自殺遺族の支援考えるシンポ 等(NHK、読売、MSN産経)
[2010年09月12日(Sun)]
2010(平成22)年09月12日(日)
NHKオンライン
トップ>ニュース/報道>ニューストップ>社会
自殺遺族の支援考えるシンポ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100912/k10013932861000.html
自殺で家族を失った遺族の支援について考えるシンポジウムが
京都市で開かれ、自殺のあと遺族が多額の賠償金を請求される
など経済的に追い詰められるケースが多いとして、
被害を防ぐための支援を求める意見が相次ぎました。
このシンポジウムは自殺予防週間にあわせて
「全国自死遺族連絡会」が開いたもので、
会場には遺族などおよそ80人が参加しました。
シンポジウムではまず法律の専門家から、
自殺の現場となったアパートの家賃補償などとして
遺族が不動産業者から多額の賠償金を求められるなど、
経済的に追い詰められるケースが多い現状が報告されました。
続いて10年前に夫を亡くした女性が、
自殺を理由に会社から退職金の支払いを拒まれた経験を語り、
「自殺に対する偏見がまだ根強く残っていると感じます。
こうした被害を防ぐため、
国などは遺族の支援を強化してほしい」
と訴えました。
「全国自死遺族連絡会」の田中幸子さんは
「遺族の多くはこれまで語れない死ということで
泣き寝入りしてきました。
残された遺族が経済面、生活面でのさまざまな問題を
解決できず苦しんでいる実態を知ってほしい」
と話していました。
NHKオンライン 2010年09月12日(日)05時18分
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
2010(平成22)年09月12日(日)
読売新聞
ホーム>地域>京都
配偶者亡くした パネリストが鼎談
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20100912-OYT8T00059.htm
自死遺族フォーラム
自殺者の家族らでつくる「全国自死遺族連絡会」
(事務局・仙台市、田中幸子世話人)は
11日、下京区のひと・まち交流館京都で、フォーラムを開いた
=写真=。
遺族ら約80人が、配偶者を亡くしたパネリストの
鼎談(ていだん)などに聞き入った。
鼎談では
「再婚したら遺族でなくなるか」
「こころは埋まる?」
などをテーマに、意見を述べた。
滋賀県内の30歳代男性は
「再婚したからといって、自死遺族と語り合い、支え合う場に
参加してはいけないことはない」
といい、大阪市内の女性(40)は再婚を転機と位置付け、
「元遺族になると思いたい」
と話した。
京都市内の40歳代男性は配偶者の死を受け、
「なぜ生きるのかを模索している段階」
と打ち明けた。
質疑応答では、自死した夫の労災認定を巡って起こした裁判で
敗訴した女性は
「遺族側が業務の過重の立証責任を果たすのは困難。
立証責任は会社側にあるべきだ」
と答えた。
また、田中世話人は
「過労死や事故死などと言うように、
『自殺』ではなく『自死』という言葉を広めたい」
と述べた。
同連絡会は2008年1月に発足。会員は約1,300人。
自死遺族に裁判支援や借金問題、生活保護受給などの
生活相談も行っている。
読売新聞 2010年09月12日(日)
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
2010(平成22)年09月11日(土)
47NEWS(共同通信社)
トップ>共同ニュース
自殺者遺族が法整備訴える 京都で集会、体験語る
http://www.47news.jp/CN/201009/CN2010091101000563.html
家族を自殺で失った遺族らが、自らの体験や支援について語る
「全国自死遺族フォーラム2010京都」
=11日午後、京都市下京区
家族を自殺で失った遺族らが集まり
自らの体験や遺族支援について語る
「全国自死遺族フォーラム2010京都」
が11日、京都市で開かれた。
仙台市の「全国自死遺族連絡会」が主催。
住んでいたアパートの補修費や近所の住民への慰謝料などの
負担や、学校でのいじめなどから遺族を守るために必要な
法整備を求める意見が出された。
平成12年に夫を亡くした和歌山県の女性(50)は
「過労で追い詰められていた夫を救えなかったことを
後悔し続けた。自死より悲しい死はない」
と涙をにじませ、
「残された自分が頑張らなきゃという思いも負担になっていた」
と話した。
遺族らの座談会では
「自分の思いを語り合う場は大事だが、
行政や周りからの支援も必要だ」
