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NPO法人宮崎自殺防止センターを応援したい

NPO法人国際ビフレンダーズ 宮崎自殺防止
センターでボランティア活動を始めました。
いろいろと勉強中です。

なお、このブログは、自死等の相談に応じるものではありません。


NPO法人宮崎自殺防止センター
■ TEL 0985(77)9090
■ 毎週 日・水・金曜日
   午後8時から午後11時まで(3時間)


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無料相談会:多重債務など−−栗原市自殺防止対策協/宮城(毎日新聞) [2009年07月09日(Thu)]
2009(平成21)年07月09日(木)
毎日新聞 地方版
トップ > 地域ニュース > 宮城 > 記事

無料相談会:多重債務など−−栗原市自殺防止対策協/宮城
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20090709ddlk04040092000c.html

栗原市の公的機関や団体が結集し自殺防止に取り組む
「栗原市自殺防止対策連絡協議会」

は11日午後1〜4時半、同市立図書館で、
多重債務などの無料相談会を開く。

対応者は仙台弁護士会、栗原ひまわり基金法律事務所の
弁護士1人ずつと県司法書士会の2人。

12日午後1時半からは同市志波姫のこの花さくや姫プラザで、
秋田大の佐々木久長准教授が「だれにでもある心の悩み」
と題し、メンタルへルス講演を行う。

連絡は同市社会福祉課(0228・42・1118)。

【小原博人】

毎日新聞 2009年07月09日 地方版
自殺者:5年ぶり増加、454人 景気、雇用悪化で? −−08年/岩手(毎日新聞) [2009年07月09日(Thu)]
2009(平成21)年07月09日(木)
毎日新聞 地方版
トップ>地域ニュース>岩手

自殺者:5年ぶり増加、454人
景気、雇用悪化で? −−08年/岩手
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20090709ddlk03040197000c.html

08年の県内自殺者数は454人(前年比17人増)で
5年ぶりに増加に転じたことが、県障がい保健福祉課の
まとめで分かった。

人口10万人当たりの自殺者数を示す自殺死亡率も
33・7(前年比1・5ポイント増)で、
秋田、青森に次いで全国で3番目(07年は4番目)に悪かった。

【山口圭一】

県自殺対策推進協議会(会長・達増拓也知事)で報告された。
10月までは358人で、前年の379人を下回るペースだった。
だが、11月に55人と前年同月より31人増え、
累積数が逆転した。
12月も41人と前年同月(34人)を上回った。

年代や男女別では、
50歳代男性が70人で最多だった。
40歳代男性 66人、
60歳代男性 51人と続いた。

女性は
70歳代の  37人が最も多かった。

保健所別の自殺死亡率は、05年から減少を続けた
久慈で増加に転じた。

全国平均(24・4)を下回り県内最低だった
07年の21・6から、08年は42・2に増えた。

久慈地域は、精神科に通う患者以外にも目を配るため、
他診療科の看護師らと連携を強化するなど、
県内のモデルとなってきた。

同課は
「08年下半期に景気や雇用情勢が悪化した影響ではないか」
としている。

毎日新聞 2009年07月09日 地方版
統合失調症での入院、23%減目標 厚労省原案(朝日新聞) [2009年07月09日(Thu)]
2009(平成21)年07月9日(木)
朝日新聞
asahi.com>ニュース>社会>その他・話題

統合失調症での入院、23%減目標 厚労省原案
http://www.asahi.com/national/update/0709/TKY200907090159.html

厚生労働省は9日、05年に19.6万人だった
統合失調症の入院患者数を、14年までに23%減らして
約15万人にする数値目標の原案を明らかにした。

精神疾患について、地域の受け入れ態勢が不十分で
退院できない「社会的入院」を10年間で解消するとした
04年の改革ビジョンを見直す。

精神科病院や福祉施設の関係者らが集まる同省の
「今後の精神保健医療福祉のあり方に関する検討会」
で示した。

04年のビジョンは、それまでの入院中心から、
住み慣れた地域で暮らせるように目標を設定。
受け入れ条件が整えば退院できる社会的入院の患者を約7万人と
推計し、受け皿整備を進めて社会的入院を解消すると掲げた。
しかし、病気ごとの目標値はなく、病床数の減少は07年までに
3,700床程度にとどまっている。

