精神科通院中に自殺、病院機構に賠償命令(日刊スポーツ)
[2009年08月31日(Mon)]
2009(平成21)年08月31日
日刊スポーツ
ホーム>ニュース>社会ニュース
精神科通院中に自殺、病院機構に賠償命令
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20090831-537958.html
仙台医療センター(仙台市)の精神科に通院していた
山形県米沢市の女性が2005年、センター内で
自殺を図ったのは担当医師の対応が不十分だったためとして、
遺族が国立病院機構(東京都)に約1億円の損害賠償を求めた
訴訟の判決で仙台地裁(沼田寛裁判長)は31日、
約3,300万円の支払いを命じた。
沼田裁判長は
「女性はうつ病か人格障害とみられる症状があり、
事故以前にも自殺を図ったことがあった」
と指摘。
「事故は予見可能で、病院職員に見守りをさせるべきだった」
とした。
判決によると、女性は05年10月、診察室で医師と1時間余り
面談していたところ、別の患者から
「診療時間が長い」
と叱責(しっせき)された。
この後、女性の姿が見えなくなり、いったん発見した病院職員が
目を離した間に、屋上の出入り口付近のドアノブにハンカチを
くくりつけ、自殺を図った。
蘇生(そせい)措置が試みられたが
女性は低酸素脳症で重体となり、今年1月に死亡した。(共同)
日刊スポーツ 2009年08月31日18時13分
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精神科通院中に自殺、病院機構に賠償命令
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20090831-537958.html
仙台医療センター(仙台市)の精神科に通院していた
山形県米沢市の女性が2005年、センター内で
自殺を図ったのは担当医師の対応が不十分だったためとして、
遺族が国立病院機構(東京都)に約1億円の損害賠償を求めた
訴訟の判決で仙台地裁(沼田寛裁判長)は31日、
約3,300万円の支払いを命じた。
沼田裁判長は
「女性はうつ病か人格障害とみられる症状があり、
事故以前にも自殺を図ったことがあった」
と指摘。
「事故は予見可能で、病院職員に見守りをさせるべきだった」
とした。
判決によると、女性は05年10月、診察室で医師と1時間余り
面談していたところ、別の患者から
「診療時間が長い」
と叱責(しっせき)された。
この後、女性の姿が見えなくなり、いったん発見した病院職員が
目を離した間に、屋上の出入り口付近のドアノブにハンカチを
くくりつけ、自殺を図った。
蘇生(そせい)措置が試みられたが
女性は低酸素脳症で重体となり、今年1月に死亡した。(共同)
日刊スポーツ 2009年08月31日18時13分