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NPO法人宮崎自殺防止センターを応援したい

NPO法人国際ビフレンダーズ 宮崎自殺防止
センターでボランティア活動を始めました。
いろいろと勉強中です。

なお、このブログは、自死等の相談に応じるものではありません。


NPO法人宮崎自殺防止センター
■ TEL 0985(77)9090
■ 毎週 日・水・金曜日
   午後8時から午後11時まで(3時間)


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「無縁社会」の現場を歩き続けて 等(NHKオンライン) [2010年02月12日(Fri)]
2010(平成22)年02月01日(月)
NHKオンライン
トップ>ニューストップ>あすの日本>取材最前線

「無縁社会」の現場を歩き続けて
http://www.nhk.or.jp/asupro-blog/990/35082.html



「あすの日本」プロジェクト
記者 板倉 弘政

NHKスペシャル「無縁社会〜“無縁死”3万2千人の衝撃〜」
で、亡くなった方々の取材を1年に亘って続けてきました。

取材のきっかけは、国が毎日発行する官報の片隅に、
「行旅死亡人」という記事が掲載されていたのを
目にしたことでした。

番組のディレクターと一緒に、
「氏名不詳、身元不明のまま亡くなる方が
 毎日いるというのは、異常事態ではないか?」

と疑問に感じたのです。



今回の取材は、事件取材をしてきた僕にとっても
特別なものでした。

警視庁捜査一課担当の頃は、事件性のあるなしだけで
取材をしていました。

隅田川で男性の水死体が見つかり、現場に行ったときのことです。

捜査一課長を囲んで取材しましたが、
結局「事件性なし」と判断され、捜査一課は撤収、
マスコミも撤収することになりました。

事件性のあるなしにかかわらず、人間が1人死んだという
事実には変わりないのに、僕も現場を後にしました。

帰りの車中
「あの人はどうなるんだろう?」

と思いはしましたが、日々の忙しさに流されて、
それ以上の取材はできませんでした。

きっと、あの人も「氏名不詳」として処理されたのではないか。
あのときの申し訳なさを、今回の取材で取り戻したい
という思いでした。



それから毎日のように官報を読み込み、
掲載された死亡場所に足を運び続けました。

すると、官報では「氏名不詳」となっているにもかかわらず、
近所の人から名前で呼ばれ結婚もしていたというように、
人物像が浮かび上がってきました。

故郷とのつながり「地縁」、
家族とのつながり「血縁」、
会社とのつながり「社縁」が、
1つまた1つと途絶えていった末に、
「氏名不詳」となって亡くなっていたことがわかってきました。

その「縁」の切れ目の背景に、これまで日本社会が歩んできた
姿があるのではないかと感じるようになりました。



番組でご紹介した「氏名不詳」の男性も、その1人でした。
最初、死亡場所となった東京・大田区のアパートを訪ね、
大家さんやアパートの住人から聞き込みを続けました。

すると、故郷は秋田であることがわかり、早速飛んでいきました。
しかし、男性が死亡したことを知る人はほとんどおらず、
男性の存在は小中学校の同級生の間でも
あまり記憶に残っていないという状態でした。

唯一、警察から死亡の連絡を受けていたのが、
男性の先祖の墓があるお寺でした。
男性は、墓の供養料を東京から送り続けていたのです。

再び、東京に戻って取材を進めると、男性は、70歳を越えて
亡くなる半年前まで、日給1万円程度の日雇いの仕事をして、
その中から秋田の墓の供養料を工面していたことがわかりました。

これだけの人生がありながら、官報の記事はわずか10行。
「氏名不詳」で名前が記されることもなかったのです。



今回の番組取材で最も衝撃を受けたのは、55歳という若さで
亡くなり、大学病院に献体されていた男性でした。

この男性は、実家の稼業が倒産したことで、
一家離散となっていました。

その後も、タクシーの運転手などとして働き、
一時は結婚もして新たな家族を築きましたが、それも破綻。
仕事中の事故で体を壊してからは、
働くこともできなくなりました。

