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NPO法人宮崎自殺防止センターを応援したい

NPO法人国際ビフレンダーズ 宮崎自殺防止
センターでボランティア活動を始めました。
いろいろと勉強中です。

なお、このブログは、自死等の相談に応じるものではありません。


NPO法人宮崎自殺防止センター
■ TEL 0985(77)9090
■ 毎週 日・水・金曜日
   午後8時から午後11時まで(3時間)


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口蹄疫の不安話せる場/川南にNPO開設(朝日新聞/宮崎) [2010年09月22日(Wed)]
2010(平成22)年09月22日(水)
朝日新聞
asahi.com>マイタウン>宮崎

口蹄疫の不安話せる場/川南にNPO開設
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000001009220002

NPO法人「みんなのくらしターミナル」
(宮崎市清武町、初鹿野聡・代表理事)

は24日、口蹄疫(こう・てい・えき)の被害を受けた農家らが
気軽に立ち寄って不安や悩みなどを話すことができる
スペース「尾鈴ふれあいの居場所」
を、川南町川南のJAオートパル尾鈴跡
(JA尾鈴中央SS隣)にオープンする。

前日の23日午後1時からは都農町で、
ムツゴロウさんでおなじみの畑正憲さんの講演と交流会も開く。



同NPOによると、「居場所」では、

「前より体の調子が良くない」
「独りでいるのは寂しい」
「これからどうなるのだろう」――

といった悩みや不安を抱える農家に対し、
心のケアの研修を受けたスタッフやボランティアが
話し相手になる。ちょっと寄ってみるだけでもいいという。

口蹄疫問題に対応した相談窓口は行政に設けられているが、
今回の施設は、その前の段階での対応を図る場所
という位置づけだ。

今後、復興イベントやマスコミ報道による高揚感が落ち着き、
日常が戻ってきた時に生じる喪失感を心配しているという。

初鹿野代表理事は

「現実を見せつけられ、独りで悩むこともあると思う。
 不安はいつ出てくるか分からず、
 困っている人はどうしたらいいのかも分からない。
 『言えない』という気持ちを受け入れる、
 誰でも利用できる場所が必要」

と話している。



利用は無料で、話の内容によっては、行政のほか、
弁護士会や看護協会などの窓口を紹介するという。
将来的には隣接する都農町内にも設けたい意向だ。

畑さんの講演と交流会は、都農町川北の塩月記念館である。
無料。現地のボランティアも募集している。

問い合わせは同NPOへ。(0985・88・1057)

朝日新聞 2010年09月22日(水)
絆はなぜ切れた:高齢社会の家族/3 そばにいるのに孤独(毎日新聞) [2010年09月22日(Wed)]
2010(平成22)年09月22日(水)
毎日新聞 東京朝刊
トップ>ライフスタイル>健康

絆はなぜ切れた:高齢社会の家族/3 そばにいるのに孤独
http://mainichi.jp/life/health/news/20100922ddm013100142000c.html



