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NPO法人宮崎自殺防止センターを応援したい

NPO法人国際ビフレンダーズ 宮崎自殺防止
センターでボランティア活動を始めました。
いろいろと勉強中です。

なお、このブログは、自死等の相談に応じるものではありません。


NPO法人宮崎自殺防止センター
■ TEL 0985(77)9090
■ 毎週 日・水・金曜日
   午後8時から午後11時まで(3時間)


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減らぬ自殺 防止模索(朝日新聞/青森) [2009年03月28日(Sat)]
2009(平成21)年03月28日(土)
朝日新聞
asahi.com>マイタウン>青森

あおもり 探
減らぬ自殺 防止模索
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=0200046090328000



南部町が制作した劇の一場面。右側が清さん。
劇には地域住民やボランティア、町職員が参加した=南部町提供



「米ばあさんとゆかいななかま」と題された、つがる市の紙芝居。
心の健康をテーマにした講演会などで使われている

景気の悪化とともに自殺の増加が心配されている。
警察庁は自殺者数を年1回発表してきたが、今月からは月単位
での発表を始めた。



県内では03年の576人をピークに減少傾向だったが、
自殺死亡率は高い水準のまま。
県内の自殺率はなぜ高いのか、自殺防止に有効な手だては
あるのか――。(有近隆史)

◇動機最多は健康問題

厚生労働省の「人口動態統計」によると、青森県の07年の
自殺者は469人。人口10万人あたりの自殺者数を示す
自殺死亡率は33・4。県内で1日あたり1〜2人の自殺による
死亡者が出ていることになる。

これは秋田、宮崎両県に次ぐワースト3位だ。

青森県の自殺死亡率は02〜06年に4年連続でワースト2位を
記録。03年の自殺者数は576人(自殺死亡率39・5)と
過去最悪だった。
以降は減少傾向が続いたが、なお高い水準で推移している。

県警がまとめた08年のデータによると、同年の自殺者数は
513人。その動機をみると、
最多が「健康問題」(212人)、
次いで「経済・生活問題」(185人)、
「家庭問題」(70人)と続いている。

特に青森の場合、他県より経済問題が多いのが特徴となっている。

しかし、県立精神保健福祉センターの岩佐博人所長(54)は

「どれか1つだけの理由で自殺に追い込まれるのではなく、要因
が複合的に絡み合っている。借金問題から家族関係がぎくしゃく
して、ストレスが蓄積されてうつ状態になり死にたくなるという
ケースもある」

と指摘する。

◇専門家との連携必要

県も手をこまねいているわけではない。自殺者が500人を
超えた02年ごろから本格的に対策を取り始めた。

01年1月、「健康あおもり21」という名称の計画を策定。
ここで、
「自殺者数を10年までに294人以下にする」
と数値目標を初めて掲げた。

「健康あおもり21」は自殺対策を
「こころの健康づくりの重要課題」
と位置づけ、うつ病など心の病の対策として
「心のヘルスアップ事業」を進めてきた。

その一環として一般の人や保健師らを対象に自殺予防のフォーラム
や研修会を開いている。
また、NPO法人「あおもりいのちの電話」
(0172・33・7830、毎日正午〜午後9時)
事業への助成も行っている。

県は06年、自殺の原因となりかねない経済、家庭、医療などの
問題に取り組むために「県自殺対策連絡協議会」を設置。
悩み別の相談窓口が書かれたパンフレットを作成し、配布して
いる。

県精神保健福祉協会の会長で、弘前大大学院医学研究科の
兼子 直教授(62)はこう話す。
「相談の受け皿を作ることで、死ななくても別の道があるんだと
いうことを示すことが大事です」

それでも、現状では十分な対策が取られているとは言い難い
ようだ。

NPO法人「自殺対策支援センター ライフリンク」(清水康之
代表)が08年9月と今年3月に都道府県と政令指定都市を対象
に行った「自殺対策推進状況調査」によると、自殺対策が最も
進んでいるのは長崎県で、2位は秋田県。青森県は12位だった。

清水代表は
「青森は取り組みが進んでいる方だ」
としたものの、自殺死亡率が増加している現状に対し、
予算が減額になっていることや、自殺未遂者への支援が不十分、
民間団体との連携が進んでいないことなどを指摘する。

清水代表は
「NPOなどとの連携が進めば、現場の声を把握しやすくなり、
きめの細かい対策を講じやすくなる」
と話す。

兼子教授も連携の必要性を強調する。

「借金などの経済問題で自殺する人が多いのに、法律の専門家
との連携が進んでいない。自治体で弁護士や税理士を雇って、
相談窓口を作ることが望ましい。自殺の1つひとつの原因を
特定して、考え得るすべてのことをやっていかないと
自殺はなくならない」

