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NPO法人宮崎自殺防止センターを応援したい

NPO法人国際ビフレンダーズ 宮崎自殺防止
センターでボランティア活動を始めました。
いろいろと勉強中です。

なお、このブログは、自死等の相談に応じるものではありません。


NPO法人宮崎自殺防止センター
■ TEL 0985(77)9090
■ 毎週 日・水・金曜日
   午後8時から午後11時まで(3時間)


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スタジオパーク「臓器移植法改正案 審議の行方」(稲塚キャスター)(NHKオンライン) [2009年06月23日(Tue)]
2009(平成21)年06月23日 (火)
NHKオンライン
トップ>ニュース/報道>解説委員室>新着記事

スタジオパーク「臓器移植法改正案 審議の行方」(稲塚キャスター)
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/200/22129.html#more

脳死を人の死であることを前提に、臓器提供の条件を大幅に
緩和する臓器移植法の改正案が先週衆議院で可決され、
今週にも参議院で審議が始まることになりました。
ここでの審議の見通しについて藤野優子解説委員とお伝えします。

Q 衆議院で可決された改正案、何がポイントか。

1.今の臓器移植法では15歳以上となっている年齢制限を
  なくす。

2.今は、本人の生前の意思表示が必要となっているが、
  改正案は、大人でも、本人の意思表示なしに、家族の承諾で
  臓器提供ができる。

3.一番大きいポイントはここ。
  今の法律では、臓器提供の時に限って「脳死を人の死」
  と認めているが、改正案は、「脳死は人の死」であるという
  ことを基本的な考えとしている。
  これまでの死生観を180度変えるもの。



Q 脳死といっても、心臓は動いている状態ですよね?

A そう。脳死は、脳の機能がすべて失われて回復が不可能な
  状態。ただ、まだ心臓は動いていて、身体はあたたかい。

Q その段階で、臓器提供をするかどうか判断するというのは、
  家族にとってつらいことかもしれませんね

A そうだと思う。でも、心臓が止まると、ほとんどの臓器は
  組織が働かなくなって移植に適さなくなる。
  特に、心臓や肝臓などの臓器では脳死段階での移植が
  必要になる。

Q そこで、今週から始まる見通しの参議院の審議では、
  どんな点が論点となるのか?

A 1.「脳死は人の死」ということを前提としていいのか

  改正案の提案者は、今度の案は、一律に死の定義を決める
  ものではないとしている。
  ですから、家族が、臓器の提供を拒否した場合は、
  治療を続けることができるし、臓器の提供を拒否したい人
  の権利は守られているとしている。

  しかし、一方で、基本的に、脳死が人の死と定められると、
  臓器提供をしないにしない患者が脳死になった場合にも
  治療が打ち切られたり、医療保険が適用されなくなったり
  する可能性が出てくるのではないかという懸念が出ている。



  2.本人の意思表示は必要かどうか

  今回の改正案では、臓器提供を増やすために、大人でも、
  本人の意思表示なしで、家族の承諾で臓器提供ができる
  ようにしてもよいと、条件を大きく緩和している。

  でも、脳死を人の死と考えるかどうかはそれぞれの人に
  よって違う。
  あくまでも、本人の意思が尊重されるべきだという意見が
  ある。

Q 子どもからの臓器移植を認めるかどうかも大きな論点
  でしたね。

A そう。海外でも移植を希望する人が増えて、海外への
  渡航移植の自粛を求める動きがある中で、国内で子どもが
  移植を受けられる道を開くべきだという強い意見がある。

  しかし、一方で、子供の脳死判定は難しいという意見がある。
  大人の場合は、脳死に近い状態になって数日くらいたてば、
  半数以上は心臓がとまってしまうと言われているが、
  子供の場合は、脳死に近い状態になっても、100日以上、
  長期生存したケースもあるから。
  それで、より慎重な検討をという意見がある。

