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NPO法人宮崎自殺防止センターを応援したい

NPO法人国際ビフレンダーズ 宮崎自殺防止
センターでボランティア活動を始めました。
いろいろと勉強中です。

なお、このブログは、自死等の相談に応じるものではありません。


NPO法人宮崎自殺防止センター
■ TEL 0985(77)9090
■ 毎週 日・水・金曜日
   午後8時から午後11時まで(3時間)


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ストレスからの自殺者急増の背景に“うつ”(週刊ダイヤモンド071130) [2007年11月30日(Fri)]
2007(平成19)年11月30日
ダイヤモンド・オンライン
ホーム>暮らし・オフ>不健康ビジネスマンに効くクスリ

週刊ダイヤモンド編集部
不健康ビジネスマンに効くクスリ
【第3章】
ストレスからの自殺者急増の背景に“うつ”

http://diamond.jp/feature/medicine_dw/10003/
http://diamond.jp/feature/medicine_dw/10003/?page=2
http://diamond.jp/feature/medicine_dw/10003/?page=3

「私は反省している。これまで『うつは心の風邪』とうたって
きたが、そんな生やさしいものではない。死に至る病だ」

こう語るのは、複数の大手企業の産業医を務める
京都文教大学臨床心理学科教授、神田東クリニック院長の
島悟医師である。



出所:厚生労働省「2005年人口動態統計」

実際、表を見てもらいたい。働き盛りである20〜50代の死因の上位は
自殺である。自殺者は1988年以降、8年間連続して3万人以上で推移。
その自殺者の4割が30〜50代の男性で、大半がうつなどの精神疾患を
患った経験者だ。

うつの患者も増える傾向にある。厚生労働省などのデータによると、
1999年に比べ、外来患者は約2倍にまで増えている。

うつが増える背景は何か。島医師は
「過重労働によるうつは、むしろ大手企業に限っては減少傾向にある。
それよりも、企業の恆I択と集中揩ノ伴う大幅な組織改善やM&Aなどの
職場環境の急激な変化がある」
と指摘する。

近年の雇用形態や人事評価システムなどの変更も大きい。派遣社員は
もとより、派遣社員と仕事ぶりを比較される正社員もプレッシャーを
感じる。人事評価される側だけでなく、評価する管理職側にも大きな
ストレス。パート社員の管理を任された若手社員がうつになる事例も
少なくない。
年齢的には、男性が30代後半〜40代前半、女性が20代後半〜30代前半
に多く、やはり、最大のストレス要因は人間関係である。

そもそも、うつは朝に状態が悪いが、夜には元気になる、という
日内変動を繰り返す。治療を受けている場合でも、よくなったり、
悪くなったりを繰り返しながら、徐々に回復する病気だ。
このため、単なる「サボリ」と見なされることも多く、自らもうつに
気がつかない事例も少なくない。たとえば、睡眠障害の患者の3割以上が
うつを併発しているという報告もあり、睡眠薬を服用していても症状が
改善しない場合は要注意である。
もっとも、最近はうつへの認知度や理解も向上している。



ストレスからの自殺者急増の背景に“うつ”

治療も進歩した。SSRIのように副作用が少なく、使いやすい薬も
生まれたからだ。

しかし、島医師の危機感は消えない。
「職場でのストレスは上がる一方だが、コミュニケーションなど
家庭や職場のケア機能は低下しつつある」
からだ。

患者自身の問題もある。患者の約7割が職場復帰可能といわれている
反面、約半数が慢性化する傾向にある。つまり、最終的には、患者自身
が仕事のやり方や物事の考え方など、ライフスタイルを変えなくては
根本的な治療にはならない。その点でいえば、“心の生活習慣病”でも
あるのだ。

「うつの治療にクスリは不可欠」
北島潤一郎 ・北島クリニック院長に聞く

うつの発見方法にはいくつかあるが、私が初期症状として重視するのは
次の2点。

第1は睡眠状況が悪いこと。不眠や中途覚醒、早朝覚醒が多く、
目覚めと同時に心配事が頭に浮かんだりしないか。
第2は感情のコントロールができなくなっていること。
黙り込んだり、シクシク泣いたり、あるいはキレたりする現象が
表れていないか。
この2点は、周囲や家族が本人より先に気づくこともあるので
注意してほしい。

「うつは心の風邪」などといわれるが甘いと言わざるをえない。
確かに風邪のように、誰でもなる可能性がある病気だが、
「うつは心の骨折」だ。
「心の捻挫」程度だった早期に治療を開始すれば早期に回復するケース
もあるが、「骨折」では負荷をはずして(仕事を休んで)、数ヵ月の時間
をかけて治さないといけない。

