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NPO法人宮崎自殺防止センターを応援したい

NPO法人国際ビフレンダーズ 宮崎自殺防止
センターでボランティア活動を始めました。
いろいろと勉強中です。

なお、このブログは、自死等の相談に応じるものではありません。


NPO法人宮崎自殺防止センター
■ TEL 0985(77)9090
■ 毎週 日・水・金曜日
   午後8時から午後11時まで(3時間)


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イラク空自撤収 「犠牲者なし」を喜べるのか(愛媛新聞社) [2008年12月19日(Fri)]
2008(平成20)年12月19日(金)
愛媛新聞社オンライン
コラム>社説

イラク空自撤収
「犠牲者なし」を喜べるのか
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/shasetsu/ren017200812198316.html

イラクに派遣されている航空自衛隊が撤収を始めた。
5年にわたる初の「戦地活動」は幕を閉じようとしている。

「1人の犠牲者もなく、人道復興支援活動の目的を達成した」
―自衛隊の本来任務に格上げされた海外派遣について、
政府や自衛隊関係者はそう評価することが多い。
が、これには「現地では」というただし書きがいる。

米国が主導するテロとの戦いの関連で、海外に派遣された
自衛隊員は、海上自衛隊のインド洋上給油を含めて
延べ2万人に上る。
派遣経験のある35人が在職中に死亡していることが
昨年11月に判明した。うち16人は自殺だった。
野党が追及しなければ表面化しなかった事実だ。
果たして「1人の犠牲者も…」と言い切れるだろうか。

今年になって自殺者は23人に増えていることが分かった。
少なくとも陸上自衛隊で1件、派遣と自殺の因果関係が
認められている。
過酷な海外任務の精神的ストレスが影響したと考えられ、
決して無視できない。

隊員が生命の危機にさらされていたのは明白だ。
2004年から2年半、イラク領内に駐留した
陸自の宿営地付近には砲撃が13回あり、敷地内に
着弾したこともあった。

陸自撤収後に任務を拡大した空自の活動も
危険は常に伴った。
武装勢力による地対空ミサイル攻撃予告などの
脅威情報を得て、輸送機の運航を30回も
中止していた。

イラク特措法がいう「非戦闘地域」と呼ぶには無理がある。
同時に「人道復興支援活動」の看板も大きく揺らぐ。

とくに空自活動は、国際貢献というよりも米軍支援に
傾いていた。
空輸した人員の大半は米軍を中心とした多国籍軍の
武装兵士とみられ、禁じたはずの武器弾薬まで
運んでいたとの疑念も残る。

名古屋高裁は空自活動を違憲と断じた。
が、政府は重い司法判断の黙殺を続ける。

自衛隊が無傷ならいいのだろうか。
イラク開戦後、米英を中心とした有志連合の死者は
4500人。
イラク人の犠牲者は民間人も含め15万人とも
100万人ともいわれる。

戦争そのものの大義は崩壊している。
開戦理由とした大量破壊兵器が発見できず、
ブッシュ米大統領ですら「最大の痛恨事」と総括した。

日本は大義なき戦争を支持したのだ。
この事実に政府はあまりにも無自覚すぎる。

イラクでの活動が終わりを迎える今こそ、
国民に見えなかった実態を明らかにするべきだ。
政府は派遣に至る経緯を含めて国会に報告し、
あらためて憲法9条との整合性を検証する
必要がある。

何の総括もないまま、新たなアフガニスタン
支援やソマリア沖海賊対策に自衛隊が
乗り出していいわけがない。

2008年12月19日(金)
子どもへの暴力防げ 宮崎市の市民団体奮闘(朝日新聞/宮崎) [2008年12月19日(Fri)]
2008(平成20)年12月19日(金)
朝日新聞
asahi.com>マイタウン>宮崎

子どもへの暴力防げ 宮崎市の市民団体奮闘
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000812190003