   また、親が子供に虐待をしていたことを隠して、
   子供の臓器提供を承諾するケースを防ぐために、
   どのような対策をとれるのかという点も重要な点。

   衆議院で可決された案の提出者は、この点について、
   「詳細な検定を行うようなシステムを考えている」
   と答弁していたが、具体的な対策は提示されないまま
   だった。

こうした中、きょう、参議院では、子供の臓器提供に慎重な
議員が新たな改正案を提出した。

その内容は、「こども脳死臨調・臨時調査会」を設置する。
ここで、
▽子どもの臓器提供の是非や、
▽こどもの脳死判定基準など
について検討するとしている。
そして、今後1年以内に結論を得るというもの。



Q いろんな論点があるが、衆議院で可決された法案が
  そのまま参議院で可決される見通しではないのか

A そこはわからない。

  1997年に施行された今の臓器移植法の審議の際にも、
  今回のように衆議院で「脳死は人の死」ということを前提
  とする改正案が可決された後、参議院で修正が行われて、
  臓器提供の際に限り「脳死は人の死と認める」と経緯がある。

  国会会期は残り1か月だが、衆議院でわずか8時間の審議
  だったことを考えると、参議院では、十分時間をとって
  審議をしてほしい。
 
  死生観を大きくかえることにつながるかもしれない
  大きな問題だから、もっと議論を深める必要がある。

  そして、私たちも、「脳死を人の死」と考えるかどうか、
  1人1人向き合って考える時期に来ている。

  自分が臓器を提供する側やされる側になる可能性があるわけ
  だから、自分だったらどうするか日頃から考えておく必要
  がある。

投稿者:藤野 優子 | 投稿時間:2009年06月23日 14:36

NHKオンライン 2009年06月23日 14:36
●精神障害者にデイケア 富養園閉鎖で新富町(宮崎日日新聞) [2009年06月23日(Tue)]
2009(平成21)年06月23日(火)
宮崎日日新聞
トップ>地域の話題>児湯

精神障害者にデイケア 富養園閉鎖で新富町
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=18186&catid=3

新富町は本年度から、精神障害者とその家族を対象に
デイケアサービスを始めた。
月1回開き、音楽やレクリエーションなどを楽しむ内容。

今年3月で閉鎖された、三納代の県立精神病院「富養園」
利用者の受け皿を用意する。
 
デイケアの名称は「こころん」。
5月から始まり、町職員や保健師が対応する。



【写真】
新富町が始めたデイケア「こころん」。
音楽セラピーを取り入れている

宮崎日日新聞 2009年06月23日
強いられる死 ―自殺者三万人超の実相[著]斎藤貴男 [2009年06月23日(Tue)]
2009(平成21)年06月23日(火)
朝日新聞
asahi.com>エンタメ>BOOK>書評>[評者]重松 清

強いられる死 ―自殺者三万人超の実相[著]斎藤貴男
http://book.asahi.com/review/TKY200906230101.html

[掲載]2009年06月21日
[評者]重松 清(作家)

■死を選んだ? 冗談ではない

自殺をすることを、僕たちはつい詩的に
「自ら死を選んだ」
などと言ってしまう。

本書の読了後は、それがいかに無神経で、残酷で、傲慢
(ごうまん)な言い方なのか、苦みとともに思い知らされる。

死を選んだ? 冗談ではない。
選ばざるをえないところまで追い詰められたのだ。
いや、そもそも「選ぶ」という自発的な行為で語ってしまうから
こそ、一方的な自己責任論が跋扈(ばっこ)してしまうのでは
ないか。

自殺とは、強いられた死――
本書はそれを、言葉のアヤではなく、強い説得力で示す。
上司の執拗(しつよう)なパワハラに追い詰められた
サラリーマン、民営化に伴う成果主義の導入で疲れ果てた
郵便局員、多重債務に押しつぶされた母親、激しいいじめに
よって生の希望を打ち砕かれた中学生……