私の医院では、患者の3分の1に休職が必要だった。休職期間は
平均5ヵ月程度。うつを甘く見る人は
「無理しないように仕事量を半分に減らして」
などと言うが、現実的には不可能な要求で休職しないと負荷ははずれず
治療は難しい。

SSRIなど最新のポピュラーなうつのクスリは、簡単に表現すると
「無理をしなくなる」
クスリだ。
「朝に服用して昼には気分が楽になる」
クスリ、
「もっと頑張る」
クスリもあるが、副作用が出たり、背中を押し過ぎて負荷をかけ過ぎる
可能性などがあるので、ケース・バイ・ケースで処方されている。





出所:WPA/PTD Educational Program on Disorders,1991

SSRIは
「過剰な心配をしなくなる」
効果があるので、パニック障害や強迫性障害、社会不安障害などにも有効だ。
具体的な症状としては、人前に出られない、何度も何度も手を洗ってしまう、
極度なあがり症などだ。社会問題と化している引きこもりも、じつは
「外に出られない」
などの病気にかかっている可能性もある。これらの症状は適切な治療と
クスリで回復する可能性がある。

とにかく、これらの症状で悩んでいたり、うつの症状や兆候が表れていたら
気後れせずに精神科医に相談してみてほしい。
早期に診断を受け適切な治療を図ることが大切だからだ。

最近は「メンタルクリニック」などと掲げて敷居を低くしている医院もある。
まずはかかりつけの医師や産業医に相談してもらってもいいが、うつを見逃す
こともあるので、なるべく専門医の診断を受けてほしい。

うつの場合、しっかり問診してくれる医師、
「職場に戻す」
「うつは治る」
との意識で復職までのプログラムを作ってくれる医師がいいだろう。
患者は
「いつ頃から、どういう症状が出たか」、
そして現在の症状、仕事の状況を包み隠さず医師へ伝えてほしい。

うつの治療にクスリは不可欠だ。症状改善のために、酒や怪しげな民間療法
に依存するのは危険だ。サイコセラピーも補助にはなるが、それだけでは
治らない。
「クスリに頼りたくない」
などと訴えられることも少なくないが、医師が指示したとおり休養し、
クスリを服用してほしい。
(談)

週刊ダイヤモンド編集部
2007年11月30日
合意形成はむずかしい (T^T) [2007年11月22日(Thu)]
大事にしていた企画が1つ、ダメになった。
ひさかたぶりに味わった、痛恨の極み (×_×)

あらためて、まずは初めに、仲間やパートナーからの
共感と理解、協力を得ることのだいじさとむずかしさとを
実感する。

まあ、こんなところでコケていては、この先の成功など
望むべくもないのだが… 



自分の才覚と戦略の無さ、説明力不足がほんとうにくやしい。

しばらく凹んで一息ついてから、セカンド・ベストを
めざしてがんばりたい。
自殺防止へ 宮崎県が対策本部を設置 [2007年11月20日(Tue)]
宮崎日日新聞 2007年11月20日(火)
自殺防止へ県対策本部 実態調査や相談充実
(トップ面)

県内の自殺者は人口10万人当たり31.5人と
全国5番目に高い自殺率(2006年)となった
ことから、県は19日、自殺防止に取り組む
「県自殺対策推進本部」(本部長・東国原知事)
を設置した。年内に遺族や自殺未遂者からの
聞き取り調査などで実態を調べ、来年度から
全庁的に相談体制の充実や担い手育成など
具体的な対策を進める。さらに各市町村へも
連携を呼びかける。

実態調査は、聞き取りだけでなく保健師や
産業医、精神科医ら約1,000人にアンケート
も実施する。
自殺率が本県よりも高く既に取り組みが
進んでいる秋田、青森、岩手県などを視察し、
施策の課題と方向性を探る。

また来年度から「『自殺ゼロ』推進プロジェ
クト」(仮称)をスタート。県民に自殺や
うつ病を正しく理解してもらう啓発活動の
ほか、医療、保健、各相談窓口と連携し
遺族や自殺未遂者の支援、相談体制を
整える。

第1回の会合で知事は「自殺は非常にデリ
ケートな問題。人の温かみを感じられる
優しい対策にしたいので、横断的な協力を
お願いしたい」と呼びかけた。具体的な
数値目標については、今後検討するという。

県障害福祉課によると、昨年の県内の
自殺者は 361人で交通事故による死者の
約4倍。
死亡率は西諸県地域が特に多くなっている。



読売新聞 2007年11月20日(火)
県が自殺対策推進本部を設置
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news001.htm

