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NPO法人宮崎自殺防止センターを応援したい

NPO法人国際ビフレンダーズ 宮崎自殺防止
センターでボランティア活動を始めました。
いろいろと勉強中です。

なお、このブログは、自死等の相談に応じるものではありません。


NPO法人宮崎自殺防止センター
■ TEL 0985(77)9090
■ 毎週 日・水・金曜日
   午後8時から午後11時まで(3時間)


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最新記事
命とは? 97歳医師・日野原さんの出前授業(宮崎日日新聞) [2009年03月21日(Sat)]
2009(平成21)年03月21日(土)
宮崎日日新聞 第20面(すーぱーワイド 県北)
トップ>地域の話題>県北

命とは? 97歳医師・日野原さんの出前授業
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=15817



97歳の現役医師として活躍する聖路加国際病院(東京)
理事長の日野原重明さんが20日、延岡市総合文化センターで
小学生のための「いのちの授業」を行った。

ユーモアや人生哲学を交えながら
「大きくなったら人のため、平和のために時間を使ってほしい」
と諭した。

日野原さんは20年ほど前から全国の小学校などを訪問、
ボランティアで出張授業をしている。
この日は、日野原さんの元気な生き方に学ぼうと結成された
「新老人の会」(青木賢児世話人代表)が授業を主催した。

日野原さんは児童30人に
「命って何」
「目に見えないけど大切なものは」
としきりに問い掛け、

「自分で使える時間を持っていること」
と自分の考えを説明。

「子どものうちから、大人になって時間を何に使うか
考えてほしい」
と求めた。

授業の傍ら、観客席の保護者にも語りかけ
「子どもが小さい時にできるだけ正しい知識を与えてほしい。
そして、得た知識を目上の人に教える機会を設けることが
家庭での教育では大切」

と説いていた。

宮崎日日新聞 2009/03/21
院内暴力対策は A4 1枚のマニュアルで(医療介護CBニュース) [2009年03月21日(Sat)]
2009(平成21)年03月21日(土)
医療介護CBニュース(キャリアブレイン)
トップ>話題・特集>医療羅針盤

院内暴力対策は A4 1枚のマニュアルで
https://www.cabrain.net/news/article.do?newsId=21121



【第54回】
和田耕治さん(北里大医学部・衛生学)

医師や看護師への暴言・暴力、女性看護師への
セクハラやストーカー、コンビニ受診、治療費踏み倒し―。
数年前から、医療現場ではいわゆる「モンスター・ペイシェント
(患者)」問題が深刻化し、医療従事者たちを疲弊させている。

その中でも、特に目立つのが一部の患者による暴言・暴力だ。
今月も、新潟市内の病院に入院していた患者が、廊下で女性看護師
4人を約1時間にわたって土下座させ、病院の業務を妨害した
として逮捕された事件が報道された。

全日本病院協会が2007年12月から08年1月にかけて
全国2,248病院を対象に行った調査では、1,106病院
から回答が寄せられ、うち576病院で医療従事者が
患者やその家族から暴言や暴力を受けたと答えている。

件数は延べ6,882件にも上り、その内訳を見ると、
暴言などの「精神的暴力」3,436件、
殴るなどの「身体的暴力」が2,315件、
「セクハラ」が935件。
このうち397件は警察に通報されている。

医療機関内での暴言・暴力が増えている原因は何なのか。
そして医療機関はどんな対策を取ればよいのか―。
院内暴力対策に詳しい北里大医学部の和田耕治さんに聞いた。

―新聞やテレビなどで、立ち去り型サボタージュなどによる
医師不足、医療現場の疲弊が報道されていますが、
患者の暴言・暴力も要因の1つとなっているようです。
これらはなぜ増えているのでしょうか。

1999年ごろから医療事故の報道が増え、医療に対する不信感
が強くなってきたこと、医療現場の医師や看護師の絶対数が不足
して待ち時間が長くなったこと、患者側の権利意識・消費者意識
が高くなったことなどが原因だと考えられています。