会話の最後には
「おやすみなさい。大丈夫ですからね」
と伝える相談スタッフ=東京都内で今年8月、遠藤和行撮影

◇交流ない2世帯住宅 階下の親の死、1カ月知らず

深夜、東京のオフィス街にある雑居ビルの一室。
電話を切ったとたんに、次の着信音が鳴る。

「よかった、通じて……。
 久しぶりに人と話せました」。
弱々しい声で語り始める。

悩みで眠れない人。自殺をほのめかす人。
まずは傾聴し、意見を伝え、不安を和らげ、静かに電話を切る。

「おやすみなさい。大丈夫ですからね」

東京社会福祉士会は12年前から毎晩、高齢者の電話相談
(電話03・5215・7350、午後7時半から10時半)
を続けている。

相談してくる人の7割は1人暮らしだが、
同居する家族に気づかれぬように電話してくる人もいる。

相談員たちは普段働く福祉や医療の現場でも、
高齢者の孤独を目の当たりにしている。
特に最近目立つのは、外から見えにくい「家庭内独居」だ。

ある社会福祉士に
「デイサービスだけが楽しみ」
と言った70代の女性がいた。

息子の結婚を機に自宅を2世帯住宅風に改築し、
1つ屋根の下に住んでいた。

息子家族の居住スペースとは縁側の廊下でつながっているが、
途中に仕切りドアが設けられ、鍵を付けられた。

解錠は息子の側からしかできず、
開けてもらえるのは正月と誕生日、親類が来た時ぐらい。

女性は
「自分の身に何か起きてもどうしようもない。
 きっと私、孤独死するのでしょうね」

と、寂しげに笑ったという。

同会の中野幸二さん(63)は話す。

「子や孫と同居しているのに、
 家族と分断されている高齢者がいる。
 その孤独は時として、独り暮らしの孤独よりも深い」



すぐそばに住んでいても、さまざまな事情が
親子の心の距離を遠くしている。
大田区の敬子さん(54)の場合、母の病だ。

82歳の母が1人で暮らす実家までは、家から自転車で5分。

「1人娘だし、離れていると心配。
 でも同居すれば、うちの家族が壊れてしまう」
とため息をつく。

結婚後しばらくは実家で母と同居していた。
子どもが生まれ手狭になり、15年前に新居を建てた。
迎え入れる和室を造ったものの、母は
「慣れた家がいい」
と同居を拒んだ。

そして数年前、母に認知症の症状が出始めた。
2日に1回は近所を徘徊(はいかい)し、保護される。
敬子さんはそのたびに呼び出され、迎えに行かねばならない。
ついに昨秋、パートを辞めた。

先日も早朝から大きな音で笛を吹き、
近所の人が警察に通報した。
駆けつけて笛を取り上げようとして、取っ組み合いになった。

近所には
「放っておかれて寂しいから問題を起こすんだ」
と責められる。

しかし子どもたちは母を嫌い、
単身赴任中の夫(54)は関心すら示してくれない。

「私が面倒を見ているうちは孤独死の心配はない。
 でももう限界。
 自分がおかしくなりそうで、早くいなくなってほしい、
 とつい思ってしまう」

認知症患者は25年には323万人と推計されている。
核家族化が進み、離れて暮らす親の発症に
病が進行して気づく人も多い。

支援の乏しさから負担は家族にのしかかり、関係が壊れていく。
それを本人たちだけで修復するのは難しい。



「死後約1カ月たった男性の遺体が見つかった。
 すぐ来てほしい」。

4年ほど前の盛夏、遺品整理会社「キーパーズ」
(本社・愛知県刈谷市)社長の吉田太一さん(46)
は連絡を受け、愛知県内の公団住宅に向かった。

男性は1人暮らしの75歳。
依頼主は葬儀社と男性の息子だった。

公団住宅は古い5階建て。1階で50代ぐらいの息子と
落ち合い、父親の部屋がある3階まで階段を上った。
腐乱臭は1階まで漂い、階段にもウジ虫がはい出していた。

部屋の鉄扉を開けたとたん、息子は一歩も動けなくなった。
遺体は既に運び出されていたが、奥の和室には敷かれたままの
布団が残され、しみ出た体液で人形に黒く変色していた。
吉田さんは1人で部屋に入って殺虫剤をまき、外に出た。