県の人口に占める自殺死亡者の割合が高いことを
受け、県は19日、自殺対策推進本部を設置した。
県内の自殺についての実態調査や対策を検討し、
来年度の新規事業「『自殺ゼロ』推進プロジェ
クト」の具体的な内容を策定する。県では自殺の
一因であるうつ病対策の事業を2006年度から
3年計画で実施しているが、明確に「自殺対策」
を打ち出すのは初めて。

同本部は、東国原知事を本部長に、企業局長を除く
全11部局長で構成。部局間の情報、意見交換を
活発にすることで、総合的で効果ある対策に結び
つける。

自殺対策を主管する障害福祉課は今月、先進的な
取り組みを進めている青森、秋田、岩手の3県で
調査を実施した。現在NPO法人自殺防止センター
(三山吉夫理事長)に依頼し、自殺者の遺族や自殺
未遂者へのヒアリング調査も行っている。

こうした取り組みに加え、今後、県医師会を通して
内科医や精神科医、産業医、保健師ら計約1000
人に自殺問題に対する意識などについてのアンケート
を行い、課題と対策案をまとめ、来年3月に同本部が
調査結果と具体策を公表する。

19日開かれた第1回会議で、東国原知事は「自殺や
人権、子育て、障害者に関する課題は、お役所仕事に
なりがち。温かみと対話ある対策になるよう協力して
ほしい」と呼びかけた。

県の人口10万人当たりの自殺死亡率(06年)は
31・5人で、全国ワースト5位。数値目標について、
東国原知事は「具体的に目標を示すのは難しいが、
これから検討したい」と述べた。



朝日新聞 2007年11月20日(火)
県が自殺対策本部
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000711200002

昨年、率にして全国ワースト5位だった県内の
自殺者を減らそうと、県は19日、県自殺対策
推進本部(本部長・東国原英夫知事)を設置した。
知事のほかに県警本部長、各部局長など13人で
構成し、組織の枠を超えて横断的に取り組む。
具体的な行動計画を年度内に策定し、08年度から
始動する「自殺ゼロ推進プロジェクト」にいかして
いく。

県内の昨年の自殺者は361人で、10万人あたり
の自殺死亡率は31・5人。97年に初めて
年間300人を突破して以来、ここ10年間の自殺率
は全国でワースト3〜7位と高く推移している。

自殺の原因には、うつ病や失業、多重債務など様々な
要因が指摘されている。そのため本部は、医療福祉を
担う担当部署だけでなく、全庁的に幅広い防止策を
取る必要性から設置された。

今後、自殺者の遺族や医師などからの聞き取り調査を
実施し、自殺者が多い東北地方の自殺防止対策なども
参考に専門家による自殺対策協議会を設ける。さらに
医師や看護師への研修を開いて人材を育成し、すでに
自殺防止に取り組む民間の団体との協力も深めていく
という。

東国原知事は「自殺対策はデリケートな問題で、
温かみのある対策を取っていきたい」と話した。



毎日新聞 2007年11月20日(火)
自殺対策:行動計画、来年度から着手
理解促進や相談体制整備−−県 /宮崎
http://mainichi.jp/area/miyazaki/archive/news/2007/11/20/20071120ddlk45010299000c.html

県自殺対策推進本部(本部長・東国原英夫知事)の
初会合が19日あり、来年度から行動計画
「自殺ゼロ推進プロジェクト」に着手すると決めた。
県内の自殺率は全国ワースト5位(06年=10万人
当たり31・5人)となっており、自殺問題への
理解促進や相談体制の整備などに取り組む。

県によると、プロジェクトは、自殺防止の啓発活動
▽地域と医療が一体になった支援体制▽精神疾患への
知識の普及−−など。多重債務や過労などの経済問題
や、精神面で弱い児童生徒や高齢者への対応など自殺
対策の分野は多岐にわたるため、知事部局や県教委、
県警が連携した体制づくりを進める。

同推進本部は来年1月から事業の内容を検討し、
新年度予算に対策費を盛り込む。国も今年6月に
決定した「自殺総合対策大綱」で、全国平均の自殺率
(10万人当たりの自殺者数)を05年の24・2人
から16年までに20%以上減少させる目標を設定
している。会合で東国原知事は「県も独自に数値目標
を出す方向で検討する」と述べた。

【中尾祐児】



宮崎放送局
2007年11月19日(月)11時48分更新

「自殺対策推進本部」設置
去年、宮崎県で自殺した人の人口に占める割合が
全国で5番目に高かったことを受けて、宮崎県は、
知事を本部長とする「自殺対策推進本部」を設置
して、相談体制の充実やうつ病の実態把握など、
自殺の予防対策に幅広く取り組むことになりました。