1つひとつの自殺の悲劇をたどる斎藤貴男さんは、
〈苦しくてたまらなくなった〉
と率直に言う。

確かに、たとえ結果が自殺に至らなくても、内部告発した
社員に対する組織ぐるみの心理的暴力(モビング)や、
障害者自立支援法のはらむ問題点など、とにかく読んでいて
胸ふさがれる思いの事例ばかりが揃(そろ)う。

ここにあるのは、まさに〈絶望の物語〉なのだ。

しかし、そこから目をそらしてはならない、と本書は訴える。
自殺を個人の資質や責任に帰して語っているうちは
なにも解決しないのだ、と繰り返し訴える。

〈自殺の問題を考え、誰も自殺などしたくない世の中にしようと
 動き出すためには、現実社会のありとあらゆる矛盾と向き合わ
 なければならないのである〉

――本書の終盤には、その矛盾と向き合い、乗り越えようと
する人々の姿が描かれる。
自殺対策基本法制定に尽力した国会議員やNPO、
草の根レベルで自殺を食い止めてくれる人たちの物語は、
まだ現実の〈絶望の物語〉に比べると小さい。

しかし、希望とはそもそも
「明日は今日よりもよくなる」
と信じることではなかったか。

明日を信じる人々の闘いを、著者も信じる。
それが読者1人ひとりへも広がることを信じて、
このあまりにも重い1冊は、世に出たはずなのである。



さいとう・たかお 58年生まれ。ジャーナリスト。
著書に『「心」が支配される日』など。



強いられる死 自殺者三万人超の実相
著 者:斎藤 貴男
出版社:角川学芸出版
価 格:¥ 1,575



「心」が支配される日
著 者:斎藤 貴男
出版社:筑摩書房
価 格:¥ 1,785

朝日新聞 2009年06月23日
「いのちの重さを見つめて」 龍大、自死テーマに企画展(京都新聞) [2009年06月23日(Tue)]
2009(平成21)年06月23日(火)
京都新聞
ホーム>最新ニュース一覧

「いのちの重さを見つめて」 龍大、自死テーマに企画展
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009062300089&genre=G1&area=K00



自死をテーマにした企画展(京都市伏見区・龍谷大深草学舎)

自死(自殺)をテーマにした企画展
「いのちの重さを見つめて −自死の悲しみと死を超えた慈愛」
が、龍谷大深草学舎(京都市伏見区)で開かれている。

自殺者が年間3万人を超える現状や遺族の苦悩をパネルで伝え、
浄土真宗の宗祖親鸞や蓮如、作家五木寛之さんらが
死について語った「珠玉の言葉」を紹介している。

「納棺夫日記」の著者青木新門さんが
「いのちのバトンタッチ 映画『おくりびと』に寄せて」
をテーマに、25日午前10時45分から顕真館で講演する。

企画展は至心館で8月2日まで。いずれも無料。

京都新聞 2009年06月23日(火)
●メンタルヘルスなどの情報展(NHK宮崎放送局) [2009年06月23日(Tue)]
2009(平成21)年06月23日(火)
NHK宮崎放送局
トップ>県内のニュース

メンタルヘルスなどの情報展
http://www.nhk.or.jp/miyazaki/lnews/04.html

生活習慣病やメンタルヘルスに関する情報を集めた展示会が
宮崎市の県立図書館で開かれています。

この展示会は、県立図書館を情報発信の場にしようと、
図書館が企画したもので、今回は、30点あまりのパネルが
展示されています。

このうち、メンタルヘルスに関するコーナーでは、
働き盛りの30代から50代のうつ病が多い原因として、
仕事や家庭での責任が増え、精神的なストレスがたまりやすい
ことを紹介しています。

厚生労働省によりますと、去年自殺した県内の人は、
363人で、人口10万人あたりでは、全国で4番目、
九州・沖縄では最も多く、うつ病などの健康問題が動機と
考えられていることから、家族や周りの人が病気を見つける
方法なども展示されています。

このほか、ストレス解消の方法などを紹介する本なども
展示されています。

この展示会は来月5日まで、宮崎市の県立図書館で
開かれています。

NHK宮崎放送局 2009年06月23日 14時16分更新
借金地獄に負けないで(読売新聞) [2009年06月23日(Tue)]
2009(平成21)年06月23日(火)
読売新聞
ホーム>ジョブサーチ>ニュース>特集ニュース

