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NPO法人宮崎自殺防止センターを応援したい

NPO法人国際ビフレンダーズ 宮崎自殺防止
センターでボランティア活動を始めました。
いろいろと勉強中です。

なお、このブログは、自死等の相談に応じるものではありません。


NPO法人宮崎自殺防止センター
■ TEL 0985(77)9090
■ 毎週 日・水・金曜日
   午後8時から午後11時まで(3時間)


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医療用語を明解に伝える工夫 ― 国語研が最終報告 等(医療介護CBニュース) [2009年03月09日(Mon)]
2009(平成21)年03月09日(月)
医療介護CBニュース(キャリアブレイン)
トップ>ニュース>医療一般

医療用語を明解に伝える工夫―国語研が最終報告
https://www.cabrain.net/news/article.do?newsId=20981&freeWordSave=1



医療用語を明解に伝える工夫について検討していた
独立行政法人・国立国語研究所の「『病院の言葉』委員会」
(委員長=杉戸清樹・同研究所所長)は3月7日、東京都内で
フォーラムを開き、最終報告を発表した。

委員の講演のほか、全体での討議や質疑応答も行われ、医療関係者
など約180人の来場者は委員の言葉に熱心に耳を傾けていた。

この委員会は一昨年秋に発足。医療やマスコミ関係者など25人
の委員が、病院内で使われる言葉を分かりやすく伝える工夫に
ついて検討してきた。

委員会では、医療関係者などへの調査から、患者に
「病院の言葉」が伝わらない原因を、

▽患者に言葉が知られていない
▽患者の理解が不確か
▽患者に理解を妨げる心理的負担がある

―の3つに分類。

その上で、それらを明解に伝える解決策として、
▽日常語で言い換える
▽明確に説明する
▽重要で新しい概念の普及を図る

―の3点を挙げ、「エビデンス」や「QOL」など、
具体的に57語の工夫について提案している。

中間報告に対して委員から異論がなかったことから、医療者らから
寄せられた意見を加えるなど、最終報告は微修正にとどまった。

医療者の意見の中には、
「医療者と患者の言葉のギャップに気付かされた」
「患者への説明に使いたい」
「教育や研修に使いたい」

という声があった一方、
「医師は説明する時間的な余裕がない」
と現場の窮状を訴えるものや、医療者への教育を行うだけでなく、
「患者も知る意欲を持ってほしい」
とする意見もあった。

最終報告について説明した田中牧郎・同研究所言語問題グループ
長は、
「患者が理解していない言葉が多くて驚いた」
と感想を述べ、今後の課題として
「心理的な負担の明確な類型化」
などを挙げた。

■診療所は「狭さを自慢すべきだ」

講演では、開業医、勤務医、患者団体代表が、それぞれの立場から
意見を述べた。矢吹清人委員(矢吹クリニック院長)は、診療所
の利点として「狭さ」を強調。患者との距離が近いことから、
「狭いことは患者に優しい。堂々と狭さを自慢すべきだと思う」
と、クリニックの意義について説明した。

そして、初めての患者の場合、
「診察室に入った時からが勝負」
とし、
「待たせた人ほどゆっくり対応し、決して患者の前では忙しそう
にしないこと」
とアドバイス。

また、方言や言葉の癖など「患者の言葉」で話をするよう心掛け、
「難しい言葉でも、ゆっくり、はっきり話すことで、患者の理解
は深まる」
と、会話のこつを語った。さらに、
「医師にとって、診断の正しさを確証できる検査結果はうれしい」
が、検査結果が出る前日は眠れない患者も多いことから、
医師と患者の間にある溝を指摘し、
「検査結果の『異常なし』はめでたいこと。一緒に喜ぶべきだ」
と述べた。

矢吹委員はこのほか、割りばしを活用した骨折の症状の説明方法や、
患者に分かりやすく病状を伝える「なっとく説明カード」など、
コミュニケーション上の“技”を披露した。

