡眠キャンペーン」をきっかけとして、
世の中のお父さんにもっともっと睡眠を大切に考えるように
なってもらえればと思います。

「睡眠キャンペーン」は、娘の立場から声かけすることで、
家族の絆のメッセージも含んでいます。

自分の睡眠も大事にしながら、家族の絆も大切にしていく。
それが皆さんの健康を守り、いのちを守るということにも
つながっていく。
そういう流れになっていけばと思います。



Q 最後に一言、お願いいたします。

家庭においても、職場においても、コミュニケーションの不足
が問題となってきています。

そういう時代であるからこそ、
まずは気になる方がいらっしゃったら、
「眠れてますか?」
と声をかけてみていただければと思います。

静岡県精神保健福祉センターのHPもぜひご覧ください。

--------------------------------------------

【参考】
静岡県精神保健福祉センターホームページ
http://www.pref.shizuoka.jp/kousei/ko-810/seishin/index.html

平成20年版自殺対策白書 事例紹介5
「富士モデル事業」
−産業都市・富士市における働き盛り世代の自殺予防対策−
http://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/whitepaper/w-2008/html/honpen/jirei/jirei05.html



内閣府ホームページ(自殺対策) 2010年02月26日(金)
自殺予防キャンペーンを活かすには(いきる|自殺予防総合対策センター) [2010年02月28日(Sun)]
2010(平成)年02月22日(月)
いきる(自殺予防総合対策センター)
ホーム>トピックス>「自殺予防キャンペーンを活かすには」
を更新しました。

自殺予防キャンペーンを活かすには
http://ikiru.ncnp.go.jp/ikiru-hp/

各地で、自殺予防を目的とした「キャンペーン」
が行われています。

しかし、「自殺」という言葉を多用・強調したキャンペーンは、
人々の脳裏に「自殺」を植えつけます。

困難な問題に直面した人は、その結果、問題を解決するための
手法として自殺を考えてしまうかもしれません。
WHOマスメディアガイドラインですべきでないとされている
「過度な自殺報道」となる懸念があります。



例えば、近年、いくつかの地域で、うつ病への気づきを高め、
受診行動を促すことを目的とした「睡眠キャンペーン」が
行われています。

「睡眠」という言葉が使用されており、
過度な「自殺」という言葉の使用を避ける工夫がなされています。

一方、睡眠キャンペーンの効果は、
不眠に気づいた人たちが、医療機関を受診し、
更に、不眠患者を診察した医師が安易に睡眠薬を処方し続ける
ことなく、うつ病などの背後の精神障害を疑い、
適切に対処することで、ようやく発揮されます。

しかし、不眠に気づいた人が、
安易に睡眠薬を使用したり、
アルコールを頼ったりすれば、
目的とした効果が得られないどころか逆効果となります。



先進的に睡眠キャンペーンを行っている地域では、
うつ病への対応についてかかりつけ医を教育し、
さらに、かかりつけ医と精神科医との連携体制を構築したうえで
実施しています。

アルコール問題の啓発、

かかりつけ医のうつ病対応能力向上、

かかりつけ医と精神科医の連携体制構築

などをキャンペーンの実施と組み合わせることで、
キャンペーン単独で実施するよりも
大きな効果が得られるでしょう。



自殺予防の領域にはエビデンスが確立していない活動が
多くあります。
キャンペーンを実施する際には、
意図しない副作用が生じないための配慮と工夫が望まれます。

いきる(自殺予防総合対策センター) 2010年02月22日(月)
3月に自殺対策キャンペーン 「お父さん眠れてる?」 等(共同通信、毎日新聞) [2010年02月28日(Sun)]
2010(平成)年02月22日(月)
共同通信社
47NEWS>共同ニュース

3月に自殺対策キャンペーン 「お父さん眠れてる?」
http://www.47news.jp/CN/201002/CN2010022201000899.html



内閣府が作成した自殺対策キャンペーンのポスター

眠れない日が続く人は、うつを疑って―。

自殺者が昨年まで12年連続で3万人を超える中、
うつの兆候である睡眠不足の自覚を促す
キャンペーンが、年度末の3月に展開される。

内閣府自殺対策推進室が22日、ポスターなどを公開した。

医療機関やJR東日本、私鉄の車内や駅などに
計25万枚が張り出されるポスターは、娘が父親へ

「お父さん眠れてる?」
と尋ねる姿をイメージ。

テレビコマーシャルも放映するほか、
3月1日には短文を投稿する交流サイト
「ツイッター」で有名人が一斉につぶやく。

推進室は

「自殺者の4割を占める中年男性は
 『弱音を吐きにくい』
 立場にいるが、睡眠不足なら口にできるのでは
 との思いから焦点を当てた。
 家族が気にかける契機にもなってほしい」