宮崎県では去年、自殺した人は、361人で、
人口10万人あたりに占める割合が全国で5番目に
高くなりました。
こうした状況を受けて県は、東国原知事を本部長とし、
庁内11の部局で構成する「自殺対策推進本部」を
設置しました。
県庁で開かれた初会合で、東国原知事は、「自殺の
問題はデリケートな問題だ。暖かみのある施策を
したい」と話しました。
自殺の原因は、経済状況や健康、家庭問題など、
さまざまなものが考えられるため、県は、▼医療や
保健、労働問題などの専門家で協議会を作ったり、
▼精神科医や内科医などにうつ病の実態について、
聞き取りをしたりするほか、▼市町村にも自殺対策
に取り組む組織を作り、▼地域で相談や支援にあたる
ボランティアの育成に力を入れることにしています。



UMKテレビ宮崎 2007年11月19日(月)
【県内】県自殺対策推進本部会議
http://www.umk.co.jp/news/headline/20071119.html

自殺で命を断つ人をなくそうと、宮崎県は、
自殺対策推進本部会議を設けました。

東国原知事は、初会合で「温かみのある優しい対策を」
と呼びかけました。

会議では、東国原知事が「自殺防止対策は緊急の課題。
問題意識を共有してほしい」と挨拶しました。

宮崎県は、去年、361人もの人が自殺をしていて、
人口10万人あたりの自殺率は、全国でワースト5位でした。

自殺は借金による多重債務やうつ病など様々な事情が要因と
なっているため、県庁のどの部署でも誠実な対応ができる
よう、この会議が設けられました。

県では、現在、遺族や自殺未遂者の実態を調査しています。
また、来年度予算には、県として初めて自殺防止対策予算を
盛り込み、地域ごとに対策に乗り出します。



MRT宮崎放送 2007年11月19日(月)18:05
2.県が自殺対策推進本部を設置
http://www.mrt.jp/scripts/NBsearch.pl?2#0002

自殺問題について、総合的に取り組もうと、
県は、東国原知事を本部長とする自殺対策推進本部を
発足させました。第1回目となった19日の会議では、
担当職員が、人間関係や生活苦などによる「うつ病」が
自殺の主な原因になっていることなどを報告しました。

県では、現在、県内の自殺未遂者などからヒアリング
調査を行なっていて、来年度予算に、自殺対策の新規
事業を初めて盛り込むことにしています。

(東国原知事)
「(自殺対策は)デリケートな問題なので、ともすると
システマティックに陥る可能性があります、お役所仕事と
言いますかね。体温の感じられるというか、優しい対策で
ありたいなと思っている」

県内で、去年1年間に自殺した人の数は361人で、
人口10万人当たりの自殺率は、全国ワースト5位と
なっています。






「私、うつかも」と感じることはありませんか?(週刊ダイヤモンド 07/11/24号) [2007年11月19日(Mon)]
2007(平成19)年11月19日
ダイヤモンドオンライン
ホーム>ニュース>今週の週刊ダイヤモンド ここが読みどころ

週刊ダイヤモンド編集部【07/11/24号】
「私、うつかも」と感じることはありませんか?

http://diamond.jp/series/newdw/11_24_001/
http://diamond.jp/series/newdw/11_24_001/?page=2



突然ですが、最近、次のような症状はありませんか。
(1)明け方に目が覚め、その瞬間から心配ごとが思い浮かんで眠れなくなる。
(2)イライラしたり、理由もなく涙ぐんだりすることがある。
(3)朝、会社に行く途中、頭痛や吐き気がする。

この3つの症状が同時にあれば、あなたは、「うつ病」の可能性が相当高く、
1つでも(特に1が)頻度多くあれば、うつ病を疑ってみる必要があります。

東京大学の教授が中心になって2002〜06年に実施した調査では、
「日本人の15人に1人がうつ病にかかる」
という結果が出ています。軽いうつであれば、もっと多いと言われています。

今回は、今、日本で急増している「うつ病」の特集です。

うつ病を「心の風邪」と表現する医師がいます。誰もがかかり、
きちんと治療すれば治るけど、風邪が肺炎死にいたる場合があるように、
うつ病も悪化すれば死を招くという意味です。

うつ病の場合の死とは、自殺です。本誌に掲載しました
「うつ病にかかった精神科医の独白」
を読んでいただくと、よくわかると思いますが、その医師は、
「自殺を考えて、いつの間にか電車ホームの前で2時間ぼーっと
立ちすくんでいたり、ビルの屋上に上がっていたりした自分に
気がついて愕然とした」と語っています。



医師としての自分が
「これはうつ病特有の自殺願望の症状だ」
と言い聞かせる一方、患者としての自分がいつのまにか
「死んだほうが楽になれる」
と考えてしまうと言うのです。