■「患者は自分の体の専門家」

三浦純一委員(公立岩瀬病院医局長・外科部長)は、治療中の
患者には心の揺れがあるため、相手の心の動きに配慮した
「ポライトネス・ストラテジー」の必要性を強調。

対人コミュニケーションには、率直にすべてを話してほしいという
「親近欲求」と、表現を緩和した告知をしてほしいという
「不可侵欲求」の2つの基本的欲求があるとし、敬語や婉曲表現
の使い分けなどについて説明した。

また、三浦委員は
「患者は自分の体の専門家だ」
というシュバイツァー博士の言葉を引用し、
「医療の専門家である医療スタッフと、自分の体の専門家である
患者とその家族は、同等の立場でチーム医療に参加すべきだ」
と強調。

そして、双方の視点からコミュニケーションを考えた上で、
「患者側が自分の意志で最適な診療を選択し、
医療者から詳しい説明を引き出すことも重要なスキルだ」
と述べた。

このほか、照明の明るさや座る位置関係、首をかしげるといった
動作など、言葉の面以外の配慮の重要性にも言及した。

■「患者も自分で勉強する時代」

和田ちひろ委員(患者支援団体「いいなステーション」代表)は、
過去に理解できなかったことのある医療用語について、37の
患者団体を対象にインターネット上で実施した調査について説明。
理解できなかった理由として、

▽耳で聞くだけでは分からない
▽言葉自体は分かるが、意味が理解できない
▽日常で使う意味とギャップがある

―の3つを挙げた。

耳で聞くだけでは分からない言葉については、略語や同音異義語
などがあり、「みんぜん(睡眠の前)」と略語を使われたことや、
「かんかい(寛解)」を「完快」と思い込み、治ったと勘違いした
など、個々のケースについて説明した。

また、治療を始めたばかりの「新人患者」と病院の言葉に慣れて
いる「先輩患者」では知識量に差があることから、
「新人患者向けの手引が必要」
だとし、病気によって言葉が異なる場合もあるため、疾患別の
マニュアルの必要性にも言及した。

さらに、患者用の図書館の重要性に触れ、
「お任せ医療から、患者も自分で勉強する時代になった」
と述べた。

■「医者と患者はダンスを踊るようなもの」

全体討議では、同研究所の吉岡泰夫上席研究員の司会で、
4人の委員が場内からの質疑に応じた。

一刻を争う救急の現場で、特にインフォームドコンセントに苦労
しているという救急隊員は、

「心室細動だった場合、すぐに電気ショックをしたいが、
それには必ず家族らの了承が必要になる。
心室細動がどういうもので、なぜ電気ショックが必要なのかを
説明するのに大変苦労している」

として、短時間で的確に伝える方法についてアドバイスを求めた。

これに対して三浦委員は、
「このまま放っておくと、どんなことが待っているかを理解して
もらい、すぐに実行に移す必要性を分かってもらうことが
大切ではないか」
と強調した上で、

「救急の現場では、特に搬送先が見つからない場合の説明が
難しい。それぞれの場面を想定した問答集のようなものを考えて
おく必要があると思う」
と述べた。

また、矢吹委員は
「80歳代の人には、わたしだったら『心臓麻痺』と言う。
正確ではないが、意味は伝わるのではないか。
年代によって、使う言葉が違うこともある」
と指摘した。

コミュニケーションの問題について、和田委員は
「患者も医療者の心の動きに配慮できればよいのではないか」
と患者側の立場から発言。

医療者との信頼関係が構築された結果、
「分かっていれば教えてくれるのだから、今言わないということ
は何か言えない理由があるのか。もしかしたら先生も分からない
のかもしれない」

と、逆に医師に聞きづらくなった経験を話し、
「お互いの“弱さ”というか、不確実性の共有ができるように
なれば、本当の意味での信頼関係ができるのではないか」
と指摘した。

三浦委員は
「患者が治療の覚悟をしたら、わたしたち医師も覚悟を決める。
最期まできちんと面倒を見て、『ご臨終です』と言うまで、
何年かかるか分からないが、その間、ずっと患者を支えるという
覚悟が必要になってくる。その覚悟の共有ができれば、
コミュニケーションの問題はうまくいくと思う」

と強調。矢吹委員は
「医者と患者はダンスを踊るようなもの。医者が少しだけリード
するのかもしれないが、一緒に付くことで病気の治療が進む
のではないか」
と述べた。

