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NPO法人宮崎自殺防止センターを応援したい

NPO法人国際ビフレンダーズ 宮崎自殺防止
センターでボランティア活動を始めました。
いろいろと勉強中です。

なお、このブログは、自死等の相談に応じるものではありません。


NPO法人宮崎自殺防止センター
■ TEL 0985(77)9090
■ 毎週 日・水・金曜日
   午後8時から午後11時まで(3時間)


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諫干・佐賀地裁判決(毎日新聞) [2008年12月28日(Sun)]
2008(平成20)年12月28日(日)
毎日新聞 西部朝刊
トップ>オッショイ! 九州>社会

NEWSフロントライン:’08プレーバック/3 6月27日
◇ 諫干・佐賀地裁判決
◇ 開門請求で勝訴確信−−理論、展望、証拠が一気にそろった
http://mainichi.jp/seibu/shakai/news/20081228ddp041040008000c.html

国営諫早湾干拓事業(諫干)で閉め切られた潮受け堤防を
5年間開門するよう国に命じた6月27日の佐賀地裁判決。
周囲には驚きが漂ったが、原告弁護団は「勝訴」を確信
していた。【姜弘修】

「開門を撤去の一部請求とすればいい」

佐賀市で07年5月2日にあった弁護団会議で、塩澄哲也弁護士(39)
が発言した。難航も予想された議論は、この一言で一変した。

02年に国に工事差し止めを求めて提訴。原告は佐賀、福岡、
熊本、長崎の有明海沿岸4県の漁民ら約2500人に拡大した。
完工が迫った06年11月に「堤防の撤去か開門」と変更していた。

諫干を巡っては、04年に佐賀地裁が工事差し止めの仮処分命令を
出したものの、05年に福岡高裁が取り消し、最高裁で確定。
そして公害等調整委員会(公調委)も原因裁定で、漁業被害を訴える
漁民側の申請を退けた。堤防閉め切りと有明海異変に因果関係が
あるとの主張は、退けられ続けていた。

因果関係を示す証拠を導くのに必要な中・長期開門調査の決定権は、
訴訟相手の国が握っている。国の主張を認めた判例を覆すのは
難題だった。

塩澄弁護士の主張は
「堤防撤去は無理でも、被害の一部回復が見込める開門は
認めるべきだ」
と訴え、諫早湾近傍部(佐賀県太良町、長崎県島原市)の被害を
立証すれば開門命令を引き出せる、というものだった。

「これで、理論、展望、そして証拠とすべてが一気にそろった」
と出席者は振り返る。

実は、公調委裁定の基礎となった専門委員(研究者4人で構成)
の報告書は、諫早湾近傍部の環境悪化と閉め切りとの因果関係を
明確に肯定していた。

仮に開門されれば、海況の回復が見込まれるだけでなく中・長期
開門調査も可能になり、有明海全域の再生にも展望が開ける−−。

無報酬の弁護団の実働部隊は馬奈木昭雄団長(66)ら25人。
手分けして漁民の証言を丹念に集めていた。魚介類の激減状況や、
生活苦が原因とみられる自殺者も出た窮状……。
弁護団は堤防閉め切りの97年以降に自殺した漁民ら20人の
リストを、農水省担当者に突きつけたこともある。

「これでいける」。
会場は拍手に包まれた。戦略は即座にまとまり、弁護団は
547ページの最終準備書面を仕上げて07年12月、佐賀地裁に
提出。国も最終準備書面で反論し、08年1月25日に結審した。

判決当日。言い渡しを待つ馬奈木団長は別の弁護士に言い切った。
「準備書面を読み返したが、これで負けるはずはない」

神山隆一裁判長の主文言い渡しが始まって間もなく、原告席の
弁護団は静かに握手を交わした。漁業被害が認められたのは、
諫早湾近傍部の漁民原告50人。狙い通りだった。

今、弁護団の堀良一事務局長(55)は
「裁判所を『清水の舞台』の端まで導いたという確信はあった」
と打ち明ける。
「でも、最後に裁判官の背中を押したのは、漁民の訴えと
世論ですよ」

