防ごう児童虐待 メールでの相談員をNPOが募集(朝日新聞/宮崎)
[2010年09月08日(Wed)]
2010(平成22)年09月08日(水)
朝日新聞
asahi.com>マイタウン>宮崎
防ごう児童虐待 メールでの相談員をNPOが募集
http://mytown.asahi.com/areanews/miyazaki/SEB201009070035.html
幼い子どもが虐待によって命を落とす事件が相次ぐなか、
子育てや虐待に関する相談を受け付けている
NPO法人「子ども虐待防止みやざきの会」(事務局・宮崎市)
が、携帯電話からもアクセス出来るメール相談を
11月から始める予定だ。
同会は相談員の養成講座を10月2日に
宮崎市内で予定しており、参加者を募集している。
●
県のまとめによると、2009年度に県内の3児童相談所
(中央、延岡、都城)に寄せられた児童虐待に関する相談件数
は、前年度比1.27倍で365件。
1日に1件の割合で相談が寄せられていることになる。
同会はこれまでも専門スタッフによる
電話相談(0985・85・4641、毎週土曜午後2〜4時)
を受け付けてきた。
だが電話だと受付時間が限られたり、
相談者が周囲を気にしてかけにくかったりするという
「限界」もあったという。
同会の甲斐英幸会長(54)は
「電話相談に加え、幅広く子育ての悩みに対応できる環境が
必要。携帯メールなら相談しやすい」
と話す。
同会も加盟する全国規模のNPO法人
「日本子どもの虐待防止民間ネットワーク」は
昨年11月、電話相談に加え、メール
(http://www.jcapnet.jp/ 携帯電話からは末尾にm/を加える)
での相談受け付けを始めた。
メール専門の相談員の養成講座も各地で開いている。
みやざきの会によると、文字だけでやりとりする
メール相談には専門的な知識と力量が必要。
10月2日の養成講座で専門家から話を聞き、
在宅での実習などを経て適性が認められれば、
早ければ11月から同会の相談員として
活動することになるという。
●
大阪では7月、幼い姉弟がマンションの一室に閉じ込められた
まま食事を与えられずに死亡する事件が起きた。
県内でも昨年夏に生後11カ月の女児が日常的に
母親から暴行を受けて命を落とすなど、幼児虐待事件が
相次いでいる。
「どうやったら『子育てが苦しい』という
お母さんの声をキャッチできるか。
やれるところからやっていきたい」
と甲斐会長は言う。
メール相談員の養成講座に関する問い合わせは、
メールで同会(miyazaki@mapcan.net)へ。
(今村優莉)
朝日新聞 2010年09月08日(水)
朝日新聞
asahi.com>マイタウン>宮崎
防ごう児童虐待 メールでの相談員をNPOが募集
http://mytown.asahi.com/areanews/miyazaki/SEB201009070035.html
幼い子どもが虐待によって命を落とす事件が相次ぐなか、
子育てや虐待に関する相談を受け付けている
NPO法人「子ども虐待防止みやざきの会」(事務局・宮崎市)
が、携帯電話からもアクセス出来るメール相談を
11月から始める予定だ。
同会は相談員の養成講座を10月2日に
宮崎市内で予定しており、参加者を募集している。
●
県のまとめによると、2009年度に県内の3児童相談所
(中央、延岡、都城)に寄せられた児童虐待に関する相談件数
は、前年度比1.27倍で365件。
1日に1件の割合で相談が寄せられていることになる。
同会はこれまでも専門スタッフによる
電話相談(0985・85・4641、毎週土曜午後2〜4時)
を受け付けてきた。
だが電話だと受付時間が限られたり、
相談者が周囲を気にしてかけにくかったりするという
「限界」もあったという。
同会の甲斐英幸会長(54)は
「電話相談に加え、幅広く子育ての悩みに対応できる環境が
必要。携帯メールなら相談しやすい」
と話す。
同会も加盟する全国規模のNPO法人
「日本子どもの虐待防止民間ネットワーク」は
昨年11月、電話相談に加え、メール
(http://www.jcapnet.jp/ 携帯電話からは末尾にm/を加える)
での相談受け付けを始めた。
メール専門の相談員の養成講座も各地で開いている。
みやざきの会によると、文字だけでやりとりする
メール相談には専門的な知識と力量が必要。
10月2日の養成講座で専門家から話を聞き、
在宅での実習などを経て適性が認められれば、
早ければ11月から同会の相談員として
活動することになるという。
●
大阪では7月、幼い姉弟がマンションの一室に閉じ込められた
まま食事を与えられずに死亡する事件が起きた。
県内でも昨年夏に生後11カ月の女児が日常的に
母親から暴行を受けて命を落とすなど、幼児虐待事件が
相次いでいる。
「どうやったら『子育てが苦しい』という
お母さんの声をキャッチできるか。
やれるところからやっていきたい」
と甲斐会長は言う。
メール相談員の養成講座に関する問い合わせは、
メールで同会(miyazaki@mapcan.net)へ。
(今村優莉)
朝日新聞 2010年09月08日(水)