更新:2009/03/09 22:06 キャリアブレイン

◇ ◆ ◇ ◆ ◇

2009(平成21)年02月09日(月)
医療介護CBニュース(キャリアブレイン)
トップ>ニュース>医療一般

「病院の言葉」を明解に―国語研が都庁で講演
https://www.cabrain.net/news/article.do?newsId=20531&freeWordSave=1

難解な医療用語を分かりやすく―。
医療者と患者のコミュニケーションの向上を図るため、
2007年に設立された独立行政法人国立国語研究所の
「病院の言葉」委員会。昨年秋にまとめた中間報告では、
「炎症」や「エビデンス」など57語について伝達の工夫を提案
した。3月の最終報告発表を間近に控え、同研究所研究開発部門
言語問題グループ長の田中牧郎氏がこのほど、東京都庁で医療者
を前に講演した。



田中氏は
「これ(提案)がマニュアルとして受け止められるとまずいので、
あえて言葉はこのぐらいに限り、考え方を示した。
あとは現場で応用していただきたい」
と語った。

中間報告で提案された57語の選定の経緯はこうだ。
まず、同委員会が現場の医師に実施したアンケートで、
医療者が患者とのコミュニケーションで問題があると感じている
言葉を調査。その結果、800種類の用語が寄せられた。

その800語を分析したところ、
(1)患者に言葉が知られていない
   (「重篤」や「日和見感染」など)
(2)患者の理解が不確か
   (「炎症」や「ショック」など)
(3)患者に理解を妨げる心理的負担がある
   (「腫瘍」や「予後」など)

―の主に3つに分類された。

それぞれの用語を各類型に当てはめる目的で、選定した100語
について、非医療者を対象にさらに調査を行った。

中間報告では、(2)を理解度と認知度の観点から、

▽意味が分かっていない
▽知識が不十分
▽別の意味と混同

―の3つに細分化。その上で、
(A)日常語に言い換える
(B)明確に説明する
(C)重要で新しい概念を普及する

―の3つの工夫を示し、さらに100語の中から選んだ57語に
ついて提案した。
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「モックンになりたい」志願急増…耐えられず辞める人 現実の「おくりびと」 [2009年03月09日(Mon)]
2009(平成21)年03月09日()
ZAKZAK(産経新聞社)
ホーム>社会

「モックンになりたい」志願急増…
耐えられず辞める人 現実の「おくりびと」
http://www.zakzak.co.jp/top/200903/t2009030925_all.html

米アカデミー賞外国語映画賞を受賞した
「おくりびと」(滝田洋二郎監督)
の影響で
「モックン(主演の本木雅弘)みたいになりたい」
と、納棺師を目指す若者が増えているという。

だが、業界関係者は
「映画みたいに状態のいい遺体ばかりじゃない。
受け入れられず、辞めていく新人は後を絶たない」
と語る。

誰にも看取られなかったり、傷ついた亡きがらを弔うことこそ
「納棺師の腕の見せどころ」(同)。
現実の「おくりびと」は、どんな仕事なのか。

「映画をうのみにしてもらうと困る。公開後から
『収入が安定しているようだ』
と、この業界を希望する人の相談を受けることが増えたが、
実際の仕事内容を伝えると『じゃあ、いいや』となる」

と語るのは、神奈川県内の葬儀社に勤務する中堅営業マン。

「そう多くはないが、孤独死や自殺、点滴の跡がたくさんある人
など、状態の悪い遺体を引き受けるのも葬儀社の大事な仕事。
新人は心理的に耐えられない人と、そうでない人に分かれる。
前者はすぐに辞めるが、後者は長続きする」(同)。

5年間の長期取材で、ベールに包まれた葬儀ビジネスの真実を
著書「死体の経済学」(小学館101新書)で明らかにした
窪田順生氏も

「(遺体との直面は)根性で解決する問題ではない。
人としての耐性の問題。興味本位で入った人は、たいてい辞める。
ただ、女性のほうが遺体を物体として見ることができるので
残る割合が高い」