と話す。

自殺対策として、推進室はほかに、
警察庁の自殺統計の分析結果を3月に発表し、
各地のハローワークで心の健康相談窓口を開設するよう
自治体に働き掛ける方針だ。

睡眠不足などを自覚した際には
同室のホームページで相談先を探せる。

アドレスは、http://www8.cao.go.jp/
jisatsutaisaku/



もっと知りたい ニュースの「言葉」
自殺統計(2009年03月05日)

厚生労働省は全国の市役所などに提出される死亡届
などをもとに「人口動態統計」を作成、
その中で死亡者全体に占める自殺者数を明記している。

一方で全国の警察は変死体の事件性を捜査し、
死因や動機を調べた上で認定した自殺者数を発表している。

死亡届の提出後に自殺と判明したケースや、国内で自殺した
外国人も加わるため、厚労省の統計より多くなる傾向がある。

警察庁は政府の「自殺総合対策大綱」に基づき、
自殺防止対策が迅速に行えるよう、
今年1月から毎月の都道府県別自殺者数を公表することにした。

共同通信社 2010年02月22日(月)20時00分

◇ ◆ ◇ ◆ ◇

2010(平成22)年02月23日(火)
毎日新聞
トップ>ニュースセレクト>話題

自殺対策:「眠れてますか?」 キャンペーン、3月に実施−−内閣府
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100223ddm012040056000c.html

内閣府は22日、月別自殺者数が最も多いため
政府が「自殺対策強化月間」と定めた3月に実施する
自殺防止のための取り組みを発表した。

中高年男性の自殺に的を絞った「睡眠キャンペーン」や
自殺の実態解明のための詳細分析を実施する。

睡眠キャンペーンは静岡県が富士市で既に実施している。
「お父さん眠れてる?」
と問いかける内容で

▽テレビ、ラジオのCM、新聞広告を展開

▽著名人がツイッターで「眠れてますか?」と記す−−など。

自殺の実態解明は、警察庁の自殺統計資料で
市区町村別、月別、職業別などをクロス集計して分析・公開する。

毎日新聞 東京朝刊 2010年02月23日(火)
フォーラム開催、チラシなど配布 3月「自殺対策強化月間」で県 等(下野新聞) [2010年02月27日(Sat)]
2010(平成22)年02月27日(土)
SOON(下野新聞)
トップ>社会一覧

フォーラム開催、チラシなど配布
3月「自殺対策強化月間」で県
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/news/20100227/288768

3月は例年、自殺者が増えることから、
国が「自殺対策強化月間」と定め、
県や関係機関も自殺予防の啓発事業を展開する。

県は宇都宮市などと共催で「自殺対策フォーラム」を
6日午後2時から、宇都宮市駒生1丁目の県教育会館で開く。

NPO法人国際ビフレンダーズ東京自殺防止センターの
創設者、西原由記子さんによる基調講演。
無料、事前申し込み不要。

また、相談機関一覧などを掲載した啓発ミニ新聞を、
4日の新聞朝刊折り込みで全戸配布する予定。

県南健康福祉センターは1日から携帯用カイロを
自殺予防のチェックシートとともに配布。
安足、栃木、烏山の健康福祉センターも
ステッカーなどを作成して自殺予防を呼び掛ける。

問い合わせは県障害福祉課、
電話 028・623・3093。

下野新聞 2010年02月27日(土)05時00分

◇ ◆ ◇ ◆ ◇

2010(平成22)年02月27日(土)
SOON(下野新聞)
トップ>社会一覧

自殺対策ネット発足半数以下 県内健康福祉センター
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/news/20100227/288769

各地域の自殺対策の拠点となる県健康福祉センターと
宇都宮市保健所計10カ所のうち、関係機関が連携して
自殺対策に取り組むための「地域ネットワーク会議」が
本年度までに発足したのは4カ所で、半数以下にとどまっている。