◇独自の対策行う南部町・つがる市−うつ理解へ劇・紙芝居

2020年には、うつ病が生命を脅かす疾病の第2位になる
――世界保健機関(WHO)が示した将来予測だ。

時に「死にたい」という気持ちになってしまう、うつ病に、
誰もがなりうるという予測である。
しかし、うつ病への理解は他の病気に比べて進んでいないのが
現状だ。

住民に、うつ病への理解を深めてもらおうと、独自の予防対策を
行い、注目されている自治体がある。

たとえば、南部町。2年前に町民からボランティアを募り、
創作劇をつくった。

<南部町の清さん(50)は妻、高校生の息子、両親との
5人家族。30年勤めた会社をリストラされた。清さんは
『今までまじめにやってきたのに、なんでおれが……』
とひどく落ち込む>

<クビになったことを家族に言い出せず
『もうだめだ。いっそのこと死んだら、楽になれるかなあ』
と思い詰めるが、家族の
『何でもいいから話して』
という言葉で家族に打ち明ける。

家族から相談を受けた医師が『うつ状態』と診断し、家族や周り
の人の支えもあり、清さんは
『死ねば苦しみから逃れられるといつも思っていたけど、
いろんな人に相談してよかった』
と、徐々に社会復帰していく>

南部町は08年度、この劇を収録した
「いのちをつなぐわ(私・和)の町」
という題の35分間のビデオやDVDを町内の約7,400世帯
すべてに回覧した。

このような取り組みを始めたきっかけは、旧名川町
(現在は南部町)での自殺死亡率が高かったことがある。

97年、県の人口10万人あたりの自殺死亡率は26・5だった
が、旧名川町はそれを大きく上回る61・8だった。
町内の保健師が中心となり、交流の場を作ったり、高齢者の家を
回って面談を繰り返したりした。

南部町の主任保健師松山美恵子さん(42)は
「長い目で見ないと効果がある取り組みかどうかは分からない」
としたうえで、

「うつ状態になったときにどう対応すればいいかわからない人が
多い。うつをタブー視しないでうつとは何なのかを知ってもらう
ことが大事だと思う」

と話した。



つがる市では、南部町の劇と同様の取り組みを紙芝居で行って
いる。

<元気だった米(こめ)ばあさんが転んで動けなくなったことで
ショックを受けてうつになり、自殺も考える。
周りの励ましが逆効果になり症状を悪化させる。だが、
『ゆっくり休んで』
というお嫁さんの一言で回復していく>


この紙芝居を地域の集会や講演会などで保健師やボランティアが
披露している。

同市では保健師小山真貴子さん(46)が中心となり、
この取り組みを5年ほど前から始めた。

「初めは日頃の業務だけでも忙しくて自殺予防にまで取り組む
余裕がなかった」。

しかし、04年当時の市内の自殺者は21人(合併前の1町4村
を合計した人数)にのぼった。

「いろいろなところで、『あそこの人が死んだ』という話を
聞いた」
と振り返る。

小山さんらが紙芝居を取り入れたのは
「うつに対する知識を住民に分かりやすく説明したい」
との思いからだ。

つがる市の自殺者は年々減少しており、06年は12人になった。
小山さんは
「たまたま減ったのかもしれない」
と話す。それでも

「啓発活動を地道にしていくことが、自殺予防につながる」
と思う。



南部町、つがる市に共通しているのは
「うつをタブー視せず、うつによる自殺はなくすことができる」
という考え方だ。

県立精神保健福祉センターの岩佐所長は
「うつ状態になったときに、相談できるところがあるかどうかで
自殺者を減らせるかが決まる」
と語った。

また、弘前大大学院の兼子教授は
「here&now(今、ここで)が大事」
と話す。

「うつだと分かったとき、すぐ相談できる窓口があることが
自殺対策として有効だ」。

うつの原因を取り除く手助けをしてくれる人や機関が身近に
あるか、どうか。それが命を救うポイントだという。

朝日新聞 2009年03月28日
「いのちの電話」4月から年中無休に 需要増で日曜も実施(秋田魁新報) [2009年03月28日(Sat)]
2009(平成21)年03月28日(土)
トップ>秋田のニュース>暮らし・話題

■ 秋田のニュース:暮らし・話題
「いのちの電話」4月から年中無休に 需要増で日曜も実施
http://www.sakigake.jp/p/akita/topics.jsp?kc=20090328h

電話相談で自殺予防を図っているNPO法人「秋田いのちの電話」
(佐藤怜理事長)は、4月から相談対応を日曜日にも拡充、
年中無休とすることを決めた。

自殺志向者からの相談需要が高まっているほか、利用者からの
「電話がつながりにくい」
との声を受けた対応。

“空白”だった日曜日の相談業務は、同NPOにとって1998年
の開設以来の課題だったという。相談員が少しずつ増えるなど
相談態勢が整ってきたことから、実施に踏み切った。

