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NPO法人宮崎自殺防止センターを応援したい

NPO法人国際ビフレンダーズ 宮崎自殺防止
センターでボランティア活動を始めました。
いろいろと勉強中です。

なお、このブログは、自死等の相談に応じるものではありません。


NPO法人宮崎自殺防止センター
■ TEL 0985(77)9090
■ 毎週 日・水・金曜日
   午後8時から午後11時まで(3時間)


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NPO法施行10年(上)宮崎日日新聞 [2008年05月25日(Sun)]
2008(平成20)年05月25日(日)
宮崎日日新聞 社会面

’08 みやざき最前線

NPO法施行10年(上)
地域活動参加身近に 規模小さく 資金面課題

特定非営利活動促進法(NPO法)の施行から
10年が経過した。県内ではここ数年、
特定非営利活動法人(NPO法人)が一気に増え、
200を超えた。昨年度からは設立認可の権限が
県から宮崎、都城など4市に委譲され、
住民の地域活動への参加が身近になった。
その一方、資金力に乏しい小規模な法人が大半を占め、
関係者は
「運営するのが精いっぱい」
と、苦しい現状も浮き彫りになっている。

NPO法は1995年の阪神・淡路大震災を契機に98年に施行。
当時、ボランティア団体などの任意団体は支援金を集める
口座の開設や事務所契約に団体名を使えず、
簡単に法人格を取得できる制度、法律が必要視されていた。

同法施行により、原則的に管轄する自治体に書類を提出する
だけで法人が設立できるようになったため、ボランティア活動など
地域活動を目指す住民の間で法人化が広まり、今年2月現在、
全国では3万4千法人を数えている。

県生活・協働・男女共同参画課によると、県内のNPO法人は
245(3月末現在)で、6、7割は福祉関連。
指定管理者制度の導入や障害者自立支援法施行が背景にある。
法人格がなければ自治体からの施設管理などの受託が困難な上、
補助金の交付が受けられないためだ。

8年前に設立されたNPO法人宮崎文化本舗(宮崎市)の
石田達也代表は
「当初は目的達成のために法人格が必要だった。
今は、法律や制度の縛りで仕方なくNPOを立ち上げることが
多くなった」
と役割の変化を挙げる。

NPO法人は、簡単に設立できるメリットがある半面、
財政面で苦しい運営を強いられているのが実情だ。
精神障害者の家族らで2年前に設立した通所施設の
「彩工房はまゆう」(宮崎市)の財津興一郎理事長は、
「家庭的な雰囲気を目指したが、経営重視に変わり、
楽しく活動しようという余裕がない」
と理想と現実とのかい離にあえぐ。

石田代表は
「年収600万円以下の小規模法人が全体の7割を
占めている。収入が事務所や職員の給与で
消えてしまう法人も多い」
と指摘。ボランティアと違い、確実な成果を出さなければ
ならないNPO法人の今後を、石田代表は
「これからは量より質の時代。社会のニーズを見極め、
中長期的な運営能力が求められる」
と見据え、合併や解散など再編の可能性も示唆している。

******************

以上、引用終わり

宮崎県の人口は、全国人口のだいたい1%ぐらい。
このため、全国のニュースや統計をチェックするときには、
宮崎県の数字が「全国の数字の1%」よりも多いか少ないかを
いつも気にして見ている。

全国のNPO法人が34,000法人ぐらいということは、
宮崎県のNPO法人は340法人ぐらいあってもおかしくないはず (^_^)b



宮崎県内でがんばっている優良なNPO法人はたくさんあるが、
市民活動を理解し、支援しようといった社会的な下地、
いわゆる「市民社会の成熟度」みたいなものの拡大、底上げは
まだまだこれからなのかも知れない。

先日、宮崎市議会で「コミュニティ税」の新設
(1人あたり500円/年ぐらい)がけっきょく通らず、
1年間の先送りにされたのは、象徴的だったなあと思う (^◇^;)













死別の悲しみとケア:3 坂口准教授(朝日新聞) [2008年05月24日(Sat)]
いわゆるグリーフ・ケアについて、
以下の記事は勉強になった。

NPO法人宮崎自殺防止センターのボランティア活動で、
自死遺族の深い悲しみに少しでも寄り添うことができる
自分でありたいし、そうした対応ができるスタッフや
仲間たちを増やしたい。

ここ宮崎県内にも、グリーフ・ケアを学びたい方は
少なくないと思う。実現の手立てを考えていきたい。

以下、引用

*****************

2008(平成20)年05月24日
朝日新聞
asahi.com>ライフ>教育>大学>紙上特別講義

死別の悲しみとケア:3(坂口准教授)
http://www.asahi.com/edu/university/kougi/TKY200805230229.html

それぞれのペースでいい。
気持ちを抑え込まないで、表現することも大切です。



親しい人を失った悲しみは、現れる反応も必要なケアも
人によってさまざまです。
あなたの体験はどのようなものでしたか。
坂口准教授からの問いかけに、多くの読者から「答案」を
いただきました。何年たっても気持ちを整理できない方、
後悔や責任を感じている方、書くことでようやく自分の心を
みつめることができたという方。
坂口准教授が選んだ2点を講評とともに紹介します。


【宿題】
喪失体験はどのようなものでしたか。
また喪失体験をした人にどう接しましたか。
印象に残った言葉や態度など、500字程度で。

○ 元気を出してと言われても

堀口優美さん(51)=歯科医師、大阪府泉大津市

06年10月1日に、弟が48歳でがんで亡くなりました。

ほとんどの方が、元気を出してね、と言ってくれました。
でも、仕事もして、普通に生活をしている私が、
これ以上元気を出せと言われても、どうしていいか
わかりませんでした。