「こっち、こっち」。
声がする方を見上げると、息子が4階と3階の踊り場で
明るく手を振り

「自分の部屋に戻ってました」
と謝りながら下りてきた。

息子の住まいは父親の部屋の真上だった。

「終始あっけらかんとし、涙はもちろん、
 後悔のかけらも見せなかった」
と吉田さんは振り返る。

「これじゃ、この辺に住めなくなるなあ」
とこぼす息子に

「もう少しこまめに部屋をのぞいてあげたらよかったですね」
と声をかけると、初めて神妙な顔を見せ

「私もそう思います」
と答えた。

息子は3年前に離婚して小学生の長男と2人暮らし。
夜勤が多い職場で父親と会う機会が少なく、
異臭にも気づかなかったという。



同社では02年の設立以来、
年間約1,800件の遺品整理を請け負う。

その9割が孤独死で、特に最近増えているのが
「同居内孤立死」。

2世帯住宅や同じマンションに住む親子なのに交流がなく、
死後数日たって気づくケースだ。

しかし吉田さんは
「昔に比べて家族の絆(きずな)や親を思う気持ちが
 薄れたというわけではない」

と強調する。

「子が親の面倒を最期までみられた時代は遠くなった。
 社会の仕組みや経済状況など、生活の土台が激変し、
 今の子世代は自分が生きるのに精いっぱいなのです」

老後を血縁だけに頼るよりも、地域で
「あの人、最近見ないね」

と気づいてもらえるような関係を築いたほうがいい。

たくさんの孤独死を見つめてきた吉田さんの答えだ。

【清水優子、遠藤和行】=つづく

==============

◇感想、体験を募集
連載への感想やあなたの体験を募集します。
表題を「絆」とし、郵便とメールは欄外のあて先へ。
ファクスは03・3212・5177。

毎日新聞 東京朝刊 2010年09月22日(水)
「人間は変わる」 作家の南木さん、うつ病体験を語る 等(朝日新聞、毎日新聞) [2010年09月22日(Wed)]
2010(平成22)年09月22日(水)
毎日新聞 東京夕刊
トップ>エンターテインメント>芸術・文化

小説へのいざない:
9月 医師の内面 自然の中で考える生と死
http://mainichi.jp/enta/art/news/20100922dde018070036000c.html

現代において、病院は、生と死の境界を
直接に考えさせられる場所の1つだろう。

病気やけがに直面している患者たち。
彼らの診断や治療に日々、従事している医師や看護師。

病院を訪れるたびに、自分も死すべき存在であることを
改めて実感するし、一瞬一瞬がかけがえのない
生の時間なのだとも振り返ってしまう。

南木佳士さんの小説には、そんな病院で働いている人たちの
内面が端正な文章でつづられている。

彼らの心の中の風景がしみじみと描かれていて、
いろいろなことに思いをはせるきっかけをもらえるのだ。

新しい短編集『先生のあさがお』(文芸春秋・1,500円)
には3編が収められている。



いずれも、同じ人物を主人公にしているように読める。
作家自身と重なっているのだろうか。
彼は50歳代後半と思(おぼ)しき病院勤務の医師で、
信州の佐久平に住んでいる。

読んでいくうちに、主人公の複雑な内面が徐々に明かされていく。

北関東に生まれ、母親を早くに亡くした生い立ち。
カンボジア難民救援医療団に加わった体験。
医師を続ける中で、多くのがん患者の死に立ち会ったことも
あって、そのストレスから精神に変調をきたしてしまったこと。
小説やエッセーを執筆していること。
同郷の妻と30年来連れ添っていること。

一見、淡々とした日常の流れの中に、
いくつもの静かなドラマが現れる。
作品の魅力を形作っている要素をいくつか列挙してみよう。



まず、山の楽しさだ。
住んでいる町からは浅間山や八ケ岳が見える。
主人公も7年前から登山を始めた。
山を歩くことが主人公や妻の心にリズムをもたらす様子が
伝わってくる。

死者たちに関する記憶が印象的な作品群だ。
主人公の身代わりのようになって死んでいった
若い医師の思い出もあれば、葬儀に参列しながら、
故人たちの人生が頭をよぎるエピソードもある。

表題作では、4年前に亡くなった先輩医師にまつわる話が
アサガオの成長とともにつづられている。

死者たちが主人公のすぐ傍らにいるような描写に特徴がある。
彼らが主人公の危うい毎日を支えている印象もあって、
穏やかな感謝の思いや、
過去の経緯へのある種の後ろめたさのようなものが交錯する。