―厚生労働省は2001年10月、国立病院・療養所向けに
出した「医療サービスの向上に関する指針」で、
「患者には原則として姓(名)に『さま』を付する」
よう求めています。
患者側の権利意識・消費者意識が高まった背景には、
この影響もあるのでしょうか。

医療業界が「患者中心の医療」に軸足を移す流れの中で、
「さま」付けは浸透していきました。
しかし、現場の医療従事者からは「『さま』付けにしてから、患者
の消費者意識が高くなったと感じる」という話をよく聞きます。
これも患者からの不当なクレームが増えた原因と考えられて
います。そこで、最近は以前のように「さん」付けに戻す動きも
始まっています。

―医療技術の進歩によって、患者が医療に対して過剰な期待感
を持つようになったという指摘もありますね。

患者が医療従事者に怒りをぶつける背景には、確かに過剰な期待
もあると思います。かつては
「仕方がない」
とあきらめるしかなかったケースでも、医療の進歩で
「どんな病気でも、病院に行けば治る」
「治らないのは医師の腕が悪い。治療方針が間違っていた
せいだ」
と考える人が増えていると感じます。

■「組織で医療従事者を守る」強い姿勢を

―和田さんが考える対策について、具体的に教えてください。

院内暴言・暴力対策の目的は、医療機関で働く医療従事者と善良
な患者を守ることです。ごく一部の患者からの暴力などによって
医療従事者が疲弊することは、医療全体の質の低下につながり
ます。

99%の患者は善良な市民です。一部の悪意を持った患者に
振り回され、本業がおろそかになってはいけません。

以前は、看護師が患者に文句を言われたり、セクハラ被害を
受けたりしても、
「あなたが悪いんじゃないの」
「若いからじゃないの」
などと、身内に見放されることもありました。

また、暴力を受けて110番通報しても、後で院長や上司から
「なぜ警察なんか呼んだんだ」
と怒られてしまうこともあります。

このような態勢では、医療従事者のモチベーションは下がり、
上司や組織への不信感も募るばかりです。

現状の問題点としては、院長や理事長など組織のトップが
実態を把握していないため、対策に二の足を踏んでいるケースが
多く見受けられることです。
無記名アンケートなどで、院内でどのくらい被害があるかという
実態を知ることが最優先です。

過去にわたしたちが行った調査では、半年間に24.1%の
医師が何らかの暴言を1回以上受けていました。
看護師はもっと多いと考えられます。

実態を把握したら、次は対策に取り掛かる。
ここで最も大切なことは、医療機関のトップが
「組織として医療従事者を守る。あらゆる暴力は許さない」
という方針を明確に打ち出すことです。

そして、その上で、実用的なマニュアル作成、
ロールプレーに取り掛かるのが望ましいと思います。

■分厚いマニュアルは役に立たない

―実用的なマニュアル作成について教えてください。

最近では、院内暴力対策として分厚いマニュアルを作る医療機関
も増えていますが、いざ暴力行為が発生したときに、めくって
調べている時間はない。分厚いマニュアルは、役に立ちません。



対策を前向きに考えている医療機関や担当者には、A4用紙1枚の
シンプルな緊急時対応マニュアルを作ることをお勧めしています。

マニュアルには、暴言・暴力行為を3−5段階にレベル分けし、
その医療機関の具体的な対応指針や連絡経路を記入します。
これを医療機関内の各電話のそばに張っておくだけで、
トラブルが発生したときに迅速な対応が取りやすくなります。

そして、実際に暴言・暴力行為があった場合は、マニュアルに
沿って、必ず相手(患者)よりも多い人数で対応するように
心掛けてください。

多くの医療機関では、時間、予算、マンパワーの余力はありま
せん。しかし、時間や予算などをかける必要はありません。
マニュアルに沿って、何度かロールプレーを実施しておくと
よいでしょう。