弟の友人で、きょうだいを亡くされている方が、
悲しむだけ悲しんだあとは、ゆっくり少しずつ顔を上げて
前へ進んでいってくださいと言ってくれました。

また、弟の話を聞いて一緒に泣いてくださる方がいると、
力づけられました。黙って抱きしめてくれる方もいました。

「弟さんはいつもあなたと一緒にいる。あなたの人生が
豊かでありますように」
と言ってくださった方もいました。

喪が明けても、おめでとうございますが言えなくて、
年賀状も出せませんでしたが、穏やかな年になりますようにと
言ってくださった方には感謝しています。

時間が過ぎると、だんだん弟のことを話しにくくなって、
かえってつらいです。


○ 外では普通に、家では涙も
真崎加代子さん(53)=会社員、岡山県総社市

長女いづみが亡くなったのは07年8月、30歳でした。
悪性の子宮肉腫でした。亡くなる1カ月半前、先生から
病名を告げられたとき、娘は取り乱すこともなく
返事をしていました。

一番つらかったのは本人だったのに、その時は
娘に何もしてやることができませんでした。
ずっと抱きしめてあげたらよかったのに。
娘はいつも笑顔で、
「お母さん大丈夫?」
と私の心配ばかりしていました。最後まで強い娘でした。

亡くなってから数カ月は、現実を受け入れ難く、
悪い夢を見ているようでした。でも、私がつらい顔を
していたら周りの人がどう接していいか困るでしょうから、
外ではあえて普通に振る舞ってきました。
娘の好きだった音楽を聴きながら、時には涙を流し、
仏壇に語りかけています。

いまは娘の残したものすべてが愛(いと)しくて愛しくて
なりません。今後、私たち夫婦は以前のような心の底からの
幸福を感じることはないでしょう。娘がこの世に生存していた
ことを知っていただきたく、ペンをとりました。


◇ 講評
≪堀口さん≫
悲しみの深い時期には、善意からの励ましであっても
当惑させられることがあります。死別の悲しみには
時間が必要だということを、本人も周りの人も知ってほしい
と思います。弟さんの友人が言われた通りです。
それぞれのペースでいいと思います。
死別後まもなくだけでなく、継続して自分を気遣って
くれる人の存在は遺族にとって何よりの支えになるでしょう。

≪真崎さん≫
子どもを亡くすことのつらさや苦しみが、
文面からひしひしと伝わってきます。
感情を抑え込まず、表現するのはとても大切なことです。
思いきり泣くことで、心が少し軽くなるかもしれません。
感情を文字にして表現するのも一つの方法です。
今回の宿題が、真崎さんはじめ回答を寄せて下さった
多くの遺族の方々にとって、気持ちを整理する手助けに
少しでもなっていたならば、うれしく思います。

◆ 先生に質問!

≪記者からの質問≫
悲しみを和らげるためにできることは何がありますか。

≪坂口准教授の答え≫
日本ホスピス・緩和ケア研究振興財団(06・6375・7255)
が発行した冊子「これからのとき」の内容を紹介します。

(1)悲しみの体験について知りましょう
(本を読むなどして大切な方を亡くした後に
一般的にどのような変化を体験するのかを知ることで、
少し安心することがあります)

(2)気持ちを話してみましょう
(心の痛みや感情を抑え込むことによって
心や体や生活に問題が生じることがあります。
悲しみや怒りなどのどうしようもできない気持ちを、
うまく表現する方法を考えてみましょう)

(3)遺族の会などの集まりに参加してみましょう

(4)気持ちを書いてみましょう

(5)体に良いことをするよう心がけましょう

(6)必要な時には専門家に相談してみましょう

(7)周りの人の助けを受け入れてみましょう

■ もっと知りたい人へ

「『悲しみ』の後遺症をケアする」(小西聖子、白井明美著、角川学芸出版)▽
「死別の悲しみを癒すアドバイスブック」(キャサリン・M・サンダーズ著、筑摩書房)▽
「ながれるままに涙をながしましょう」(宮林さちえ著、ソニー・マガジンズ)▽
日本ホスピス・緩和ケア研究振興財団のホームページ
(http://www.hospat.org/)。

2008年05月24日

自殺防止へ連携確認(西諸県地域対策協) [2008年05月24日(Sat)]
2008(平成20)年05月23日(土)
宮崎日日新聞
トップ>地域の話題>きりしま

自殺防止へ連携確認 地域での相談活動に力
西諸地域自殺対策協議会
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=8121&catid=6
2008年05月23日

【写真】
本年度の各機関の取り組みなどが報告された西諸地域自殺対策協議会



西諸地域自殺対策協議会(委員長・和田陽市小林保健所長、58機関)
の本年度第1回会議が、小林保健所で22日あった。
2市2町の行政や社会福祉協議会、商工会などの43人が出席、
各機関の取り組みなどを確認した。

和田委員長が
「啓発しなくても自殺のない社会ができるのがいい。
日常生活の中で取り組めるシステムを作っていきたい」
とあいさつ。続いて県精神保健福祉センターの奥泰裕副所長が、
先月開設された県自殺対策センターについて説明した。

奥副所長によると、相談窓口連携のため開設した
ホームページ(HP)「青Tねっと」は、
1か月で1万2000件以上のアクセスを記録。
また精神科医による相談窓口を週1回設け、
ストレスの背景や思いを1件あたり2時間ぐらい
じっくり聞き、場合によっては専門医療機関に
つなぐなどの活動を紹介。その上で
「特別な活動はなく、地道にやるのが大事」
と締めくくった。

西諸地域の各機関も、事業所を回って県内の自殺の
現状を知ってもらい、また地域で相談にのってもらう
人材育成を進めるといった本年度の取り組みを報告した。

昨年の県内の自殺者は、10月までの累計で前年比
35人増の332人。西諸地域では対策の効果なども
あって18人減の31人だったが、
人口10万人あたりの自殺死亡率は県内でもっとも高い。

*******************

以上、引用終わり

地元に根ざした活動こそがだいじである。
ふだんから仕事や生活の場面で行っている地道な活動の中に、
自死対策/自死遺族支援という視点を組み込んで欲しい。
そうすると、解決すべきさまざまな社会的課題が見えてくる。