と語る。

窪田氏はさらに

「映画のような“儀式”だけでなく、たとえば、末期がんで
苦しんで亡くなった人の表情をいかにやさしい顔に戻すかと
いった『修復』に重きを置くのが納棺師です」

と言う。

前出の営業マンは

「時間のたった遺体は鬱血した状態になり、顔面が黒に近い紫色
になる。太っている人が暑い時期に亡くなった場合、
ドライアイスが全身に回りきらず、すぐに色が変わったり膨れたり
する。そのときに素早い判断と対処ができるのが納棺師。
遺体の“目利き”になるには経験が必要なんです」

と語る。業界における納棺師は「職人」であり、
「ぽっと出では、お話にならない」
のだ。

また、窪田氏は
「必ずもうかるビジネスではない」
とも言う。葬儀代は地域の習慣で決まる面が大きく、
統一的な市場価格があるものではないからだ。

そのため、

「大手葬儀社の中には葬儀代金に納棺代を含んでいない
会社もある。
納棺師は葬儀社からアウトソーシングを受ける形になるが、
棺に納めるだけで5,000円という地域がある一方、
地方では僧侶のお布施と同じ扱いで20万−30万円を支払う
所もある」。

そもそも、
「死化粧は生きている人の化粧とまったく違う。
数をこなす必要があり、若者が志すのは悪いことではないが、
1−2年で1人前になれるものではない」(窪田氏)。

映画と現実には、やはり大きな違いがあるようだ。

ZAKZAK  2009/03/09
野田聖子大臣がNPO法人東京自殺防止センターを視察(日テレ/NEWS ZERO) [2009年03月09日(Mon)]
先ほど、日テレ『NEWS ZERO』を興味深く観た。

昨晩、野田聖子内閣府特命担当大臣が、
NPO法人東京自殺防止センターを視察された。
野田大臣のコメントがうれしく、勇気づけられた。



自死(自殺)対策は官民を挙げての取り組みが必要だが、
言うまでもなく、民間団体の果たす役割はたいへん大きい。

先輩のNPO法人東京自殺防止センターをはじめ、
全国各地で地道にがんばっている民間団体の働きを
野田大臣をはじめ、多くの方々により理解し、評価して
いただけたならば、たいへんありがたい。

創設者の西原由記子さんや加藤所長のお顔を拝見し、
あらためて士気が上がった。

以下、FNNニュース及び
『平成20年版 自殺対策白書』の前文より引用

*******

2009(平成21)03月09日(月)
FNN(フジニュースネットワーク)
www.fnn-news.com >政治一覧

野田自殺対策担当相、東京都内で自殺防止活動を行うボランティア団体を視察
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00150871.html

野田聖子自殺対策担当相は9日夜、東京都内で自殺防止活動を
行うボランティア団体を視察した。

野田大臣が訪れたのは、新宿区大久保にある
NPO法人「東京自殺防止センター」で、午後8時の受け付け
開始と同時に、相談の電話が相次いだ。

警察庁によると、2008年の1年間の自殺者数は
3万2,194人と、11年連続で3万人を上回っている。

野田大臣は

「電話が鳴った時に、胸を締めつけられる反面、お電話に出られて
いるボランティアの人を見て、本当にありがたいなと、そういう
思いがしました」

と話した。

職員が野田大臣に対して、

「聞き手となるボランティアになりやすい社会にしてほしい」

と要望するなど、政府の早急な対応が宿題となった視察となった。

(2009/03/09(月)23:11)



自殺対策白書の刊行に当たって
http://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/whitepaper/w-2008/html/honpen/part1/s1_0_01.html



内閣府特命担当大臣 野田 聖子

現代社会はストレス過多の社会です。少子高齢化、価値観の多様化
が進む中で、核家族化や都市化の進展に伴い従来の家族、地域の
きずなが弱まりつつあり、誰もが心の健康を損なう可能性があり
ます。内閣府が実施した「自殺対策に関する意識調査」では、
周りに自殺をした人がいると答えた人は約3分の1、今までに
本気で自殺したいと思ったことがあると答えた人は約2割に
のぼり、この結果からも、「自殺」は特別なことではなく、
身近な問題として考える必要があります。「自殺」はややもすれば
隠されがちであり、偏見を持つ人も少なくありませんが、真正面
から議論していかなければならない課題であり、国民一人ひとり
が自らの問題として受け止め、自殺予防の主役として取り組んで
いかなければなりません。