晩年は、低所得者の生活支援をする団体が面倒を見ていて、
将棋好きだった男性と指した将棋盤と駒が遺品となっていました。

男性の遺体は離散した家族に引き取られることなく、
兄弟が同意する形で献体となっていました。

僕らの取材は男性の人生を辿ることだったのですが、
最後は献体として送られた大学病院に行くしかないと思って
取材に行きました。

大学病院の地下にある霊安室には、まさに男性が静かに横たわり、
3桁の献体番号だけが記されていました。

それまでの取材では、葬られた無縁墓地に赴いて、
取材させていただいた方の墓前に手を合わせることがありました。

しかし、このときは、その方が人間としての形そのままの姿で
横たわっていました。

取材テープに記録されていますが、僕は、呆然としてしまい、
取材を忘れて、ただただ手を合わせるしかありませんでした。

先ほどの「氏名不詳」となった男性と同じように、
普通の人生を歩んできた男性が、
最期には名前が消え、たった3桁の番号となっていたのです。



番組でご紹介した方々は、取材した中のごく一握りに過ぎません。

首都圏を中心に、100人を越える方々の死までの軌跡を
取材してきましたが、いずれも、それぞれに人生模様があり、
だけど、どこかで歯車が狂って縁が途絶えていった人たちでした。

普通の人生を歩んできた100人を越える方々が、
最期はその痕跡すら残らない形で骸となっていました。

ある意味では、僕だって同じようになるかもしれません。

いまは家庭を持って仕事もしているものの、
1つ大きな病気をしてしまえば、
それらは脆くも崩れ去る可能性もあると思います。



人間の一生とは何なのだろうか。
この番組の取材はどうやって終着点を見出せばいいのだろうか。

答えを持てぬまま取材を進めていたとき、
ある男性の死をめぐって、まるでドラマのような物語が
紡ぎ出されていたことを知りました。

その男性は、貿易関係の会社に勤め、家庭も持ち、
娘を2人授かっていた方でした。
ところが、あるとき、すべてを同時に失うことになりました。

離婚し、会社も辞め、すべてをリセットしようと上京。
名前を変えたことが、取材でわかりました。

「第2の人生は敬われて生きて死にたい」。
その願いを込めて「敬二」と名乗ったというのです。

しかし、敬二さんの元に悲報が届きます。
別れたときに妻が引き取った2人の娘のうちの1人が
交通事故で亡くなったのです。

それから敬二さんは、東京のアパートに閉じ籠もるようになった
といいます。
「毎日、部屋の壁とにらめっこしていた」
と当時のことを後に語っています。



そんな絶望の淵に追いやられた敬二さんの元に、
ある少女が訪ねてきました。
敬二さんが住むアパートの隣にあった保育園の園長の娘でした。

当時9歳で、亡くなった娘と同じような年頃でした。

園長の娘は、
「隣のおじさんの姿を最近見かけない」
と思ったといいます。

すると、子どもの無邪気さそのままに、
玄関から行ってもダメなら2階の窓から行こうと、
妹と一緒に屋根を伝って敬二さんのアパートの窓を叩いたのです。

その屋根のつながりが「絆」となり、敬二さんは窓を開けて
少女を部屋に招き入れ、心を開くようになっていきました。

元々、貿易会社に勤めていただけあって、
英語の勉強を教えてあげるようにもなりました。

園長の一家とは家族ぐるみの付き合いとなり、
正月、餅つき、お花見、七夕、お月見などなど、
季節の行事で少女の姿を写真に納めていきました。

成長を見守るかのように、
その写真はやさしい目線で撮られていました。

温かな写真とメッセージがぎっしり詰まった1冊のアルバムが
作られ、少女が成人したときにプレゼントされたといいます。

男性は、その後、保育園で働くようになり、
保育園のシンボルマークとなっている
「どんぐり」の絵を描き残しました。

今も、故人の遺志が宿っているかのように、
「どんぐり」はやさしく園児たちを見守っています。



僕らは、東京で暮らすことの便利さで、故郷を忘れ、
携帯電話やコンビニといったひとりで生きていくことのできる
環境が整ったことで、親や親戚と離れて暮らすようになっています。