厚労省によると、精神病床の入院患者は約32万人。
6割以上を占める統合失調症患者が99年から05年にかけて
約1割減る一方、認知症患者は高齢化に伴い4割増えた。

2つの病気は患者の状態や受け皿対策がまったく異なること
から、同省は目標値や対策を分けることにした。

04年のビジョンは、「退院可能」とされる患者数データが
主治医らの主観に基づくなど、客観性にも問題があったと
している。

新目標では社会的入院をなくしていく方針は維持するが、
「退院可能な患者」という指標をやめ、入院患者数のみに
着目する。

認知症については、現在正確な有病率データがないため、
調査の上、11年度までに目標値を設ける。

10年間のビジョンは今年9月が折り返し点。
検討会が後半5年間の施策を議論しており、今秋までに報告書
をまとめる。これを受けて同省が後期5年のビジョンをつくる。

朝日新聞 2009年07月9日 12時11分
能代の小野さん 警察協力章 24年間、800体以上検視立ち会い(読売新聞/秋田) [2009年07月09日(Thu)]
2009(平成21)年07月09日(木)
読売新聞
ホーム>地域>秋田

能代の小野さん 警察協力章
24年間、800体以上検視立ち会い
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20090709-OYT8T00085.htm



表彰される小野雄司さん(6日、県警本部で)

変死体の検視などに立ち会う県警察医として、
長年にわたり捜査に協力してきた能代市中和の
「小野医院」院長で外科医の小野雄司さん(65)が、
警察庁長官の警察協力章を受章した。

小野さんは能代署管内で1985年から24年間、
多い年で年間約90体、計800体以上の検視に立ち会った。

死因の特定できない死体が見つかれば昼夜を問わず呼び出され、
切断された死体や腐乱死体を目にし面食らったこともある。

死因の判定は医師でも慣れないと難しいとされるが、
「誤ると亡くなった人に失礼だから」
と、正確さを肝に銘じる。

切断された遺体の身元が判明し遺族の元に返った時は、正直に
「良かった」
と感じ、自殺と見られる遺体と向き合ったときには、

「なぜこんなことを」
と思いやった。

県警監察課によると、普段の診療に充てる時間を検視に割かれる
場合が多いため、警察医のなり手は不足しているという。

それでも、小野さんは
「誰かがやらねばならないから」
と自らに強い使命感を持つ。

6日、県警本部で西川直哉本部長から警察協力章を手渡された
小野さんは、
「今後も警察医を続けていきたい」
と語った。

(2009年07月09日 読売新聞)
講演会:ケータイゴング、体験して 「夜回り先生」、来月1日に名張で/三重(毎日新聞) [2009年07月09日(Thu)]
2009(平成21)年07月08日(木)
毎日新聞 地方版
トップ>地域ニュース>三重

講演会:ケータイゴング、体験して
「夜回り先生」、来月1日に名張で/三重
http://mainichi.jp/area/mie/news/20090708ddlk24040322000c.html

◇商議所女性会が主催、産業振興センターで−−
 「中高生はもちろん一般の人も参加を」

若者の非行防止と更生に取り組み、「夜回り先生」として知られる
水谷 修さんによる講演会(名張商工会議所女性会主催)
が8月1日午後1時半から、名張市南町の名張産業振興センター
アスピア1階で開催される。

当日は、中・高校生以上の来場者を対象に携帯電話で
質問に答えてもらう、来場者参加型の取り組みも予定している。

水谷さんは元高校教員。深夜の繁華街をパトロールし、
多くの若者たちに声を掛けているほか、メールや電話で
不登校や心の病、自殺といった、さまざまな相談に応えるなど、
悩める子どもたちと直接向き合っている。

今回は
「あした笑顔になあれ 〜夜回り先生からのメッセージ〜」
をテーマに話す。

講演後は、携帯電話を使って意見を聞く「なばりしゃべり場」
を開催。事前に募った100人の参加者に携帯電話で質問に
答えてもらい、ボタンを押した人数などの結果をスクリーンで
見るといった試み(ケータイゴング)を行う。