すでに定番となっていることばだが、
「持続可能(サステイナブル)な取り組み」
が、キーワードになるかと思う。



自死(自殺)について正しく知ること。
優しさや思いやりを持ち寄ること。
周りの方々とコミュニケーションを取り、
「支え合う責任を分かち合う」こと。

これらができれば、この西諸県地域のように、
自らいのちを絶たれる方がきっと減るのではなかろうか。



2007(平成19)年の自殺者数の統計について、
西諸地区が「対策の効果などもあって18人減の31人」
という実績を出されたことは、大いに評価すべきだと考える。
たいへんな減り幅(自死者数、減少率)である。

ここ数年間の統計をトータルで見れば、たしかに西諸県地区は
「人口10万人あたりの自殺死亡率は県内でもっとも高い」
と言えるのかもしれない。
しかし、これからもずっとそうだとは限らない。

宮崎県内全体において自死者数が増えていた
2007(平成19)年だけにかぎって判断するならば、
宮崎県内で、もっとも自殺死亡率が高かったのは、
西諸県郡以外のエリアであるはずだ。




人権擁護へ気持ち新た(宮崎日日新聞) [2008年05月24日(Sat)]
2008(平成20)05月24日(土)
宮崎日日新聞 社会面

人権擁護へ気持ち新た
宮崎委員協議会が総会 宮崎市

宮崎人権擁護委員協議会(内田八千代会長)は
23日、宮崎市のひまわり荘で本年度総会を開いた。
県央、児湯地区などの人権擁護委員ら約50人が出席し、
本年度もSOSミニレターなどで人権啓発活動を
展開することを確認した。

内田会長は
「後継者不足など問題は多いが、組織と活動活性化へ
協力をお願いしたい」
とあいさつ。昨年度事業として、高齢者福祉施設内での
特設相談所設置、小学生らが悩みなどを書き相談できる
SOSミニレターの配付などが報告された。

本年度は、世界人権宣言採択や同擁護委員制度創設から
60年の節目の年。引き続き「育てよう1人1人の人権意識」
を啓発活動の重点目標に、特設相談所や同ミニレター配付など
各事業に力を入れることを確認した。
増える過労自殺・労災認定 [2008年05月23日(Fri)]
008(平成20)年05月23日(金)
毎日新聞
トップ>ニュースセレクト>事件・事故・裁判>記事

労災:精神疾患、最多の268人 過労自殺も最悪の81人

仕事上のストレスが原因でうつ病などの精神疾患になり
07年度に労災認定を受けた人が268人(前年度比30.7%増加)
と前年に続き過去最多を更新したことが厚生労働省のまとめで分かった。

過労自殺(未遂を含む)も81人(前年度比22.7%増)で
過去最多となり、2年間で倍増した。政府や厚労省は
「ワークライフバランス」(仕事と生活の調和)の
推進を呼びかける中、長時間労働などの改善が進んでいない実態が
改めて浮き彫りになった。【東海林智】

同省によると、過労によるうつ病の労災請求件数は
03年度の約2倍の952人(前年度比16.2%増)に増えた。

過労自殺と認定された81人のうち80人は男性で、
年代別では
40代が22人、
30代が21人、
50代19人、
20代15人。

うつ病など精神疾患全体の認定は
30代100人、
20代66人、
40代61人、
50代31人。

20、30代で6割を超え若年労働者に
心の病が広がる状況を示した。

職種は
▽専門・技術職75人
▽生産工程・労務作業者60人
▽事務職53人−−。

製造関連が前年度比で2倍近く増加しており、
好景気を反映し生産現場での過重労働の広がりが
あるとみられる。

脳出血や心筋梗塞(こうそく)などを発症した
「脳、心疾患」の認定者392人(うち死亡142人)も
前年度比約10%増え過去最多。
請求件数は931人で前年度比0.7%減少した。

残業時間は
月80〜100時間未満が135人、
100〜120時間未満が91人。
160時間以上も35人に上った。

厚労省は
「厳しいノルマを求められる職場環境を
反映しているのではないか。
若者はノルマが達成できなくても、
周囲からサポートが得られないなど
心理的な負荷の高い中で働いている」
と分析する。

過労死弁護団の川人博弁護士は
「数年前から過労やストレスのまん延で
非常に深刻な事態に陥っているということが
数字となって表れている」
と話している。

毎日新聞 2008年5月23日 19時39分
(最終更新 5月23日 22時47分)



2008(平成20)年05月23日(金)
MSN産経ニュース
ニューストップ >生活>からだ>記事詳細

「過労自殺」による労災認定、過去最多に
http://sankei.jp.msn.com/life/body/080523/bdy0805232024005-n2.htm
2008.5.23 20:23

仕事のストレスが原因で鬱病(うつびょう)などの
精神障害となり自殺(未遂を含む)をはかった「過労自殺」として、
平成19年度に労災認定された人が過去最多の81人に上ったことが
23日、厚生労働省のまとめで分かった。

17年度の42人と比較して2年間で倍増。
年齢的には20、30代の若手、中堅層で目立った。
脳や心臓の病気による「過労死」の労災認定も高い水準で推移。
過酷な環境の中で疲弊する労働者の実態が浮かび上がった。

厚労省によると、精神障害の労災申請は952人(前年比133人増)、
認定は268人(同63人増)で、いずれも過去最多だった前年を上回った。
うち、未遂を含む自殺は164人の申請があり、81人が認められた。
自殺認定は18年度が66人、17年度は42人となっており
急増ぶりが目立つ。

精神障害が認定された全268人を年齢別でみると、
30〜39歳が100人、
次いで20〜29歳が66人となった。

業種でみると
製造業(59人)、
卸売り・小売業(41人)の順。

職種ではシステムエンジニアや医師など
専門性の高い技術職が75人で最多となった。

厚労省労働基準局では、
「成果主義の導入が強まったことで
職場の人間関係がギクシャクしている。
とりわけ30代は部下と上司に挟まれた
“サンドイッチ状態”になり
精神のバランスを崩すケースが増えているようだ」
とみている。