ワークショップで、小学生の子を持つ親たち(手前)
にも発言を求めていく西川さん(中央)
=宮崎市青島5丁目の青島小学校

小中学生や親を対象に、子どもを暴力から守るためのワークショップを
展開する市民団体が宮崎市にある。
「ライツ オブ チャイルドみやざき」。
県が把握している児童虐待などの相談件数は、年々増加傾向にある。
代表の西川かおりさん(47)は
「子どもが本来持っている権利への理解を広げていきたい」
と学校などへ足を運ぶ。

(松井望美)

「子どもには、安心、自信、自由という権利があるんです」。
11月末の夜、青島小学校(宮崎市)の教室に西川さんの声が響いた。
いじめ、誘拐、性暴力、虐待――。
様々な「暴力」から子どもが身を守るためにできること、大人が心がける
べきことを参加者も体験して学ぶ
「CAP(子どもへの暴力防止)」
プログラムの最中だった。

同小の保護者ら15人ほどが西川さんの話に耳を傾けた。ワークショップには、
子どもにかえったつもりで参加してもらおうと、互いを下の名前で呼び合う約束。
西川さんが一方的に話すのではなく、
「学校で起こり得る暴力にはどんなものがあるか」
「暴力にあっている子どもには何が必要か」
などの問いに、参加者1人ひとりが意見を出していく。

西川さんらスタッフと保護者が協力し、即興の寸劇も。
同級生にかばんを持つよう命じる子、持たされる子、それを助ける役の子に
扮して登場。どうしたらかばん持ちをやめさせられるかを、皆で考えた。

ワークショップに初めて参加した市来洋一さん(45)は、小学2年と6年の
息子の父親。
「じっくり子どもの話を聴くことがいかに大切か痛感した。
子どもからのシグナルを感じ取れるようになりたい」
と話した。



「ライツ オブ チャイルドみやざき」
は、01年に西川さんを含む4人で結成し、現在の会員は15人。
年間300回ほど同プログラムを実践している。

西川さんがCAPと出会ったのは12年前。県立図書館で何げなく手に取った
1冊の本がきっかけだった。子どもたちに暴力から身を守るための方法を伝える、
「『ノー』を言える子どもに」(童話館出版)。
タイトルを目にした瞬間、西川さんは「あれっ」と驚いたという。

「普通なら、『はい』と素直に従うのが『良い子』。それと正反対の考え方が
新鮮だった」。
ちょうど息子が保育園に入る時期で、少し自分の時間ができたため勉強を開始。
翌年には同プログラムを実践する専門家(CAPスペシャリスト)の資格も
取得した。

県こども家庭課によると、虐待などに関する相談受付件数は、
今年4〜9月で181件。
07年同期の 118件、
06年同期の  97件と比べても、
増加傾向に歯止めがかからない。

子どもを虐待する親は自分自身が虐待された体験がある人が多い、
と西川さんは見る。そうした保護者にも寄り添い、虐待をやめさせる支援
ができるネットワークを作っていくことが今後の課題という。



「ライツ オブ チャイルドみやざき」
は先月、朝日新聞社と朝日新聞厚生文化事業団の
「子どもへの暴力防止プロジェクト助成」
の対象団体に選ばれた。助成金をもとに、来年からは虐待をしてしまう
親や児童相談所などの職員向けに、
「虐待をやめる、やめさせる」
ための方法を学ぶ研修会などを開く予定だ。問い合わせは同団体事務局
(080・6429・5536)へ。

2008年12月19日
西郷隆盛直筆と鑑定 奥武さん保管の書状(紀伊民報) [2008年12月19日(Fri)]
2008(平成20)年12月19日(金)
紀伊民報
ホーム>ニュース

西郷隆盛直筆と鑑定 奥武さん保管の書状
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=159127

和歌山県白浜町中の奥武泰子さん(71)の
亡夫・実さんが家宝として保管していた巻物
が、西郷隆盛(1828〜77)直筆の書状で
あることが専門家の鑑定で明らかになった。
奥武さんは
「夫からの言い伝えが証明されてうれしい」
と喜んでいる。