日本は“自殺大国”。毎年3万人以上(毎日平均で、なんと80人以上)
もの人が自殺で亡くなっています。先進国では、飛び抜けて高い数字です。
その多くは、うつ病などの精神疾患を病んでいると見られています。

「精神的にタフで、私がなるわけがない」
と思っていた31歳の女性総合職の方も、ある時から体が重くなって
仕事が手に付かなくなり、
「ふーっとホームから電車に飛び込みそうになる自分が怖くなって、
精神科医を受診したら、うつ病と診断された」
と言います。

このように、うつ病は、とても怖い病気です。激変する生活環境への
対応が不十分のため、最近は30代を中心に襲う“新型”が続出したり、
子供も大人同様の有病率であったりと、うつ病は多様化し蔓延して
います。

「うつかな」
と感じたら訪れるべき“頼りになる”病院170リスト、予防策・対処策を、
本特集では掲載しています。

実際、「私、うつかも」と感じることはありませんか?

(『週刊ダイヤモンド』副編集長 大坪 亮)  

2007年11月19日
清水康之さん(NPO法人ライフリンク代表)来宮 [2007年11月18日(Sun)]
清水康之さん(NPO法人ライフリンク代表)、ちょうど1年ぶりに来宮。
「自死遺族 1,000人調査」のことをじっくりとうかがう。

「宮崎県のみなさんは、どこまで本気で自死対策に取り組まれますか?」
「もし、みなさんが本気で取り組まれるなら、ぜひ、いっしょにやりましょう」
とのメッセージをいただく。

たいへん重い剛速球。生半可では受けられない。
でも、だからこそ、やるしかない。



総合的な自死対策のためには、政治的な判断(トップレベル)
が必須となる。
たとえば、宮崎県の知事部局と警察本部など。

でも、自分たちのレベルでも、やりたいこと、為すべきことが
山のようにあることを、あらためて実感できた。



「自死遺族の調査には、警察の統計情報が必須」(清水さん)
正直、目からウロコであった (@_@)

自死遺族から直にうかがった物語は、他をもって代えがたく
きわめて信頼性の高い、貴重な問題提起に満ちている。

ご遺族がずっと抱えてこられたつらいお気持ちをうかがい、
「生き心地の良い社会」の実現のための提言をうかがうことは、
わたしたちが最優先すべきミッション(使命)だと考える。

ただし、これらは、宮崎県内(各圏域毎)の実態を、そのまま
正確に反映したものとはかぎらない。
(たとえば数名の物語で○○市民全体の状況を万遍なく説明し得るかどうか)



警察がまとめた統計情報は、ご遺族の第一次情報(遺書を遺された方
がポイントとなる)であり、地域毎の実情を如実に反映したものとなる。

ただし、これらは、自死遺族から直にうかがった物語には、
深さ、精密さの面で、圧倒的にかなわない。



自死遺族により語られた物語と、警察の自殺統計情報とは、
いずれもきわめて貴重な情報であり、相補うべきものである。
いわば、クルマの両輪である。

このことを清水さんから教えていただき、正直、愕然とした。



東国原宮崎県知事を始め、トップレベルのみなさまが
すばやく、正確な意思決定をするために必要な準備を
整えていかねば、と考えている。



自死遺族の方は、わざわざ傷口を開き、過去/現在の
苛烈な痛みを、ふたたび感じながら語ってくださる。

ご遺族に真剣に向かい合う聴き手だって、血を浴びる。

このようにして生まれた智恵が、少しずつ蓄積されている。
ここ宮崎の地でも、「生きる」ための智恵を掘り起こしたい。


































電話相談ボランティア養成講座(第3期生)開講 [2007年11月17日(Sat)]
本日、11月17日(土)から、電話相談員
ボランティア養成講座(第3期)がスタート。

初回がぶじに終わって、ホッとした (^_^)

第2回から参加したいと思われる方は、
0985−77−9090 までお電話を。
(毎週 日・水曜日 20時〜23時)



講座を受ける側から準備する側に回って
みると、タイヘンだけどけっこうおもしろい。

スタッフのレクチャーや受講生のみなさんの
コメント、テキストや過去のノートの読み返し
からの新たな学びが山ほどあった。

自分自身が、けっこうトクしていると思う。
あと9回、みんなといっしょにがんばろう。



今冬の第1期生、今夏の第2期生までは、
東京自殺防止センターの西原由記子・明
ご夫妻及び東内さんが、東京から毎週末
駆け付けて、自分たちへのレクチャーを
してくださっていた。