仕事が原因で脳や心臓疾患となったケースでは、
労災申請は931人、認定は392人(うち死亡が142人)。

申請は前年比で7人の減少となったが、
認定は同37人増で、過去最多となった。

年齢別では50〜59歳が申請(376人)、
認定(163人)ともに他の年齢層を
大きく上回った。

認定者の業種別では運輸業だけで全体の4分の1を占め、
職種別では運輸・通信従事者がやはり全体の4分の1に上った。

厚労省は
「50代は医学的にも血管がもろくなる。
そこにリストラなどで労働環境が過酷になったことの、
しわ寄せがいっている可能性がある」
としている。



2008(平成20)年05月23日 (金)
時事通信社
ホーム>社会>指定記事

過労自殺は最多81人=「労働時間短くても危険」
−脳・心臓病死も高水準・厚労省
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_date2&k=2008052300740
2008/05/23-18:44  

仕事上のストレスが原因の過労による自殺で
2007年度に労災認定された人は、
前年度比22.7%増で過去最多の81人だった
ことが23日、厚生労働省のまとめで分かった。
長時間労働で発症する脳や心臓の病気による過労死の
労災認定も依然高い水準。労働環境が改善せず、
心身ともに疲弊している実態が浮き彫りになった。
 
同省によると、07年度にうつ病などの精神疾患で
労災請求した人は前年度比16.2%増の952人、
認定は同30.7%増の268人で、ともに4年前の
2倍以上となり、過去最多だった。

業種別では製造業(59人)がトップで、
卸売・小売業(41人)や
建設業(33人)、
医療福祉業(26人)
などが目立った。

268人のうち自殺(未遂含む)で
労災認定を受けた人は81人(未遂3人)。
40代22人、30代21人で、
働き盛りの年代が過半数を占めた。

同省は今回、精神疾患で労災認定された人の
時間外労働時間を初めて調査。
81人のうち、1カ月の平均は
100時間以上120時間未満が20人、
80〜100時間が11人などだったが、
40時間未満も12人おり、
労働時間が比較的短くても過労自殺の危険が
あることが裏付けられた。



2008(平成20)年05月23日 (金)
共同通信社
トップ>ニュース詳細

過労自殺、最悪の81人 心の病、労災申請4年で倍
http://www.47news.jp/CN/200805/CN2008052301000554.html

過労が原因でうつ病などの精神疾患にかかり自殺した
(未遂を含む)として、2007年度に労災認定された人が
前年度を15人上回る81人と、2年連続で過去最悪だった
ことが23日、厚生労働省のまとめで分かった。
過労自殺を含む精神疾患全体の認定者は3割増。
労災の申請は4年間で倍増、過労による脳・心臓疾患の
申請者数を初めて上回り、2、30代の若手社員を
中心に心の病が職場に広がっている実態が浮かんだ。

脳・心臓疾患で労災認定された人は1割増え、
392人と過去最悪。うち死亡した人は142人だった。

集計によると、精神疾患の労災申請は952人で、
前年度比16%増。03年度の447人から大幅に増えた。
認定は268人で30%増え、いずれも過去最多。
認定者の年代別では30代が37%、20代25%、
40代23%の順で、若い世代が目立った。
職種別では専門技術職が28%で最も多かった。

自殺で認定された81人のうち80人は男性。
年代別では4、50代が50%を占め、
2、30代は44%だった。

2008/05/23 19:56 【共同通信】
まさか/その後の対応(救急診療病院) [2008年05月23日(Fri)]
2008(平成20)年05月22日(木)
産経新聞 16時22分配信

嘔吐物から有毒ガス 「サリン事件思い出した」 
救急診療停止、一時封鎖も

「息が苦しくて呼吸できない」
「目が痛い」。
農薬を飲んで自殺を図り、救命救急センターに
運ばれてきた男性(34)の嘔吐(おうと)物から
発生した有毒ガスで、来院者や職員ら54人が
治療を受けた熊本市の熊本赤十字病院。
院内は21日深夜から22日未明にかけて騒然となった。

センターは救急診療を即時中止し、一時封鎖された。
ベッドに横たわる患者と、マスク姿で応急処置に
駆け回る医師や看護師らでごった返した。

自殺した男性の処置に当たった高村政志医師(48)は
「男性が嘔吐した直後にツンと塩素系の刺激臭がして、
せきが止まらなくなった。男性に近づくに近づけず、
地下鉄サリン事件を思い出した」
と青白い顔で語った。

記者会見した井清司救急部長(58)は
被害が拡大した原因について
「クロルピクリンを飲んだ自殺は非常に珍しく、
把握が難しかった」
と語った。

井部長らによると、搬送当時、男性が飲んだ毒物が
特定できず、管を通して胃の中の毒物を取り除くなど
一般的な対応を取った。毒物が気化しやすい
クロルピクリンと分かっていれば、
「あらかじめ患者を避難させるなど、それなりの対応ができた」
という。

しかし、最終的にクロルピクリンと特定されたのは
有毒ガス発生から約1時間半後の22日午前0時半ごろ
だった。

同病院は今後、同様のケースに備え、
自衛隊に援助要請するなど対応マニュアルを
見直す考えを明らかにした。

2008(平成20)年05月22日(木)
産経ニュース

有毒ガス発生「想定外」 
通常の中毒と同様の処置 熊本赤十字病院
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080522/trd0805222018013-n1.htm
2008.5.22 20:17
 
農薬のクロロピクリンを飲んで自殺を図った男性が、
搬送先の熊本赤十字病院救命救急センター(熊本市)で
嘔吐(おうと)して有毒ガスが発生し、
医師や患者ら54人が治療を受けた問題で、
同病院は22日午後、あらためて記者会見を開き、
嘔吐物から有毒ガスが発生した事態を
「想定外だった」
と強調した。

