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NPO法人宮崎自殺防止センターを応援したい

NPO法人国際ビフレンダーズ 宮崎自殺防止
センターでボランティア活動を始めました。
いろいろと勉強中です。

なお、このブログは、自死等の相談に応じるものではありません。


NPO法人宮崎自殺防止センター
■ TEL 0985(77)9090
■ 毎週 日・水・金曜日
   午後8時から午後11時まで(3時間)


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最新記事
日立プラズマ、全派遣250人削減 正社員500人配転(朝日新聞) [2008年12月06日(Sat)]
2008(平成20)年12月06日(土)
朝日新聞
asahi.com>ニュース>ビジネス>産業・経済記事

日立プラズマ、全派遣250人削減
正社員500人配転
http://www.asahi.com/business/update/1206/SEB200812060021.html

日立製作所の子会社で、プラズマテレビのガラスパネルを
つくる日立プラズマディスプレイ(宮崎県国富町)は
全派遣社員約250人を来年1月に削減する。
パネル製造から撤退するためだ。
正社員約1000人についても今年度中に最大500人程度を
県外にある日立グループの工場などに配置転換する。

苦戦が続く薄型テレビ事業を再編するため、日立は来春以降、
パナソニックからパネルを供給してもらうことを決めている。

日立プラズマディスプレイは今春に生産能力を倍増したばかりだが、
パネルに部品を組み付ける工程だけが残ることになる。
工場の規模は大幅に縮小され、正社員1000人のうち
3〜5割程度が余剰人員になる見込みだ。

日立は
「プラズマテレビ以外の家電の組み立て事業をグループ内から
宮崎に移し、配置転換の人数をできるだけ抑えたい」(広報)
としている。

九州・山口では、トヨタ自動車九州(福岡県宮若市)など
自動車各社や大分キヤノン(大分県国東市)などで派遣・請負社員ら
非正社員の削減が相次いでいる。

厚生労働省の調査では、宮崎県では来年3月までに578人の
非正社員が削減される見込みで、非正社員削減の波が九州南部にも
広がった形だ。

2008年12月06日23時15分



2008(平成20)年12月06日(土)
朝日新聞
asahi.com>マイタウン>宮崎

非正規578人、失職見通し
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000812060001

県内で来春までに、少なくとも578人の派遣や請負の
「非正規労働者」が仕事を失う見通しであることが
宮崎労働局の調査でわかった。
このうち556人が期間満了を前にした中途での契約解除といい、
同労働局は
「経済情勢の厳しさが続けば今後も増える可能性がある」
とみている。

厚生労働省が先月実施した非正規労働者の雇用に関する
初めての緊急調査で、同労働局が各ハローワークを通じて
県内50事業所に聞き取りを実施。
10月〜来年3月の派遣・請負契約の期間満了や中途解除
の状況をまとめた。

調査結果によると、こうした「雇い止め」は、
県内の製造業の4事業所で実施または実施予定。
人数は派遣で311人、請負で250人、期間工などの
契約で5人など計578人。
うち期間満了での契約終了は22人にとどまり、
ほとんどが中途での解除となる見込みだ。
同労働局によると、事業所から労働者や組合へは
すでに申し入れがされたという。

朝日新聞の取材によると、国富町の日立プラズマディスプレイは
全派遣社員約250人を来年1月中に削減。
親会社・日立製作所がプラズマテレビ用部材の他社調達を
決めたことによる作業量減が要因という。
また、別の県内の精密機械工場の担当者は商品の生産数減少に
伴って非正規労働者を減らす見通しを示し、
「請負会社にはすでに連絡している」
と話した。

県内の非正規労働者の失職者数は、九州では、キヤノンの子会社が
大規模な人員削減をする大分県(1557人)や佐賀県(594人)
に次ぐ規模。

県労働政策課は「国などと連携を取り、対策にあたりたい」としている。

2008年12月06日
支え合う「いのち」 県内・広がる自殺予防の輪 6 「現場」に聞く(下)(秋田魁新報社) [2008年12月06日(Sat)]
2008(平成20)年12月06日(土)
秋田魁新報社
トップ>企画・特集>

支え合う「いのち」 県内・広がる自殺予防の輪
http://www.sakigake.jp/p/special/08/inochi_wa/inochi_wa_01.jsp

