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2010（平成22）年07月11日（日）
ＮＨＫ津放送局
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自殺防止を考える連携会議
http://www.nhk.or.jp/lnews/tsu/3075008073.html

行政や医療機関などさまざまな分野の担当者が集まって
自殺をいかに防いでいくかについて考える会議が、
津市で開かれました。

この会議は、全国的に増えている自殺を防いでいこうと
開かれたもので、三重県内の自治体や医療機関、福祉施設
などから約１３０人が参加しました。

会議では、三重県の担当者が県内では去年４２４人が自殺し、
前の年より増えたことなど、自殺の状況について説明しました。

また、うつ病が自殺の原因となるケースが多いという統計
があることから、会議では、精神科の専門病院である
「三重県立こころの医療センター」の原田雅典院長が、
自殺の対策などをテーマに講演しました。

この中で原田院長は
「日常生活のストレスなどさまざまな要因が
　うつ状態に発展し、自殺につながっていく」

と述べました。

その上で、家族などが心のこもった態度で接することや
「死なないで下さい」
と明確に言うことなど適切な対応をすることが
自殺の防止につながると呼びかけました。

三重県立こころの医療センターの濱口達也地域支援室長は
「こうした会議を通して、関係機関が情報交換を行って
　連携を深めることで自殺を防いでいきたい」

と話していました。

ＮＨＫ津放送局　2010年07月11日（日）12時18分