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NPO法人国際ビフレンダーズ 宮崎自殺防止
センターでボランティア活動を始めました。
いろいろと勉強中です。

なお、このブログは、自死等の相談に応じるものではありません。


NPO法人宮崎自殺防止センター
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■ 毎週 日・水・金曜日
   午後8時から午後11時まで(3時間)


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最新記事
「がんばれ」ほどほどに 日本うつ病学会提言(朝日新聞) [2011年07月02日(Sat)]
2011(平成23)年07月02日(土)
朝日新聞
asahi.com>ニュース>社会>その他・話題

「がんばれ」ほどほどに
日本うつ病学会提言
http://www.asahi.com/ational/update/0702/OSK201107020070.html

東日本大震災の被災者に
「がんばれ」と言い過ぎないで――。

日本うつ病学会の委員会(河西千秋委員長)が
7月1日(木)、被災者を支援する人たちや
報道機関などに向けた緊急提言をまとめ、
大阪市で始まった総会で発表した。

提言は、
「がんばれ」、「強く」、「絶対」といった励ましが、
被災者には時につらく、

「これ以上どうがんばればいいのか。」
と感じることもあると知ってほしい、
とした。

被災者にも、悲しいことや困ったことを
相談するのをためらわないよう呼びかけた。



学会によると、心の傷の多くは
時間の経過とともに軽くなるが、
2割くらいが悪化したり、
心的外傷後ストレス障害(PTSD)になったりする。

震災から約4カ月たつこの時期、
繰り返し励まされたり、過激な報道があったりすると、
当時を思い出して重症化する恐れがあるという。

朝日新聞 2011年07月02日(土)14時13分
【書評】「死様」がテーマの競作小説を上梓 白石一文氏に聞く(日刊ゲンダイ) [2011年07月02日(Sat)]
2011(平成23)年07月02日(土)
日刊ゲンダイ
トップ>新刊レビュー

【HOT Interview】
【書籍・書評】
「死様」がテーマの競作小説を上梓 白石一文氏に聞く
http://gendai.net/articles/view/book/131322

「人を好きになることを最優先するという生き方をしたい。」

「死様(しにざま)」というテーマで
6人の作家が競作する小説シリーズが
光文社から同時刊行され、話題を呼んでいる。
(各冊1,200円)。

人生の最期のあり方を突き詰めることで、
今の「生き方」を浮かび上がらせようという試みだ。

男女の恋愛を軸にこのテーマに向き合った
『翼』を執筆した
作家の白石一文氏に話を聞いた。

◆幸福になるとは誰かを傷つけること

「僕自身、十数年前にパニック障害という病気を患い、
 それまでは、いつ死んでもいいやなんて思っていたのですが、
 発作の時に感じた死は信じられないくらい怖くて、
 それが小説を書く出発点になりました。

 ですから、『死様』というテーマにも違和感はなく、
 逆にせっかくそういうテーマをもらったのだから、
 少し工夫をしたものを、今まで自分の書いてきたことの
 集大成みたいなものを書こうと決めたんです。」

大事な商談を前に体調を崩した里江子は、
駆け込んだ職場近くのクリニックで、
学生時代の親友・聖子の夫で医師の岳志と再会する。

10年前、聖子に恋人の岳志を初めて紹介された翌日、
里江子は彼に呼び出され結婚を申し込まれたが、
取り合わなかった。

そして、再会した岳志に、

「たった1人の人間と一生を共に暮らし、
 その人のことを愛しつづける」ことこそが真実の人生だ、
その運命の人こそ里江子だという思いは、
10年経った今も変わらない

と告げられ、困惑する。

「主人公の岳志は、他人から見たら十分に満ち足りた生活を
 営んでいるのに、人を好きになるということを
 最優先事項にしている彼は、自分のそんな生活に
 不全感を抱いているんですね。

 たとえば誰もが北島康介みたく泳げるわけではありません。
 でも、人を好きになることを最優先するという生き方は
 誰でもできることなのに、多くの人がしてこなかった。
 自分もそうだったから、書きながら
 彼がうらやましいなと思いましたね。」



家庭内暴力が激しかった父とそれに耐えた母、
そしてその父の人生を繰り返すような弟の伸也と
彼と別れた元妻の朝子の関係、
そして敬愛していた元上司・城山の謎の退職など、
里江子を取り巻く人々の「生様」「死様」が描かれながら
物語が進む。