■6 「現場」に聞く(下)
http://www.sakigake.jp/p/special/08/inochi_wa/inochi_wa_06.jsp
自分を語る場が大切
総合対策面の強化を

県内自殺予防活動のキーパーソンの1人、
藤里町の「心といのちを考える会」会長
の袴田俊英さん(50)と、活動全体の
ブレーンである秋田大医学部長の
本橋豊さん(54)に今後の課題を聞いた。



2008(平成20)年12月06日(土)
秋田魁新報社
トップ>企画・特集>

支え合う「いのち」 県内・広がる自殺予防の輪
http://www.sakigake.jp/p/special/08/inochi_wa/inochi_wa_01.jsp



写真:袴田俊英さん

袴田俊英さん
「5人」。昨年自殺で亡くなった藤里町民
の数である。
2003年にコーヒーサロン「よってたもれ」
を始めてから町の自殺者は減少してきた。
活動の成果が表れたと思っていたが、
そうではなかった。
死ぬほど悩んでいる人が少なくなったわけ
ではない。死ななかっただけだったのだ。

藤里町は自殺予防活動に早くから取り組んできた。
町民は自殺に関する情報をたくさん持っている。
例えば
「亡くなる人は何かのサインを出す」。
だがこんな言葉を知っていることが、
逆に自殺者の出た地域の人を苦しめてもいる。
「おれはあいつの出していたサインを
見逃してしまったのではないか」と。

亡くなった5人は全員が男性。
男性は講演会やコーヒーサロンに
あまり顔を出してくれない。どうしたらいいか。
会で真剣に話し合った。
そんなとき、自殺のあった地域の人から
要請があった。
「地区で何か話してほしい」。

男性の参加を増やすため、夜にお酒を持参して
出前サロンを行うことにした。
名付けて「赤提灯 よってたもれ」。
午後7時から9時ぐらいまで。
まずは会の説明をして乾杯、
その後は自己紹介となる。

自己紹介がとても面白い。
「おれはこんなところに出稼ぎに行っていた」
「山の奥ではこんな仕事があった」
という具合に自分の半生を語ってくれる。
家にいたら「くでえなー」と言われる話が、
ここでは新鮮な話題になる。
皆楽しそうに自分を物語る。

悲しい気分で始めた「赤提灯 よってたもれ」
だが、意外な効果を生むかもしれないという
予感がしている。





写真:本橋 豊さん

本橋 豊さん
自殺者が大きく減った翌年はリバウンド
するのが普通だが、ことしの減少傾向
(10月末現在で前年同期比15人減)
は対策の効果がはっきり表れているのだと思う。
特に男性が激減しているのは、
多重債務など社会経済的な取り組みが
奏功したといえる。

自殺総合対策大綱や自殺対策基本法など
自殺予防対策の大枠が国レベルでできたことが、
市町村の取り組みに弾みをつけた。
本県は関係者のこれまでの努力や蓄積もあり、
予防対策へ向けたアクセルをより踏みやすくなった。

対策の先進県である秋田には関係者の地道で
継続的な努力や民間団体の存在など、
他に誇るべきものがたくさんある。

悩んでいる人にいつ、どこで、どうやって
アクセスし、救いの手を差し伸べるか―
というノウハウがあるが、これは一朝一夕に
できるものではない。秋田の底力である。

今後は秋田の優位性をさらに伸ばすとともに、
自殺未遂者への対応や自死遺族対策といった
課題をクリアしていかなければならない。
これらは総合対策という面ではまだまだ弱い。

最近の都市部における自殺者の減少についても
分析が必要だ。
(世界的金融危機の拡大で)短期的には、
社会経済的に追い詰められている人にどう対応
するかも考えていかなければならない。

(秋田魁新報社2008.12.6付)

<完>
司法解剖「理解」2割弱=「説明なし」、怒りや悲しみ助長−遺族対応改善へ・東大(時事通信社) [2008年12月06日(Sat)]
あまりにも世間知らずなもので;
「日本賠償科学会」
という学会があることにまず驚いた (@_@)



司法解剖がなされる状況は、いわゆる「変死」の場合で、
事件性があるかどうかを早急かつ正しく見極める必要がある。

ご遺族は、家族が亡くなったという事実だけでも、
すでに驚天動地、大パニックに陥っている。

丁寧な説明が行われたとしても、ご遺族のこころの
フィルターにきちんと引っかかっているとは限らない;