我が国では、平成18年に制定された自殺対策基本法及び昨年6月
に策定された自殺総合対策大綱に基づき、関係府省が連携した
自殺対策の総合的な取組が開始されましたが、平成19年における
自殺者数は33,093人と、平成10年以降10年連続して3万人を
超える高い水準で推移しています。このような事態を政府としても
深刻に受け止め、これまでの施策のフォローアップと最近の自殺の
動向を踏まえて、本年10月には自殺総合対策大綱の見直しを行い、
更なる自殺対策の推進を図っているところです。

世界保健機関が
「自殺は、その多くが防ぐことのできる社会的な問題」
であると明言しているように、自殺は社会の努力で避けることの
できる死です。国、地方公共団体及び民間団体が一体となって自殺
対策に取り組めば、必ず効果は出てくるものと確信しています。
うつ病等の精神疾患の対策と併せ、長時間労働を余儀なくさせて
いる働き方の見直しや何度でもやり直しができる社会の形成など
社会的な要因に対する働きかけに取り組み、自殺対策を総合的に
推進し、自殺を考えている人を1人でも多く救うことにより、
我が国を「生きやすい社会」に変えていきたいと考えています。

2回目の刊行となる本年の白書においては、我が国の自殺の現状や
平成19年度から20年度前半にかけて政府が講じた施策について
報告するとともに、自殺対策に関する意識調査の結果や地方公共
団体、民間団体の取組をわかりやすく紹介しています。

本白書が、関係者の皆様を含め、国民の皆様の自殺対策に対する
理解と関心を深める一助となれば幸いです。

平成20年10月

◇ ◆ ◇ ◆ ◇

2009(平成21)年03月08日
日本テレビ
トップ>NEWS ZERO>お知らせ

東京自殺防止センターの電話番号
http://www1.ntv.co.jp/zero/oshirase/2009/03/post_40.html

3月10日(火)の放送で、
その活動を紹介した「東京自殺防止センター」
相談電話番号は…
 
03−5286−9090
年中無休 夜8時〜翌朝6時

全国にある他の自殺防止センター

● 国際ビフレンダーズ 大阪自殺防止センター
 06−4395−4343 (24時間:年中無休)

● 国際ビフレンダーズ 宮崎自殺防止センター
 0985−77―9090
 (毎週日曜・水・金曜、夜8時から 夜11時まで)

● 国際ビフレンダーズ 熊野自殺防止センター
  0597−92-2277
  (毎週金曜、夜7時から 夜11時まで)

※ 相談員(ボランティア)になりたい方のお問い合わせ

  東京自殺防止センター 事務局まで
  03−3207−5040

*******

以上、引用終わり
「心の病」でも「休業保障」OK 日本生命が初の保険(J-CASTニュース) [2009年03月09日(Mon)]
2009(平成21)年03月09日(月)
J−CASTニュース
ホーム>ニュース>経済

「心の病」でも「休業保障」OK
日本生命が初の保険
http://www.j-cast.com/2009/03/09037310.html

日本生命保険は、ケガや病気などで長期間働けなくなった社員に
保険金を支払う「就業不能保障保険」に、「心の病」による休業時
も保障する「メンタル休業特約」を追加した新商品を投入する。

うつ病などの「心の病」にかかった社員に対して就業不能保障を
適用するのは、生保業界では初めてという。
2009年4月にも取り扱いを開始する。

100億〜1,000億円の市場規模見込める

就業不能保障保険は、日生と企業が契約する団体生命保険の
ひとつで、妊娠や出産などで長期に休む社員を保障する保険。
企業が保険料を支払い、対象者が出た場合、日生が企業に保険金
を支払い、企業から対象者に保険金を支払う仕組み。

同社が取り扱っている「就業不能保障保険」の保有契約件数は、
52,307件(2007年度)だが、現行の保険は、ケガや病気、
出産などによる入院で長期間就業できない社員が対象だった。