男性が嘔吐したのは胃の内容物を吸引したことが
原因ではなく
「農薬の作用によるものとみられる」
とし
「受け入れ時にクロロピクリンの知識はなく、
通常の中毒と同様の処置をした」
と説明。

同病院によると、救急隊からは男性の飲んだ農薬の
名称が「ピクリン」との報告があり、
文献やインターネットで検索したが見つからなかった。
農薬の正体が分からないまま処置を始めたという。



2008(平成20)年05月23日(金)
スポーツ報知 05月23日8時1分配信

農薬自殺男性治療中に嘔吐物から毒ガス

21日午後11時ごろ、熊本市の
熊本赤十字病院救命救急センターで、
農薬のクロロピクリンを飲んで自殺を図り
搬送された熊本県合志市の農業男性(34)が
診察中に嘔吐(おうと)し、内容物の農薬が
気化した塩素系の有毒ガスが発生した。
患者やスタッフら54人が治療を受け、
男性は死亡した。軍事転用も可能な農薬が
思いも寄らぬ形で拡散し、市民が被害を受けた事件に、
医師は「地下鉄サリン事件を思い出した」
と振り返った。

人命を救う医療の現場が一瞬で地獄絵図と化した。

熊本県警や消防によると、21日午後10時ごろ、
男性は自宅納屋で、業務用に保管していた
クロロピクリンを飲んだとみられる。
家族が119番。同50分ごろ、意識もうろう状態の
男性は熊本赤十字病院救命救急センターに担ぎ込まれた。

病院の説明によると、処置室で医師が鼻から挿入した
チューブから男性の胃の内容物を約1リットル吸引した
ところ嘔吐し、気化したクロロピクリンが室内に一気に充満。
ツンとした塩素系の刺激臭が広がり、処置室内外にいた
多数の救急外来の患者や医師などが
「息が苦しくて呼吸できない」
「目が痛い」
と不調を訴えた。医師らが患者を避難させようとして
室内はパニック状態になった。

処置に当たった高村政志医師(48)は
「男性に近付くに近付けず、地下鉄サリン事件を思い出した」
と青白い顔で語った。男性は十分な治療を施されず、
間もなく死亡した。

治療を受けたのは計54人で、うち、処置室内にいた
入院予定だった女性患者(72)が肺炎の症状を悪化させ
重症となった。女性以外にも男性の母親ら9人が息苦しさを訴え、
同病院に入院したり、別の病院に運ばれた。

センターは救急診療を即時中止し、半日にわたり封鎖され、
中和剤散布などで処置された。

クロロピクリンは刺激臭のある揮発性が高い液体で、
殺虫剤や土壌薫蒸などに使われ、劇物指定されている。
吸い込む量が少量でも吐き気などを催し、大量に吸うと
呼吸困難で死に至る。戦時中から催涙ガスの原料にも用いられた。

被害が拡散した理由として、病院は断片的な情報しかなく、
毒物がクロロピクリンと特定できないまま、
防毒マスクの装着など特定の毒物に対する措置を取らずに
治療した点がある。

通常、服毒自殺を図った患者を搬送する際、救急隊は
毒物を一緒に持ってくる手順を踏むが、
病院側の話では救急隊員から
「刺激臭が強くて持ってこられなかった」
と報告を受けたという。一方、救急隊側は男性の家族から
聞き取り、毒物を書類に「ピクリン」とだけ記載して
病院に知らせたとしている。だが、専門知識を持った
医師がおらず、対応が遅れたとみられる。

最終更新:5月23日8時1分



2008(平成20)年05月24日(土)
毎日新聞
トップ>地域ニュース>熊本>アーカイブ>記事

熊本・農薬自殺:嘔吐物から毒ガス
消防局から保健所には連絡なし−−市検証 /熊本
http://mainichi.jp/area/kumamoto/archive/news/2008/05/24/20080524ddlk43040718000c.html

熊本市の熊本赤十字病院で21日夜、
劇物の農薬「クロロピクリン」を飲んで自殺を図った
男性の嘔吐(おうと)物から発生した有毒ガスで
54人が体調不良を訴えた事件を受けて、
市の健康危機管理幹事会が23日あり、
当日の保健所や消防局の活動を検証した。

市消防局は21日午後11時20分過ぎ、
男性を病院に搬送した菊池広域消防本部から、
嘔吐物からの刺激臭で診療ができなくなっていると
連絡を受けた。

救助隊や救急隊が出動し、警戒区域の設定や
有毒ガスを室外に排出する活動をした。

しかし、保健所が病院から連絡を受けたのは
22日午前4時ごろと遅く、消防からの連絡はなかった。
保健所は周辺住民の避難場所の確保や
被害者を運ぶ病院の手配などの役割がある。

今回、被害は病院内にとどまり、住民には及ばなかったが、
保健所の中熊秀光地域医療課長は
「消防局と密に連携をとるようにしたい」
と話した。

菊池広域消防本部の救急隊から病院に、
農薬の名前が正確に伝わらなかったことに関しては、
救急隊と病院のやり取りを調べ
「改善すべきところがあれば改善したい」
とした。

一方、仮に救急車で嘔吐した場合の対応について、
消防局救急課の金子忠明主幹は
「嘔吐物からの有毒ガスはこれまで想定してなかった。
搬送時に防毒マスクを着用するケースも考えなければならない」
と話した。

市は病院へも報告を求めており、それを受けて再度、
対応策を検討する。

【伊藤奈々恵】

毎日新聞 2008年5月24日 地方版
自死遺族のつどい(宮崎県小林保健所主催) [2008年05月23日(Fri)]
2008(平成20)年05月23日(金)
宮崎日日新聞(生活情報面)