―そのほか、暴言・暴力対策について何かアドバイスがあれば、
お願いいたします。

いくら暴言・暴力が増えてきたからといって、
「何でもかんでも患者が悪い」
というわけではないと思います。
接遇マナーの改善、意見箱の設置、クレームに対するフィード
バックなど、医療機関側がやるべきこともたくさんあります。

最近、意見箱を設置する医療機関が増えていますが、箱のそばに
紙や鉛筆がなかったり、設置場所が分かりづらかったりと、
きちんと機能していないこともあります。
意見箱を設置しても、都合が悪い内容については、組織のトップ
まで伝わっていないケースも多々あるようです。

必ずトップが自ら開けてすべての意見に目を通し、患者に
「どのように改善したのか」
をフィードバックするようにしましょう。

また今月、新潟市内の病院で入院患者が看護師4人を土下座させた
という事件が報道されましたが、基本的に土下座はしない方が
いいと思います。

「とりあえず土下座すれば、この場をしのげる」
と思うかもしれませんが、土下座をしたら、相手はさらに大きな
要求をしてくる可能性もあります。
組織で対応し、不当な要求に安易に応じることは避けましょう。

これまで述べてきたように、暴言・暴力に関しては、既に有効な
対策が存在しており、既に解決したという医療機関もあります。

あとは、対策を実行に移すかどうかです。
繰り返しになりますが、トップが明確な指針を打ち出し、
組織として対応することが最も重要です。



更新:2009/03/21 10:00 キャリアブレイン
YOSHIKIが初告白… 11歳時に父自殺(MSN産経ニュース) [2009年03月21日(Sat)]
先日のニュースZEROで見た。
YOSHIKIさんが「表現すること」の重要性を話しておられた
のが印象的で、なおかつ共感できた。

かれにとっては、それが音楽活動だったとのこと。
自分の思いをカタチにすること(話す、書く、音楽や文芸など
のアート、家事、仕事、作業、ボランティア活動など)は、
確かに価値があると思う。

そうしたさまざまな表現活動をだいじにする社会でありたい。

以下、引用

*******

2009(平成21)年03月21日(土)
MSN産経ニュース
ニューストップ>エンタメ>芸能界

YOSHIKIが初告白… 11歳時に父自殺
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/090321/tnr0903210931004-n1.htm



インタビューに応じる、X JAPANのリーダー、
YOSHIKI=7日、東京都千代田区(栗橋隆悦撮影)

ロックバンド、X JAPANのリーダー、YOSHIKIが、
19日放送の日本テレビ系「NEWS ZERO」
(月〜木曜後10・54、金曜後11・55)で、
11歳の時に父親が自殺していたことを初告白した。

番組では千葉・館山市に帰郷した様子を放送。その中で、
「一生癒えない傷を背負っている。父が自殺している」
と激白。小学校の夏休みに器楽クラブの練習から帰宅すると
父親が死装束で横たわっていたという。

YOSHIKIは
「(父の死を)乗り越えてはいない。常に戦い」
と苦しい胸中を告白。

また、同じ境遇の遺児のためにチャリティー基金の設立準備を
始めたことも明かした。

2009.03.21 09:25

*******

以上、引用終わり
飯島 愛さん:最後の会話は死亡4日前 両親が娘の死を語る(毎日新聞) [2009年03月21日(Sat)]
2009(平成21)年03月21日(土)
毎日新聞
トップ>エンターテインメント>芸能

飯島 愛さん:最後の会話は死亡4日前 両親が娘の死を語る
http://mainichi.jp/enta/geinou/news/20090321spn00m200011000c.html

昨年12月24日に都内の自宅マンションで亡くなっているのが
見つかった元タレント飯島 愛さん(享年36)の両親が娘の死
について初めて語った。

23日創刊の幻冬舎の女性ファッション誌
「GINGER(ジンジャー)」が掲載。
先立たれた無念さとともに、絵本作りなど飯島さんが新展開に
向けて動きだしていたことを明かしている。