このときのイメージを思い返し、ビデオを
見直しつつ、第3期生講座からは100 %
宮崎スタッフで運営している。

手探りのスタートだが、スタッフの熱意と
チームワークを生かして、じゅうぶんに
仲間づくりとスキルアップができる講座に
なると確信している。




11/17(土)から養成講座(電話相談員ボランティア) [2007年11月12日(Mon)]
11月17日(土)から「電話相談員ボランティア養成講座」が始まる。
1人でも多くの仲間が増えることを願っている。


071117recruit.pdf




特定非営利活動法人(NPO法人)  国際ビフレンダーズ 宮崎自殺防止センター
電話相談ボランティア第3期生募集
〜 「こころに寄り添う」をあなたと大切にしたい 〜

自殺防止のための電話相談ボランティア養成講座・第3期受講生を募集します。
現在、1週間に2回午後 8 時から11 時まで、研修を受け認定されたボランティアが
交代制で電話相談にあたり、相談者の声に耳を傾け援助(ビフレンディング)しています。

今後、電話相談の回数や時間を増やしていくことが、苦しみ悩んでいる多くの相談者の
ために大切なことなのです。そのため、電話相談ボランティアを募集しているものです。

あなたにできること、きっとあります! ふるってのご参加をお待ちしています。
宮崎の自殺防止・自死遺族支援のために、あなたの力が必要です。

○ 参加条件:原則として満20 歳以上で、心身ともに健康な人。
○ 電話相談ボランティアの認定任命までの流れ

第1段階:電話相談を受けるにあたっての基礎知識と傾聴訓練(日程等は裏面参照)
(土曜日に3時間の体験学習を中心にした内容を10 回開催)

第2段階:電話実習と個別指導(日程は各自で決定可)

第3段階:電話相談ボランティアとしての認定任命

○ 活動条件:交通費・手当てはありません
  相談ボランティアはNPO 法人の正会員となりますので
  年会費が毎年1,000 円かかります

○ 受講費用:お1人25,000円(研修費・資料代等)
   (研修の途中で止められても、受講費用はお返ししません)

○ 定員:20名

○ 締め切り:11月16日(金) (20名になり次第締め切ります)

○ 申込方法:ボランティアの参加動機を所定の用紙に記入し、
          申込書と一緒に郵送/FAX/メール

○ 申込み:郵送先
   (〒880-8515))宮崎市原町2−22 宮崎県総合福祉センター
  ボランティアセンター気付宮崎自殺防止センター所長甲斐妙子宛

○ お問い合せ先:電話番号090−3737−3042(研修担当工藤)
   F A X 0985−77−9222 (宮崎自殺防止センター)
   携帯メールsst21tae@docomo.ne.jp (宮崎自殺防止センター所長)



☆ 日程(第1段階:グループ研修)
@ 11月17日(土) 9:20 〜 12:10 宮崎県男女共同参画センター
A 11月24日(土) 9:20 〜 12:10 宮崎県総合福祉センター
B 12月 1日(土) 9:20 〜 12:10 宮崎市教育情報研修センター
C 12月 8日(土) 9:20 〜 12:10 宮崎市民プラザ4F中会議室
D 12月15日(土) 9:20 〜 12:10 宮崎市民プラザ4F大会議室
E 12月22日(土) 9:20 〜 12:10 宮崎市民プラザ4F中会議室
F  1月12日(土) 9:20 〜 12:10 宮崎市民プラザ4F中会議室
G  1月19日(土) 9:20 〜 12:10 宮崎市民プラザ4F中会議室
H  1月26日(土) 9:20 〜 12:10 宮崎市民プラザ4F中会議室
I  2月 2日(土) 9:20 〜 12:10 宮崎市民プラザ4F中会議室

☆ 第1段階:主な内容(グループ研修)
(国際ビフレンダーズが定める研修内容に従い、体験学習を中心に進めます)
・オリエンテーション
・国際ビフレンダーズ(BW)の原則・活動・相談員の心得・ボランティアとは
・研修の説明・各自の課題・人はどんなときに自殺をするか
・悲嘆と喪失・自殺を問う・精神疾患・抑うつ・不安
・緊急を要する場合・沈黙・アルコール・薬物・第三者からの相談
・危機介入・自殺を問うて、そのあと・・・
・記録・自殺評価点数・分類(第7回目あたりでモニター研修)

☆ 第2段階:実習
グループ研修終了後は「電話実習」に入ります。曜日等は各自で決めます。
第1段階で自殺の問いをし、相手の訴えに傾聴できるようになったら、
(1)各自の課題を明確にし、電話相談の個別的訓練に入ります。
(2)毎週3時間程度の実習
(実際の電話相談を取り、そのつど、ふりかえりと個別的に指導を受けます)
(3)実習と個別的指導(スーパービジョン)