書状は西郷が薩摩藩士の内山伊右衛門(1835〜68)
に送ったもので、年代は記されていないが
内容から1858年か59年と推定されるという。

西郷は薩摩藩主の島津斉彬が亡くなった後に
殉死しようとしたが、親交のあった清水寺成就院の
住職、月照(1813〜58)に諭されたとされる。

尊皇攘夷派の月照は1858年の安政の大獄で
追われる身となり、それを案じた西郷は京都から
薩摩に連れて行ってかくまうが、薩摩藩は月照を
厄介者として日向送りにする。
内密には月照を切り殺せとの命だったとされている。

西郷は月照とともに死を覚悟し、船から入水自殺を図る。
月照は死ぬが西郷は奇跡的に助かったと伝えられる。

書状には
「僧の身分にもかかわらず大義を重んじ、勤王を唱えた」
と月照をたたえ
「体を結びあって生死をともにしたが
(月照が)死んでしまったことは実に気の毒で残念」
という内容になっている。
月照が体に巻き付けた遺書にあった歌も書状に
記されている。

奥武実さんは、琉球(沖縄)の第二尚氏王朝
第14代尚穆(しょうぼく)王(1752〜94)
の子孫。
琉球王朝は薩摩とのつながりが深かった縁で
西郷の書状を保管していた。
太平洋戦争中、奥武家は戦火を避けて
王朝の家宝を守り、その中に書状があった。

実さんは、白浜町でなめこを栽培する会社を経営。
2006年に72歳で亡くなった。
生前、書状を
「世の中に知られていない西郷の巻物」
と言い伝え、家宝として大切に保管していた。

泰子さんは、テレビ番組
「開運!なんでも鑑定団」
に出演して鑑定を依頼。専門家から
「西郷自筆の書状。歴史的に新発見の資料」
と評価された。

書状は現在、泰子さん宅から別の場所に移して
保管してもらっているという。



【西郷隆盛直筆の書状(和歌山県白浜町で)】

(2008年12月19日更新)
国挙げた自殺対策を(公明新聞) [2008年12月19日(Fri)]
2008(平成20)年12月19日(金)
公明新聞
ホーム>ニュース

国挙げた自殺対策を
http://www.komei.or.jp/news/2008/1219/13309.html



木庭氏ら 野田担当相に緊急要請
野田特命担当相(左)に申し入れを
する木庭氏(右)ら=18日 内閣府

超党派の国会議員で構成される
「自殺対策を考える議員有志の会」
(尾辻秀久会長=自民党)
は18日、内閣府に野田聖子特命担当相を訪ね、
自殺緊急対策に関する要望書を手渡した。
公明党から木庭健太郎参院幹事長が出席した。

席上、木庭氏らは、日本人の自殺者数が
1998年に3万人を超えて以来、
自殺者数が高止まりしている現状に加え、
世界的な金融危機が日本を直撃している
深刻な事態を踏まえ、政府を挙げて対策を
推進するよう要望。

その上で、

@ 社会全体で危機感を共有するために
  自殺実態の緊急公表

A 市区町村に緊急相談窓口を設置

――することなどを求めた。

野田担当相は、
「力を合わせて取り組みたい」
と述べた。

2008年12月19日
東尋坊 照明自殺防止に効果(中日新聞/福井) [2008年12月19日(Fri)]
2008(平成20)年12月19日(木)
中日新聞
トップ>日刊県民福井から>福井発

【福井発】
東尋坊 照明自殺防止に効果
http://www.chunichi.co.jp/kenmin-fukui/article/kenmin-news/CK2008121902000175.html



照明灯の明かりの下、パトロールを
繰り広げる署員や観光協会員ら
=坂井市の東尋坊で



坂本憲男市長(奥中央)に照明灯増設を
要望する荒川正義会長(右から2人目)
ら=坂井市役所で

坂井西署協市長に増設要望

坂井市三国町の名勝・東尋坊での自殺者を
減らそうと設置された照明灯が効果を上げて
いるとして、自殺防止活動に取り組んでいる
坂井西警察署協議会の荒川正義会長らが18日、
坂本憲男市長に照明灯2基の増設を要望した。

この日は設置からちょうど100日目。
荒川会長ら協議会のメンバー5人と、
日下孝一署長ら署員3人が市役所を訪れた。
荒川会長は薄暮時以降に自殺しようとする人が
多いことや、近くに照明灯が設置され見やすくなった
「救いの電話」
から助けを求めるケースが増えたことを説明し、
「東尋坊の北側や南側にも照明灯を設けてほしい」
と訴えた。