それは、僕らが選んできたことの積み重ねかもしれないし、
「家族や地域の絆を取り戻せ」

と時計の針を戻すようなことを言っても、
現実的ではないのかもしれません。

けれども、屋根が「絆」となった男性のように、
ちょっとしたことで「絆」は生まれるかもしれません。

決して解決策ではありませんが、
そこに何か手がかりがあるのではないかと思います。

NHKオンライン 2010年02月01日 (月)14時45分

◇ ◆ ◇ ◆ ◇

2010(平成22)年01月31日(日)
NHKオンライン
トップ>ニュース/報道>NHKスペシャル>

2010年 1月31日(日)午後9時00分〜9時58分
NHK総合テレビ

“無縁”社会 〜無縁死 3万2千人の衝撃〜
http://www.nhk.or.jp/special/onair/100131.html

自殺率が先進国の中でワースト2位の日本。

NHKが全国の自治体に調査したところ、ここ数年
「身元不明の自殺と見られる死者」や
「行き倒れ死」など国の統計上ではカテゴライズされない
「新たな死」が急増していることがわかってきた。



なぜ誰にも知られず、引き取り手もないまま
亡くなっていく人が増えているのか。

「新たな死」の軌跡を丹念にたどっていくと、
日本が急速に「無縁社会」ともいえる絆を失ってしまった社会
に変わっている実態が浮き彫りになってきた。



「無縁社会」はかつて日本社会を紡いできた「地縁」「血縁」
といった地域や家族・親類との絆を失っていったのに加え、
終身雇用が壊れ、会社との絆であった「社縁」までが失われた
ことによって生み出されていた。

また、取材を進めるうちに社会との接点をなくした人々向けに、
死後の身辺整理や埋葬などを専門に請け負う
「特殊遺体清掃業」やNPO法人がここ2〜3年で急増。

無縁死に対して今や自治体が対応することも難しい中、
自治体の依頼や将来の無縁死を恐れる多くの人からの
生前予約などで需要が高まっていることもわかって来た。



日本人がある意味選択し、そして構造改革の結果
生み出されてしまった「無縁社会」。

番組では「新たな死」が増えている事態を直視し、
何よりも大切な「いのち」が軽んじられている
私たちの国、そして社会のあり方を問い直す。

番組キーワード ピックアップ
自殺  行き倒れ死  新たな死

NHK総合:毎週日曜 午後9時    〜 午後 9時49分
(再放送): 毎週水曜 午前0時45分 〜 午前 1時34分
        (火曜深夜)

NHKオンライン 2010年01月31日(日)
「直葬」から見えるニッポン(NHKオンライン) [2010年02月12日(Fri)]
2010(平成22)年01月29日(金)
NHKオンライン
トップ>ニューストップ>あすの日本>取材最前線