死者が「気配」のようなものになって登場する場面もある。
怖いというより、どこか親密な空気が漂う。

日常的に患者の生老病死に接し、自殺した遺体の検視を
することもある主人公自身も、老いを自覚し始めている。
妻も年齢を感じる年ごろになった。
体力にも、健康にも、不安がないわけではない。

そんな日々をじっくりと生きていく生活感覚が、
美しい山々や自然の恵みとともに描かれているのだ。

音楽や文学も、気取らないナマの形で出てくる。
CCR(米国のロックグループ)のヒット曲、
忌野清志郎の死、開高健が仕事をする部屋を「書斎」ではなく
「勉強部屋」と呼んだこと。
それぞれが、主人公たちの生活に色彩を与えている。



こなれた筆致は決して飛躍しないし、派手な言葉遣いもない。
登場人物たちの会話も、日常生活から生まれるものだ。
けれど、ときどき、鋭い観察が光り、
忘れられない表現を生んでいる。少し引用しておこう。

<からだは常に目ではとらえられない箇所(かしょ)を
 起点に冷え始める>

<50過ぎて、たら、ればはなしだ>

<よくわかっているひとの話はわかりやすい>

そうなんだよなあ、と思わず共感し、
その言葉が生まれてきた背景を思ってしまう。

そんな言葉とともに生きる登場人物たちに、
確かな存在感を感じてしまうのだ。 【重里徹也】

毎日新聞 東京夕刊 2010年09月22日(水)

◇ ◆ ◇ ◆ ◇

2010(平成22)年09月21日(火)
朝日新聞
asahi.com>マイタウン>島根

「人間は変わる」 作家の南木さん、うつ病体験を語る
http://mytown.asahi.com/areanews/shimane/OSK201009200091.htmlhttp://mytown.asahi.com/areanews/shimane/OSK201009200091.html

芥川賞作家の南木(なぎ)佳士さん(58)の講演会が
20日、益田市常盤町の市立図書館であった。
作家と医師の仕事をこなし、完璧(かんぺき)さを追求する
あまり、うつ病になった南木さんは、信州の山々をめぐることを
通じて生きる力を取り戻したという。

南木さんは
「焦ったり、あきらめたりしてはいけない。
 生きている限り人間は変わる」

と話した。



南木佳士さん

南木さんは医師になって、古里に近い信州の病院に
内科医として赴任した。

なすすべのない患者の死に直面して、
「こんなにたくさんの死を看(み)取るのか」
と衝撃を受けた。

同時に、自分と向き合い、心のバランスを取り戻すため、
小説を書き始めたという。

小説を書き続けた南木さんは、
1989年に『ダイヤモンドダスト』で芥川賞を受賞した。

喜びの一方で、
「病院の仕事をおろそかにしてはいけない」
と働き過ぎ、心と体の不調に陥ったという。

回復のきっかけとなった登山の魅力について、南木さんは
「五感で自然を感じ、しっかり汗をかき、
 下山後に温泉につかると、とてもリラックスできる」

と話した。

こうした経験を水源に新たな南木文学が生まれ、
2008年には泉鏡花文学賞を受賞した。

講演会は、南木さんの感性を見抜き作家デビューを支えた
元出版社編集者の高橋一清さん=松江市=との
対談形式で進められた。 (広川 始)

朝日新聞 2010年09月21日(火)
「深いテーマ」気迫の舞台(読売新聞/東京多摩) [2010年09月22日(Wed)]
2010(平成22)年09月23日(木・祝)
読売新聞 地域版
ホーム>地域>東京多摩

「深いテーマ」気迫の舞台
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/news/20100921-OYT8T01300.htm

啓明学園高3年生 きょう、あす音楽劇



ミュージカル『GIFT』の練習に励む生徒(21日午前)