判決文末尾の異例の付言に、裁判所の思いがほの見える。
「本判決を契機に、速やかに中・長期開門調査が実施され、
適切な施策が講じられることを願ってやまない」

国、原告の双方が控訴し、福岡高裁で係争が続いている。

==============

■ ことば

◇ 諫早湾干拓事業
農地造成と防災を目的に、86年着手。97年4月に
長崎県・諫早湾央部の潮受け堤防(長さ約7キロ)で
干潟を含む約3500ヘクタールを閉め切り、湾奥部に
2つの干拓地と淡水の調整池を設けた。
総事業費2533億円。672ヘクタールの干拓地では
41団体・個人が営農。開門について行政の対応も分かれ、
長崎県は
「被害や悪影響をもたらすのは明確。何としても避けたい」
(県幹部)との立場。一方、佐賀、熊本県は賛成している。

毎日新聞 2008年12月28日 西部朝刊
「リストラで年が越せない」 「いのちの電話」に悲痛な叫び続く(MSN産経ニュース) [2008年12月28日(Sun)]
2008(平成20)年12月28日(日)
MSN産経ニュース
ニューストップ>経済・IT 産業・ビジネス

「リストラで年が越せない」 「いのちの電話」に悲痛な叫び続々
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/081228/biz0812282311004-n1.htmhttp://sankei.jp.msn.com/economy/business/081228/biz0812282311004-n1.htm

「リストラにあって、年が越せない」。
雇用不安を背景に、自殺予防の相談を受ける全国の
「いのちの電話」に、切実な訴えが相次いでいる。自殺を
ほのめかすケースも目立つが、ボランティア不足などから
電話がつながりにくい状態が続く地域もあり、団体側は対応に
苦慮している。

「パート契約を切られたが次の仕事がない」。
北九州のセンターには雇用不安を訴える電話が続々と寄せられる。
全体の相談件数は減少傾向にあるものの、自殺をほのめかす電話
に限っては、昨年約1200件だったのに対し、今年は約1700件
にまで増えた。担当者は
「年末年始でますます増えるだろう」。

「いのちの電話」は昭和46年、東京に開設されたのを皮切りに
現在は全国49カ所で約7500人(昨年)の相談員がボランティア
で相談に乗っている。

京都のセンターにも景気悪化を背景に
「切羽詰まった電話が増えた」
というが、相談員不足ですべてに対応できないという。
1日平均約75件の相談を受けるが、これはかかってくる電話の
2〜5%程度だ。

首都圏のあるセンターでも、慢性的な人手不足は同じ。
「ほとんど電話がつながらない」
との苦情が、補助金を出してくれる役所にまで寄せられているという。

2008.12.28 23:10
練炭無理心中/身勝手の犠牲は子(朝日新聞/奈良) [2008年12月28日(Sun)]
2008(平成20)年12月28日(日)
朝日新聞
asahi.com>マイタウン>奈良

練炭無理心中/身勝手の犠牲は子
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000000812280002



母親が練炭で無理心中を図った団地=奈良市中登美ケ丘1丁目

◎ 取材ノートから 年末回顧 ◎

「息子の将来を奪ってしまった。どんなに後悔してもしきれない」。
10月、奈良地裁法廷の被告席。母親(48)の目から涙が
こぼれ落ちた。

その約4カ月前。練炭自殺の報を聞き、奈良市中登美ケ丘の団地に
向かった。母親が自宅寝室で練炭を燃やして無理心中を図り、
中学2年の長男(当時13)が一酸化炭素中毒で亡くなった。

長男が通っていた中学校に取材した。おおらかな性格で、
誰からも好かれ、ソフトテニスの部活に励んでいた――。
学校生活を満喫している様子がうかがえた。

公判で母親は動機をこう語った。
「生活苦から将来を悲観した。私が死んだら、息子が悲しむ。
1人残して死ねなかった」
「交際相手に捨てられると思った」

だが、それは母親の誤解だった。妻子がいる交際相手は
「来年1月には離婚するつもり。もっと気を使ってやるべき
だった」
と法廷で語った。

「自分勝手な心情を一方的に押しつけたにすぎず、母親の手で
理不尽に命を絶たれた被害結果は重大」。
厳しい指摘とともに、裁判長は懲役8年を言い渡した。

事件後、中学校には
「子どもの様子がおかしい」
と保護者から声が寄せられた。突然身近な仲間を失ったショック
だろうか、体調不良や不眠を訴えたという。
「子どもにも、子どもの世界があることを母親に気づいて
ほしかった」。
校長は悔しそうに言葉を吐き出した。