あすのMIYAZAKI

自死遺族のつどい

24日午後1−3時、小林保健所。
家族や知人を自殺で失った人同士が
体験や思い出を語り合う。

また、保健師らが
個別相談に応じる。

匿名参加もでき、
西諸地域以外の人でも受け付ける。

同保健所主催。

問い合わせ
電 話  0984(23)3118。

***********

以上、引用終わり。

宮崎県西諸県地区(小林市、えびの市、高原町、野尻町の
2市2町)では、宮崎県内の自死(自殺)対策のモデル地域
として、さまざまな活動を展開してきた。



宮崎県小林保健所はその旗振り役となっており、
全国的にも注目される取り組みを続けている。

第1次予防(普及・啓発)、第2次予防(危機介入)から
第3次予防(自死遺族支援)に至るまで、
それらの取り組みは高く評価されている。



以下、過去の記事の1つ。

*****************

2007(平成19)年03月14日
UMKテレビ宮崎 ホームページより
トップ>ヘッドラインニュース

【県内】自殺予防を考える講演会
http://www.umk.co.jp/news/headline/20070314.html

2007年03月14日

自殺が大きな社会問題となっています。

全国で毎年3万人以上が自ら命を絶っています。
宮崎の現状は、平成17年の県内の自殺者数は352人。
10万人あたりの自殺者数は、全国6位という数字です。
自殺を防ぐ方策はあるのか、深刻な問題となっています。

昨夜、小林市で、自殺予防を考える講演会が開かれました。
講師は、秋田県で自殺予防に取り組むNPO法人
「蜘蛛の糸」理事長の佐藤久男さんです。

佐藤さん自身も、経営していた会社が倒産し、
自殺を考えたことがある経験者です。
平成17年の宮崎県の自殺者数は352人。
自殺率は、全国6位と西日本では最も高くなっています。

中でも、小林市など西諸県郡は、
10万人あたり約60人が自殺するなど県内でも突出しています。

小林保健所では、今年度から自殺予防を訴える
Tシャツを着るなど予防に取り組んでいます。

しかし、自殺は、自らを追い詰めていく
「こころ」の問題が原因となるケースが多く、
効果的な解決策を見つけるのは難しいといいます。

このため、保健所では、気軽に相談できる
「地域づくり」から自殺予防対策を始めています。

佐藤さんも、自殺を「個人の問題」として考えるのではなく、
「社会の問題」としてとらえ、対策を考える必要があると
訴えました。

県の自殺予防対策はまだ始まったばかりです。
自殺を「他人事」ではなく、一人ひとりが正面から
考える必要があります。

********************

以上、引用終わり

宮崎県内の「自死遺族のつどい」は、
いまのところ、2か所で行われている。
ご遺族の方にとって信頼できる選択肢を
これからも提供していけたらと願う。

#1 主催者 : 宮崎県小林保健所
   日 時 : 毎月第4土曜日の午後 
   会 場 : 宮崎県小林保健所
   照会先 : 宮崎県小林保健所
         電 話 0984(23)3118

#2 主催者 : NPO法人国際ビフレンダーズ 宮崎自殺防止センター
   日 時 : 偶数月の第2土曜日 午後2時から午後4時まで
   会 場 : 宮崎市内
   照会先 : NPO法人国際ビフレンダーズ 宮崎自殺防止センター
         電 話 0985(77)9111(事務局電話)
             0985(77)9090(相談電話)
             ※ いずれも日・水曜日の午後8時から午後11時まで



いまの世の中、自死遺族はまだなかなか
声を挙げづらいものがあると思う。

宮崎県はここ数年間以上、毎年350人ほどもの方々が
自死(自殺)によって亡くなっている。
すなわち、ご遺族の方が毎年、1,000人以上ずつ
増えているという計算になる。
10年間だと1万人を超える。たいへんな数である。



NPO法人国際ビフレンダーズ 宮崎自殺防止センターでは、
自殺予防の活動(電話相談、普及・啓発活動など)のみならず、
自死遺族支援の活動(電話相談、自死遺族のつどいなど)を行っている。

今後ともみなさまからのご理解やご支援をいただきつつ、
スタッフ一同で地道に取り組んでいきたいと考えている。

救命救急医療への期待 [2008年05月22日(Thu)]
おとなりの熊本県で痛ましいニュースがあった。
亡くなった方のご冥福を心よりお祈り申し上げたい。

農薬による自死(自殺)はきわめて苦しいと、
毒劇物取扱主任資格をもつ方から聞いた。

亡くなった方も、ご遺族の方々も、まさか、こんな惨事が
ご自分や周りに起こるとは、きっと想像もつかなかった
ことと察している。



いくつかの救命救急病院で、心ある医療関係者の
みなさま方が、自死未遂者などへの「こころのケア」
を行ってくださっているという。
いのちを救うためのきわめて重要な活動だと考える。

限られた時間や人手やお金や情報の中で連携して、
周りや自分たちへの感染や二次被害などを防ぎつつ、
的確な処置や治療を行っておられる救命救急スタッフの
専門性がほんとうに心強い。



自死を含めてどのような方が来院するのかが分からず、
何が起こるか分からないのが救命救急の現場なのだ、
とあらためて知った。

消防、医療、警察、行政など、救命救急医療の現場に
関わるみなさまにとっても、自死を考える方にとっても、
必要な支え(制度、手当て)を備えた世の中を作っていきたい。

今回の件では、農薬を含む毒劇物の管理のあり方についても、
もっとなにか工夫ができないものだろうか。
(たとえば、農薬は鍵のかかる棚に保管するよう義務化するなど)



2008(平成20)年05月22日(木)
読売新聞
ホーム>社会

農薬自殺男性が吐いた物から有毒ガス、54人体調不良…熊本の病院
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080522-OYT1T00129.htm



有毒ガスを吸い込んで倒れた患者の対応に追われる熊本赤十字病院関係者ら


21日午後11時ごろ、熊本市長嶺南2、熊本赤十字病院
(東大弼(だいすけ)院長)の救命救急センターで、
農薬を飲んで搬送された熊本県合志(こうし)市の
農業男性(34)が、処置中に嘔吐(おうと)し、
嘔吐物から刺激臭を伴う塩素系有毒ガスが発生した。