借金地獄に負けないで
http://job.yomiuri.co.jp/news/special/sp_09062301.htm



“生還”した金森さん 経営者向けに「救済会」

25歳のフリーター時代、商品先物取引で5,000万円の
損失を出す。借金は高金利が付いて1億2,700万円に膨れ、
自己破産もできない――。

そんな底なし沼から自力で再生した実業家が、
同じ悩みで苦しむ経営者のため「倒産救済会」を立ち上げた。

「間違っても、お金の問題を自殺などに結び付けないで」
と訴える。

不動産投資、ホテル経営などを手がける「金森実業」の
代表取締役・金森重樹さん(39)=写真=は、
東大法学部を卒業後、就職せずにフリーターを続けていた。

岡山県から上京する時、
「東京でひとヤマ当てる」
と心に決めていたからだ。

しかし、投資会社社員の甘言に乗せられ、母から預かった
マンションの頭金1,000万円とバイト先の雇い主から借りた
3,900万円を生糸の先物取引で失う。

借金には年24%の金利がつき、利息だけで年に千数百万円。
当時の破産法では、投機的な行為による借金には
免責が認められず、自己破産も出来なかった。

「20代は人間が甘く、思慮がなかった。ヤマを当てるために
 東京に来たのに、正反対の方向。
 でも、借金は『メンター』『師匠』です。小突き回され、
 鍛えられたおかげで、僕は覚醒し、物事の裏側を確実に
 見通す力をつけられました」

破産できない以上、返す方法を考えるしかない。
金森さんは、巨額の借金を負った人たち100人以上に会い、
話を聞いた。その過程で、

「消費者金融からの借金で悩む人は、返すのに精一杯だが、
 ビジネスで巨額の借金を作った人は、再起のチャンスを
 うかがっている」

ことに気付く。

不動産会社で働きながら、確実にもうける方法を探した。
巨額の借金と、どんどん膨らむ利息を考えれば、
絶対に失敗は許されない。

行政書士の資格を取って独立。ファクスによる集客で
大量の顧客を集め、平均年収300万円とされる業界で
年商1億円を達成した。

それを元手にマンション1棟を取得し、年間数千万円の
家賃収入を得る。独立後10年で借金を完済した。

その後も独自の集客ノウハウを駆使し、不動産投資や
ホテル再建、歯科医院経営と事業を拡大している。

「周りは皆、僕が死ぬと思っていたでしょう。でも、すべてを
 捨てる覚悟があれば、人生はやり直せるのです。
 借金に小突き回されて逃げ回るのではなく、向かっていって
 乗り越えれば、借金は素晴らしい先生にもなるのです」

金森さんは、
「家族がいたから助かった」
とも言う。

結婚する時、奥さんに多額の借金があることを告げた。

「返せるつもりだと話すと、妻は信じてくれました。
 やはり家族の絆が大事です。洗いざらい話し、
 ダメな自分をオープンにすること」

と、借金返済の秘訣を語る。

金森さんは今年2月、借金地獄からの“生還”を記録した
「借金の底なし沼で知った お金の味」(大和書房)
を出版した。

昨年末には「倒産救済会」(URL:http://www.103931.jp)を作り、
借金で苦しむ経営者に仕事の場や避難場所を提供している。

(2009年06月23日 読売新聞)
全国から相談276件 過労死110番を実施(しんぶん赤旗) [2009年06月23日(Tue)]
2009(平成21)年06月23日(火)
しんぶん赤旗(日本共産党)
トップ>今日のニュース>2009年06月23日(火)

全国から相談276件 過労死110番を実施
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-06-23/2009062305_01_1.html

過労死弁護団などが20日に全国で取り組んだ
「過労死110番」には、276件の相談が寄せられました。
死亡など労災補償にかんする相談は114件、うち死亡は56件。