「直葬」から見えるニッポン
http://www.nhk.or.jp/asupro-blog/990/34976.html

NHK仙台放送局  記者 山口 満



「無縁社会ニッポン」の取材で、
私が選んだテーマが「直葬」です。

通夜や告別式をせず、火葬のみで最後の別れをする
葬儀のスタイルです。

都市部を中心に急速に広がり、東京都内では
全葬儀の3割を占めるようになったとも言われています。

なぜ、こうした葬儀を選ぶ人たちが増えているのか。
私は各地の火葬場に何度も足を運んで実際の現場を見てきました。

自ら命を絶ち、半年後にようやく発見された独身男性。

病院で誰からの見舞いも受けず晩年を過ごし、
孤独のまま亡くなったお年寄り。

中には、火葬場に誰も現れず、私が遺族に代わって
お骨を拾わせていただいたケースもありました。



「人は生きているようにしか死ねない」。
「その人の生き方が、葬儀にあらわれる」。

取材に協力してくれた葬儀社の人から何度も聞いた言葉です。

生まれた時には誰かに愛され、
友人や家族に囲まれた時期もあったであろう人たちが、
親しい人に見送られることもなく、次々と世を去っていく。

それが当たり前のことになっている社会の現状は、
私にとって大きな驚きでした。

長生きすることが当たり前になる中で、
多くのお年寄りが孤独を深めている現状もあります。

夫に先立たれ、子どももいないため、
直葬を生前から予約している女性は、

「認知症になるかもしれない」
と日々恐怖を感じて、葬儀を開くことが人の迷惑になると
考えていました。



直葬で送られる人たちには、様々な事情があり、
そのことをもって不幸と決めつけることは決してできません。

ですから、直葬が増えている現状から
何をメッセージとして伝えるか、最後まで悩みました。

人は誰でも、誰かに愛され、繋がっていたいと
感じていると思います。

家族がそばにいたり、仕事が順調だったり、
体が健康なときには、不安を感じることはなくても、
いざ孤独になると、新たな絆を築き上げることが難しい・・・。

そんな社会が今の日本なのではないかと感じました。



東京に出張した3ヶ月の取材を終えて、
今は仙台で本来の担当である事件・事故の取材を続けています。

プロジェクトに参加したことで、たくさんの人たちと会い、
社会への不安や希望を聞くことができました。
必ず、これからの取材に生かすことができると思っています。

NHKオンライン 2010年01月29日(金)17時00分
【社説】「生きる力」支える社会に/自殺対策緊急プラン(東奥日報) [2010年02月12日(Fri)]
2010(平成22)年02月12日(金)
Web東奥(東奥日報)
トップ>社説>2010年02月12日(金)

【社説】「生きる力」支える社会に/自殺対策緊急プラン
http://www.toonippo.co.jp/shasetsu/sha2010/sha20100212.html

2009年の自殺者数は08年を504人上回る
3万2,753人で、過去5番目に多かった。
12年連続で年間の自殺者が3万人を超える
憂慮すべき状況が続いている。

政府はこうした事態を踏まえて、省庁が一丸となって取り組む
「いのちを守る自殺対策緊急プラン」を先週、決めた。

自殺対策の現状を報告、課題などを探る
「いのちを守り、いのちを支える全国フォーラム」
が昨年9月、秋田市で開かれた。

基調講演したNP0法人自殺対策支援センター・ライフリンク
代表の清水康之さんは、自殺問題を読み解く上で鍵となる
3つの数字があると述べている。
(09年10月25日付本紙朝刊)



1つは「98.3」だ。
日本の年間自殺者数が初めて3万人を超したのは1998年。
自殺者数を月別でみると例年、決算期に当たる年度末の3月が
最も多い。清水さんは、この年の3月が転機になったと言う。

前の年に山一証券の破たんなど金融危機が深刻化した。
前年より自殺者が一気に8,000人以上も増えた背景に、
社会経済的な要因が深く関係していた。



2つ目は「4.0」。
失業、生活苦、多重債務、うつ病という四つの段階を経て
死に至るなど、1人の自殺の背景にいくつの要因があるのかを
示す数字だ。

要因の連鎖を断ち切るのが対策の中心となるはずだが、
対応できているのかと清水さんは疑問を投げ掛ける。



最後は「72」。
自殺者の72%が死ぬ前に相談機関を訪れていたという。
最後の最後まで生きる手段を求めて、
相談窓口にたどりついていた人々を救えなかった重い現実を、
われわれは直視しなければならない。



自殺の予防には社会経済的な要因などを分析し、
きめ細かで総合的な対策が求められる。

1つの相談窓口を入り口にして、思い悩んでいる人が、
必要とする複数の支援策にたどり着けるようにするために、
行政や民間の相談窓口が緊密に連携する必要がある。

清水さんは、地域社会はその環境をつくることができるはずだと
力説する。

人々の「生きる力」を支え、信頼の輪が広がる社会づくりが
肝要といえそうだ。

政府のプランに盛られた対策は、心の健康や債務問題での相談窓口
の拡充、自殺未遂者や遺族への支援強化など多岐にわたる。

債務問題が理由の自殺の増加が懸念される3月を
「自殺対策強化月間」として、地方公共団体、関係団体とも連携。
重点的に広報啓発活動を展開するという。

県警のまとめだと、09年の本県の自殺者数は
前年より30人増え543人。3年連続の増加となっている。

男性が7割以上を占め年代別では50代と60代が多い。

自殺の原因は病気など健康問題、
借金や倒産など経済・生活問題、家庭問題が多いが、
原因不詳が前年から倍増している。

1人暮らしで家族や近所との付き合いもなく、
遺書を残さずに自殺するケースが増えているのかもしれない。

自殺には産業構造などが反映し、地域特性があるといわれる。
政府は自殺統計の地域別データを集計・公表することにして
おり、地域の実情に即した施策の構築に生かしたい。