坂本市長は
「東尋坊は観光の名所であり自殺の名所ではない。
照明灯の増設は前向きに考えたい」
と答えた。

同協議会などで構成する
「安全で安心な観光地づくり対策会議」
が自殺抑止策を協議したのを受け、4月から週3日、
薄暮時から約2時間、市や観光協会、坂井西署など
がパトロールを展開。
それに加えて市は9月10日、荒磯(ありそ)
遊歩道沿いに2カ所ある「救いの電話」近くに
高さ約5メートルの照明灯2基を設置した。
白色灯の自動点灯式で、薄暮時から夜明けごろまで
半径15メートルを照らしている。

同署によると、東尋坊周辺での自殺とみられる
1年間の変死者は少ない年で約10人、
多い年は約30人。今年は17日現在で15人だが、
照明灯の設置以降は昼間に1人だけ。
ここ数年9月以降の変死者は4−9人で、
減少ぶりが目立つ。

自殺しようとして保護されたのが昨年は76人
(9月以降は27人)だったのに比べ、
今年は71人で照明灯の設置後は31人に増えている。

保護時間帯は午後5−9時に集中しており、
同署では
「今後も関係機関がスクラムを組んで防止策に努めたい」
と話している。

(川口信夫)

2008年12月19日
自殺対策を考える議員有志の会(産経新聞) [2008年12月19日(Fri)]
2008(平成20)年12月19日(金)
毎日新聞 地方版
トップ>地域ニュース>福井

自殺対策を考える議員有志の会:
東尋坊のNPOも賛同、
担当相に要望書/福井
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20081219ddlk18010565000c.html

派遣社員など非正規労働者の解雇が相次ぎ、
自殺者が急増するおそれを警戒した超党派の
国会議員でつくる
「自殺対策を考える議員有志の会」
(会長、尾辻秀久参院議員)
が18日、自殺問題を所管する野田聖子
消費者行政担当相に緊急の自殺対策を取るよう
求める要望書を提出した。

要望書には全国各地で活動する自殺対策NPOも
賛同。
坂井市の東尋坊では11月に入り、派遣社員だった
若者ら4人が人生を悲観し、同地で自殺防止
パトロールに取り組むNPO「心に響く文集・編集局」
の茂幸雄理事長らに保護された。

要望書では、
政府に自殺者が自殺に至った要因を分析して
自殺対策に役立てる▽
パトロールの強化▽
保護した自殺志願者を一時収容する施設の開設▽
自殺相談員の養成−−などを求めている。

茂理事長は
「東尋坊など『自殺の名所』とされる場所には、
全国から派遣社員など多くの自殺志願者が急増中で、
水際対策としてパトロールの強化や相談所の設置が
急務だ。
政府に緊急対策をお願いしたい」
と話している。

【大久保 陽一】

毎日新聞 2008年12月19日 地方版
救急科医の志望者、わずか2.2%(医療介護CBニュース) [2008年12月19日(Fri)]
2008(平成20)12月19日(金)
医療介護CBニュース
ニュース>話題・特集

救急科医の志望者、わずか2.2%
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/19726.html;jsessionid=AEE5D264D868E86D0CC82CA30B1726BB

全国医学部長病院長会議(会長=小川彰・
岩手医科大学長)と臨床研修協議会
(理事長=矢崎義雄・独立行政法人国立病院機構
理事長)が共同で行っている「臨床研修制度」に
ついてのアンケート調査の中間集計で、
若い医師らが「医師不足」や「過重労働」と
いわれている診療科を避ける傾向にあることが、
あらためて明らかになった。
現役の医学部生、初期研修医、卒後3-5年目の
医師で、「救急科」を志望する人は全体の
わずか2.2%、「産婦人科」も6.4%にとどまった。
一方、最も志望者が多かったのは「内科」の
14.4%だった。