質問は、名張の未来に関する四択など計20問。
個人の名前やアドレスなどはデータには残らないため、
安心して参加できる。

ただし、通信料(約20〜30円)は自己負担。
後日、結果についてのディスカッションも予定している。
同女性会は

「中・高校生はもちろん、一般の人にもどんどん参加してもらい、
 県内初といわれるケータイゴングも体験してもらえれば」
と来場を呼びかけている。

定員500人。入場無料。応募多数の場合は抽選。
申し込みの締め切りは10日(当日消印有効)。

往復はがき、メールなど(1回の応募につき2人まで)に
名前、住所、年齢、連絡先、ケータイゴング参加の有無を書いて、

〒518−0729 名張市南町822の2、
名張商工会議所女性会
(0595・63・0080、Eメールnsjkouenkai@yahoo.co.jp)へ。

【広瀬晃子】 〔伊賀版〕

毎日新聞 2009年07月08日 地方版

◇ ◆ ◇ ◆ ◇

2009年03月04日
毎日新聞 東京朝刊
トップ>エンターテインメント>毎日の本棚>新刊案内

文学・評論
『あおぞらの星2 夜回り先生と生きる』=水谷 修・著

「夜回り先生」シリーズ2作目だ。
多くの子どもとの交流体験から
「君たち、ちょっと見方を変え、考え方を広く持て」
と説く。

そこで

(1)「昨日 捨てよう  /『努力すればできる』はうそ」
(2)「今日 受け入れよう/『なんで私だけ』と思わない」
(3)「明日 拓こう   /良心の声、『でもね』を聞こう」

と教える。幸せは君の生き方の中にある。

(日本評論社・1,470円)

毎日新聞 2009年03月04日 東京朝刊
うつ病後、神経質になった夫(読売新聞/人生案内) [2009年07月09日(Thu)]
2009(平成21)年07月09日(木)
読売新聞
ホーム>人生案内>心身

うつ病後、神経質になった夫
http://www.yomiuri.co.jp/jinsei/shinshin/20090709-OYT8T00218.htm

30歳代主婦。小さい子どもが3人。
夫は2年前、会社でのストレスのためか、うつ病になりました。
病院に通い、すっかりよくなりました。

ただ、性格が変わり、今は過剰なほど神経質です。
子どもの遊び方から私の掃除の仕方まで文句を言い続けます。
少しでもゴミが落ちていると怒ります。
夫がテレビを見る間は、静かにしていないといけません。

唯一、夫が落ち着くのは実家で至れり尽くせりの
お義母(かあ)さんといる時。
別人のように優しくなります。

時々お義母さんを家に呼び、
機嫌が少しでもよくなるよう努めているのですが……。

子どもが思春期になれば、男親の役割も大きくなります。
しかし、今のままでは不安。夫に子どものことを相談すること
すらできません。

夫とうまくやっていくにはどうすればいいのでしょうか。
(京都・T子)



うーむ。これはもう細かいとか神経質のレベルを超えて、
まるで暴君のような感じですね。

いくらうつ病の後でも、こんなに腫れ物に触るように扱わない
といけないケースは、それほど多くないんですが……。

それにしても私が感じ入るのは、あなたの優しさ、懐の深さです。
ここまでわがままし放題でも、お手紙にはだんな様に対する
怒りや嫌悪の情があまり感じられず、いつも静かに心がけ、
機嫌をうかがい、どううまくやっていくかに心をくだいて
おられる。普通はこんなにできません。

ただあえて言えば、あなたがあまりにもだんな様の行動を
受け入れすぎて、彼も自分の問題点に気づけないでいるの
かもしれない。
だんな様は完全に子ども返りして、あなたに甘えている。

つまり家には4人の小児が居るみたいなもの。
これでは男親の役割なんて無理。

一度、今の状態がいかに大人として恥ずかしいか、
真剣に伝えてあげることが必要に思えます。

それには
「私はここまで出来るが、これ以上は無理」
「あなたがこれをやってほしいのなら、その分これはやって」

という条件取引をする。これでハッと我に返ってほしいです。
もともとは良い性格のだんな様だったんでしょうから。

(野村 総一郎・精神科医)

(2009年07月09日 読売新聞)
うつ病教材キット開発、提供開始 学芸大 等(MSN産経ニュース、共同通信) [2009年07月09日(Thu)]
2009(平成21)年07月09日(木)
MSN産経ニュース
ニューストップ>地方>関東>東京