「愛娘・大久保松恵との36年」の題がついた特集。
「大久保松恵」とはもちろん飯島さんの本名だ。
死因は肺炎と判明したが、一部で流れた自殺説やエイズ説などに
心を痛め、沈黙を貫いてきた両親が重い口を開いた。

父の和夫さんが飯島さんと最後に会話を交わしたのは、死亡した
とされる昨年12月18日の4日前だったという。
趣味の山登りの最中に携帯が鳴った。

「一緒にお墓参りに行きたい」
という娘に、
「きょうは山に来ているから無理だなあ」
と返答。普段から先祖を敬う気持ちが強かったそうで

「今から思えばすぐ翌日にでも、いつ行くかと相談すれば
よかった…」
と後悔の言葉が続いた。

祖父の末松さんから1字を取って「松恵」と命名したという。
「気持ちの優しい子でした」
と両親は振り返る。中学時代には非行に走った時期もあったが、
芸能界入りしてからはニューヨーク旅行をプレゼントしてくれる
など親孝行な娘だったと明かしている。

一昨年3月に芸能界を引退した飯島さんだが、実は
「スカイ・クロラ」などで知られるアニメ監督の押井守氏(57)
の指導を受けて絵本作りを企画していたという。母親は
「ゲイについての物語を出したい。映像化もしたいと
何回も話していました」
と語っている。性感染症撲滅にも真剣に取り組んでいた。

部屋の整理をした和夫さんは
「メモ書きが山のようにあったんです。読むとエイズや医療関連
の勉強のあとのようだった。本当にやってたんだなあ。
これは本格的だと感心しました」
と話し、志半ばに逝った娘をしのんだ。

そして最後に
「長い間、松恵を愛し、そして支えてくださり、ありがとう
ございました」
と関係者、ファンへの感謝の言葉で結んでいる。(スポニチ)

2009年03月21日
見えない真実:荒川沖連続殺傷1年/上(毎日新聞/茨城) [2009年03月21日(Sat)]
2009(平成21)年03月21日(土)
毎日新聞 地方版
トップ>地域ニュース>茨城

見えない真実:荒川沖連続殺傷1年/上
被害者巻き込んだ自殺願望/茨城
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20090321ddlk08040043000c.html

◇「生きづらさ」募らせて

アクリル板越しに骨張った色白の顔が見えた。
08年11月、水戸市郊外の水戸拘置支所面会室。
「つまらない人生をさっさと終わらせたかった。自分で自分を
殺す勇気はないから、人を殺して死刑になろうと思った」。

土浦市のJR荒川沖駅周辺で連続殺傷事件を起こした
金川(かながわ)真大(まさひろ)被告(25)は終始、笑みを
浮かべていた。2人の命を奪い、7人を傷つけた動機が
そんな言葉で片付けられるのか、根底に何があるのか。
記者は疑問が消えず、手紙や面会で問い続けてきた。

<ファンタジーの世界に生まれたかった。
現実世界には魅力を感じない。じゃあ、死のう>
<後悔?この世の真実を悟った俺(おれ)には、そんなもの
ありません>。

B5判の便せんに、特徴のある丸文字が薄い黒鉛筆で書かれて
いた。

中学からの友人の男性(25)は報道された金川被告の発言に
違和感を覚える。ゲームセンターに行くと、決めた金額以上は
使わず、日が沈む前に帰宅した。
「ゲームが好きだったが、分別のある子だった。
本音を言っているとは思わない」

金川被告は手紙の中で
<やりたいことがなかった。夢がなかった>
と振り返る。職業を選択しなければならない現代に高校時代から
生きづらさを感じていたことを打ち明ける。