東奥日報 2010年02月12日(金)
ひと:藤澤克己さん 「自殺対策に取り組む僧侶の会」代表 [2010年02月12日(Fri)]
2010(平成22)年02月12日(金)
毎日新聞
トップ>ニュースセレクト>社説・解説・コラム>ひと

ひと:藤澤克己さん 「自殺対策に取り組む僧侶の会」代表
http://mainichi.jp/select/opinion/hito/news/20100212k0000m070095000c.html

自殺を考え苦しむ人の手紙相談にのっている。

会に所属する僧侶28人が筆をとる
「自死の問い・お坊さんとの往復書簡」。
今月、1,580通に達した。

「やっと気持ちの届け先が見つかりました」
の言葉で始まる手紙には、便せん10枚に
手書きの小さな字がびっしりと並んでいた。

やり取りが数十回に及ぶこともあり、
「おかげで踏みとどまることができそうです」

との便りをもらったことも。

「自殺だと成仏できないって本当ですか」。
遺族に何度か尋ねられた。

仏教の経典を調べたが、そんな記述はなかった。
07年から会で毎年12月に開く「自死者追悼法要」では、

「仏様は分け隔てなく救ってくださいます」
と語る。

安堵(あんど)し、涙を流す遺族もいる。

「僧侶として伝えるべきメッセージがある」
と感じる。

安楽寺(東京都港区)の住職。
早大卒業後、IT(情報技術)企業にエンジニアで就職。
06年に実家の寺を継ぐと、

「生き死にを問い続けるのが僧侶の道」
と、自殺対策の現場に飛び込んだ。
自殺防止活動をするNPOで研修を受け、電話相談員にもなった。

07年、意気投合した仲間と
「自殺対策に取り組む僧侶の会」を作った。

命の問題に直面した時の相談役になってほしい。
僧侶に向けられるそんな期待をひしひしと感じる。

「全国どこに住む人でも近くの寺に相談できるよう、
 同じ志を持つ僧侶のネットワークを1,000人に広げたい」

【山寺 香】

【略歴】
藤澤 克己(ふじさわ・かつみ)さん

神奈川県出身。手紙相談の返事を考え、気づくと
夜が明けていることも。趣味はガーデニング。48歳。

毎日新聞 2010年02月12日(金)00時01分
「恋人捜して」 ツイッターの捜索願で騒動 警察は困惑(朝日新聞) [2010年02月12日(Fri)]
2010年02月12日(金)
朝日新聞
asahi.com>ライフ>デジタル>ネット・ウイルス

「恋人捜して」 ツイッターの捜索願で騒動 警察は困惑
http://www.asahi.com/digital/internet/NGY201002120003.html



ツイッターで「捜索願」を見た利用者が
引用して発信した「捜索願」

恋人の男性が行方不明。情報ください――。
140字以内の「つぶやき」をインターネットで発信する
「ツイッター」で先月、こんな「捜索願」が駆けめぐった。

家族から本物の捜索願が出された地元の警察署には、
つぶやきを見たユーザーから真偽を確かめる電話が
昼夜を問わず殺到。

「恋人」は無事に見つかったが、署の幹部は
「業務妨害になりかねない」
と、新しいネットサービスが引き起こした騒動に困惑している。

「1/18正午頃より行方不明。男性。背は180センチ
 ぐらい、やせ形。長めの黒髪。眼鏡をかけてる。
 三重県伊勢市から四日市方面に移動。
 自殺するつもりのようです」

1月18〜20日ごろ、ツイッターでこんなつぶやきが
駆けめぐった。

もともとの発信者は行方不明者の恋人の女性と見られる。
多くのツイッターの利用者がこのつぶやきを引用して
さらにつぶやいた。
そのため、ねずみ算式に情報がネット上で共有された。