うつ病教材キット開発、提供開始 学芸大
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/090709/tky0907091537013-n1.htm

東京学芸大学(小金井市)は製薬会社「日本イーライリリー」
(神戸市)と共同で、中高生に鬱病(うつびょう)について
教える授業用の教材キットを開発し、9日から提供を始めた。

「こころの病気を学ぶ授業・鬱病編」
と題し、鬱病を克服した人のインタビューなどを交え
専門家が分かりやすく解説した内容。

中高生の心の健康管理について教員が理解を深めた上で
授業に役立ててもらうのが狙い。

担当した松田修准教授は

「心の病気を教える授業はほとんど行われていない。
 まず現場が鬱病について理解し対応するのが課題。
 こうした課題に取り組む先生に少しでもお役に立てれば」

と話している。

【問】日本イーライリリー (電)0120・558・513。

MSN産経ニュース 2009年07月09日 15時36分

◇ ◆ ◇ ◆ ◇

2009(平成21)年07月09日(木)
共同通信社|PRワイヤー

日本イーライリリー株式会社
プレスリリース|共同通信社

東京学芸大学と日本イーライリリーの
“産学共同研究”により
『こころの病気を学ぶ授業 「うつ病」編』
教材キット開発、提供開始

〜うつ病の理解と、ストレスと上手に付き合う方法を学ぶ〜
http://prw.kyodonews.jp/open/release.do?r=200907093801

国立大学法人東京学芸大学
(東京都小金井市、学長:鷲山恭彦、以下東京学芸大学)、
製薬会社日本イーライリリー株式会社
(兵庫県神戸市、代表執行役社長 アルフォンゾ・G・ズルエッタ、
以下 日本イーライリリー)

は、中高生など思春期の生徒たちへの精神疾患教育を推進する
ため、産学共同研究を行い、中高生向け精神疾患教育プログラム
『こころの病気を学ぶ授業(※1)「うつ病」編』教材キットを
開発、7月9日より日本イーライリリーのウェブサイトで
申し込みを受け付け、提供開始いたします。

東京学芸大学は、日本イーライリリーが社会貢献活動の
1つとして取り組む
『こころの病気を学ぶ授業』プログラム(教材などの提供)
の第2弾となる「うつ病」編の開発にあたり、
その趣旨に賛同し、産学共同研究を行っております。

研究の一環として、首都圏の公立中学校を対象とした調査を
実施し、学校現場でのメンタルヘルスの現状と課題を把握した
上で、教材キットの開発を行いました。(※2)

中高生といった思春期は、人間関係の変化や受験、自己の確立
など、様々な場面で悩みをもつことが多く、
心の健康状態に悪い状況が起きてしまいやすい時期です。

本教材キットでは、うつ病経験者のインタビューを交えた
専門医の疾患解説により、うつ病についての基本的理解と
当事者への共感を築いた上で、生徒の心の健康に役立つ
ストレスマネジメントについて教員が理解をしたうえで
授業を実施していただくことを狙いとしています。

「うつ病」編教材キットの開発は、本共同研究プロジェクトが
中心となり、精神疾患患者支援団体である
「特定非営利活動法人 地域精神保健福祉機構(コンボ)」

の協力、国立精神・神経センター総長 樋口輝彦先生の
医療監修のもと制作、教員用解説書・映像教材・教材活用例が
CD−Rにまとまっています。
 
『こころの病気を学ぶ授業「うつ病」編』
は、7月9日より日本イーライリリーのウェブサイト
(www.lilly.co.jp)で、教材キットCD−Rの申し込みを
受け付けます。(※3)

中学・高校などでご活用いただくことを目的に、
教育関係者の方々に無料で提供致します。

[関連リンクURL]
http://www.lilly.co.jp/CACHE/index_index.cfm

共同通信社 2009年07月09日
大麻や覚せい剤などの恐怖訴え 龍大が薬物乱用防止セミナー (京都新聞) [2009年07月09日(Thu)]
2009年07月08日(水)
京都新聞
ホーム>最新ニュース一覧

大麻や覚せい剤などの恐怖訴え 龍大が薬物乱用防止セミナー
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009070800156&genre=G1&area=K00