同NPOによると、相談件数は98年度の2,091件から
2002年度は7,412件に膨らみ、04?07年度は
9,300?9,500件台で推移。
08年度は3月中に1万件を初めて超え、過去最多を更新し続けて
いる。

同NPOの阿部恒夫事務局長は
「相談態勢を充実させ、理想とする24時間の電話対応を実現
したい」
と話した。

秋田いのちの電話の相談受付時間は、
日曜以外が正午?午後9時。日曜が正午?午後6時。
TEL 018・865・4343

(2009/03/28 11:58 更新)
自殺対策 懸念される経済危機の影響(公明新聞) [2009年03月28日(Sat)]
2009(平成21)年03月28日(土)
公明新聞
ホーム>ニュース>主張

主 張
自殺対策 懸念される経済危機の影響
http://www.komei.or.jp/news/2009/0328/14117.html

来年度予算で診療体制の充実など推進

経済危機のあおりを受けて、自殺者が増えるのではないかとの
懸念が深まっている。
今月5日に警察庁が発表した今年1月の自殺者数は、
2,645人に上った。年間に換算すると3万人を超える。

金融危機が叫ばれた1998年以降、2007年までの10年に
わたって自殺者が3万人を超える異常事態が続いており、
今年もその恐れが出てきた。
今こそ国を挙げて、あらゆる対策を進めるべきだと強く訴えたい。

同庁はこれまで、自殺者数については年1回の発表としていたが、
自殺対策を進める意味から毎月発表することにした。
08年版の自殺対策白書によると、女性の自殺者数は40年以上
にわたり目立った変化はみられないものの、男性については
1998年以降、35〜54歳の自殺者が急増している。
職業別でみると無職者が約半数を占め、被雇用者、自営者が
続いている。

経済状況が大きく影響していると思えるが、問題はそう単純では
ない。自殺原因が特定できた人のうち6割以上の動機は
「健康問題」で、「経済・生活問題」は3割程度にとどまる。

失業や多重債務、倒産、長時間労働などの社会的要因に加え、
健康や性格などの「さまざまな要因が複雑に関係」して、
「追い込まれた末の死」と同白書は指摘する。

とはいえ、対策が待ったなしなのは言うまでもない。
公明党も全力を傾注し、超党派による議員立法として
2006年、国や自治体が自殺防止へ必要な手を打つことを責務
とした自殺対策基本法が成立。
翌年6月には、16年までに自殺率を20%以上減らすことなど
を目標とした、自殺総合対策大綱が閣議決定されている。

同大綱では、複雑な要因がからむ自殺の実態を明らかにすると
ともに、自殺者の多くが直前に、うつ病などの精神疾患にかかって
いることから、相談・支援態勢の整備といった社会的取り組みと、
精神疾患に対する適切な治療が受けられる態勢の整備を、
対策の重点に据えた。

「気づき」が最も重要

来年度予算では、職場でのメンタルヘルス(心の健康)対策の
推進や、救急医療施設での精神科医による診療体制の充実、
民間団体との連携強化などに、より重点を置いた施策が講じられる
ことになっており、大いに期待したい。

かつて1万人を超えていた交通事故死者数は、シートベルト着用
や飲酒運転根絶など国を挙げた対策を進めた結果、昨年は
5,155人と半減。負傷者は94万人と依然多いものの、第8次
交通安全基本計画目標を2年前倒しで達成する成果を挙げた。

自殺を考えている人は、そのサインを発しているという。
自殺予防で最も重要なのは、周囲の「気づき」「見守り」だと
いわれるのはそのためだ。

国や自治体の取り組みだけでは、対策は十分ではない。
人を気遣う「やさしさ」こそ、予防のカギであると肝に銘じたい。

公明新聞:2009年03月28日
「ホームレス歌人」に反貧困フェスタ特別賞(朝日新聞) [2009年03月28日(Sat)]
2009(平成21)年03月28日(土)
asahi.com>ニュース>社会>その他・話題

「ホームレス歌人」に反貧困フェスタ特別賞
http://www.asahi.com/national/update/0328/TKY200903280242.html

非正規雇用や「派遣切り」の増加など貧困問題に取り組む
支援グループや労働組合約100団体が集結した
「反貧困フェスタ2009」が28日、東京都内で開かれた。

派遣切りにあった労働者らが体験談を語り、急速に悪化し続けて
いる雇用環境の実態を訴えた。

会場となった中学校では、炊き出しや支援ライブなども行われ、
貧困問題に関心のある人や当事者ら約1,700人が参加した。

貧困の実態を伝えることに貢献した「貧困ジャーナリズム大賞」
も発表され、朝日新聞の竹信三恵子編集委員が受賞した。

また、「貧困ジャーナリズム特別賞」に、朝日新聞の朝日歌壇に
登場する自称ホームレス歌人の公田耕一さんが選ばれた。

「ホームレスとは決して、生きる力をなくした駄目な人間では
ないということを、優れた作品をもって示した」

と、反貧困ネットワークの宇都宮健児代表は授賞の理由を話した。
本人とは連絡がつかなかったという。

労働と貧困に焦点をあてたシンポジウムでは、様々な雇用形態の
労働者が発言。

50代の女性派遣労働者は、17年半勤めた会社を昨年、
雇い止めされた。家族の食費を切り詰めても、住宅ローンが
支払えなくなっている窮状を話し、
「簡単に仕事を奪われないようにしてほしい」
と訴えた。