「みつかりますように」
「さがしてみたけどいなかった」
などの反応もあれば、

「デマでは」
と疑う声も。

一方、家族からの捜索願を受理した伊勢署(同県伊勢市)には
「ツイッターに書いてあるのは本当なのか」
といった電話が相次いだ。

女性はツイッターからリンクさせたブログで
「何かあれば伊勢警察署へ」

と書き込んでいたからだ。

ツイッターを見ていない署員らは
「何で知っているのか」

と慌てた。

捜索願を受理した場合、まず非公開の捜索が原則だ。
今回の件も公表していなかったため、

「お答えできません」
としか言えなかった。

同署の幹部は

「女性はわらにもすがる思いだったかもしれないが、
 電話の対応に追われると、特に休日や夜間の当直態勢の時は
 事件、事故の対応にも支障が出かねない。
 今後こういうことが増えると思うと、先行きが不安だ」

と話す。

男性は1月20日、富士の樹海で静岡県警に保護された。
ツイッターでは、
「【速報】恋人が発見されました!」

と女性がつぶやき、それが瞬く間に引用されていき
騒動は収まった。

ツイッターに詳しい敬和学園大の一戸信哉准教授(情報法)は
この騒動をツイッターで眺めていた。

「さまざまな現象や情報がリアルタイムで共有されると
 非公開捜査などに影響が出てしまうが、
 こうしたことを完全に回避するのは不可能だろう。

 ただ、共有された情報から問題が早期に解決する可能性だって
 十分あるはずだ」

と話している。 (中島嘉克)

朝日新聞 2010年02月12日(金)
性同一性障害:小2の秋から「女の子」…性切り替え容認(毎日新聞) [2010年02月12日(Fri)]
2010(平成22)年02月12日(金)
毎日新聞
トップ>ニュースセレクト>話題

性同一性障害:小2の秋から「女の子」…性切り替え容認
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100212k0000m040101000c.html

埼玉県の公立小学校が性同一性障害(GID)と診断された
小学2年の男児(8)に対し、学年の途中から
女児としての登校を認めていることが分かった。
全校児童や保護者にも事情を公表している。

専門家によると、小学校入学時に学校と相談し
戸籍と逆の性で登校を始める例は学会で数例報告されているが、
在学途中で生活上の性別を切り替えるのは初めてとみられる。

これまで光が当たらなかった子どもの性同一性障害と
どう向き合うか、議論が活発化しそうだ。

◇埼玉の公立小

家族によると、児童は幼稚園の段階から体が男であることへの
違和感があり、小学校入学後は男児用の水着を着たり立って
小便することへの苦痛を激しく訴え、不眠がちになった。

このため昨年2月に埼玉医科大のジェンダークリニックを受診、
翌月GIDと診断された。

主治医の塚田 攻医師は診断書に
「就学等の適応を阻害しないために
 女性として扱う配慮が望ましい」

との意見を記した。

学校側は主治医や親と相談し
「本人の苦痛を取り除くことを最優先しよう」(校長)
と判断。

夏休み明けの同年9月、校長が全校児童に、
母親がクラスの保護者に説明し、
女児としての学校生活が認められた。

児童は学籍は戸籍通り男児のままだが、
男女別に整列する際や体育の授業などでは
女児のグループに入っている。

「からかわれることもあるけれど、
 スカートをはいて学校に行けるのがうれしい。
 女の子の友だちもたくさんできた」

と話す。

子どものGIDが公になることはまれだが、
岡山大の中塚幹也教授らが当事者661人に
聞き取り調査したところ、約8割が小学校高学年までに
身体的な性別への違和感を覚えていた。