啓明学園高校(昭島市)で選択科目の音楽を履修している
3年生23人が22、23日の文化祭で、
「自殺」をテーマにしたミュージカルを演じる。

生徒の1人は

「悩んでいる人がこの舞台を見て、
 周りの人に支えられていることに気づいてくれたら、
 うれしい」

と観覧を呼びかけている。



披露するのは、ミュージカル『GIFT』。

夢をあきらめ、自殺を図ろうとする女性が、
サンタクロースのアシスタントに選ばれた
フリーターの友人3人に励まされ、生きていくという物語。
約1時間半。

演目を決めかねていた生徒たちに、
同校で音楽の講師を務める柴山秀明さんが

「深いテーマの作品を演じさせたい」
と『GIFT』を紹介した。

練習は今年4月から始まり、生徒たちは夏休みも
ほとんど毎日登校していた。

今月14日、通し練習をしていた時、
東村山市内の都立高校3年の女子生徒が校舎内で
自殺したという痛ましいニュースが飛び込んできた。

別の音楽教諭から話を聞かされた生徒たちは
ショックを受け、目に涙を浮かべる生徒もいた。

「それからの演技は、気迫が全く違った」
と柴山さん。

フリーターの1人を演じる山内瑛子さん(17)は
「ストーリーと現実の出来事が重なって、
 演じることに迷いがなくなった」

と語る。

開演時間は
22日が午前10時50分、
23日は午後 0時10分から。

入場無料。問い合わせは啓明学園
((電)042・541・1003)へ。

読売新聞 2010年09月22日(水)
【専欄】中国人のメンタル疾患、日本と変わらず(SankeiBiz) [2010年09月22日(Wed)]
2010(平成22)年09月22日(水)
SankeiBiz
トップ>政策総合トップ>政策>海外>フォト

【専欄】中国人のメンタル疾患、日本と変わらず
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/100922/mcb1009220502004-n1.htm
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/100922/mcb1009220502004-n2.htm



ライフバランスマネジメント研究所・渡部 卓代表

2009年の日本における自殺や鬱病(うつびょう)の
社会的損失が2兆7,000億円に上ると
国立社会保障・人口問題研究所から先ごろ発表された。

米国でもメンタル不調はあらゆる疾患や事故、けがなど
職場就業の阻害要因の中でも最大のリスクと
ハーバード・ビジネス・レビューで発表され、
この領域の研究は進んでいる。

日本では鬱病などのメンタル不調で
医療診療をうけた人が約100万人を越えている。

しかしメンタル疾患があっても意地を張り、
医療機関に行こうとしない傾向が日本人にある。
その数たるや、400万人以上とも推定されているのだ。



実はこれは中国人も同様だ。
駐在が長く、中国通を自負する日本人でも、
中国人のメンタルヘルスに関してはよく誤解していることがある。

それは中国人が一般にメンタル面でタフだとしても、
ストレス状況は日本人と似たようなもので、
メンタル疾患も同じような比率で発生しているのだ。

たとえば、日本での自殺が1年間に3万を超えることは
ご存じであろう。
一方、中国の自殺は約30万人と推計されている。

中国の人口は13億3,474万人で
日本の      1億2,700万人の約10倍。

メンタル状況の程度の指標の代表である自殺率でも
日中は同じような状況なのである。



日本では若者の新型鬱病が話題になっているが、
中国でも同様の傾向がある。

総経理や人事担当者を困惑させる、
日本と似たようなメンタル事例が増えているのだ。

駐在員や中国人社員たちをメンタル不調から守り、
高いモチベーションを持たせ、コミュニケーションが通じる
職場を提供することは、グローバル企業の社会的責任である。

しかし中国では実際にはどうしたらよいのかとの疑問が、
現地の駐在トップや人事から寄せられている。
職場のメンタル不調への対策としては、
まずは周囲が早く気付いて声をかけ、専門家につなぐことである。

そのためには職場で鬱病などに関する最低限の知識を持ち、
不調が疑われる社員に上司や同僚が
タイミングよく声をかけることである。

しかし、それは日本人社員の間でも容易ではない。
ましてや中国人相手では難しい面もあろう。

そこで次稿以降では、中国で駐在員、
そして中国人社員へのストレス・メンタル対策、
コミュニケーション、モチベーション対策の具体策を
解説していきたい。

(ライフバランスマネジメント研究所代表・渡部 卓)