両団体は10月末、大学80施設、臨床研修病院
80施設の医学部生、初期研修医、卒後3-5年目
の医師、指導医、医学部長、病院長ら1万8500人に、
アンケート調査を実施し、12月5日までに
1万1800人から回答を得た(回収率63.8%)。

それによると、臨床研修制度の導入による
「総合的診療能力の変化」
について、大学病院の指導医の26.4%、
臨床研修病院の指導医の45.3%が
「高くなった」
「どちらかといえば高くなった」
と回答した。一方、大学病院の指導医の31.9%、
臨床研修病院の指導医の14.6%が
「低くなった」
「どちらかといえば低くなった」
とした。

「初期研修の必修科目」については、
大学病院の指導医の34.4%と臨床研修病院の
指導医の36.0%が
「少なくした方がよい」と回答。
「現状がよい」
と答えたのは大学病院の指導医の22.4%と
臨床研修病院の指導医の28.2%、
「多くした方がよい」
としたのは大学病院の指導医の2.0%と
臨床研修病院の指導医の2.6%だった。

また、「初期研修の期間」について、
大学病院の指導医の24.2%と臨床研修病院の
指導医の40.5%が「現状がよい」と回答。
一方、「一定の条件の下に短縮した方がよい」と
答えたのは大学病院の指導医の37.5%と
臨床研修病院の指導医の26.8%だった。

更新:2008/12/17 23:07   キャリアブレイン

がんを生きる:寄り添いびと/4 「同行二人」いつもそばに(毎日新聞) [2008年12月19日(Fri)]
2008(平成20)年12月19日(金)
毎日新聞 東京朝刊
恋愛・結婚
トップ>ライフスタイル>健康>福祉・介護

がんを生きる:寄り添いびと/4 「同行二人」いつもそばに
http://mainichi.jp/life/health/fukushi/news/20081219ddm041040040000c.html

◇ 自ら命を絶った次男、自らを支えてくれた亡夫
東京・新宿の自殺防止センターで電話相談に携わる
ボランティアは「ビフレンダー」と呼ばれる。
「友達のように寄り添う人」
という意味だ。

末期がんを患う西原明さん(79)と妻の由記子さん(74)
が30年前に大阪で始めた電話は、多くのビフレンダーに
支えられてきた。

仲間が「気丈な人」と言う雅江さん(71)も、その一人だ。

91年に24歳の次男を亡くした。大学卒業を前に突然
「留年したい」
と言い出した彼は、雅江さんが反発すると部屋に引きこもった。
首をつったのは桜の散る季節だった。

「私は息子の気持ちを分かってやることができなかった」。
葬儀を終えると、雅江さんは四国巡礼の旅に出た。

三回忌の春、再びお遍路をしたら、一度目には
記憶にも残らなかった新緑が目に飛び込んできた。
時のうつろいが心を少しずつ変えていた。

彼女を静かに見守ってくれた夫に腎臓がんが
見つかったのは02年春のことだ。
夫婦で花見に出かけて帰宅すると、
トイレから悲鳴が聞こえた。
便器が赤く染まっていた。

センターの活動はその2年後に新聞で知った。
「自殺を繰り返してほしくない」
との思いで、ビフレンダーの研修を受けた。
療養を続ける夫も賛成してくれた。

いざ電話を受けたら、
「死にたい」
という若者の声があふれていた。
次男の記憶がよみがえってくじけそうにもなったが、
正面から受け止めたいと踏ん張った。

夫はうたたねをしていると、そっと毛布をかけて
くれるような人だった。
雅江さんが電話番を終えて深夜にセンターを出ると、
車の中で待っていてくれる。
「無理しちゃダメ」
と拒んでも、また迎えにやって来た。

ほどなく、がんは肝臓と肺に転移した。
夫は
「余計なことはせずに、できるだけ家にいたい」
と望み、残された時間を2人で過ごした。
泣き言も愚痴もほとんど言わず、
06年12月に旅立った。

「息子を死なせたのは私のせい」。
心のどこかで悔やみ続けていた雅江さんだが、
夫が亡くなると、不思議なことに家族で共有した
楽しい思い出がよみがえった。
なんだか、夫が次男のそばにいてくれるように思えた。