薬物乱用の恐ろしさについて学生に説明したセミナー
(京都市伏見区・龍谷大)

大学生の間で薬物汚染が広まっていることを受け、
龍谷大は8日、学生を対象にした
「薬物乱用防止セミナー」
を京都市と協力して伏見区の深草キャンパスで開き、
大麻や覚せい剤などの恐ろしさを訴えた。

セミナーには、大学の呼び掛けに応じた約200人が参加した。
伏見保健所の島垣大作衛生課長が
「薬物の乱用は脳を破壊し、やめたくてもやめられない体になる」
と訴えた。

続いて覚せい剤の使用で自殺に追い込まれた女性を描いた
ビデオを上映し、薬物乱用が及ぼす影響への正しい理解を求めた。

参加した法学部4年の大橋広祐さん(21)は
「睡眠薬を多量に飲むだけでも薬物乱用になることも
 よく分かった。薬物に対する正しい知識が必要だと思った」
と話していた。

龍谷大は同日、大学や保健所の職員がキャンパス内で学生にチラシ
を配布する取り組みも併せて行い、薬物乱用防止を呼び掛けた。

2009年07月08日(水) 京都新聞
BOOK:『認知症の診断・治療の最前線』=朝田 隆・著(毎日新聞) [2009年07月09日(Thu)]
2009(平成21)年07月09日(木)
毎日新聞 東京朝刊
トップ>ライフスタイル>住宅>アーカイブ

BOOK:『認知症の診断・治療の最前線』=朝田 隆・著
http://mainichi.jp/life/housing/archive/news/2009/07/20090709ddm013100141000c.html

アルツハイマー病臨床の第一人者である著者が
介護・福祉関係で働く人向けに最新の診断や治療法を
解説したブックレット。

うつ病と誤診されやすいが、
アルツハイマー病は記憶障害を「とりつくろう」傾向が強く、
うつは「さらけ出す」傾向が強いなど
見分け方のポイントも示している。

予防のための食物なども紹介、実用書としても役立つ。
(社会保険研究所、840円)

毎日新聞 2009年07月09日 東京朝刊
福祉施設や病院でのボランティア活用のカギは?(医療介護CBニュース) [2009年07月09日(Thu)]
2009(平成21)年07月09日(木)
医療介護CBニュース(キャリアブレイン)
トップ>ニューストップ>話題・特集

福祉施設や病院でのボランティア活用のカギは?
https://www.cabrain.net/news/article/newsId/23068.html

ボランティアが運営する陶芸教室や書道教室、納涼会などの
イベント。
こうした取り組みのおかげで、利用者が笑顔を見せてくれる―。

東京都練馬区の練馬ボランティア・市民活動センターなどが
このほど開いた
「福祉施設・病院のためのボランティアマネジメント研修」
で講演した中野区かみさぎ特別養護老人ホームのスタッフの
樋口 実さんは、こう述べた。



特養などの施設でケアを受ける利用者にとって、
施設は生活の場でもあり、QOLの向上は重要だ。

一方、特定非営利活動法人日本ボランティアコーディネーター
協会の後藤麻理子事務局長は、
「ボランティアマネジメント」
がボランティアの活動を成功させるカギだと語った。

■ボランティアの活動がQOLの向上に

かみさぎホームでケアマネジャーとして働く樋口さん。
施設では、「ボランティアコーディネーター」としての役割も持つ。
ボランティアの受け入れやその後のフォロー、
利用者や現場の職員との調整を行っている。

樋口さんによると、かみさぎホームでは7年前からボランティア
を受け入れるようになった。
ボランティアの受け入れに対する理解が職員の間でなかなか
深まらない時期もあったが、
「利用者さんがこんな顔を見せてくれるんです」
という活動の成功事例を積み重ねていくことで、
理解を得たという。