<400年前、農民に生まれていれば、農民として人生をまっとう
したでしょう。王であれば、王として>。
身分制の時代なら事件を起こすことはなかったという。

高卒後は時折、自宅近くのコンビニでバイトするフリーター生活
を始め、家では2階の自室にこもってゲームに熱中した。
親しかった友人たちとは次第に付き合いがなくなった。
「どんな人生を歩みたいのか」。
ぼんやりと考えるうちに「死にたい」と考えたという。

小田晋・帝塚山学院大教授(犯罪心理学)によると、他人を
巻き込んで死のうとする「間接自殺」は、人生への絶望や劣等感
が根底にあるという。生きづらさについては
「現代の若者によくある傾向だ。情報があればあるほど何を
選んでよいか分からず、力が抜けてしまったのかもしれない」
と推測する。

最初の三浦芳一さん(当時72歳)殺害事件の後、金川被告は
自室に戻り、子どものころに見たアニメ映画「オズの魔法使い」
のマークを部屋の壁に赤のサインペンで残している。

出身小中高襲撃を計画した金川被告は、それぞれの現場に
<同一犯と分かるよう>同じマークを残そうと考えていたという。
小田教授は
「自分の存在を他人に認知させたかったのだろう」
と分析する。

逮捕から2回目の春。
「あなたたち一般人は常識に洗脳されているから、
常識の範囲外のことは理解できない」。

金川被告は、目を見開いて言い捨てた。
被害者を思いやる言葉はない。

×  ×

土浦市のJR荒川沖駅周辺で起きた連続殺傷事件から1年。
殺人、殺人未遂罪などで起訴された金川被告の初公判が間もなく
始まる。いまだに真実は見えない。

==============

◇事件の概要

08年3月19日午前9時15分ごろ、土浦市中村南5、無職、
三浦芳一さん方玄関前で、近くの無職、金川真大被告が三浦さん
を文化包丁で刺殺。
金川被告はさらに同23日午前11時5分ごろ、同市の
JR荒川沖駅周辺で文化包丁などで通行人ら8人を刺し、阿見町、
会社員、山上高広さん(当時27歳)が死亡、男女7人が重軽傷
を負った。

毎日新聞 2009年03月21日 地方版
いのちの電話自殺相談数が急増(読売新聞/熊本) [2009年03月21日(Sat)]
2009(平成21)年3月21日(土)
読売新聞
ホーム>地域>熊本

いのちの電話自殺相談数が急増
前年の1.5倍…相談員は不足
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20090321-OYT8T00035.htm



24時間体制で相談を受け付ける相談員

24時間体制で悩みを聞く「熊本いのちの電話」に対し、
自殺を考えている人からの相談件数が、2008年は901件と
前年の約1・5倍に増えて過去最高になり、急増していることが
わかった。

一方、ボランティア相談員は不足しており、事務局は
「命を救うために、まずは多くの人に活動内容を知ってほしい」
とし、5月から始まる相談員の養成講座への参加を呼びかけて
いる。(柳井宏治郎)

「階段の踊り場にいて、今から飛び降りる」。
切実な訴えが電話口から響いた。
「まず踊り場から一歩下がって、ゆっくり話を聞かせて下さい」。
生きる気力を取り戻してもらおうと、相談員が優しく語りかける。

相談は1時間以上に及ぶことも多く、受話器を置くとすぐに
電話が鳴ることもしばしば。昨年末頃からは、
「失業したが家族に言っていない」、
「会社が倒産し、どうしたらいいのか」
と雇用不安を訴える相談が相次いでいる。

08年の相談件数は、全体では1万5,406件とほぼ横ばい
だが、自殺を考えている人からの相談は前年より299件増えた。
今年に入っても増え続け、年間1,000件を超え、過去最高を
更新するペースという。経済不安が広がっているうえ、
会社や家庭でも孤独感を深めている人が多いのが要因とみられる。

