俳優チャ・インピョ、2作目の長編小説を発表(聯合ニュース/朝日新聞)
[2011年06月16日(Thu)]
2011(平成23)年06月16日(木)
朝日新聞
asahi.com>エンタメ>映画・音楽・芸能>聯合ニュース
俳優チャ・インピョ、2作目の長編小説を発表
http://www.asahi.com/showbiz/korea/AUT201106160018.html
【ソウル聯合ニュース】
「自殺は決してわたしたちが選択できるものではない。
人間が選択できるのはたった1つ、
最後まで生き抜くこと、
より多くの人を愛して生き続けることだ」――。
俳優のチャ・インピョが長編小説『今日予報』を出版した。
2009年に発表した『さよなら、丘(チャルガヨ、オンドク)』
に次ぐ2作目となる。
チャ・インピョはこのほどソウルのプレスセンターで行われた
出版記念会見で、前作が他人の命の大切さを描いたなら、
今回は自分の命の大切さを伝えたかったと紹介した。
俳優 チャ・インピョ=(聯合ニュース)
○
『今日予報』は何をやってもうまくいかず、
人生の崖っぷちに立たされた3人の男の話を
温かい視線でコミカルに描いている。
物語はウエイターとして働きながら10年間金を貯めた
ものの、相次ぐ事業失敗でホームレスとなった男が
自殺を決心することから始まる。
また、株式投資で全財産を失った男2人を含め
3人の話をオムニバス形式で見せる。
最後は3人の20年後の姿を通じ、
どんなにつらい日も耐えれば、新しい日がくる
とのメッセージを贈っている。
チャ・インピョは
「つらい1日を耐えた人らの
20年後の姿という結末を想定して書いた。
この本は青少年に読んでもらいたい。
どれだけ大変でも自殺という選択は完全になくなるべきだ。」
と語気を強めた。また、
「朝のテレビ番組で自殺しようとしたという言葉を
簡単に口にしていることに驚いている。
どれだけ大変だったのかは理解できるが、
テレビで言う言葉ではない。
自殺しようとしたという言葉は、
人を殺そうとしたという言葉と同じだ。」
と指摘した。
○
今回の作品は映画や演劇の脚本として執筆しようとしたが、
結局小説として発表した。
チャ・インピョは
「正直、小説以外に発表できる方法がなかった。」
と打ち明ける。
巨大な資本と複数の人の決定が必要な映画やドラマと異なり、
小説は自分1人で完成させることができる。
「10年または100年後に誰かが読んで
慰めになればという思いで、小説として出版した。」
聯合ニュース/朝日新聞 2011年06月16日(木)08時05分
朝日新聞
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俳優チャ・インピョ、2作目の長編小説を発表
http://www.asahi.com/showbiz/korea/AUT201106160018.html
【ソウル聯合ニュース】
「自殺は決してわたしたちが選択できるものではない。
人間が選択できるのはたった1つ、
最後まで生き抜くこと、
より多くの人を愛して生き続けることだ」――。
俳優のチャ・インピョが長編小説『今日予報』を出版した。
2009年に発表した『さよなら、丘(チャルガヨ、オンドク)』
に次ぐ2作目となる。
チャ・インピョはこのほどソウルのプレスセンターで行われた
出版記念会見で、前作が他人の命の大切さを描いたなら、
今回は自分の命の大切さを伝えたかったと紹介した。
俳優 チャ・インピョ=(聯合ニュース)
○
『今日予報』は何をやってもうまくいかず、
人生の崖っぷちに立たされた3人の男の話を
温かい視線でコミカルに描いている。
物語はウエイターとして働きながら10年間金を貯めた
ものの、相次ぐ事業失敗でホームレスとなった男が
自殺を決心することから始まる。
また、株式投資で全財産を失った男2人を含め
3人の話をオムニバス形式で見せる。
最後は3人の20年後の姿を通じ、
どんなにつらい日も耐えれば、新しい日がくる
とのメッセージを贈っている。
チャ・インピョは
「つらい1日を耐えた人らの
20年後の姿という結末を想定して書いた。
この本は青少年に読んでもらいたい。
どれだけ大変でも自殺という選択は完全になくなるべきだ。」
と語気を強めた。また、
「朝のテレビ番組で自殺しようとしたという言葉を
簡単に口にしていることに驚いている。
どれだけ大変だったのかは理解できるが、
テレビで言う言葉ではない。
自殺しようとしたという言葉は、
人を殺そうとしたという言葉と同じだ。」
と指摘した。
○
今回の作品は映画や演劇の脚本として執筆しようとしたが、
結局小説として発表した。
チャ・インピョは
「正直、小説以外に発表できる方法がなかった。」
と打ち明ける。
巨大な資本と複数の人の決定が必要な映画やドラマと異なり、
小説は自分1人で完成させることができる。
「10年または100年後に誰かが読んで
慰めになればという思いで、小説として出版した。」
聯合ニュース/朝日新聞 2011年06月16日(木)08時05分