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なお、このブログは、自死等の相談に応じるものではありません。


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子どもたちの「神さま」を絵本に…漫画家 西原理恵子さん(読売新聞) [2010年08月09日(Mon)]
2010(平成22)年08月09日(月)
読売新聞
総合トップ>大手小町>インタビュー>小町People

子どもたちの「神さま」を絵本に
…漫画家 西原理恵子さん
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/interview/people/20100809-OYT8T00451.htm

16万部を超えるベストセラーとなった
絵本『いけちゃんとぼく』に続く第2弾として、
絵本『きみのかみさま』がこのほど発売された。

世界の貧困地帯の子どもたちの「目」を通して、
働くこと、生きること、祈ること、そして彼らの身近にある
「生と死」や「神さま」への思いを描いている。



西原さん自身は、無神論者。
だが、外国を旅した際、生活の中に「祈り」が
自然に根付いている様子を見て、憧れを持った。

「状況や環境が厳しい時でも、神への祈りですべてを受け入れる
 人たちを、心からすばらしいと思うんですね。
 特に、子どもはどんな風に神様がみえているんだろう、
 どんな風に身近に感じているんだろうと。
 きっと神様が見えているんじゃないかなと思っています」

絵本には、西原さんが、途上国で出会った子どもたちの姿が
描かれている。

ゴミ山からゴミを拾って売って暮らす少年。

南の島で酔っ払い相手にヤシ酒を売って生計を助ける少年。

小麦と油を買うために、生まれたばかりの妹が人手に渡る少女。

拾ってきた古新聞からゴミを取り除き、丁寧に折り直して、
旅の外国人に売る少年。

風葬された子ども。



厳しい現実ではあるが、取り立てて悲しみ、嘆く姿は
描かれていない。

生まれた環境を受け入れ、家族を思いやり、
たくましく生き抜く子どもたちの生命力にあふれている。

「よく笑って、よく働いている子どもは、
 愛されている子ですよね。
 そういう子たちは、次の切り替えがすごくよくできる。
 目の前に困難な現実が山ほどあるけど、
 明日はいいことがあるに違いないと思いたい。

 子どもたちの未来を変えて欲しい、変わって欲しいという、
 私の母親としての祈りです」



「祈り」への関心に、アルコール依存症だった亡き夫との
確執の日々が影響を及ぼしている。

「夫が悪魔みたいになっていた6年間、
 憎むことに精一杯だった。
 悲しみと憎しみがいっぱいで、別れるときは
 本気で死んでくれと思っていた」

と振り返る。

西原さん自身もうつ病を患い、精神的にぼろぼろになった。

ところが、離婚後、アルコール依存症を治療した夫と再会して
驚いた。

「初めて、
 『あ、彼は病気であんなことをしていたんだ』
 って分かったんです。
 それまでは自分に襲いかかってくる悪魔を理解することが
 できなかった。

 でも、病人だったんだ、彼はちっとも悪くないんだって
 分かった瞬間、6年間の憎しみが一瞬にして消えましたね。
 死ねばいいとまで思っていた人を許し、
 受け止めることができた。

 それは、自分にとって、神様の存在に気付くことに近い
 瞬間でした」。



自分の中の憎しみや悲しみに負けて、病気になっている人は
本当に多いと考える。

「自分の精神状態があまりよくなかったころ、
 途上国で出会ったたくさんの子どもたちのことを
 思い出しました。

 生きていること、食べていること、泣いたり、笑ったり
 することは、それだけですばらしいこと。
 でも、心が病気のときは、そのすばらしさを忘れて、
 自分だけが不幸になると思ってしまう。

 でも違う。神様はきっと世界中にいるし、子どもの目にいる。
 外に出て働きましょうよって。
 あんなにがんばっている子どもたちが
 たくさんいるじゃないかって」



日々の苦しみや悲しみを一瞬で神様が忘れさせてくれるなら、
そんな素晴らしいことはないと感じたという。
いつか、西原さんが神を信じていると話す日がくるのだろうか。

「本当は神様がほしいんですけど、
 そんなことして私の心がきれいになったら、
 金もうけができなくなるじゃないですか。

 とりあえずあと20年ぐらいは稼がせていただこうかなと。
 欲が張っているんです。はい」

読売新聞 2010年08月09日(月)
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