SankeiBiz 2010年09月22日(水)
主夫・望月昭さん、漫画家・細川貂々さん 子どもとわくわく(朝日新聞) [2010年09月22日(Wed)]
2010(平成22)年09月22日(水)
朝日新聞
asahi.com>ライフ>医療・健康>元気のひみつ

主夫・望月昭さん、漫画家・細川貂々さん
子どもとわくわく
http://www.asahi.com/health/himitsu/TKY201009210233.html

うつ病の夫を明るく支え、自身も前向きに変わる様子を描いて
大反響を呼んだ漫画エッセー『ツレがうつになりまして。』
から4年。

2年半前に子どもを授かり、近著の題名通り
『ツレはパパ3年生』になった。



「ツレ」こと夫の望月さんは病も癒え、今はほぼ専業主夫だ。
妻の細川さんが毎朝、自宅近くの仕事場へ出勤する。

息子ちーと君は
「ハハはお父さん、パパがお母さん」
と言う。

「子どもができたのが大きかったですね。
 2人のままだったら、まだ病気をひきずっていたかも」
と細川さん。

1時間ごとの授乳に追われ、睡眠不足から
望月さんの病気が再発する不安もあった。

だが、病気を機に余分な力が抜け、あきらめることを学んでいた
望月さんは、乗り切った。
買い物袋と息子を抱える腕に筋肉がつき、日焼けした。

「15歳は若返りましたね」

細川さんも
「子どもは新しいことを教えてくれるから、
 わくわくするしね」。

息子の存在が夫婦共通の元気の源だ。



仕事にもつながっている。
一家は最近、鉄道好きのちーと君と蒸気機関車を見た。

「今まで興味なかった」
細川さんの新作漫画は、0系新幹線の帽子をかぶり、
電車の気持ちがわかる熊が主人公に。

望月さんも8月にエッセー『育児ばかりでスミマセン。』
を出版した。

来月、3人で蒸気機関車に乗るのを楽しみにしている。

(文・魚住ゆかり 写真・高波 淳)



細川貂々(ほそかわてんてん)さん=写真左=は
1969年埼玉県生まれ。

望月 昭(もちづきあきら)さん=同右=は64年東京都生まれ。
『ツレがうつになりまして』シリーズは、
計50万部のロングセラー。

望月さんプロデュースのCD「ツレうつクラシック」は
先月発売。

細川さんの新刊は『ツレと私のコドモ時代くらべ』。

朝日新聞 2010年09月22日(水)
宮崎県東部で一部畜産再開へ(NHKオンライン) [2010年09月22日(Wed)]
2010(平成22)年09月23日(木・祝)
NHKオンライン
トップ>ニュース/報道>ニューストップ>暮らし・文化

宮崎県東部で一部畜産再開へ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100922/k10014122761000.html

口てい疫の発生が相次いだ宮崎県東部で、
畜産の再開に向けて先月から試験的に飼育されている牛が
血液検査の結果、ウイルスに感染した痕跡がないことがわかり、
早いところでは今月30日から畜産が再開される見通し
となりました。



宮崎県は畜産の再開に向けて、口てい疫が発生した
農家や県の施設などで安全性を確かめるため、
観察牛と呼ばれる牛を導入して試験的な飼育を行っています。

このうち、発生が相次いだ県東部で最も早く、
先月31日から飼育が始まった西都市など9か所のあわせて
28頭について、血液を検査したところ、すべての牛が
ウイルスに感染した痕跡がなく、異常がないことがわかりました。

この結果を受けて、県東部のうち、西都市では
今月30日から畜産が再開される見通しとなりました。

また感染が最も集中した川南町などでは、
さらに多くの農家で試験的な飼育を続けたうえで、
問題がなければ11月をめどに畜産が再開される
ことになっています。

NHKオンライン 2010年09月22日(水)04時09分
疲労と病気(4)子供の睡眠不足 脳に負担(読売新聞) [2010年09月22日(Wed)]
2010(平成22)年09月22日(水)
yomiDr.(読売新聞)
トップ>医療大全

