悩める国ニッポン〜大都会の精神科救急24時(毎日新聞)
[2009年01月24日(Sat)]
2009(平成21)年01月24日(土)
毎日新聞 東京夕刊
トップ>エンターテインメント>芸能
ワイド視聴室:「報道発 ドキュメンタリ宣言」 悩める国ニッポン〜大都会の精神科…
http://mainichi.jp/enta/geinou/news/20090124dde012200066000c.html
◆「報道発 ドキュメンタリ宣言」
悩める国ニッポン〜大都会の精神科救急24時
テレビ朝日系=26日午後7:00
◇病んだ心と向き合う病院
息が詰まる社会なのか、生きづらい世の中なのか。日本列島には
今、心を閉ざし心を病む老若男女が増えている。
何らかの精神疾患で通院する人は全国で300万人を超えると
いう。
とかく偏見にとらわれ、精神科病院も郊外が多いのが現実だが、
昨年秋、大阪市大正区にオープンした「ほくとクリニック病院」は
街のど真ん中。しかも24時間、救急患者を受け入れる前例のない
取り組みをしている。
その内部に密着した取材は3つの意味で衝撃的だ。
1つはうつ病、統合失調症、アルコール依存症、認知症など
さまざまな患者の病態が想像以上にリアルに映されていること。
怖いと感じる人もいるだろうが、正しく冷静に病気を理解する気が
起きてくる教育的な効果がある。
2つ目は素顔をカメラに見せる人も含め多くの患者自身と家族が
取材に応じたこと。必死で生きようとする姿が胸を打つ。
難しいが、社会から隔離、の時代ではない。
3つ目は医師、看護師を含めた病院側の懸命さがなまなかではない
こと。心身ともに患者との格闘だ。
澤温(さわゆたか)院長(61)の
「患者の笑顔が見られたら大丈夫」
という言葉に、ホッとするものを感じた。【網谷隆司郎】
毎日新聞 2009年01月24日 東京夕刊
毎日新聞 東京夕刊
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ワイド視聴室:「報道発 ドキュメンタリ宣言」 悩める国ニッポン〜大都会の精神科…
http://mainichi.jp/enta/geinou/news/20090124dde012200066000c.html
◆「報道発 ドキュメンタリ宣言」
悩める国ニッポン〜大都会の精神科救急24時
テレビ朝日系=26日午後7:00
◇病んだ心と向き合う病院
息が詰まる社会なのか、生きづらい世の中なのか。日本列島には
今、心を閉ざし心を病む老若男女が増えている。
何らかの精神疾患で通院する人は全国で300万人を超えると
いう。
とかく偏見にとらわれ、精神科病院も郊外が多いのが現実だが、
昨年秋、大阪市大正区にオープンした「ほくとクリニック病院」は
街のど真ん中。しかも24時間、救急患者を受け入れる前例のない
取り組みをしている。
その内部に密着した取材は3つの意味で衝撃的だ。
1つはうつ病、統合失調症、アルコール依存症、認知症など
さまざまな患者の病態が想像以上にリアルに映されていること。
怖いと感じる人もいるだろうが、正しく冷静に病気を理解する気が
起きてくる教育的な効果がある。
2つ目は素顔をカメラに見せる人も含め多くの患者自身と家族が
取材に応じたこと。必死で生きようとする姿が胸を打つ。
難しいが、社会から隔離、の時代ではない。
3つ目は医師、看護師を含めた病院側の懸命さがなまなかではない
こと。心身ともに患者との格闘だ。
澤温(さわゆたか)院長(61)の
「患者の笑顔が見られたら大丈夫」
という言葉に、ホッとするものを感じた。【網谷隆司郎】
毎日新聞 2009年01月24日 東京夕刊