同じく自殺・精神疾患は79件、
脳・心臓疾患は19件にのぼりました。
過労死予防・過重労働相談は93件ありました。

労災では、
「連日の残業で月100時間から130時間の残業。
 山中で練炭を使って自殺した」(30代男性、通信業)

「大手運送会社の下請けで東京―大阪間を週2〜3回往復。
 積み下ろしまで行い、心筋こうそくで死亡した」
 (30代男性、運輸業)

「月200時間以上の残業を行い、異動してからうつ病を発症。
 その後、再発を繰り返している」(市役所職員)

などの相談が寄せられました。

過重労働の相談では、
「朝8時に家を出て毎日終電車。早くて夜10時か11時に
 帰ってくる生活だが、残業代が払われない」(30代男性)

「朝8時から夜11時まで仕事をし、深夜3時〜4時に帰宅。
 睡眠時間は2〜3時間しかない」(レストラン勤務)

などの訴えがありました。

2009年06月23日(火) しんぶん赤旗(日本共産党)
外国人研修生:死亡例急増 過労死の可能性で調査要求 等(毎日新聞) [2009年06月23日(Tue)]
2009(平成21)年06月23日(火)
毎日新聞
トップ>ニュースセレクト>事件・事故・裁判

外国人研修生:死亡例急増 過労死の可能性で調査要求
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090623k0000e040020000c.html



外国人研修生・実習生 死亡者数の推移(JITCO調べ)

外国人研修制度で働いている研修生や実習生が死亡するケース
が急増し、08年度は過去最高の34人(07年度比13人増)
に上ったことが、財団法人・国際研修協力機構(JITCO)
の調査で分かった。

特に長時間労働が原因とされる脳・心疾患は16人で
07年度の6人と比べ2.5倍以上になった。

外国人研修生問題弁護士連絡会は22日、
「過労死の疑いもある」として厚生労働省に
長時間労働の実態労災の受給状況などの調査を求めた。

外国人研修制度を推進するJITCOが受け入れ企業からの
報告をまとめた。
死亡者数は04年度に初めて20人を超えていた。

08年度の死亡者34人のうち、急性心筋梗塞(こうそく)や
くも膜下出血など脳・心疾患が16人を占めた。
作業中の労災が5人、自殺が1人。

92年からの調査で死者は総計213人、
このうち脳・心疾患は67人に上る。

外国人研修生問題弁護士連絡会に寄せられる相談では、
月100〜200時間の残業をしているケースが多いという。

月100時間の残業は、過労死の危険性が指摘されるラインで、
指宿昭一弁護士は

「経済の悪化を背景に研修・実習生に過重労働のしわ寄せが
 きている。脳・心疾患の多くが、過労死の疑いがあるのに
 労災申請もできずにいるケースではないか」

と分析する。

弁護士らと厚労省を訪れた中国の実習生、丁建輝さん(35)
は溶接の研修で訪日したが、都内のスクラップ工場で働き、
月に100時間以上の残業をしている。丁さんは

「背中や心臓に痛みを感じ命の危機を感じる時もある」
と話した。

厚労省は連絡会に
「パンフレットなどで労災防止キャンぺーンをしている」
と答えるにとどまったという。

JITCOは
「死亡者急増は極めて残念な事態で、結果を踏まえ
 セミナーなど労災防止対策を強化したい」と話している。

【東海林 智】

毎日新聞 2009年06月23日 10時32分
(最終更新 06月23日 10時55分)

◇ ◆ ◇ ◆ ◇

2009(平成21)年06月23日(火)
毎日新聞 西部朝刊
トップ>オッショイ! 九州>社会

外国人研修生:過労死「国は防止を」−−弁護士連絡会
http://mainichi.jp/seibu/shakai/news/20090623ddp041040011000c.html

外国人研修・実習生に脳・心疾患による死者が多発している
問題で、外国人研修生問題弁護士連絡会は22日、厚生労働省
に研修・実習生の過労死防止対策などを求め、申し入れした。