「里江子は、誰かの不幸を前提にした幸福なんて
 存在できるはずがないというが、
 僕は自分の幸福が人の犠牲を伴わないで成り立つと
 考える方がおかしいと思うんです。
 本当の気持ちに従えば人は必ず誰かを傷つけるんです。

 里江子のように、人を傷つけないで、誰も不幸せにしないで
 自分だけ幸福になれると思うことの方が傲慢ですよ。
 そんなことを思っていると人間は孤独を引き寄せるし、
 自分もつらくなるし、人を幸せにもできないんです。」



他にシリーズに名を連ねるのは、
自らのうつ病体験を下敷きにした『ダンスホール』の
佐藤正午氏をはじめ、藤岡陽子、土居伸光、盛田隆二、
荻原 浩の各氏。

それぞれの作品が、生き方に迷う読者の道しるべと
なってくれるに違いない。

▽しらいし・かずふみ 1958年福岡県生まれ。
早稲田大学政治経済学部卒業。
2000年『一瞬の光』でデビュー。
2003年文藝春秋を退社し作家専業に。
2009年『この胸に深々と突き刺さる矢を抜け』で
第22回山本周五郎賞、翌年『ほかならぬ人へ』で
第142回直木賞をそれぞれ受賞。

ほかに『僕のなかの壊れていない部分』
など著書多数。

日刊ゲンダイ 2011年07月02日(土)
【なぜ解きコリア】韓国は病院に葬儀場がある? [2011年07月02日(Sat)]
2011(平成23)年07月02日(土)
MSN産経ニュース
トップ>ニューストップ>国際>朝鮮半島

【なぜ解きコリア】
韓国は病院に葬儀場がある?
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110702/kor11070218010004-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110702/kor11070218010004-n2.htm

【質問】
韓国では、病院に葬儀場があるのが一般的というのはホント?

【解答】
日本では病院の近くに葬儀場があるだけで
倦厭されそうですが、韓国では大学病院や大きな病院には
付属の葬儀場があるのが普通です。
もちろん韓国にも、日本のような専門の葬儀場もあります。



2009年11月に発生した釜山市内の室内射撃場での
火災事故で犠牲となった日本人の遺体も、
梁山釜山大学病院の葬儀場に安置されていました。
取材で病院を訪れ、驚いた記憶があります。

葬儀場の施設は病院の横にありました。
「病院に入院している患者さんたちは、
 隣に葬儀場があることをどう思っているのだろう。」
と気になりました。

2009年8月に死去した金大中元大統領は
ソウル・新村にある延世大学付属セブランス病院に
入院していましたが、死去後しばらくの間、
隣接する葬儀場内に焼香所がもうけられ、
遺体が安置されていました。

昨年6月に自殺した韓流スターのパク・ヨンハさんの葬儀は、
ソウル聖母病院の葬儀場で行われています。

韓国ではこのように葬式は病院の葬儀場で行うのが一般的です。

病院の葬儀場は地上1階に入り口があり、
地下に葬儀場が設置されているという形態が多いようです。

葬儀場の入り口は、病院側の入り口とは別にあり、
遺族や葬儀の参列者を病院内で目にすることがないように
配慮されています。



さてこうした病院が経営する葬儀場が普及したのは、
なぜでしょうか?

病院の葬儀場は、1970年代ごろに始まり、
30年ほど前から徐々に一般化していったようです。

都市化でマンションなどの集合住宅が増え、
以前のように家で葬儀を行えなくなったのが
主な理由のようです。

ひと昔前と比べ、病院で死ぬケースが
圧倒的に増えたといった事情もあります。

韓国では、葬儀費用は健康保険から数十万円支給されるそうで、
病院の葬儀場ならば、手続きがスムーズな上、
死去に伴うさまざまな届け出も一括して行うことができる
といった利便性も、普及した背景にあるようです。

また韓国では以前から儒教的な理由で、
交通事故などの不慮の事故で家の外で死亡した人の場合、
家の中で葬儀はせず、家の外で行うといった
習慣があるそうです。

知人の韓国人に聞いたところ、
病院に葬儀場があることに対する心理的な抵抗は、
ほとんどないということです。

逆に
「移動などの手間が省けて合理的。」
という声が返ってきました。

だいぶ日本人と韓国人は死生観が違うようです。

MSN産経ニュース 2011年07月02日(土)18時00分
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