それでも、こういうときだからこそむしろ、ご遺族には
丁寧な説明が行われて然るべきだと考える。



必要な情報を、シンプルに分かりやすくまとめ、
気持ちが落ち着いた後からでも、かんたんに読み返せるような
視覚的なグッズ(クリアファイル、リーフレットなど)は、
必須アイテムとなるだろう。

また、ご遺族及びご遺体の尊厳を重んじた丁寧な対応は、
倫理的にも実際的にも、必ずや不可欠に違いない。

いわゆる「こころのケア」は、ここからすでにもう始まっている。

以下、引用

*******

2008(平成20)年12月06日(土)
時事通信社
ホーム>社会

司法解剖「理解」2割弱=「説明なし」、
怒りや悲しみ助長−遺族対応改善へ・東大
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008120600274

犯罪などで死亡した人の司法解剖について、
内容や手続きを理解して臨んだ遺族は
2割弱にとどまることが、東大法医学教室の
遺族調査で分かった。
解剖理由の説明がなかったとの声が多く、
解剖で怒りや悲しみが強くなった人が4割に上った。

都内で開かれた日本賠償科学会の研究会で6日、発表した。
同教室は、司法解剖の意義や流れを説明するパンフレットを作成。
希望する遺族には、捜査に差し支えない範囲で
解剖した医師が結果を説明する方針を決めた。

同教室は今年2月から11月にかけて、
全国で司法解剖の対象となった人の遺族に調査票を送付、
126人が回答した。
解剖前の説明で
「十分納得・理解できた」
人は18.7%で、
約7割は
「よく分からない」
「納得いかない」
ままだった。

解剖後、死因の説明は
「警察官から」
が最多の65.2%で、解剖した執刀医からは13.0%。
8割以上の人が
「執刀医から説明を受けたい」
と考えていた。
詳細な解剖結果は約6割がその後も知らされておらず、
解剖を行ったことで怒りや悲しみが強くなった人は
41.9%、和らいだ人は10.3%だった。

自由記述では
「説明じゃなく強制」
「解剖する理由を説明してほしかった」
と納得できない心情の記載が目立ち、
「(解剖は)遺族に精神的にも経済的にもさらなる打撃を与え、
被害回復を遅らせる」
との記述もあった。

一方、
「原因を究明し加害者に責任を取ってもらえた」
「死因を明確にできた」
との声もあった。

(2008/12/06 - 15:32)

*******

以上、引用終わり
歌い継ごう「命のプレゼント」 筋ジス患者の遺作14日発表(産経新聞/新潟) [2008年12月06日(Sat)]
2008(平成20)年12月06日(土)
MSN産経ニュース
ニューストップ>地方>中部>新潟

歌い継ごう「命のプレゼント」 筋ジス患者の遺作14日発表
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/niigata/081206/ngt0812060248004-n1.htm

ずっと、心に引っかかっていた。
今年7月、22歳の若さで急逝した
「いのちのうたいびと」高橋翼さんのことだ。
次第に筋萎縮(いしゅく)と筋力低下が進行する難病
「進行性筋ジストロフィー」を抱えながら歌手活動を続け、
数々の命のメッセージを届けてきた。

「翼の作品を歌い継いでほしい」。
母の思いに、新潟が誇る心身障害者のパフォーマンス集団
「こわれ者の祭典」=月乃光司代表(43)=が応えてくれた。
「言葉が生き続ければ、命は永遠に続く」。
メンバーは14日、翼さんの遺した歌「命のプレゼント」
を披露する。
(永岡栄治)

翼さんのことを知ったのは今年2月。柏崎養護学校高等部在学中から、
路上ライブや講演を通して共生社会の実現や命の大切さを訴えてきた
翼さんは、新潟県弁護士会の平成19年度「人権賞」に選ばれた。
体調がすぐれないため、翼さんは授賞式にビデオでメッセージを寄せた。

「活動を通して世界中のすべての人、生命が平等に幸せな、
輝いた人生を送れるようにしていければいいです。僕1人は無力なので、
路上ライブや講演会でかかわった人たちに力を貸してもらって、
必ず実現します」

筋ジストロフィーの中で最も重症のデュシェンヌ型に冒されながらも、
壮大な目標を掲げていることに強い感銘を受けた。

その後も体調が回復しなかったため、本人には会えなかったが、
4月7日付本紙甲信越版で取り上げたところ、
「明確な記事をありがとうございました」
というお礼のメールをいただいた。