生活苦や失業が原因とみられる自殺が増加する中、
商工団体や労働団体など、保健福祉分野とはなじみの薄かった
“異業種”との連携が課題だ。

センターを中心としたネットワーク強化は
県の自殺対策緊急強化事業の1つにも位置づけられており、
今後の広がりが期待される。



民間団体の全国調査によると、自殺者はうつ病や借金、
家庭不和など、1人平均4つの「危機要因」を抱えていた。
こうした相談を受ける関係機関の連携が重要とされる。

宇都宮市保健所と烏山、矢板の健康福祉センターは
2008年度までに「地域ネットワーク会議」が発足済み。
さらに本年度は、県北健康福祉センターで9月に発足した。

それぞれ管内の市町や警察、病院、商工団体など
約20〜40機関の担当者で構成。
年1、2回の全体会議で研修や各機関の情報交換を行う。

狙いは
「互いに顔の見える関係をつくり、緊急時に対応する」(烏山)
ことだ。

県北健康福祉センターは今月上旬、大田原市内で
本年度2回目の会議を開き、地元の企業を含む
30機関の担当者が出席した。

出席者の1人は
「失業や多重債務、住宅などの相談に
 1カ所で対応できる場所があるといい」
と提案。

同センターの大原智子健康福祉部長は
「個人情報の共有化が課題」

とした上で

「当事者の立場に立った相談体制を整えたい」
と話した。

未発足の健康福祉センターは、
既存の保健福祉関係者の会議で対応。

自殺対策に特化した新たなネットワークづくりは
新年度の検討課題という。

県南、栃木、県西、今市の健康福祉センターは、
アルコール問題や多重債務に関する研修会を開催したり、
安足健康福祉センターでは、
関係機関の身近な相談窓口一覧表を発行したりしている。

下野新聞 2010年02月27日(土)05時00分
「命守る自販機」料金箱荒らし 京都府精保センター 3ヵ月に2度(京都新聞) [2010年02月27日(Sat)]
2010(平成22)年02月27日(土)
京都新聞
ホーム>最新ニュース一覧>2010年02月27日(土)

「命守る自販機」料金箱荒らし
京都府精保センター 3ヵ月に2度
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100227000047&genre=C1&area=K00



3カ月に2回も荒らされた「京都いのちの電話」の
支援自販機(京都市伏見区)

「京都府自殺ストップセンター」も入る
京都市伏見区の府精神保健総合センターで、
駐車場に設置された自動販売機が3カ月間に2回荒らされた。

自販機は売り上げの一部が「京都いのちの電話」に寄付される
仕組みになっており、関係者は
「あまりにも心ない行為」
と憤っている。

「いのちの電話」専用の支援自販機は府内に5台ある。
自殺予防に24時間対応する相談電話の番号などが
大きく表示されている。

自販機は特注品で、府精神保健総合センターには
2008年6月に設置された。

昨年12月3日朝に職員が出勤したところ、
バールのような物で壊され、中の料金箱が盗まれていた。
1月29日に再設置したが、2月12日に再び壊されたという。

府精神保健総合センターは、伏見署に被害届を出し、
設置場所を移すなど対応を検討している。

同センターの森雅彦所長は
「設置意図を知って思いとどまってくれなかったのか。
 自殺対策に力を入れているさなかで、残念だ」

と話している。

京都新聞 2010年02月27日(土)
自殺予防集会:NPO「スタートライン」、あす湯沢で/秋田 等(毎日新聞) [2010年02月27日(Sat)]
2010(平成22)年02月27日(土)
毎日新聞 地方版
トップ>地域ニュース>秋田

自殺予防集会:NPO「スタートライン」、
あす湯沢で/秋田
http://mainichi.jp/area/akita/news/20100227ddlk05040036000c.html

不登校や引きこもりの若者を支援する
湯沢市の「スタートライン」(荻田弘則代表)が
NPO法人になったのを記念し、
湯沢市のふるさとふれあいセンターで
28日午後1時15分から「元気に自殺予防集会」が開かれる。

第1部では、ニートの再出発を応援する
NPO法人「ニュースタート事務局」の二神能基代表と
荻田代表が双方の取り組みについて対談。

午後2時45分からの第2部では肩ひじ張らずに
自殺予防を考えようと、グループごとに話し合う
全員参加型のワークショップを開く。

荻田代表は
「いま悩んでいる人やそうした若者らの支援を考えている人たち
 に参加してもらい、日常の中の予防を一緒に考えたい」

と話している。

資料代200円。
申し込みは荻田代表(0183・56・8107 または
070・5098・0909)へ。 【百武信幸】

毎日新聞 地方版 2010年02月27日(土)

◇ ◆ ◇ ◆ ◇

2010(平成22)年02月20日(土)
毎日新聞 地方版
トップ>地域ニュース>埼玉

記者日記:人とのつながり/埼玉
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20100220ddlk11070209000c.html