「同行二人」

お遍路さんの傍らには常に弘法大師がついている
という言葉だ。

去年の3月、雅江さんは三たび遍路の旅に出た。
傍らには息子をがんで亡くした高校時代の友人がいた。
2人で供養を続けながら、雅江さんはいつも
隣にいてくれた夫の姿を思い浮かべた。

三回忌を前にした先月30日、雅江さんは
電話番に入った。
「ありがとう。あなたと話ができてよかった」。
受話器を置く時、相手に感謝の気持ちを伝えた。

来春、雅江さんは4度目の巡礼に出かけるつもりだ。
なんとなく、夫と次男がそばにいてくれるような
気がしている。

【萩尾信也】=つづく

==============

ご意見・ご感想を手紙
(〒100−8051 毎日新聞社会部)、
ファクス(03・3212・0635)、
電子メール(t.shakaibu@mbx.mainichi.co.jp)
でお寄せください。

毎日新聞 2008年12月19日 東京朝刊
自殺防止センター:電話相談員を募集(毎日新聞/東京) [2008年12月19日(Fri)]
2008(平成20)年12月18日(木)
毎日新聞 東京朝刊
トップ>ライフスタイル>健康>福祉・介護

自殺防止センター:電話相談員を募集
http://mainichi.jp/life/health/fukushi/news/20081218ddm013100126000c.html

NPO法人国際ビフレンダーズ東京自殺防止センター
(東京都新宿区大久保3)は、自殺志願者への電話相談
(年中無休)を行うボランティアを募集している。

同センターは78年に大阪で発足し、98年から
東京でも活動。
夜間にかけてくる人が多いが、夜間の相談員は手薄で
1〜2人で対応しており、相談員を増やす考えだ。

相談員の条件は20歳以上で心身共に健康なこと。
活動前に、同センターでの研修の受講が必要。
日程は、

午後5〜9時の相談を受ける「夕方コース」
が来年1月13日から毎週火曜の午後5時開始▽

午後8時〜翌午前6時のうち4時間ごとのシフト制の
「夜間コース」が1月14日から毎週水曜の
午後6時半開始

で、ともに各回3時間の全10回。受講料は3万円。

研修前の1月7日午後6時半、同センターで
活動説明(無料)を行う。
問い合わせは同センター(03・3207・5040)。

【中村美奈子】

毎日新聞 2008年12月18日 東京朝刊
【番宣】『にっぽんの現場』NHK総合12/20(土)23時10分〜 「わらう」 [2008年12月19日(Fri)]
NHKオンライン
ドキュメント『にっぽんの現場』
放 送 総合テレビ 毎週(土) 午後10:25〜10:54
再放送 総合テレビ 放送翌週(金) 午前 3:40〜4:09(木曜深夜)

わらう
http://www.nhk.or.jp/nippon-genba/yotei.html

■ 本放送予定:総合テレビ 2008年 12月20日 (土) 午後 11:10〜
■ 再放送予定:総合テレビ 2009年 1月 9日 (金) 午前 3:40〜 (木曜深夜)
※ 年末年始のため放送時間がいつもと異なります。ご注意下さい。



日赤医療センター血液内科病棟。白血病など
血液のがんを専門とするここに、この春入院した
3人の男たちが主人公である。
70代の元酒屋店主と
60代の美容院経営者、
そしてこの番組の担当者である50代のテレビディレクター。
彼らが受ける治療は、抗がん剤を投与しがん細胞を叩き、
その後数週間ダメージを受けた正常細胞が回復するのを
待つというものである。

彼らの前に、医師から示されるのが“余命”である。
これをどう受けとめるか。闘病はそこから始まる。
“がんなんかに負けるか、もっと生きてやる”
と思う一方で、治療に伴う痛みが気持ちを萎えさせる。
立ち向かおうとする心は、痛めつけられている
身体の上に乗っている。
それでも、がんの患者たちは、よく笑う。
「苦しんでいるのは自分一人じゃない」。
連帯感が根っこにある。

余命を知った患者たちが、いかに心を強くし、
生きようとしているか。
ディレクターが自ら小型カメラで、
患者同士だからこそ語られる本音を伝える。
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