◇    ◇

翼さんの再始動を心待ちにしていた。ところが、7月27日、
翼さんは思い半ばでこの世を去った。
新しく届いた特注の電動車倚子(いす)に乗り、
再び「命のメッセージ」を届ける夢を残して…。

翌月、新発田市の自宅を弔問に訪れたとき、
母の美鶴さん(45)が見せてくれたのは、
翼さんが遺した詩や楽譜だった。

「翼の作品に和音をつけて曲に仕上げてあげたい。
でもメッセージが重いせいか、引き受けてくれる人が
見つからなくて…」

いつもそのことが頭のどこかにあったが、仕事に追われて
いるうちに11月を迎えた。
「そうだ。以前取材した『こわれ者の祭典』の月乃(光司)さんなら、
なんとかしてくれるかもしれない」。
すぐさま電話した。

ちょうどそのころ、月乃さんは、「短歌絶叫ライブ」という
新ジャンルを開いた歌人の福島泰樹さん(65)を新潟市に招き、
朗読会を催していた。「福島さんはよく話していた。
『命は亡くなっても、その人の言葉を読んでいると、
命がそこに蘇る』と」。
思いは重なり、月乃さんは二つ返事で協力を申し出てくれた。

◇    ◇

「こわれ者の祭典」は、かつてアルコール依存症で
引きこもり生活を送っていた月乃さんらが、
平成14年に始めた異色イベントだ。

格好悪い自分をさらけ出し、共に生きていこうと聴衆に呼びかける
イベントは、回を重ねるごとに反響を呼び、今年9月に都内で開いた
自殺防止イベントには、元「モーニング娘。」の加護亜依さん(20)
も特別出演した。

メンバーには、同じ筋ジストロフィー症の畑山保夫さん(67)や
渡辺浩一さん(61)、翼さんと同じ病院に入院している
羽豆(はず)喜助さん(20)がいる。

先月30日、メンバーが集い、翼さんが遺した曲「命のプレゼント」
を初めて聴いた。
2年前、心肺停止状態から奇跡的に蘇生(そせい)した翼さんが、
周囲への感謝と再出発の決意を込めた歌だ。

ボーカルの畑山さんは朗々とした声量で聴衆を魅了するが、
「若い人の歌は難しいねぇ」
と不安を口にした。編曲を担当するギタリストの
YOPPYさん(37)も
「メロディーの繰り返しがないので大変だが、やるしかない」
と口元を引き締める。

当日は翼さんの遺したメッセージを披露するほか、
月乃さんや渡辺さんが翼さんの詩を数編、朗読する。

発足7年目を迎えた「こわれ者の祭典」に、新たな可能性を広げる
今回の試み。翼さんはきっと、喜んでくれるだろう。

2008.12.06 02:47
自殺者対策 進まず 県内増加率 全国ワースト3(読売新聞/山形) [2008年12月06日(Sat)]
2008(平成20)12月06日(土)
読売新聞
ホーム>地域>山形

自殺者対策 進まず
県内増加率 全国ワースト3
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20081206-OYT8T00055.htm

県内の今年1月から5月末までの自殺者数が前年同時期と比べ、
16人増加し、自殺者増減率が全国でワースト3位となったことが5日、
内閣府が作成した資料でわかった。
2007年の県内自殺者数が前年比59人減の365人だが、
県内の対策は先進県に比べ、大幅な“遅れ”があると関係者は
指摘しており、早急な対策が求められている。

10月発表の内閣府が月に一度公表している都道府県ごとの
自殺者数の資料によると、県内の2008年1月から5月末までの
自殺者は164人で、前年の148人より10・8%増加し、
和歌山県、滋賀県に続き増加率は3番目。

県警生活安全企画課によると、県内の今年の自殺者数は
9月末現在で271人(前年同月比2人増)。

内訳は男性191人、女性80人。
自殺理由のうち、最も多いのが健康問題で84件、
次いで精神疾患71件、
経済・生活問題67件となっている。

年齢別では、60歳以上が最も多い113人、
次いで50歳代67人、
40歳代45人と続いた。

1995年から13年連続自殺率がワーストとなった
秋田県は2001年から自殺者対策に本腰を入れている。
秋田大学と連携するなどし、08年度までに全25市町村で
個々の自殺者対策を実施。
取り組みは、相談窓口設置、住民へのアンケート調査や、
住民同士がふれあうサロンを設置するなどきめ細かく、
予防や早期発見に力点を注ぐ。