「人間関係で壊れたけど、結局人間関係で救われたんです」。

先月、さいたま市であった「労協若者自立塾」の
ワークショップを取材した。

ニートやフリーターを支援しようと労働者協同組合が運営する。
その中で、塾を手伝う女性(29)の言葉が印象に残った。

女性は銀行に就職してすぐ職場の人間関係に悩み、
家に帰ると涙が止まらなくなった。

1カ月後にはベッドから起き上がれなくなり、
うつ病と診断された。

復職までの約1年半、女性を支えたのは家族や友人の存在だった。
「そのままの私を受け入れ、話を聞いてくれた。
 ありがたかった」

女性は今、NPOのメンバーとして、幅広い世代が交流できて
地域情報を発信する喫茶店を開く準備を進める。

「少しでも同じような悩みを抱える人の役に立ちたいんです」。

笑顔で話す彼女を陰ながら応援している。 【久保 玲】

毎日新聞 地方版 2010年02月20日(土)
性同一性障害の女子「受け入れて」願い深く(読売新聞/鹿児島) [2010年02月27日(Sat)]
2010(平成22)年02月27日(土)
読売新聞
ホーム>地域>鹿児島

性同一性障害の女子「受け入れて」願い深く
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20100227-OYT8T00004.htm

理解や支援不可欠

県内の性同一性障害に悩む中学1年の女子生徒(13)が、
4月から男子学生服を着用して登校できることになった。

女性から男性として学園生活を送ることは、
生徒だけでなく、家族にとっても大きな決断だった。

昨年6月、母親(41)は、娘から
「ほかの人と何かが違う。僕は変なのかなあ」
と打ち明けられた。

さらに
「好きな人ができた」
と切り出され、口にしたのは、女の子の名前だった。

動揺した母親は自分に言い聞かせるように、
「大丈夫だよ、大丈夫」
と娘に声をかけていた。

小さい頃から男の子の服装を好み、アニメのヒーローになりきる
様子は、明らかに2人の姉とは違っていた。

「もっとしっかり、娘のことを知りたい」。
母はインターネットなどで、性同一性障害のことを調べた。

そして、翌7月、ブログを通じて知り合った
性同一性障害の人に頼み、娘に会ってもらった。

「好きな女の子がいるけど、どうやってつきあったらいいの」。
娘はせきを切ったように悩みを質問し始めた。
相手は女性と交際していると話し、胸の手術跡を見せてくれた。

「お母さん、僕、初めて同じ人に出会えた」。
その時、娘が抱えていた孤独の深さを思い知ったという。

これまで
「セーラー服を着ると、吐き気がする」
と訴えていた娘は、これを機に、
周囲に自分の悩みを打ち明けるようになった。

理解されないこともあったが、
「悩んでないで相談しろよ」
と、好意的に受け止めてくれる友人もいた。

「背中の重荷が取れて、なんだか息がしやすくなった」
と、笑顔で学校から帰ってくるようになった。

クラスで1人だけ体操服で登校するようになって約半年。
4月からは、晴れて学生服で登校できるようになる。

先日、家族で学生服を買いに出かけた際、
娘は、ずらりと並ぶ学生服を前に、
「これだよ、これ。僕には」
とはしゃいだ。

両親は
「娘の判断は間違っていないと思っている。
 みんなに受け入れてもらって、まっすぐに育ってほしい」

と話している。

【解説】
性同一性障害(GID)の児童、生徒に学校がどう向き合うのか。
多感な時期だけに、学校の理解やサポートが必要不可欠だ。

岡山大大学院の中塚幹也教授(保健学)らは
2006年、過去10年間に同大のジェンダークリニックを
受診したGIDに悩む661人を対象に、
問題行動の発生率を調査したところ、

不登校が     24・4%、
自殺を考えた人が 68・7%、
自傷・自殺未遂は 20・6%

に上った。
問題行動は、2次性徴が始まる中学時代に時期が集中していた。

はりまメンタルクリニック(東京都)の針間克己院長は、
「教諭がきちんと理解し、子どもたちに教えることが大切」
と話す。

性に違和感を感じていた男子生徒に
「男らしくしろ」
などと教諭が頭ごなしにしかったことが、
いじめにつながったケースもあるという。

誰にも打ち明られず、心と体の不一致に悩む子どもたちが
どれぐらいるのかは未知数だ。
文部科学省も、まだ対応指針は定めていないのが実情だ。

生徒の通う学校では養護教諭を中心に、
定期的な勉強会を開くなど、支援に向けての活動を始めている。

2月中旬、生徒の母は保護者会で、
今回の決定を報告し、理解と協力を求めた。

すべてが手探りの中だが、女子中学生が
学生服での登校を認められたことをきっかけに、
GIDを個性として受け入れる社会に向かうことを期待したい。

(中西 瑛)



【性同一性障害】
世界保健機関(WHO)で認める医学的疾患で、
健全な身体でありながら、
持続的な自分の性の違和感と異性への一体感を持つ。

国内には1万〜3万人いるとされ、原因は不明。
通常、男性よりも女性の方が自覚症状が早く、
物心ついた頃から自分の性別に違和感を感じる人が多い。

読売新聞 2010年02月27日(土)
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