さらに全体の約7割が自殺を考え、
約2割は未遂などの経験があった。

自殺を強く考えた時期は中学生が37%で最も多く、
小学生も約13%。

中塚教授は
「今も多くの子が誰にも相談できず悩んでいるのでは」

と推測する。

GIDの当事者でつくる
「性同一性障害をかかえる人々が、
 普通にくらせる社会をめざす会」
の山本蘭代表は

「個々の学校の対応に任せず、国として実態を把握し、
 教育現場の指針を策定してほしい」
と話している。 【丹野恒一】

◇性同一性障害

身体的な性別と心理的な性別が一致せず、
体に強い違和感を覚えて悩む疾患。

正確な統計はないが、国内に少なくとも1万人以上いると
推計される。

04年に一定の条件を満たした成人に対し、
戸籍上の性別変更を認める特例法が施行され、
08年までに1,263人が認められている。

毎日新聞 2010年02月12日(金)02時32分
貧しさあまりにも身近に(読売新聞/新潟) [2010年02月12日(Fri)]
2010(平成)年02月12日(金)
読売新聞
ホーム>地域>新潟

貧しさあまりにも身近に
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20100212-OYT8T00228.htm





多重債務相談の記録を整理する冨田弁護士。
「あまりにも身近に貧しさがある」。

嘆きは深い(法テラス佐渡で)

「がむしゃらに頑張ってきたけど、
 自分の努力ではどうすることも出来ない所まで来てしまった」

4,000万円の借金を抱える50歳代の漁師男性は、
力無くそう話した。

法テラス佐渡の冨田さとこ弁護士(29)から
自己破産で再出発を図るよう助言され、
いま、その手続きを進めている。

やはり漁師だった父が25年ほど前に
漁船を新造した際の借金に、住宅ローンなどが重なった。
毎月15万円の返済を続けてきたが、
魚の価格低下で収入が目減りした。

さらに、父親が脳出血で倒れ、母親は認知症と診断。
返済が滞り、ついに自宅は競売にかけられ、人手に渡った。

「なんとかしなくちゃいけないと思っていたが、
 どこから手をつけていいのか分からなかった。

 弁護士に話を聞いてもらって、借金の整理や家族の暮らしにも
 メドがついた。ほっとした」

と男性。

周りには、借金のせいで夜逃げや自殺する人も多いという。

「貧しさがあまりにも身近にある。
 佐渡に来て3年半たつが、いまだに驚かされる」。

冨田さんの嘆きは深い。

佐渡は農漁業が盛んで、島民の結びつきも強く、
日々の暮らしには困らない。

だが、現金収入が少なく、所得水準が低い。
ひとたび借金して利息がかさむと、
たちまち返済に窮してしまうのだ。

訪問販売で高額な布団を契約させられ、返済できずに
自宅を競売にかけられた高齢の女性、

「その日のお米を買うため」
に、無人契約機に通っていた20歳の女性……。

家族や親族を巻き込んで、長年にわたって返済に苦しむ例も
数多い。

法テラス佐渡の事務所内にある高さ2メートル近い
巨大なキャビネット。
中にはファイルがすきまなく詰まっている。
債務整理の相談に訪れた人たちの記録だ。

ファイルは1人に1冊。隣り合う背表紙には
依頼者の名前は書かれていないが、
「親」「子」、「夫」「妻」などの続柄が書かれたものも多い。

「ここにあるのは一部だけ。
 ファイルを見ていると、対応した案件の多さが分かる」
と冨田さん。

06年10月の開所から昨年末までに受けた相談の
約4割にあたる384件が、債務整理に関するものだった。

冨田さんは
「人のつながりが強い分、何とか自己破産させないように
 周囲が支えることが、債務問題を複雑にしている」

とみる。

初対面の相談者には必ず
「ほかに借金している家族はいませんか」

と尋ねるという。

長年の返済により、利息制限法の上限金利
(元本により年15〜20%)を超えた
「過払い」状態になっているケースも多い。

1,000万円近くの借金があり、
10年ほど前から消費者金融の厳しい取り立てに悩まされてきた
50歳代男性にも、多額の過払い金があった。

法テラス佐渡は、この男性のようなケースについて、
過払い金の返還請求訴訟などで対応し、
昨年末までに計4億1,000万円を相談者の手に取り戻した。

日本弁護士連合会などが2008年6月に開設した
「佐渡ひまわり基金法律事務所」
にも債務整理の相談は殺到しており、
過払い金の返還額は1億円に達しているという。

読売新聞 2010年02月12日(金)
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