2009年03月28日 19時39分
綛山・府教育長:子どもの自殺が続き、つらかった 副知事就任を前に退任会見/大阪 等(毎日、MSN産経) [2009年03月28日(Sat)]
2009(平成21)年03月28日(土)
毎日新聞 地方版
トップ>地域ニュース>大阪

綛山・府教育長:子どもの自殺が続き、つらかった
副知事就任を前に退任会見/大阪
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20090328ddlk27010432000c.html

年度末の任期切れに伴って退職し、副知事になることが決まった
綛山哲男府教育長(59)が27日会見し
「充実とやりがいを感じる一方、しんどくもあったが、
職員をはじめ、支えてくださった方々に感謝を述べたい」
と2年間の任期を振り返った。後任は来月1日付で、
現総務部長の中西正人氏(57)が就任する。

綛山教育長は
「(橋下 徹知事が就任して以降の)この1年はあっと言う間
だった。支援学校の増設にめどが立ったことが一番印象深い」
とする一方、つらかったことは07年に子どもたちの自殺が
相次いだことを挙げた。 【平川哲也】

毎日新聞 2009年03月28日 地方版

◇ ◆ ◇ ◆ ◇

2009(平成21)年03月28日(土)
MSN産経ニュース
ニューストップ>地方>近畿>大阪

大阪府教育長に中西氏決まる
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/osaka/090328/osk0903280243000-n1.htm

任期満了に伴い3月末で退任する綛山(かせやま)哲男・
大阪府教育長(59)の後任に、府総務部長の中西正人氏(57)
が就任することが27日、教育委員会会議で決まった。

中西氏は昭和49年に府に入庁。総務部次長、人事室長、
府教委理事兼教育次長などを経て平成19年7月から現職。



会議後の退任会見で綛山教育長は、橋下徹知事の府政改革に伴う
35人学級制の存廃論議などを印象的な出来事として挙げ、
「2年間は短く、特に(橋下知事就任後の)1年間はあっと
いう間に過ぎた」
と任期を振り返った。

また、平成19年に府立高校生の自殺が相次いだことに触れ、
「臨時校長会を開き自殺防止を呼びかけるメッセージを
出すなどしたが、きわめてつらい出来事だった」
と涙を見せた。

MSN産経ニュース 2009.03.28 02:43
県内の自殺対策評価は県49位 等(朝日、毎日、ZAKZAK/福井) [2009年03月28日(Sat)]
2009(平成21)年03月28日(土)
朝日新聞
asahi.com>マイタウン>福井

県内の自殺対策評価は県49位
http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000000903280002

自殺対策基本法が施行から3年を迎えるのを前に、自殺対策に
取り組むNPO法人「ライフリンク」(東京都・清水康之代表)
は、都道府県と政令指定都市による08年度の自殺対策の内容を
調査し、評価書にまとめた。

福井県は64自治体中49位、5段階で下から2番目となる
Dランクだった。
総合的な対策がないことが評価を大きく下げる要因となった。

調査は、昨年9月と今年3月、記述式アンケートと電話で実施。
国の総合自殺対策大綱に準じた重点施策9項目と、その基盤と
なる総合的な対策に関する5項目を問い、主に具体的な施策を
どれだけ採っているか加算方式で採点した。

1位は100点満点中83点の長崎県、2位は秋田県81点、
山形県などが27点で最下位。福井県は36点だった。

調査によると、行政や民間、医療の専門家で構成する
「自殺・ストレス防止対策協議会」を設置しているため
「組織体制」(満12点)は8点、うつ病対応の向上にあたり、
精神科の救急体制がある「精神保健」(5点)は4点と高い評価
となった。

一方で、自殺の実態をふまえた対策や数値目標がなく
「総合的な対策」(12点)は0点。
「実態把握」
「自殺未遂者支援」
「自死遺族支援」
「民間との連携」(各5点)は、いずれも1点だった。

自殺対策にあたる県障害福祉課は

「それぞれの自治体で自殺問題の事情が違うので、力の入れ方は
様々になる。県内でも電話相談や自死遺族の会も設立準備段階に
ある」

と説明する。
福井の場合、県内在住者の人口10万人あたりの07年の自殺率
は21・9人で、全国37番目。県内の自殺者数(07年)は
居住地で集計する厚生労働省の統計だと176人、発生地で集計
する警察庁の統計では204人と30人近く多く、県外の人が
福井で自殺するケースが目立つ。