相談員は、主婦や会社員ら約120人のボランティア。
年中無休で5交代制で応対しているが、電話は常につながりにくい
状態。相談員2人が2回線で応対しているが、けがや病気などで
都合がつかない場合、1人で対応しないといけない時間帯もある。

常時2人体制を組むためにはあと60人が必要で、
池田幸蔵事務局長は
「深刻な相談が増える傍らで、人員不足が大きな課題になって
いる」
と危機感を募らせる。

相談員になるには、20歳以上で、精神科医や臨床心理士らの
公開講座を受講後に、電話対応などの実習を受けるのが条件。
性別、職業は問わない。

受講内容の簡素化を求める声もあるが、池田事務局長は
「人の命を左右することがあるので、相談員の質は落とせない」
と話す。

「この電話がよりどころになり立ち直れました」。
過酷な活動を支えているのは、自殺を思いとどまった人から
お礼や感謝の電話、手紙という。

「どんな人でも支えがあれば生きていける。
私たちはその一役を担い、誇りに思っている」
と池田事務局長。
問い合わせは事務局(096・354・4343)へ。

(2009年3月21日 読売新聞)
社保局調査対策で偽装(読売新聞/秋田) [2009年03月21日(Sat)]
2009(平成21)年3月21日(土)
読売新聞
ホーム>地域>秋田

社保局調査対策で偽装
ダミー支店に営業実態
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20090320-OYT8T01045.htm



宇都宮支店として登記されたアパートのドアには
「合資会社 アクア」のプレートがつけられていた。
県警は偽装工作とみている

うつ病を装い、社会保険事務局から健康保険の傷病手当金を
だまし取ったとして詐欺罪で起訴された、札幌市の輸入貴金属
販売会社「アクア」代表、佐野 剛被告(41)が社保局の調査を
切り抜けるため、ダミーの支店を営業実態があるように見せかける
入念な偽装工作をしていたことが、捜査関係者の話でわかった。

グループの男2人も読売新聞の取材に対し、調査に備え、
事前にウソの回答を用意していたと明かした。

起訴状によると、佐野被告は2008年1〜10月、男女3人を
秋田市などに設けた支店の支店長に仕立て、うつ病を装わせて
精神科医に誤診させ、各県の社保局から傷病手当金をだまし取った
としている。

県警は佐野被告が06年2月以降、主に札幌市内に住む男女
約20人を雇い、同様の手口で、7都道県の社保局から総額
約5,500万円を詐取したとみている。

捜査関係者によると、佐野被告は札幌市で自らうつ病を装って
医師をだまし、手当金を得ることに成功。
調べに対し、佐野被告は
「多額の手当金を得るために人を集めた」
と供述している。

佐野被告は当初、北海道社保局を狙って詐欺を重ねていたと
される。ところが、取材に応じた男2人によると、
07年夏、一部の社員が疑いを持たれ、同社保局の調査が入り
支給がストップされた。佐野被告は
「北海道ではもうできない。他の所でやる」
と話し、犯行の舞台を他県に移したという。

佐野被告は07年11月〜08年10月の間、仙台市を手始めに、
青森県八戸市、福島市、秋田市、宇都宮市、東京都渋谷区、
北海道小樽市でアパートなどの一室を借り、アクア支店として
登記。しかし、いずれの支店も営業実態のないダミーだったこと
が捜査で判明した。

社保局は申請書に不備や不審な点があった場合、事業主や社員ら
に文書や電話、面談で調査を行う。

このため支店には、固定電話を設置して営業実態があるように
見せかけ、さらには玄関にタイムカード機を置く念の入れよう
だった。電話は本社に転送されるように設定し、社保局からの
問い合わせがあると、本社で佐野被告や、女性社員が
「支店長は休暇を取っています」
「支店長は本社で研修中で、支店を不在にしています」
などとウソの返答をしていたという。

北海道社保局から手当金を詐取した男によると、06年暮れ、
同社保局から調査日程を知らせる文書が届いた。
その際、佐野被告から
「社保は業務内容、入社経緯、月給、勤務日数などを聞いてくる」
と教えられ、各項目について口裏を合わせ、自宅に来た社保職員
の調査に臨んだという。

