“爆薬は自殺用 道連れも”(NHK、共同通信)
[2010年09月02日(Thu)]
2010(平成22)年09月02日(木)
NHKオンライン
トップ>ニュース/報道>ニューストップ>社会
“爆薬は自殺用 道連れも”
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100902/k10013732481000.html
東京・足立区に住む45歳の会社員の男が、
爆薬の原料となる薬品などをすぐに爆薬を作れる状態で所持して
いたとして、爆発物取締罰則違反の疑いで書類送検されました。
男は
「爆薬を実際に作って自殺し、
ほかの人も道連れにしようと思った」
と供述しているということで、
警視庁で詳しいいきさつなどを調べています。
書類送検されたのは、東京・足立区に住む
45歳の会社員の男です。
警視庁の調べによりますと、男は、爆薬の原料となる
硝酸アンモニウム900グラムを、爆発の威力を高めるのに使う
アルミニウムや、殺傷能力を増すボールベアリングとともに
自宅に所持していたとして、爆発物取締罰則違反の疑い
が持たれています。
硝酸アンモニウムは、軽油と混ぜると爆発しやすくなる薬品で、
警視庁は、男が、この薬品をインターネットで購入し、
起爆剤の材料も集めるなど、すぐに爆薬を作れる状態で
所持していたとして書類送検しました。
警視庁によりますと、男が持っていた硝酸アンモニウムなどを
使った場合、車1台がほぼ吹き飛ぶ威力の爆薬が作れる
ということです。
調べに対して、男は
「好きな女性に相手にされず、爆薬を実際に作って自殺し、
ほかの人も道連れにしようと思った」
と供述しているということです。
警視庁は、ことし秋に横浜市などで開かれるAPECに向けて
爆弾を使ったテロへの警戒を強めていて、
爆薬の原料となる薬品の売買の実態を把握するとともに、
業者などに呼びかけて管理の徹底を図っていく方針です。
NHKオンライン 2010年09月02日(木)14時21分
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
2010(平成22)年09月02日(木)
47NEWS(共同通信社)
トップ>共同ニュース
爆発物原料の所持容疑で書類送検 東京の45歳男
http://www.47news.jp/CN/201009/CN2010090201000457.html
爆発物を作る目的で原料となる硝酸アンモニウムなどの
薬品を自宅に隠し持っていたとして、
警視庁公安部は2日、爆発物取締罰則違反の疑いで、
東京都足立区の男性会社員(45)を書類送検した。
公安部によると、会社員は昨年11月にローンの支払いが滞り
自宅マンションが競売に掛けられたことや、
女性関係で悩んでいたといい
「将来を悲観して自殺するために爆発物を作ろうと思った」
と供述している。
送検容疑は6月22日、自宅で硝酸アンモニウムとアルミニウム
粉末をそれぞれ約900グラム、殺傷能力を高めるための
ベアリング約1,000個を所持していた疑い。
家宅捜索ではほかにサバイバルナイフなど数本が押収されたが、
爆発物の完成品はなかった。
会社員は昨年11月にインターネットオークションで
薬品を購入。爆発物製造の知識もネットから得ていたという。
●
もっと知りたい ニュースの「言葉」
硝酸アンモニウム(2004年04月24日)
爆薬や花火の原料となる化学物質。
「硝安」の名で肥料にも使われる。
多くは白色の結晶で、硝酸をアンモニアで中和することで
作られる。密閉状態で加熱すると爆発することがあり、
その際は有毒ガスを生じる。
硝酸アンモニウム肥料からは比較的簡単に爆発物が製造でき、
2002年のバリ島爆弾テロでなどでも使用された。(共同)
共同通信社 2010年09月02日(木)13時58分
NHKオンライン
トップ>ニュース/報道>ニューストップ>社会
“爆薬は自殺用 道連れも”
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100902/k10013732481000.html
東京・足立区に住む45歳の会社員の男が、
爆薬の原料となる薬品などをすぐに爆薬を作れる状態で所持して
いたとして、爆発物取締罰則違反の疑いで書類送検されました。
男は
「爆薬を実際に作って自殺し、
ほかの人も道連れにしようと思った」
と供述しているということで、
警視庁で詳しいいきさつなどを調べています。
書類送検されたのは、東京・足立区に住む
45歳の会社員の男です。
警視庁の調べによりますと、男は、爆薬の原料となる
硝酸アンモニウム900グラムを、爆発の威力を高めるのに使う
アルミニウムや、殺傷能力を増すボールベアリングとともに
自宅に所持していたとして、爆発物取締罰則違反の疑い
が持たれています。
硝酸アンモニウムは、軽油と混ぜると爆発しやすくなる薬品で、
警視庁は、男が、この薬品をインターネットで購入し、
起爆剤の材料も集めるなど、すぐに爆薬を作れる状態で
所持していたとして書類送検しました。
警視庁によりますと、男が持っていた硝酸アンモニウムなどを
使った場合、車1台がほぼ吹き飛ぶ威力の爆薬が作れる
ということです。
調べに対して、男は
「好きな女性に相手にされず、爆薬を実際に作って自殺し、
ほかの人も道連れにしようと思った」
と供述しているということです。
警視庁は、ことし秋に横浜市などで開かれるAPECに向けて
爆弾を使ったテロへの警戒を強めていて、
爆薬の原料となる薬品の売買の実態を把握するとともに、
業者などに呼びかけて管理の徹底を図っていく方針です。
NHKオンライン 2010年09月02日(木)14時21分
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
2010(平成22)年09月02日(木)
47NEWS(共同通信社)
トップ>共同ニュース
爆発物原料の所持容疑で書類送検 東京の45歳男
http://www.47news.jp/CN/201009/CN2010090201000457.html
爆発物を作る目的で原料となる硝酸アンモニウムなどの
薬品を自宅に隠し持っていたとして、
警視庁公安部は2日、爆発物取締罰則違反の疑いで、
東京都足立区の男性会社員(45)を書類送検した。
公安部によると、会社員は昨年11月にローンの支払いが滞り
自宅マンションが競売に掛けられたことや、
女性関係で悩んでいたといい
「将来を悲観して自殺するために爆発物を作ろうと思った」
と供述している。
送検容疑は6月22日、自宅で硝酸アンモニウムとアルミニウム
粉末をそれぞれ約900グラム、殺傷能力を高めるための
ベアリング約1,000個を所持していた疑い。
家宅捜索ではほかにサバイバルナイフなど数本が押収されたが、
爆発物の完成品はなかった。
会社員は昨年11月にインターネットオークションで
薬品を購入。爆発物製造の知識もネットから得ていたという。
●
もっと知りたい ニュースの「言葉」
硝酸アンモニウム(2004年04月24日)
爆薬や花火の原料となる化学物質。
「硝安」の名で肥料にも使われる。
多くは白色の結晶で、硝酸をアンモニアで中和することで
作られる。密閉状態で加熱すると爆発することがあり、
その際は有毒ガスを生じる。
硝酸アンモニウム肥料からは比較的簡単に爆発物が製造でき、
2002年のバリ島爆弾テロでなどでも使用された。(共同)
共同通信社 2010年09月02日(木)13時58分