公判中、身勝手な理屈の犠牲になった長男の
「生きたかった」
という声が聞こえてくるようだった。
今もやるせない思いでいる。

(成川 彩)

2008年12月28日
冬の東尋坊で保護相次ぐ 派遣切られても命絶たないで(中日新聞、朝日新聞) [2008年12月28日(Sun)]
2008年12月28日(日)
中日新聞 朝刊
トップ>社会>紙面から一覧

【社会】
冬の東尋坊で保護相次ぐ 派遣切られても命絶たないで
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2008122802000055.html



東尋坊で保護された千葉県市川市の男性。途中の電車の中で
B4判履歴書の裏に遺書(手前)を書いていた=福井県坂井市で

全国で年間3万人を超える自殺者。急激な景気悪化に伴い、
自殺者が多いことで知られる福井県坂井市の東尋坊では、
特定非営利活動法人(NPO法人)が自殺志願者の保護に
懸命に取り組んでいる。11月から今月26日に保護した
8人のうち、生活に行き詰まった非正規労働者は5人もいた。

NPO法人代表の茂(しげ)幸雄さん(64)は
「自殺ではなく、東尋坊を人生の再出発の名所に」
と願い、パトロールを続ける。

このNPO法人は「心に響く文集・編集局」。元警察官だった
茂さんが2004年、自殺を思いとどまるよう呼び掛ける
文集の出版を目的にNPO法人を設立。自殺志願者を見つけて
悩み相談などに取り組んできた。

今月24日には千葉県市川市の男性(34)を保護。
男性は家電量販店の倉庫で働く派遣社員だった。
男性は派遣元から今月7日夜、量販店との契約打ち切りで
8日付の解雇と同日中の寮退去を告げられた。
ネットカフェで寝泊まりし次の派遣会社を探したが、
日当の3分の2を寮費で引かれるなど所持金は底をついた。
「このままでは年が越せない」
と絶望し2日かけて電車を乗り継ぎ東尋坊に来た。

男性は東尋坊に来る前、行政機関などに相談したが
「本当に(仕事を)探す気があるのか」
などと言われたという。
「みんなちゃんとした仕事があるから、そんなことが
言えるんだろうけど。相談してもおれが(職を探す気が
あるのか)疑われるだけ。それが悔しい…」
と唇をかんだ。

11月27日には仙台市の男性(27)が保護された。
男性は10月に三重県内の自動車製造工場に派遣された
が、1カ月後に来年3月末での契約打ち切りを告げられて
いた。

茂さんは
「行政の相談窓口で“たらい回し”とならないよう
住居と就業を一体的に支援できるネットワークを
早急に整備する必要がある」
と指摘する。

坂井西署によると、今年の東尋坊での自殺者は15人で、
11月以降では1人。

【NPO法人「心に響く文集・編集局」】
東尋坊での自殺防止のパトロールなどに取り組み、
自殺志願者を発見して悩みを聞くほか、再就職先を
あっせんするなど、再起に向けた支援も行う。
2004年4月の設立以降、08年12月1日まで
に165人を保護した。会員71人。

2008年12月28日 朝刊



2008(平成20)年12月25日(木)
朝日新聞
asahi.com>関西>広域記事

派遣切られ東尋坊へ 30代男性、遺書は履歴書の裏に
http://www.asahi.com/kansai/kouiki/OSK200812250004.html
http://www.asahi.com/kansai/kouiki/OSK200812250004_01.html
http://www.asahi.com/kansai/kouiki/OSK200812250004_02.html



東尋坊で保護された後、NPOのスタッフに身の上を打ち明ける男性(左)。
2週間ほど前、「派遣切り」にあったという=福井県坂井市

朝焼けに映える海の美しさに息をのんだ。こんな場所に自分の亡きがらを
沈めていいのかと一瞬ためらった。

クリスマスイブの24日。男性は、日本海にある断崖(だんがい)の景勝地・
東尋坊(福井県坂井市)に、出身地の千葉県から鈍行電車を2日余り乗り継いで来た。
30代、独身。東京都内の大手家電店の物流倉庫で2年間働いていたが、今月7日に
突然、人材派遣会社から契約の打ち切りと退寮を告げられた。