新商品は「メンタル休業特約」を付ければ、うつ病などの
「心の病」にかかった社員が、休んだ期間に応じて保険金を
受け取ることができる。

今回、保険金の受け取り限度期間を現行の24か月から
36か月に拡大するほか、10万円の死亡給付金をなくすなど、
わかりやすい商品にした。

また、難問だった「心の病」の認定も、
「通常の入院時などと同じように診断書を提出してもらって査定
する」(広報部)

と話している。

日生は
「米国などのケースを見ても、就業不能保障保険の市場規模は
100億から1,000億円は見込める」
と、期待している。

景気悪化で「ニーズありそう」

こうした新商品を投入する背景には、生保業界が保険料収入の
落ち込みに歯止めがかからないことがある。
就業不能保障保険は損害保険の「領域」に近く、競合も激しい。
保険料収入に占める割合もごくわずかだ。

一方、企業側は景気悪化でリストラを余儀なくされている。
人員削減は、切られた社員もつらいが、残された社員の過重労働
などの「しわ寄せ」、ひいてはメンタルヘルスも心配だ。
企業のニーズも見込めそうで、生保業界でも同様の商品が広まり
そうだ。

2009(平成21)年03月09日(月) J−CASTニュース
気持ちの問題だけじゃない! やる気が出ない病気(ゲンダイネット) [2009年03月09日(Mon)]
2009(平成21)年03月09日(月)
ゲンダイネット(夕刊紙日刊ゲンダイ)
トップ>健康>【すこやか生活術】

【すこやか生活術】
気持ちの問題だけじゃない! やる気が出ない病気
http://gendai.net/?m=view&g=kenko&c=110&no=17608

重大病など“体の異常”が潜む

歌手の宮路オサム氏は、1年くらい
「やる気が出ない、意欲がわかない」
という状態が続き、何かおかしいと思っていたら、
実はすい炎だったという。

このように「やる気が出ない」が、単なる気持ちの問題ではなく、
体の異変によることがあるのだ。
「三木内科クリニック」の三木治院長に聞いた。

「最近注目を集めているのが“警告うつ病”です」

Tさん(56歳)はバリバリの仕事人間だったが、5カ月ほど
前からやる気が出ず、何より最優先させていた仕事に身が入らなく
なっていた。笑うことが少なくなり、集中力の低下も顕著だった。

一度精神科を受診した方がいいんじゃないかと思っていた矢先に、
狭心症の発作を起こして救急車で病院に運ばれた。

「意欲の低下などのうつ病の症状が、実は内臓の病気の前兆
だった、というケースを“警告うつ病”といいます。
Tさんの“やる気のなさ”は狭心症の前兆でしたが、
多く見られるのはすい臓がんです。
すい臓がんはなかなか見つけにくいがんなのですが、うつ症状で
来院され、いろいろ検査したらそうだった、という例は
珍しいことではありません」

逆のケースもあるという。胃潰瘍や腸炎が治ったと思ったら、
その後、やる気を著しく喪失し、うつ病治療が必要になった。

やる気のなさの陰に糖尿病が隠れていることがある。
Sさん(46歳)は体に力が入らず、何をするにもおっくうで
やる気が起こらなかった。
心配した妻に付き添われ、個人病院を受診したが、
「ストレスが強いのだろう」
と精神安定剤を処方されるだけ。

今度は別の総合病院を訪れた。さまざまな検査で、糖尿病が
分かった。

「糖尿病の自覚症状のひとつに全身の倦怠(けんたい)感が
あります。これを人によっては、やる気が出ない、と受け取る
場合がある。糖尿病以外に、肝臓病や腎臓病でもやる気のなさが
症状として出ることがあります」

妻の“異変”に気が付いたのはYさん(59歳)。
掃除や料理がまったく手抜きになったのだ。
好きだった庭の手入れもやらなくなったので、荒れ放題に。
最初はうつ病を疑ったが、次第にボケ症状が出てきて、
アルツハイマーが判明した。