自殺の発生が多い東尋坊があるなど、県民の自殺率は高くなくても
特有の課題を抱えている。

同課は
「調査結果も参考に、足りない面に対応していきたい」
としているが、対策のめどは立たっていない。

27日に開かれた対策協議会では、
「人数など自殺の実態を積極的に知らせるべきだ」
「『自殺の名所』と広まると、自殺しようとする人が集まって
しまう」
と意見が分かれ、自殺多発個所での対策の難しさをうかがわせた。

◇ストレスが高いのは◇

抑うつ気分や不安、睡眠障害などのストレス症状が
男性は30〜40代、女性は30〜70代で高い――。

医療やNPO、行政などで自殺防止に取り組む
県「自殺・ストレス防止対策協議会」で27日、県が丹南地区で
実施したストレスチェックの結果が報告された。

ストレスチェックは自殺とストレスの関係性を調べるため、
県内で10万人あたりの自殺率が最近4年平均で25.9%と
最も高い丹南地区を選び、集団健診の際に約5千人に実施した。

それによると、男性40%、女性47.4%が医学的に注意が
必要なほどのストレスを感じており、
男性は働き盛りの30〜40代が5割前後と高く、
女性はほぼ全年代で40%を超えた。

このうちチェック内容から臨床心理士が必要と判断した378人
と面談したところ、159人に軽中程度のストレス症状があり、
医療機関を紹介したという。

県は新年度の自殺対策として、丹南地区に次いで自殺率が高い
二州地区でチェックを実施するほか、自殺者の7割で直前に
みられるというストレス症状を見落とさないように、
かかりつけ医や精神科医の研修会も開く。

朝日新聞 2009年03月28日

◇ ◆ ◇ ◆ ◇

2009(平成21)年03月28日(土)
毎日新聞 地方版
トップ>地域ニュース>福井

自殺・ストレス防止対策協議会:来年度から県、民間2団体と連携強化/福井
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20090328ddlk18040714000c.html

独自の自殺対策を考える「自殺・ストレス防止対策協議会」
(会長=松田尚武・県医師会会長)が27日、福井市内で開かれ、
県は来年度以降に自殺防止の活動をする県内の民間2団体との
連携体制を強化する考えを示した。

対象となるのは、坂井市の東尋坊で自殺防止パトロールに取り組む
NPO「心に響く文集・編集局」(茂幸雄理事長)と、
自殺志願者からの電話相談を専門に受ける「福井こころの電話」
(福井市、浦田光寿代表)の2団体。

県障害福祉課は
「民間団体との協力は不可欠。支援体制を確立したい」
と話し、自殺者の遺族でつくる「自死遺族会」も早急に設立する
方針を明らかにした。

同協議会委員の茂理事長は
「市町との連携も重要で、協力を求めるべきだ」
と述べた。 【大久保陽一】

毎日新聞 2009年03月28日 地方版

◇ ◆ ◇ ◆ ◇

2009(平成21)年03月28日(土)
ZAKZAK
ホーム>社会

2月の自殺者2,470人…福井が最少で8人
http://www.zakzak.co.jp/top/200903/t2009032813_all.html

警察庁は27日、今年2月に国内で自殺した人は
男性1,766人、女性704人の計2,470人だったと発表
した。月別統計は関係省庁や自殺防止活動を続ける民間団体が
迅速に実態を把握できるよう今年から始めた。
1月は2,655人だった。

警察庁統計では昨年同期の数は不明で直接比較できないが、
特定非営利活動法人(NPO法人)「自殺対策支援センター
ライフリンク」は
「過去の厚生労働省の人口動態調査などを基にした推計値
より多く、増加傾向にある」
としている。

警察庁によると、都道府県別では東京が244人で最多。
次いで大阪166人、埼玉149人、神奈川143人、
北海道120人の順。

最も少なかったのは福井で8人。
次いで徳島9人、香川10人、石川と鳥取が13人の順だった。

厚労省統計は届け出ベースのため、警察庁より若干少なくなる。
ライフリンクの清水康之代表は
「例年、決算期を迎える3月は自殺者が激増する。
今年は失業、倒産などリスクを抱えた人が確実に増えており、
予断を許さない」
としている。

ZAKZAK  2009/03/28
【大失業時代】(5)抵抗しよう 手を結ぼう 等(朝日、毎日) [2009年03月28日(Sat)]
2009(平成21)年03月28日(土)
朝日新聞
asahi.com>関西>短期連載

【大失業時代】(5)抵抗しよう 手を結ぼう
http://www.asahi.com/kansai/mini-rensai/OSK200903210095.html