この結果、秋田県は07年の自殺者の減少数が全国トップに。
これに対し県内では、自殺防止専用の対策をとっている自治体は
1つもなく、県健康福祉企画課では
「秋田などと比べると、事業の対策の取り組みの大きさ、
市町村の取り組み状況などの面で対策が遅れていると感じている」
と認める。

自殺防止活動団体の社会福祉法人「山形いのちの電話」の
島貫新平事務局長は
「県内各自治体が地域全体の問題ととらえて、
対策をとらなければ改善しない」
と指摘した。

(2008年12月6日 読売新聞)
俳優・阿部寛さん「共感した部分を披露するのが僕たち」ほか(MSN産経ニュースほか) [2008年12月06日(Sat)]
2008(平成20)年12月06日(土)
MSN産経ニュース
ニューストップ>エンタメ>芸能界

【プレミアムシート】
俳優・阿部寛さん
「共感した部分を披露するのが僕たち」
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/081206/tnr0812060913001-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/081206/tnr0812060913001-n2.htm



インタビューに答える俳優の阿部寛さん
=22日午後、大阪市北区(甘利慈撮影)

■ 映画「青い鳥」 いじめが起きたクラスの臨時教師役

端正なマスクに長身。日本人離れしたスケールの大きさに加え、
どことなく親しみやすさがあり、“怪演”ももってこい。
となれば、当然演出家は放ってはおかない。
「隠し砦(とりで)の三悪人」
では姫を守る強い大男、
「歩いても歩いても」
では父親とそりの合わない次男坊を演じ、
今回、重松清原作、中西健二監督の映画「青い鳥」で、
いじめに直面するクラスに来た中学校臨時教師−
という難役に挑んだ。

「経験ですよ。幅広い役をやっていると、脚本を読み込んで演じたり、
現場で瞬発力を利用したり、色々な演じ方が分かってくる」
と、控えめに笑う。

だが、変幻自在に役へのアプローチを操っていても、
さすがに今回はデリケートになったという。

「この教師はよくある『青春もの』のように熱血的でなく、
静かで吃(きつ)音という特徴がある。
それでいて、子供らの傷に正直に相対し、いじめに対し
何かを伝えようとする。
“本気さ”を表すため、ビデオや資料を見てより念入りに
取り組んだのです」

×   ×

《東ヶ丘中学の新学期。一見平穏な同校だが、実は前学期、
野口という男子生徒が、いじめによる自殺未遂で転校、
クラスの担任教師も休職していた。
そんな2年1組に臨時教師の村内(阿部)が着任する。
生徒らは彼を冷たく迎えるが、次の瞬間、村内は誰もいない席に
「野口君、おはよう」と声をかけたのだ。
その行為が子供や教師、保護者らに波紋を広げる…》

自身の昔も思い出して、先生役に強い思い入れを持った。
「子供たちにうそはつけない。10代はちょっとした
言葉や行動で傷つく。
実際に村内を演じているときも、心の奥底をのぞき込んで
くる子供たちの力を感じた。
だからこそ言葉に責任を持ち、大切に話していこうと
思ったんです」

劇中、そんな村内の強い信念と、生徒たちにまっすぐに
向き合う姿勢が、クラスや学校、社会を鮮烈に変えていく。
阿部の、リアルで等身大、しかも誠実な演技が、
物語に見事な説得力を与えたのである。



役柄に社会性を感じることは多いというが、
今回は特別。
「『モンスターペアレント』など、教育問題は複雑化し、
今は先生が生徒を怒らない、と聞きます。
僕は44歳だが、昔は先生によく怒られた。
でもそれは理由があったし、納得している。
怒られるのは、先生が近くにいたことの証(あかし)でしょう」

まるで村内の分身のように静かに語る。
役の姿を借りて語ることにこそ、俳優の存在意義があるという。
「演じる人物に共感するところがあって、それを披露していくのが
僕たち。そこから何かいいものを発見してもらえれば、
それは僕たちの喜びになるんです」



あべ・ひろし 昭和39年、神奈川県生まれ。
モデルを経て62年から映画やテレビに進出。
つかこうへいや蜷川幸雄演出の舞台でも活躍する。
映画では、「トリック劇場版」「チーム・バチスタの栄光」
「隠し砦(とりで)の三悪人」「歩いても歩いても」
など話題作に出演。
いじめ問題に直面するクラスの臨時教師役に挑んでいる
「青い鳥」は、シネ・リーブル梅田他で公開中。