☆ 第3段階:認定任命

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備考

※ 必要人数分をコピーしてお使いください。
祝・お船出(宮崎自殺防止センターNPO法人化記念イベント) [2007年11月03日(Sat)]
NPO法人化記念イベント ぶじに成功  \(^-^)/

☆ 記念講演をいただいた三山吉夫先生、大迫敏輝先生

☆ ご祝辞をいただいた村岡精二宮崎県障害福祉課長を始め、宮崎県のみなさま

☆ ご理解・ご支援・ご助言をいただいた宮崎市のみなさま

☆ 電話セット一式をご寄贈いただいたNTT西日本宮崎支店のみなさま

☆ 貴重なスーパーバイズ等をいただいた西原明さん、東内さんを始め、
   東京自殺防止センター及び大阪自殺防止センターのみなさま

☆ 寄付や助成金をいただいた各企業・団体・個人のみなさま

☆ 自殺防止/遺族支援の活動を紹介してくださるマスメディアのみなさま

☆ キックオフメンバーの脇坂さま、鵜戸西さま、永山さま、甲斐さま

☆ 三山吉夫理事長、西原由記子理事を始めとする理事のみなさま

☆ 甲斐所長、冨田副所長、弓場事務局長を始めとするスタッフのみなさま

以上を始め、お世話になった方々がまだまだたくさんおられる。
すべてのみなさま方に、あらためて心より感謝を申し上げたい。



記念パーティーでは、三山理事長のごあいさつを始め、
参加メンバーの一言ずつに、それぞれ笑ったり泣かされたりした。

スタッフの “mission” “passion” “high-tension” にいつも励まされている。
いつのまにか、「なんとかしよう」「なんとかなるさ〜」と思えてくるのがふしぎ。

“befriending”とは、たとえばこういうことなのかな、と実感できる。

なすべきことはまだまだたくさんあるけれど、これからもがんばろう。



2007年11月03日(土・祝)
NHK宮崎支局
http://www.nhk.or.jp/miyazaki/lnews/02.html

自殺防止の講演会

人口10万人あたりに占める自殺者の割合が
全国で5番目に高い宮崎県で、3日、自殺の
防止をテーマにした講演会が開かれました。

この講演会は、自殺予防や遺族の支援を
行っていた民間団体『宮崎自殺防止センター』
が先月、NPO法人として認可されたことを
記念して、宮崎市で開かれたものです。

講演会では、NPO法人の理事長を務める
精神科医の三山吉夫さんが、『精神科医から
見た自殺防止』をテーマに記念講演を行い
ました。

この中で、三山さんは西諸地区での自殺率が
全国平均の2倍以上になっていることなど、
県内での自殺の現状などを説明しその上で
「自殺を考えている人には、とにかく話を
聞いてあげることや、『あなたを本当に心配
している』と伝えることが大切です」と訴え
ました。

厚生労働省によりますと、去年の宮崎県の
自殺者は361人で、人口10万人あたりに
占める割合が、全国で5番目に高くなって
います。これを受けて宮崎自殺防止センター
では、毎週日曜と水曜の午後8時から11時
まで電話相談を受け付けています。

電話番号は0985−77−9090です。



2007年11月03日(土・祝)
UMKテレビ宮崎
http://www.umk.co.jp/news/headline/

【県内】自殺防止について考える講演会

全国で年間3万人を越えている自殺を防止
していこうと、宮崎市で講演会が開かれ
ました。

この講演会は、宮崎市にある宮崎自殺防止
センターが、NPO法人として認可された
ことを記念して開かれたもので、およそ
50人が出席しました。

会では、医師で、センターの三山吉夫
理事長が、「精神医からみた自殺防止」と
題して講演しました。

この中で、三山氏は、「うつ状態の時には、
休養など早めの対応をとり、必ず回復する
と考えて結論を急がないことが大事」と
述べた上で、「かかりつけの医師は、患者の
変化に気づいて専門医を紹介することが、
自殺防止につながる」と提言しました。

宮崎の自殺率は、全国で5位という高さで、
センターでは、日曜と水曜の夜に、
電話相談を受け付けています。



2007年11月04日(日)付け
宮崎日日新聞(社会面)

宮崎自殺防止センター講演会

「地域の協力が大切」

自殺防止に取り組む特定非営利活動法人
(NPO法人)国際ビフレンダーズ・宮崎
自殺防止センター(三山吉夫理事長)の
法人化記念イベントが3日、宮崎市の
市教育情報研修センターであった。
市民約60人が出席。精神科医でもある
三山理事長は「センターの活動により
宮崎の自殺者の減少に寄与したい」と
訴えた。
三山理事長は「精神医から見た自殺
防止活動」と題して講演。自殺を図る
人の90%以上にうつ病やアルコール
依存症、統合失調症などの精神疾患が
あることを挙げて「自殺は理性的なものは
ほとんどなく、今より減らせるはずだ」と
強調した。