「1人で悩まないで労働組合や支援団体へ相談を」
と語る雨宮処凜さん=東京都目黒区、高波淳撮影

連載「大失業時代」では、非正社員の解雇や雇い止めをめぐる
トラブル、苦境を脱するための制度の活用法を紹介しました。
締めくくりとして、
「生きさせろ! 難民化する若者たち」
などの著書がある作家の雨宮処凛(かりん)さん(34)に、
貧困が広がる日本で生き抜くためのヒントを聞きました。
(聞き手・吉川一樹)



競争社会自体には反対ではない。努力や能力でのし上がるのは
自由。だが、のし上がれる人は千人に1人で999人は負ける。
今の日本は負けが2、3回続くと、ホームレスになってしまう。
勝たなくちゃ生きられない社会で本当にいいのか。

今、生きづらさを抱えていたり、先が見えなかったりする人が
むしろ多数派になりつつある。フリーター、母子家庭、障害者、
多重債務者。正規ルートのような生き方からこぼれ落ちた
すべての人々が、貧困という共通の課題にぶつかる。

そうした人々が「プレカリアート」(不安定さを強いられる人々の
総称)として連帯、支え合う動きがでてきたのは大きな希望だ。

非正社員の生活の苦しさは、政治の非力が引き起こしたと感じて
いる人は多い。一番声を上げなきゃならない人が家を失い、
それどころじゃないという現実はあるが、自分たちは意思表示
する存在であることを示してほしい。

一例だが、失業で住まいを失う人のために、私が賛助会員に
なっているフリーター全般労働組合では住宅部会を立ち上げた。
東京でアパート2棟を借りて「自由と生存の家」(仮称)として、
入居に向けて改装中だ。

この労組には、セルフ化が進むガソリンスタンドのアルバイトに
よる「ガソリンスタンドユニオン」などさまざまな分会ができ、
これまで組合活動に一切かかわりがなかった若い人が権利を
勝ち取っている。個人加入できる独立系の労働組合の動きは、
各地で活発化している。

労組や福祉団体、法律家などが手を結ぶ「反貧困ネットワーク」
も地方に広がり、自殺者や餓死者を減らしていると思う。

年度末に大量の「派遣切り」が予想され、介護・農業など人手不足
の分野への転職に注目が集まる。新たな挑戦には精神的、金銭的
な余裕がまず必要。生活保障なしに「行け」と言われても無理だ。

現実には介護や農業で食えるか、という問題もある。
介護の仕事で月収13万円などはざらだし、農業では
夫婦2人が、目いっぱい働いて年収100万円以下もあると聞く。

非正規の人は貯金がないので、生活保障とセットになった職業訓練
が必要。さらに訓練を受けさせて、後は自己責任と野に放つのでは
なく、確実に雇用につなげてほしい。

マンツーマンで求められるスキルを身につけて、就職できるまで
フォローしてくれる仕組みがほしい。

職を失って自分を責めている人も多いけれど、
「あなたはそんなに悪くない」
と言ってあげたい。

嵐のような派遣切りで大企業の人命軽視、人権意識の低さが
鮮明になった。

そんな大企業や派遣会社の言うことをうのみにせず、
労組に相談しながら寮に居座るとか、仕事を辞めないと
言い張るとかして抵抗してほしい。

労組などから生存のノウハウを教わって何とか生き延びて
ほしい。



あまみや・かりん 75年北海道生まれ。フリーターを経て
作家に。若者の自殺や貧困・労働問題に取り組む。
近著に「プレカリアートの憂鬱(ゆううつ)」(講談社)など。
「反貧困ネットワーク」副代表。



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〒530・8211 朝日新聞大阪本社生活文化グループ
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メールo-seikatsumen@asahi.comで受け付けます。


朝日新聞 2009年03月28日

□ ■ □ ■ □

2009(平成21)年03月26日(木)
毎日新聞 東京夕刊
トップ>ニュースセレクト>話題

特集ワイド:作家・雨宮処凛さんとお花見
不安定さ強いられるプレカリアート
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090326dde012040005000c.html