「認知症でもしばしば、やる気のなさが出てくることがあります。
進行すると、記憶・認知障害、言語理解の困難などが出てきます」

一時のやる気のなさなら問題ないが、続くようなら、
体を徹底的に調べた方がいい。

2009年03月09日(月) ゲンダイネット
爆弾製造準備容疑で逮捕…16歳「心の闇」深く(読売新聞/北海道) [2009年03月09日(Mon)]
2009(平成21)年03月09日(月)
読売新聞
ホーム>北海道発>企画・連載

追う 北海道
爆弾製造準備容疑で逮捕…16歳「心の闇」深く
取り調べに淡々と◆反省の言葉なく
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/feature/hokkaido1197600789502_02/news/20090309-OYT8T00325.htm

自宅で製造した爆弾で同級生の殺害を計画したとして、
札幌市内の道立高1年の男子生徒(16)が殺人予備容疑で
逮捕されてから10日余り。

男子生徒の拘置は、爆弾製造発覚の端緒となった同級生への脅迫
容疑での逮捕以来、少年事件としては異例の約1か月間に及んで
いるが、長期にわたる取り調べでも、16歳の「心の闇」は未解明の
まま。

札幌地裁は拘置の再延長を認め、9日以降も取り調べは続けられる。

(小豆畑栄、矢野由希子)

■殺害計画に開き直り

捜査幹部によると、男子生徒は先月6日に脅迫容疑で札幌西署に
逮捕されて以来、取り調べには落ち着いた様子で応じ、受け答え
も素直でしっかりしているという。

爆弾材料の入手先も、薬局や大型量販店、インターネットでの
通信販売などを細かく挙げ、捜査関係者は
「取り調べはしやすい」
と明かす。

しかし、同級生の殺害を計画した動機に触れると、
「何が悪いんですか」
「人を殺してはいけないんですか」

などと淡々とした調子で開き直るだけ。事件について反省の言葉
を口にすることもなく、捜査関係者は

「我々の年代には理解できない」
とため息をつく。

■戸惑う学校

男子生徒はこれまでの調べに対し、
「世の中がおもしろくないので自殺しようと思った」

として、爆弾は
「自分をバカにした連中を殺すため」
と供述。

このため、男子生徒が通う学校では、いじめがあった可能性も
あるとみて、事件後も生徒からの聞き取り調査などを行って
きたが、そうした事実は見つかっておらず、学校側も戸惑いを
隠せない。

捜査関係者によると、男子生徒は昨年12月頃から、授業中に
大声を上げるなど精神的に不安定になり、今年1月には学校を
無断欠席することもあったという。

捜査関係者は、特定の生徒に向けられた衝動というよりは
「高校全体に対する不満を募らせた結果」

との見方を強めている。学校側は
「思春期における成長の過程と判断していた」
という。

■自宅では別の顔

これまでおとなしいとされてきた男子生徒だが、自宅では激しい
気性をみせることもあったという。

捜査関係者によると、男子生徒は普段は自室にこもりがちで、
爆弾製造のための材料を集め始めた頃からは、部屋に入ろうと
する家族に対して強い口調で怒るようになっていたという。

きちょうめんな一面もあり、同署が先月、男子生徒の自室を捜索
した際、クローゼットには、段ボール4箱に爆弾の材料を丁寧に
保管していた。

薬剤の分量を計測するはかりや、材料を混ぜ合わせるすり鉢など
も用意しており、すでに調合作業などを始めていた。

学校側は、男子生徒の逮捕直前、無断欠席を心配した担当教諭が
家庭訪問を行っている。しかし、男子生徒は普段と変わらず、
同席した家族からも
「大丈夫ですから」

と言われたため、無理に登校を勧めずに、引き続き経過をみること
にしたという。

◆動機解明に生徒の心解きほぐす作業必要
… 作田明・聖学院大客員教授(犯罪心理学)の話

「未成年者が、自分の気に入らないものを
『目の前から消したい』
と口にすることはよくあることだが、そこから実際に人を殺すと
いう結論を出すには論理の飛躍がある。

大人と異なり、少年は精神的に未発達で物事に対する興味や関心の
幅が狭く、思いやりや共感性に欠ける部分もある。真相解明には
男子生徒の話を丁寧に聞きながら、心の中を解きほぐす必要が
ある」

(2009年03月09日 読売新聞)
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