という意見があった。
共同通信社 2010年09月11日(土)17時46分
NHKオンライン
トップ>ニュース/報道>ニューストップ>社会
自殺遺族の支援考えるシンポ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100912/k10013932861000.html
自殺で家族を失った遺族の支援について考えるシンポジウムが
京都市で開かれ、自殺のあと遺族が多額の賠償金を請求される
など経済的に追い詰められるケースが多いとして、
被害を防ぐための支援を求める意見が相次ぎました。
このシンポジウムは自殺予防週間にあわせて
「全国自死遺族連絡会」が開いたもので、
会場には遺族などおよそ80人が参加しました。
シンポジウムではまず法律の専門家から、
自殺の現場となったアパートの家賃補償などとして
遺族が不動産業者から多額の賠償金を求められるなど、
経済的に追い詰められるケースが多い現状が報告されました。
続いて10年前に夫を亡くした女性が、
自殺を理由に会社から退職金の支払いを拒まれた経験を語り、
「自殺に対する偏見がまだ根強く残っていると感じます。
こうした被害を防ぐため、
国などは遺族の支援を強化してほしい」
と訴えました。
「全国自死遺族連絡会」の田中幸子さんは
「遺族の多くはこれまで語れない死ということで
泣き寝入りしてきました。
残された遺族が経済面、生活面でのさまざまな問題を
解決できず苦しんでいる実態を知ってほしい」
と話していました。
NHKオンライン 2010年09月12日(日)05時18分
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
2010(平成22)年09月12日(日)
読売新聞
ホーム>地域>京都
配偶者亡くした パネリストが鼎談
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20100912-OYT8T00059.htm
自死遺族フォーラム
自殺者の家族らでつくる「全国自死遺族連絡会」
(事務局・仙台市、田中幸子世話人)は
11日、下京区のひと・まち交流館京都で、フォーラムを開いた
=写真=。
遺族ら約80人が、配偶者を亡くしたパネリストの
鼎談(ていだん)などに聞き入った。
鼎談では
「再婚したら遺族でなくなるか」
「こころは埋まる?」
などをテーマに、意見を述べた。
滋賀県内の30歳代男性は
「再婚したからといって、自死遺族と語り合い、支え合う場に
参加してはいけないことはない」
といい、大阪市内の女性(40)は再婚を転機と位置付け、
「元遺族になると思いたい」
と話した。
京都市内の40歳代男性は配偶者の死を受け、
「なぜ生きるのかを模索している段階」
と打ち明けた。
質疑応答では、自死した夫の労災認定を巡って起こした裁判で
敗訴した女性は
「遺族側が業務の過重の立証責任を果たすのは困難。
立証責任は会社側にあるべきだ」
と答えた。
また、田中世話人は
「過労死や事故死などと言うように、
『自殺』ではなく『自死』という言葉を広めたい」
と述べた。
同連絡会は2008年1月に発足。会員は約1,300人。
自死遺族に裁判支援や借金問題、生活保護受給などの
生活相談も行っている。
読売新聞 2010年09月12日(日)
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
2010(平成22)年09月11日(土)
47NEWS(共同通信社)
トップ>共同ニュース
自殺者遺族が法整備訴える 京都で集会、体験語る
http://www.47news.jp/CN/201009/CN2010091101000563.html
家族を自殺で失った遺族らが、自らの体験や支援について語る
「全国自死遺族フォーラム2010京都」
=11日午後、京都市下京区
家族を自殺で失った遺族らが集まり
自らの体験や遺族支援について語る
「全国自死遺族フォーラム2010京都」
が11日、京都市で開かれた。
仙台市の「全国自死遺族連絡会」が主催。
住んでいたアパートの補修費や近所の住民への慰謝料などの
負担や、学校でのいじめなどから遺族を守るために必要な
法整備を求める意見が出された。
平成12年に夫を亡くした和歌山県の女性(50)は
「過労で追い詰められていた夫を救えなかったことを
後悔し続けた。自死より悲しい死はない」
と涙をにじませ、
「残された自分が頑張らなきゃという思いも負担になっていた」
と話した。
遺族らの座談会では
「自分の思いを語り合う場は大事だが、
行政や周りからの支援も必要だ」
という意見があった。
共同通信社 2010年09月11日(土)17時46分