医師や看護師、外来患者、付き添いの家族ら54人が
ガスを吸い込むなどして目やのどの痛みを訴え、
うち外来の女性患者(72)が呼吸困難のため重症となり、
この女性を含む10人が入院した。44人は軽症。
男性は農薬中毒による死亡が確認された。
県警は、男性が農薬を飲んで自殺を図ったとみて
経緯を調べている。

県警や消防、病院の発表によると、男性が飲んだのは、
土壌を消毒する際に使われる劇物指定の農薬
「クロルピクリン」で、これが気化したらしい。

21日午後10時ごろ、「夫が薬を飲んで倒れた」と
男性の妻から通報があり、消防署員が、自宅玄関付近に
倒れている男性を見つけた。辺りには刺激臭が立ちこめ、
農薬を飲んだことによる中毒の疑いがあるとして
救命救急センターに搬送した。

男性はセンターの処置室に運ばれ、胃洗浄をしようとした
際に吐いた。刺激臭を伴う有毒ガスが施設内に広がり、
処置にあたった医師ら病院職員31人と、救急外来の
患者や付き添いの家族23人が体調不良を訴えた。
うち約20人は処置室を含む治療室、残りはセンター内の
待合室にいた。無事だった病院職員がこの54人をロビーに
避難させ、点滴や酸素吸入などの応急処置をした。

重症の女性は、男性から約10メートル離れた所におり、
もともと腎不全と肺炎の重い症状があった。男性の妻(36)
と母親(60)、治療に当たった男性医師らが入院した。
軽症者には1歳児2人、3歳児2人も含まれている。

県警は、男性の自宅近くの畑からクロルピクリンの空の瓶を発見。
男性の父親から事情を聞いたところ、通報前に男性からクロルピクリン
特有のにおいがすることに気付き、問いただすと、男性は
「瓶は納屋に置いている」と話した、と説明した。
父親は、納屋で液が少し残ったクロルピクリンの瓶を見つけ、
近くの畑に捨てたという。納屋には農薬類を置いていた。

同病院は22日午前中、センターを閉鎖した。

(2008年5月22日11時27分 読売新聞)



毎日新聞 2008年(平成20)05月22日(木)
ホーム>ニュースセレクト

農薬自殺:男性の嘔吐物から有毒ガス 病院の54人被害
http://mainichi.jp/select/today/archive/news/2008/05/22/20080522k0000e040008000c.html



ロビーに並べられたストレッチャーで応急処置を受ける人たち
=熊本市長嶺南の熊本赤十字病院で
2008年5月22日午前3時26分、門田陽介撮影

21日午後10時50分ごろ、熊本市長嶺南の熊本赤十字病院=
東大弼(ひがしだいすけ)院長=の救命救急センターで、
農薬を飲んで自殺を図ったとみられる熊本県合志市の
農業男性(34)を治療中に、男性の嘔吐(おうと)物から
強い塩素系ガスが発生した。吸い込んだ医師や患者ら54人が
目やのどの痛みなどを訴えた。受診中だった女性(72)が
重症となるなど、計10人が同病院を含む複数の病院に入院する
などしたが、命に別条はないという。男性は間もなく死亡した。

同病院によると、男性が救命救急センターに到着後、
当直医の高村政志(たかむらせいし)救急副部長(48)が
胃から内容物を吸引するため鼻に管を挿入したところ、
突然男性が嘔吐。空調などを通してセンター中に刺激臭が広がった。
死亡した男性は劇物指定の農薬「クロロピクリン」を飲んだと
みられる。

センター内には、発熱で夜間外来に来ていた1〜3歳の子供3人を
含む患者や付き添いの家族ら23人と、病院スタッフ31人(医師16人、
看護師6人、技師4人、事務5人)がいて全員が体調不良を訴えた。
このうち44人は軽症で、快方に向かっているという。
重症の女性は肺炎などのため救急受診中で、同病院は
「症状がガスによるものかは不明」としている。

病院は対策本部を設置し、院内や自宅で待機中の医師と
看護師ら計90人を非常呼集して対応に当たった。
午後11時50分から防護服を装着した消防隊が約3時間かけて
センター内を除染した。

男性を治療していて被害に遭い、点滴を受けた高村救急副部長は
「現場はパニック状態だった。刺激臭で息ができなかった」
と話した。

県警大津署によると、死亡した男性の妻から21日午後10時ごろ、
「夫が薬物を飲んで倒れた」と110番があり、病院に運ばれた。
クロロピクリンは納屋にあり、納屋で飲んだとみられる。
飲んだところは誰も見ていなかったが、本人が飲んだ後、
自宅に戻り父親に「自分で農薬を飲んだ」と話したという。
遺書は見つかっていない。

同病院は救命救急センターを22日正午まで閉鎖した。
【門田陽介】

◇ 病院側が会見「事前に分かれば避難措置とれた」
22日午前、会見した熊本赤十字病院の井(い)清司
救急部長(58)は「(死亡した男性が)搬送された時点では、
吐いて被害が出るものとは分からなかった。分かっていれば、
患者を避難させるなどの方策が取れたのだが」と語った。

 井部長によると、クロロピクリンのおう吐物による同様の被害事例は少なくとも過去に全国で2件あるという。ただ、井部長は「クロロピクリンの嘔吐物でこんな被害が起きるということは把握していなかった。与えられた情報の中で、最善ではなかったかもしれないが、最大の努力をした」と語った。【遠山和宏】

◇ ことば クロロピクリン
毒劇物取締法で規制対象となる塩素系の劇物。
土壌の殺菌、消毒などをする農薬で、作付け前の農地に散布する。
常温では無色(市販品は淡黄色)の液体で、揮発性が高い。
わずかな水分で塩酸と一酸化炭素に分解されて粘膜を刺激、
のどや目に痛み、呼吸障害などを引き起こす。自殺や誤飲など
での死亡例も多い。空気より比重が重いため、飛散した場合、
床に近いほど濃度が高くなり、治療は水による汚染除去と
酸素吸入などを行う。