解雇、親友の死、蓄えがなく先行きの見えない暮らし――。
「死んだ方が楽かもしれない」
と思った。

JR福井駅に着いたのは午後11時過ぎ。胸には両親にあてた遺書があった。
東尋坊までの約30キロを夜通し歩いた。作業着にジャンパー姿。所持金は
300円しかなかった。午前4時に東尋坊にたどり着いた。足元が明るくなり、
しばらく死に場所を探した。死をためらい、東尋坊そばの観覧タワーで疲れ切って
眠り込んだ時だった。

「悩んでいるようだけど、お手伝いできますよ」。
午前11時過ぎ、地元で自殺を思いとどまらせる活動を続ける
NPO「心に響く文集・編集局」(茂(しげ)幸雄代表)
の女性スタッフに声をかけられた。
「もう大丈夫。世話はするから安心しなさい」。
茂さんの一言にNPOの相談所で男性は泣き崩れた。



東尋坊で保護された男性に、地元のNPO「心に響く文集・編集局」代表の
茂さんを通じて、身の上を聞かせてもらった。数日前から派遣労働者の自殺に
ついて取材し、保護された人がいたら本人に了解を得た上で紹介してくれるように
依頼していた。

男性は最初、うつむきながら小さい声でぽつぽつと話した。やがて、記者の目を
見ながら、しっかり話すようになった。時折、涙を浮かべることもあった。

5年ほど前に弟が事故死した。給料24万円のうち、残された弟の妻と子どもに
毎月15万円を仕送りしてきた。今春の小学校入学を機に仕送りはやめたが、
生活の蓄えは全くなかった。ネットカフェに泊まるようになった。そのカフェで
財布を盗まれ、支払いができずに無銭飲食で警察に突き出された。
父親に代金を立て替えてもらった。

同じ頃、弟と同学年だった親友が自分同様に派遣契約を打ち切られた。
連絡が取れずに実家に電話をすると「死んだ」と聞かされた。
理由を聞くと、親友の母は泣き出した。心にぽっかり穴が開いた。
同じ派遣の仕事を幾つか経験した。寮費と朝夕の食事代を差し引かれ、給料が
ほとんど残らなかったり、交通費も出してもらえなかったりした。長く続かなかった。

就職について地元の市役所などに相談したが
「本気で仕事を探しているのか」
とあしらわれた。誰も親身に話を聞いてくれない。自殺者が多いと聞いていた
東尋坊が頭に浮かび、足が向かった。

電車の移動中に遺書を書いた。所持していた紙は白紙の履歴書しかなかった。
その裏にこう書いた。

「おやじ、おふくろ、本当にゴメン。最後の最後までめいわくかけるけど、
これが本当に最後だから。いろいろやってみたし、仕事もさがしたけど
何をやってもうまくいかなかった。これ以上は無理……」

今年6月、東京・秋葉原の連続殺傷事件の現場に偶然、居合わせた。
走り込んできたトラックに目の前の男性がはね飛ばされたのを見て、119番
通報した。逮捕された容疑者が派遣社員だったとニュースで知った。
「自暴自棄になっていたのは同じ。一歩間違えば、彼になっていたかもしれない。
最低限でも生活が得られるような、人を追い込まない社会であってほしい」。
男性はそう話した。

県警坂井西署の統計では、東尋坊で年間25人前後が自殺している。
派遣労働者への契約打ち切りが全国で相次いだ11月、茂さんらNPOが
保護したのは6人。昨年の4人、一昨年の2人より多い。6人のうち4人が
職を失った派遣労働者だった。過去に保護された人の動機も
「リストラ」「借金」が主だが、例年を上回るペースで増えている。
茂さんらは坂井市などに東尋坊周辺のパトロール強化や、保護した人の生活支援を
要望している。

取材を終えると、男性は記者に
「派遣会社をやめるたびに、より劣悪な条件の会社へ移らざるを得なかった。
誰かに話を聞いてもらいたかった。話ができてよかった」
と語った。女性スタッフから
「来年はいい年にしないとね」
と声をかけられると、
「はい」
と小さな声で答えた。しばらく福井に滞在し仕事を探すつもりだ。

(田中章博)

2008年12月25日
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