受け入れ支援をする財団法人「国際研修協力機構」(JITCO)
の統計では、92〜08年度の来日中の研修・実習生213人
の死因のうち、国の過労死認定基準で対象疾病となっている
脳・心疾患は67人。

連絡会は
「研修・実習生たちは海外に遺族がいるため、過労死の疑い
 があっても相談できず、闇から闇に葬り去られている」
と訴えた。

連絡会は研修・実習生の法的支援に取り組む全国の弁護士
グループ。
JITCOの統計では92〜08年度の死者のうち、
脳・心疾患は3割を超え、自殺も約1割を占めていた。

また、08年度の死者は34人と過去最多を記録し、
うち脳・心疾患は16人で前年度(6人)から急増。

JITCOは
「研修・実習生の大半は20〜30代だが、
 心臓死の発生割合は同世代の日本人のほぼ倍」
と分析していた。

連絡会によると、この日、厚労省は08年度の脳・心疾患
による死者について
「JITCOがいくつか調査したが、長時間労働による死亡と
 確認できなかった。
 日本で働くことによるストレスなどが原因ではないか」
と説明した。

連絡会の指宿昭一弁護士(東京)は
「月200時間に及ぶ時間外労働を強いられる事例もあり、
 過労死の疑いが相当数ある。現在の監督態勢では見抜けない。
 国やJITCOの対応は非常に無責任だ」
と批判した。 【河津啓介】

毎日新聞 2009年06月23日 西部朝刊
被告も“革靴・ネクタイ”姿OK、「服装で有罪」印象防ぐ 等(読売新聞、毎日新聞) [2009年06月23日(Tue)]
2009(平成21)年06月22日(火)
読売新聞
ホーム>特集>あなたも裁判員

被告も“革靴・ネクタイ”姿OK、「服装で有罪」印象防ぐ
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20081128-033595/news/20090622-OYT1T01226.htm



裁判員裁判で被告に貸与される革靴風サンダルとネクタイ

北海道内の拘置所などを管轄する札幌矯正管区は22日、
裁判員裁判で裁判員が、服装で予断を抱かないように、
被告に貸与するネクタイと革靴風のサンダルを報道陣に公開した。

拘置中の被告は、自殺を防ぐために法廷ではネクタイの着用が
認められず、靴も逃走を防ぐためにサンダルに限定されてきた。

しかし、一般市民が参加する裁判員裁判では、
「ノーネクタイにジャージー姿などでは
 有罪という印象を与えかねない」(同管区)
ことから、法務省が全国の拘置所で貸与することを決めた。

ネクタイはワイシャツに引っかけるフック式で青色、
サンダルは黒でかかとはないが、ズボンのすそがかかれば
革靴のように見える。
被告から希望があれば貸与されるという。

(2009年06月22日23時59分 読売新聞)

◇ ◆ ◇ ◆ ◇

2009(平成21)年06月23日(火)
毎日新聞 地方版
トップ>大盛り北海道>社会

札幌矯正管区:被告に貸与されるネクタイと靴公開 裁判員裁判用に準備/北海道
http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20090623ddlk01040268000c.html

札幌矯正管区は22日、裁判員裁判の際、
希望した被告へ貸し出すネクタイと靴を公開した。

被告の服装について法務省はこれまで
▽ネクタイの着用は自殺の恐れがある
▽靴の着用は逃走を容易にする

−−として、それぞれの着用を認めていなかった。

このため、公判中の被告の服装は、ノーネクタイにサンダル履き
が一般的だったが、日本弁護士連合会が
「市民から選ばれた裁判員に対する印象が悪く、
 有罪の予断を抱かせる恐れがある」
として変更を求めていた。

貸与されるネクタイはフックを首回りに取り付ける形で、
長さは通常の半分程度。靴はかかと部分がついておらず、
履いたままでは走りにくくなる工夫がされている。

いずれも市販品。
被告から申し出があれば、公判当日に無料で貸し出す。

【水戸健一】

毎日新聞 2009年06月23日 地方版
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