毎日新聞 2008年5月22日 8時39分
(最終更新 5月22日 13時25分)



時事通信社
ホーム>社会>指定記事
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_date2&k=2008052200781

2008/05/22-17:31 「マニュアルに従った」
=農薬特定遅れで消防−熊本赤十字有毒ガス

農薬自殺を図った男性の嘔吐(おうと)物で54人が
体調不良を訴えた熊本赤十字病院の有毒ガス発生では、
薬剤の特定に時間がかかったことが被害拡大につながったと
指摘されている。

病院側は22日午前の記者会見で、
「普通は飲んだ薬剤を救急隊が持ってくるが、
今回は刺激臭があり、持ってこられなかったため、
農薬の特定が遅れた」
と説明。これに対し、男性の搬送に当たった
菊池広域連合消防本部は
「マニュアルに従って活動した」
としている。

同消防本部によると、21日午後10時5分ごろ、
熊本県合志市に住む男性の妻から、
「夫が苦しんでいる。口から変なにおいがする」
と119番があった。

数分後、救急隊と異臭に対応する部隊の計10人が
男性の自宅に駆け付けた。室内で男性が飲んだと
みられる薬物の瓶を見つけたが、
「刺激臭を伴っていたため、救急車に載せなかった」
(消防)という。

異臭対応で出動した部隊が同10時25分ごろ、
瓶のラベル名を口頭で病院側に連絡した。
しかし、病院によると、実際とは異なる
「ピクリン」とだけ伝えられたため、
患者を避難させるなどの対応が取れなかったという。

救急隊はその後、男性が飲んだ農薬と同じ種類の瓶を
家族から回収し、22日午前零時半ごろに「クロル
ピクリン」と特定し、病院に届けた。

一連の対応について、同消防本部は
「通常通りで、問題はなかった」
としている。



患者おう吐物から有毒ガス=熊本

熊本市の熊本赤十字病院で21日夜、
農薬自殺を図り搬送された男性が
吐いた物から有毒ガスが発生、
医師や患者ら計54人が体調不良を訴えた。
重症の女性以外は回復に向かっている。

写真は閉鎖された救命救急センター 
【時事通信社】
6/1(日)はオープンハウス [2008年05月22日(Thu)]
2008(平成20)年05月20日(火)
宮崎日日新聞 社会面



自殺防止電話の模擬体験者募る

来月1日、宮崎市

自殺防止の電話相談に取り組む
特定非営利活動法人(NPO法人)
国際ビフレンダーズ 宮崎自殺防止センター
(三山吉夫)は6月1日(日)午後1時から、
宮崎市民プラザで電話相談の模擬体験を
行う。参加無料。

同センターは電話相談の24時間体制を
目指している。そのためには相談員を
確保しなければならず、模擬体験を通して
電話相談に興味を持ってもらおうと企画した。
午後4時まで。

申し込みは同センター
電 話 0985(77)9111、
ファクス 0985(77)9222、
電子メール bwspcmiya●polka.ocn.ne.jp


※ ●を @ に変えてください。

*******************

以上、引用終わり


NPO法人国際ビフレンダーズ宮崎自殺防止センターが、
オープンハウス(活動公開イベント)を行う。

6月22日(日)から7月20日(日)にかけて、
毎週日曜日(5回連続)に「ビフレンダー養成講座」(第4期生)
が行われるのに先駈けたイベントである。



宮崎自殺防止センターのボランティア活動のようすを知ることができる。

興味・関心がおありの方は、お誘い合わせのうえ、
ぜひともご参加いただければ幸いです。

自殺対策に関する意識調査(内閣府) [2008年05月20日(Tue)]
共生社会政策統括官 自殺対策
http://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/index.html

自殺対策トップ>「自殺対策に関する意識調査」について

自殺対策に関する意識調査
http://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/survey/report/index.html

内閣府自殺対策推進室

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目次
本報告書を読む際の注意

I調査の概要

II調査結果の概要(集計データを使用する場合は、「IV集計表」をご覧ください。)

1.メディアについて
 (1) メディアの接触頻度
 (2) 自殺に関する記事の接触頻度
 (3) 自殺を扱った報道への関心
 (4) 自殺シーンの多さについて
 (5) 自殺シーンの美化は自殺をうながすか
 (6) 自殺サイトへの接触度
 (7) 自殺サイトを見たきっかけ
 (8) 自殺サイトへの書き込みの経験
 (9) 自殺サイトの規制について
 (10) 自殺サイトを規制すべきでない理由

2.悩みやストレスに関することについて
 (1) 不安や悩みを受け止めてくれる人の有無
 (2) 物質的・金銭的な援助をしてくれる人の有無
 (3) 最近1ヶ月間でのストレス等の有無
 (4) ストレス等の原因
 (5) 助けを求めることは恥ずかしいことか
 (6) ストレス等の解消方法
 (7) ストレス等の頻度
   * K6の結果
 (8) 不眠が2週間以上続いたら,医療機関を受診するか
 (9) 不眠で医療機関を受診しない理由

3.自殺やうつに関する意識について
 (1) 自殺についての意見
 (2) 自殺を考えた経験
 (3) 今までに本気で自殺したいと思ったことがあると答えた者の中で,
   最近1年以内に自殺を考えた経験
 (4) 自殺を考えたとき,誰に相談したか
 (5) 周りに自殺をした人はいるか
 (6) 身近な人から「死にたい」と言われたときの対応
 (7)「うつは心の風邪」ということばのイメージ
 (8) 仮にうつで仕事を休業する場合の支障

4.自殺予防等に関するボランティア活動について
 (1) 自殺予防等に関するボランティア活動の周知度
 (2) 自殺予防等に関するボランティア活動への参加意向


III調査票

IV集計表

V標本抽出方法


自殺対策トップ>「自殺対策に関する意識調査」について

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