自殺のサインを読み取るには「気持ちの
伝え合いや感じ取ることが役に立つ」と
して、相談時間は30分間以上確保する
ようアドバイス。医療関係者との連携や
地域の協力の大切さを説明した。

「多重債務は必ず解決できる」と題した
大迫敏輝講師の講演や同センターの活動報告
もあった。市内から参加した主婦(59)は
「地域で自殺やうつにどう対応すれば
いいのか知りたくて参加した。今後の民生
委員活動に役立てたい」と話していた。



2007年11月04日(日)付け
読売新聞から転載

宮崎自殺防止センター
電話相談充実へ
ボランティア募集

自殺防止や家族を自殺で亡くした遺族の支援活動を
している「宮崎自殺防止センター」(三山吉夫理事長)
が、NPO法人認可を機に、新たなボランティア相談員
を募集している。10月に週1回から2回に増やした
電話相談をさらに充実させる計画だ。3日には宮崎市で
法人化記念講演会を開催。センターの甲斐妙子所長は
「1人で悩みを抱え込まず、まずは電話で気軽に相談
してほしい」と訴えた。

NPO法人化で記念講演

同センターは、自殺防止に関心を持つ市民やカウンセラー
らが集まって4月に発足。6月下旬から毎週日曜日
(午後8時〜同11時)の電話相談を始め、10月からは
毎週水曜(同)も実施している。9月までに約80件の相談
を受けたほか、宮崎市などの街頭で啓発活動も行ってきた。
現在、登録スタッフは25人で、さらに相談回数、時間を
増やすため、「電話相談ボランティア」(大学生以上)を
20人募集している。

希望者は、17日〜2月上旬まで毎週土曜日に計10回、
県庁内の県男女共同参画センターなどで相談員の心得や、
電話相談の応対の仕方などを学ぶ研修会(受講料2万
5000円)を受ける。

3日には、宮崎市の市教育情報研修センターで、法人化を
記念した講演会が開かれた。精神科医の三山理事長は、
子どもや孫らと同居している高齢者の自殺が多い調査結果
を示し、「悩みを打ち明ける人がいないのではなく、相談
することが苦手な人が多いのでは」と分析。「話し上手、
聞き上手になることが自殺防止の第ー歩だ」と訴えた。

多重債務問題に詳しい大迫敏輝弁護士は、自殺の原因の
1つとされる多重債務について

1 金利の仕組みと負債額の算出方法
2 借金整理や、連帯保証人に対する配慮の仕方
3 自己破産を申し立てるための手続き

など多重債務の解決法について解説した。

相談、問い合わせは同センター(0985・77・9090)へ。






11/10(土)は自死遺族のつどい [2007年11月02日(Fri)]
11/10(土) の「自死遺族のつどい」を準備中。
宮崎自殺防止センターの4大活動の中でも、
もっともだいじな活動の1つだと考えている。
安全で護られた場所と時間を作りたい。



あ な た の 思 い を 話 し ま せ ん か
−  自死遺族のつどいのご案内 −

大切な方との思い出やあなたのお気持ちを
分かち合いの場で語りませんか?
あなたはひとりではありません。

○ 大切なひとが自ら命を絶ってしまい、悲しんでいる方

○ 悲しみをだれにもいえずに1人、悩み苦しんでいる方

○ 自分自身を責めたり、悔やんだりしておられる方

○ 安らぎや笑顔を取り戻し、あなたらしく生きたい方


ご遺族同士が出会い、安心して寄り添い、語り合う場です。


第4回 2007年11月10日(土)  午後6時から午後8時まで

当日の会場(宮崎県庁近く)については、こちらへおたずねください。

連絡先 0985−77−9090 日・水曜日の午後8時から11時まで

※ 参加費は無料です。「パス」の制度があり、あなたが話したくない
   ことは、むりに話すことはありません。
※ みなさんが気兼ねなく話せるよう、会の中で聴いたことは他の場所
  で話さないでください。

主 催  NPO法人 国際ビフレンダーズ 宮崎自殺防止センター



以上の文案については、完成度のたいへん高かった「あしなが育英会を
支援する会・佐賀『ビッグフット』」 さんのチラシを引用させていただき
ました。
http://www.saga-bigfoot.com/

あしなが育英会を支援する会・佐賀「ビッグフット」さん、ありがとうございました。



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