県警によると、佐野被告は、アクアのホームページで、タイ雑貨
の写真を掲載し、商品を販売しているように装っていた。
グループの別の男は、佐野被告から社保局の調査で聞かれた
質問項目を書いた文書をファクスされ、
「社保から業務内容を聞かれたら、ネットでタイの市場調査を
やっていたと答えてくれ」
と指示されたと話した。

だが、一連の犯行は昨年6月、秋田社保局が、申請者の秋田支店長
が入社後、1か月もたたずに休職し、月給が申請可能な上限
いっぱいだった点に不審を抱き、県警に相談したことで発覚。
県警は、佐野被告が人気ジーンズのコピー製品を買うため、
タイ行きの航空券を予約した情報を入手。
出発する数日前の今年1月24日、佐野被告を逮捕した。

(2009年3月21日 読売新聞)
自殺を防ごう(琉球朝日放送) [2009年03月21日(Sat)]
2009(平成21)年03月21日(土)
QAB(琉球朝日放送)
トップ>QAB Head Line News

自殺を防ごう
http://www.qab.co.jp/01nw/09-03-21/index4.html



景気の悪化で企業の倒産や失業者が増えるなか、生活苦などに
よる自殺を防ぐ体制を強化しようと、自殺対策合同研修が
那覇市で開かれました。

県内ではここ数年、年間300人以上の自殺者が出ており、
おととしは347人もいました。こうした自殺の予防策を
話し合おうと20日に開かれた官民合同の研修会では、
福祉行政の担当者や民間団体からおよそ130人が参加しました。

自殺対策支援をしているNPO法人は
「自殺は生活苦や将来への不安など、複数の要因に追い込まれた
末に起きている」
と指摘し、周囲が連携して相談者を支援することが必要だと
述べました。

また、労働局や社会福祉協議会では、それぞれの行っている
雇用安定策や福祉資金の貸付などの制度を積極的に周知していく
必要があると話していました。

2009(平成21)年03月21日(土)
もっと生きたかった(朝日新聞) [2009年03月21日(Sat)]
2009(平成21)年03月21日(土)
朝日新聞
asahi.com>マイタウン>三重

もっと生きたかった
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000000903210007



亡き安田宏司さんのパネルの前に立つ厚子さんと娘の瑞生さん。
事故当時2歳だった瑞生さんは10歳になった=三重大学

◇◆大切な人 134のパネルに◆◇

いじめや犯罪などで命を奪われた犠牲者の家族らが命の重みを
訴える「生命(いのち)のメッセージ展 in 三重大学」が
20日、津市の三重大学三翠ホールで始まった。22日まで。

展覧会には、犠牲者の等身大の人形(ひとがた)パネルがずらり
と並ぶ。残された家族のメッセージや写真なども掲示されている
パネルの足元には、遺品の靴も添えられている。

「生命のメッセージ展」は、飲酒運転の車による事故で息子を
失った神奈川県の鈴木共子さんがスタートさせた。
01年に犯罪被害者16人の人形パネル展示から始まった同展は、
各地で開かれるごとに、自殺、医療過誤など理不尽なことで家族の
命が奪われた人らに広がり、今回は134人のパネルが並んだ。

四日市市の安田厚子さん(41)も01年、鈴鹿市で起きた
トラックによる玉突き事故で夫の宏司さん(当時35)を亡くし、
参加し始めた。
「夫はもっと生きたかったと思う。
そういう人の命が奪われることは二度とあってはいけない」
と訴える。

入場無料。犠牲者家族の講演、鈴木共子さんをモデルにした映画
「0(ゼロ)からの風」上映、コンサートも開かれる。詳細は
(http://www.inochi−mie−uni.
com/)。

2009年03月21日 朝日新聞
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