春が来た。政治は迷走、経済は停滞と、世俗のごたごたにはため息
が出るばかりだが、せめてお花見ぐらいは楽しんでおきたい。

目指すは東京・隅田川。現代社会の「生きづらさ」を問い続ける
作家の雨宮処凛さん(34)と一緒に歩いた。【遠藤 拓】

◇「生きさせろ」と叫ばなくてもすむ時代よ早く来い
◇「右」はもうやめた 「左」はマルクス読まないとダメ
…今、立ち位置は「前」

絶好のお花見日和、のはずだった。

雨宮さんとお花見を約束した21日。まるで狙い澄ましたかの
ように、気象庁は東京に桜の開花宣言を出し、日差しはコートを
脱ぎたくなるほどぽかぽか。

ところが、張り切って隅田川沿いの隅田公園(台東区・墨田区)
を訪れると、あれれ? 桜の花は思ったよりもまばらだった。

それもそのはず、気象庁は「標本木」の咲き具合を見て開花宣言
を出す。だから、開花宣言が出たからといって、桜並木が
こぞって衣替えするわけではないのだ。

とはいえ、雨宮さんもとまどいの色を隠せないでいる。
「自宅の周りではちっとも咲いていませんでしたよ。
満開だと一面の白さに圧倒されるんですけど……」

この日はトレードマークのロリータ、ゴシックロリータ系の服装
でなく、パンク系ファッションで身を固めた雨宮さん。
青・黄色・水色と3色のストライプのスーツに、黒い帽子と
白いマフラー、王冠をかたどったアクセサリー。
ファッションに疎くても、びしっと決まっているのはよく分かる。

さっそくパシャッと写真を撮らせてもらうと、お花見客がしきりに
こちらを気にしている様子。どうやら雨宮さん、ちらほらと顔を
出した淡いピンクの花びらよりも、よっぽど華がおありのようだ。



非正規雇用労働にあえぐ若者の実態を告発し、デモや集会
にも足しげく通う雨宮さん。付いたあだ名は
「ワープア(ワーキングプア)のミューズ(女神)」
「プレカリアートのマリア」

と何だか仰々しい。だからこそ、肩ひじのはらない
インタビューをと思い、お花見に誘ってみた。

まずは芝生に座って缶ビールで乾杯。
すると、雨宮さんは切り出した。

「プレカリアートは、不安定な生活と貧困、
そして世間の無理解やバッシングと戦っています」。

プレカリアートとは、イタリア語のプレカリオ(不安定な)と
プロレタリアートを合わせた造語。
「不安定さを強いられる人々」を意味する。

雨宮さんが、プレカリアートの問題に取り組むようになったのは
3年ほど前。うつ病や自殺に追い込まれる現代の若者の
「生きづらさ」をテーマとしているうちに、問題の根っこには
不安定な雇用の問題があるのではと思った。

「教室も会社も、世の中は
『役に立たない人間は排除されて当然』
との空気で満ちている。でも、そこに適応できない人たちは
少なくない。過酷な受験競争と労働市場にさらされても
元気なのは、ごく一握りに過ぎません」

非正規雇用を巡る問題はすっかり社会問題化した感がある。
「仲間から聞いた話ですが、日雇い派遣の現場では、仕事に使う
IDカードがそのままサラ金のカードになっていたり、給与明細
にサラ金の広告が掲載されていたりすることがあるといいます。
今でもカモにされているんです。こうした魔の手は、最下層から
順に迫ってくる。正社員にも人ごとではありません」

気付けば、あたりにはホームレスとおぼしき男性がちらほら。
「ホームレスも派遣切りも、職を失って追いつめられた点で
一緒です」。

そう言えば、雨宮さんもかかわった「年越し派遣村」は、
来る者すべてに炊き出しを振る舞っていたっけ。

近くの池で、水鳥の羽音が聞こえてくる。小鳥の鳴き声も。
日差しはどこまでも穏やかで、桜の花びらが舞っていなくても
心地いい。

「目指すのは、餓死や凍死、過労死、生活苦による自殺をなくす
こと。今の日本はこんなことすら実現できていないのです。
『生きさせろ』と叫ばなくてもすむ時代が、早く来ればいい」。

ビールをくいっとあおっても、毅然(きぜん)とした表情が
崩れない。怒り心頭で、とても酔っている場合じゃないと
いうことか。

さて、かつては右翼の活動家だった雨宮さん。
近ごろは、「左」の人々との行動がとみに増えている。
ぜひとも尋ねたい。今、あなたがよって立つところは?

「『右』はもうやめたし、『左』はマルクスを読まないとダメらし
いし……。立ち位置は『右』でも『左』でもなく、『前』です。
追いつめられたプレカリアートには、かつての私のように
『右』にすがる人もいれば、『左』もいる。
どちらであっても、その苦しみは否定できません」



雨宮さんには忘れられない春の思い出がある。

中学3年の修学旅行。北海道から青森県に向かった楽しいはずの
旅行で、雨宮さんは仲間はずれにされたのだ。
「級友たちはみんな仲良く過ごしているのに」。
やるせない気持ちから解き放ってくれたのは、満開の桜だった。

「地元の桜よりも迫力があって、圧倒されました。
一面に広がる白い花びらを見ていたら、仲間はずれなんかどう
でもいいと思えてきて。
『1人でもいいよ』と開き直れました」

北海道の桜は、ゴールデンウイークのころに梅と一緒に咲く。
だからだろう、雨宮さんにとって、桜は数ある春の花の1つでしか
なかった。桜はそんな雨宮さんをも、優しく包み込んでくれた。