今は施設全体で、
「ボランティアさん『どうぞ、いらっしゃい』
 とウェルカムの精神で受け入れている」。

2005年には、ボランティア活動を行うメンバーの集まりで
ある「かみさぎ倶楽部」も発足し、今では倶楽部に登録している
ボランティアは120人に上るという。

ボランティアは陶芸教室などの「趣味・余暇活動」以外にも、
訪問して話をしたり、利用者を近くの公園まで散歩に連れて
行ったりすることもあるという。

洗濯や備品の設置など、職員の仕事をサポートする
ボランティアもいる。

樋口さんは、施設の職員が業務に追われる中、利用者とゆっくり
向き合えるボランティアの存在は大切だと語る。

また、スタッフ以外の人とかかわりを持てることは、
利用者にとって「社会的なつながり」を持つことでもあるという。



病院や福祉施設におけるボランティアの活用をめぐる状況に
ついて、同センターの唐木理恵子さんは、

「医療や介護の現場はどんどん仕事が厳しくなっており、
 (患者や利用者との)ゆったりしたかかわり合いの時間が
 なくなっている」

として、こうしたボランティアは重要だと話す。

後藤事務局長も、ボランティアの受け入れに関心を持つ
病院や福祉施設が増えていると指摘。
ただ、どうやって受け入れたらいいかが分からず、
「最初の一歩」を踏み出せない施設もあるという。

■ボランティアマネジメントが重要

後藤事務局長は、病院や施設でボランティアを受け入れるときに
重要になるのが「ボランティアマネジメント」だと話す。

「いきなり飛び込みでやって来たボランティアを、
 すぐ受け入れるというわけにはいかない。
 受け入れる前にすべきことがたくさんある」

と語る。

具体的には、施設や利用者が抱えるニーズを把握し、活動や体制に
ついての計画を立て、職員間で共有することなどが必要だという。

採用時の面談では、ボランティア志望者とコミュニケーションを
取りながら、ボランティアを志望した理由や具体的にやりたい
活動を確認し、施設側の状況を踏まえ活動内容を決めていく。

「面接の場で調整ができるのも、事前に計画を立てて
 調整しているから」

で、事前の調整がないと
「現場も混乱する」
と語る。

組織の環境整備も必要だ。

「組織の意思として、ボランティアを積極的に
 受け入れようという方針があるのか」

「職員間にボランティアを前向きに受け入れよう
 という意識があるのか」

といった面はもちろん、

「ボランティア受け入れの手順やルール、
 登録用紙や覚書などが明確になっているか」

といった体制の整備も要る。

活動開始後は、活動内容がそのボランティアに合っているか、
現場で何か問題は生じていないかなど、状況を確認しフォロー
する。

面談時に約束していた活動以外のことをしていたら、
「ちょっと確認しましょう」
と声を掛ける。

ボランティアマネジメントを中心に担うコーディネーターの
役割も重要だ。利用者と職員、ボランティアの3者のニーズが
重なるところを目指して調整し、
「ウィン・ウィン・ウィン」
のプログラムに近づけていくことが大切だという。

■感謝の言葉、惜しみなく伝える

かみさぎホームにおけるボランティアマネジメントでは、
受け入れの最初の時期の対応に特に気を付けていると
樋口さんは話す。

面談では、施設でどんな活動があるかを話すより先に、
まずボランティア志望者がどんなことをしたいと思っている
のかを聞き、利用者や職員のニーズとの調整を図る。

活動を始める時は、ベテランのボランティアメンバーがいる
グループに入れるなど、なじみやすくなるよう気を配る。

樋口さんは
「初めの関係がうまくつくれてしまうと、
 その後は大丈夫だということが多い」
と説明する。

かみさぎ倶楽部も、ボランティア受け入れの重要な場だ。
ボランティアの登録時に倶楽部の一員になることで、
「施設を支える仲間」
としての帰属意識が生まれるのだという。

感謝の言葉も「惜しみなく伝えている」。

イベント時の写真をプレゼントしたり、ボランティアと交流した
利用者のその後の様子を伝えたりすることで、ボランティアの
やりがいにつなげている。
ボランティアの長期継続者には、施設長から表彰状を渡している。

今年の5月と6月には、新型インフルエンザの影響を考慮し、
一時ボランティア活動や面会を控えてもらった。

樋口さんは
「こんなに静かになってしまうんだ」
と、あらためてボランティアの重要性を認識したという。

樋口さんは、今年はホーム主催で
「ボランティアへの『感謝祭』も開くつもりだ」
と語った。

キャリアブレイン 2009年07月09日 17時21分
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