シリーズ
疲労と病気(4)子供の睡眠不足 脳に負担
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=31126 



乱れた睡眠のリズムを取り戻すために、
朝に数時間高照度の光を照射する
(兵庫県立子どもの睡眠と発達医療センター)

関東地方に住む予備校生の男性(19)は、中学校3年生のころ
から、ひどい疲労感に襲われ、学校に通えない日が多くなった。
病院を何か所も回ったが検査では異常がみられず、
うつ病などの精神科の病気でもないとの診断。

2009年4月、「兵庫県立子どもの睡眠と発達医療センター」
(神戸市)を受診したところ、「小児慢性疲労症候群」との
耳慣れない病名を告げられた。

小児慢性疲労症候群は、子供で最低3か月以上、睡眠や休養でも
改善しない疲労が続き、日常生活に大きな支障をきたしている
が、血液検査などでは異常がみられない場合をいう。

同センターには、睡眠に問題を抱えた不登校児の受診者が
年間約200人おり、うち半数以上が当てはまる。
「大きな要因は小学校時代の睡眠不足」
という。

男性は、中学受験のために小学4年生から塾通いを始めた。
6年生になると帰宅は午後10時過ぎ、就寝は午前1時の生活。
中学では野球部に入り夜遅くまで練習に明け暮れていたが、
中3の朝、突然、頭痛と目の裏の痛みに襲われた。

高校には進学できたが、体がだるく
「いつも斜めに傾いている」感じで、夕方まで起きられない日も
しばしば。登校しても机で眠り込んでしまう。



同センター長の三池輝久さんによると、
睡眠には傷んだ脳の神経を修復する働きがある。

睡眠時間を削る生活が続くと、不足分を補おうと
脳が過剰に睡眠をとろうとし、
かえって朝目覚められなくなるという。

三池さんは
「平日の朝に目が覚めない日が続いたり、
 休日に昼頃まで寝ていたりする子供は要注意」

と話す。

毎日1時間でも早く寝るように心がけ、
2週間程度しても改善しない場合は、
専門家に相談すべきだという。

また、平日でも正午から午後3時頃までの間に、
10〜15分間程度昼寝することで、
睡眠の欠乏状態を予防する効果が期待できる。

症状が重い場合は、入院して生活のリズムを取り戻す治療が
必要になる。

この男性は昨年夏、同センターに入院。
朝の起床時に合わせ、晴れた日の窓際の明るさに該当する
5,000〜7,000ルクスの光を浴びた。

午後には室温60度程度の低温サウナに15分間入り、
体温を調節して夜眠りにつきやすくする治療を受けた。

「寝れば疲れがとれることが徐々に実感できるようになった」
と話す。

三池さんは
「子供の睡眠不足は脳の発育を妨げる恐れもある。
 早寝早起きを心がけてほしい」
と強調する。



情報プラス

子どもの睡眠と発達医療センターは、
兵庫県立総合リハビリテーションセンター
(神戸市西区曙町1070、(電)078・927・2727)
にあります。
http://hwc.or.jp/rihacenter/

子どもの睡眠と発達医療センターのセンター長、三池輝久さん
によると、センターに訪れる子どもたちをみると、
両親の仕事の理由で乳幼児の頃から夜型生活を過ごしていたり、
小学校時代から受験のために塾通いで就寝時刻が遅くなったり
などして、睡眠不足が蓄積していることが背景にあるようです。

まじめで学校に行く意欲があるものの朝起床できず、
不登校状態に陥っている子ども多いといいます。

同センターに2か月近く入院して治療を受けても、
生活環境が変わらなければ、退院後にもまた再発してしまう
人もいます。

それだけに、三池さんは

「子どもが睡眠欠乏状態に陥らないように、
 保護者が必要な睡眠時間を子どもに与える重要性を
 認識しなければならない」

と話しています。

読売新聞 2010年9月22日(水)
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