ところで、
「金持ちからいじめられているとしか思えない」(雨宮さん)
プレカリアートをも、桜は元気づけてくれるのだろうか。

「プレカリアートはお金も仕事もないけど、時間だけはゆとりが
ある。気持ちに余裕があれば、仲間たちと集まるなりして桜を
楽しめるでしょうね。時間といえば、正社員の方がよほどあわ
ただしい。職場のお花見ぐらいしかできない人もいるのでは」

そして、こう付け加えた。
「せめてお花見の時ぐらい、みんながゆっくりとできるだけの
余裕はほしいですね。もしもこの時期、桜の木の下ががらがらに
なってしまうのであれば、やっぱりどこかが病んでいますよ」

どんな人の頭上にだって、桜は分け隔てなくあでやかに咲いて
くれる。満開はもう、そろそろ。

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◇「特集ワイド」へご意見、ご感想を
t.yukan@mbx.mainichi.co.jp

ファクス03・3212・0279

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■人物略歴

◇あまみや・かりん
1975年、北海道生まれ。00年、自身のいじめや自殺未遂の
体験を書いた「生き地獄天国」でデビュー。
07年、「生きさせろ! 難民化する若者たち」で
日本ジャーナリスト会議賞。近著に「プレカリアートの憂鬱」。

毎日新聞 2009年03月26日 東京夕刊
現代医療の現実告白(朝日新聞/和歌山) [2009年03月28日(Sat)]
宮崎県出身の俳優 堺雅人さんが好演の映画。
先週末の『情熱大陸』を観てから、ますますファンになった。
http://www.mbs.jp/jounetsu/2009/03_22.shtml

ストーリーも描き方もおもしろそうで、ぜひ、観たい。

以下、引用

*******

2009(平成21)年03月28日(土)
朝日新聞
asahi.com>マイタウン>和歌山

企画特集(2)【映画 イチオシ 本舗】

現代医療の現実告白

◎「ジェネラル・ルージュの凱旋」
http://mytown.asahi.com/wakayama/news.php?k_id=31000150903280001

この映画は、08年に公開された「チーム・バチスタの栄光」
の第2弾。前作は東城大学付属病院を舞台に、バチスタ手術
(拡張型心筋症に対する術式)を100%成功させていた
看板診療科で3例続けて起きた術中死事件の謎ときだった。

活躍したのは、どこか昼行灯(ひる・あん・どん)な心療内科医、
田口公子(竹内結子)と、厚生労働省のキレモノ役人、白鳥圭輔
(阿部寛)の凸凹コンビ。

医師でもある作家、海堂 尊の推理小説の映画化だが、今回も
同病院を舞台に、ジェネラル・ルージュ(赤い将軍)と呼ばれる
救命救急センター長、速水晃一(堺雅人)を主人公に話が進む。

前半はいささか盛り上がりに欠け少々退屈するが、速水と
医療メーカーの癒着を告発する手紙の登場から、ドラマは急展開
し、面白くなっていく。

病院長は、前作で事件解決に活躍した公子を、院内の倫理委員会
委員長に抜擢(ばってき)するが、場違いの席に座らせられた
公子は、どうも尻が落ち着かない。
副委員長の精神神経科准教授の沼田利博(高嶋政伸)は野心家で、
公子の下にいることを面白く思わず、ことあるごとに存在感を
示そうとする。

大学病院を舞台にした物語と言えば、多くは出世欲と権謀術策、
そして金と、およそ正義とはほど遠いところで展開することが
多い。今回は、その舞台が倫理委員会というところなのだろう。

他方、医療の最前線である救命救急センターには、今日も多くの
急患が運び込まれる。スタッフは速水の診療における判断と施術の
的確さは認めながらも、救急隊からの要請を断ることを知らず、
患者をどんどん受け入れる姿勢に反感すら覚えていく――。

速水と医療メーカーの癒着はあったのか?
医療メーカー支店長の死は本当に自殺だったのか?
白鳥は今回、ひょんなことから足の骨折で同病院に入院し、癒着
や支店長の謎の死事件をおどおどと探る公子を助け解決に導く。

前作に続く中村義洋監督の演出は、「おもしろ推理映画」に
とどまってはいない。現代の医療における救命救急の大切さは
言うに及ばない。

しかし、いくつもの悲劇がその体制の不備、不足から生まれて
いるが、その現実にも目を向け告発している。

映画の終盤、ショッピングモール火災の一報が、病院に入る。
院長は、速水に全権を委ねる。院内の慌ただしくも的確な
取り組みは、見るものを圧倒する。

実際の大学病院で行われた撮影だが、こんな病院が欲しい、
こんな医師、看護師が欲しいと思わせてくれた。

(映画コラムニスト 笠原悌二朗)

朝日新聞 2009年03月28日

*******

以上、引用終わり
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