文・福本剛 写真・甘利慈

2008.12.06 09:10



2008(平成20)年12月06日(土)
読売新聞
ホーム>社説・コラム

12月6日付 よみうり寸評
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/column2/news/20081206-OYT1T00346.htm

重い沈黙が印象に残る映画だ。公開中の「青い鳥」。

原作は、直木賞作家重松清さんの同名の短編小説(新潮社刊)である◆
阿部寛さん演じる主人公の中学校教師、村内は吃音(きつおん)だ。
口数は少ない。だが、懸命に生徒に語る。

「忘れるなんて、卑怯(ひきょう)だなあ」
「本気でしゃべっていることを本気で聞くのは当たり前」◆

いじめを苦に自殺を図った2年生の男子生徒、
野口は一命を取り留めたが転校した。
いつもひょうきんに振る舞い、いじめた級友たちに
罪の意識はなかった◆

級友全員が学校から5枚以上と決められた“反省文”を書き、
野口のことを忘れようとしていた。

村内が来たのはそんな時だ。野口の机を教室に戻し、
毎日、空席の机に「おはよう」と呼びかける◆

生徒たちは反発しつつ、次第に自分の行いを振り返る。

いじめは全国でなお10万件を超す◆
「不器用な人でも本気の言葉を本気で伝えようとすれば
聞いている人は心打たれたりするもの」。

阿部さんは、「月刊生涯学習」(文部科学省編)でそう語っている。

(2008年12月06日13時47分 読売新聞)



2008(平成20)年11月17日(月)
朝日新聞
asahi.com>マイタウン>神奈川

教育(学ぶ・育む)
「青い鳥」ロケ地の中学で上映
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000230811170001



「青い鳥」の校内上映会に訪れた主演の阿部寛さん(左)
と監督の中西健二さん=相模原市下九沢の市立内出中学校

いじめ問題を真正面から取り上げた映画「青い鳥」の上映会が
16日、ロケ地のひとつとなった相模原市の市立内出中学校で、
29日の一般公開を前に開かれた。
主演の阿部寛さん、監督の中西健二さんも来校、
作品が投げかけたテーマ「本気の言葉」について
生徒たちと意見交換した。

上映会は阿部さんの
「作品を見た子どもたちと触れあってみたい」
という一言から実現。生徒ら約200人が参加した。
原作は直木賞作家の重松清さんの同名の短編集で、
同校がロケに使われ、生徒約40人もエキストラ出演した。

ストーリーは阿部さんが演ずる吃音(きつおん)の障害を持つ
臨時教師が、いじめで自殺未遂をした生徒がいた2年生のクラスへ、
心労で休職した担任の教師の代わりに赴任して始まる。
教師はすぐにその生徒の机を、倉庫から教室の元の位置に戻す
ように指示、無人の机に毎朝、「おはよう」と声をかけることを
始めた。

自殺未遂をした生徒の家はコンビニ店を経営していた。
いじめグループは、この生徒に店の商品を注文通り
持ってくるよう繰り返し命令。

追いつめられた生徒は、いじめた生徒の名を書いた遺書を残し、
自殺を図るが失敗する。 

「この生徒はここにいたかったんだ」
と、繰り返される無人の机へのあいさつ。
ハンディから上手に会話ができない教師から出る数少ない
「本気の言葉」
が、一度だけ注文して自責の念にかられる男子生徒らの
心に響いていく。
ただ反省文を書かせ、作品名となった
「青い鳥」
という投稿箱を設置するなどの表面的な対応をはかる学校側
を批判的に描く。

上映後、生徒からは
「迷惑行為に悩む友人に、いままでかけていた
自分の言葉のいいかげんさがわかった」
「いじめている人も、これを見過ごすまわりの人も
同じ責任があることが理解できた」
など率直な感想が相次いだ。

阿部さんは
「演じてみて、少ない言葉で心を伝えることの大切さがわかった。
このことがみんなに伝わってうれしい」、
中西さんは
「作品を見て、人の思いを伝えることの重要性など、
何かを感じてくれていたことがわかり、ありがたく感じた」
と話していた。

(小川太一郎)

2008年11月17日


本紙連載「命をつなぐ」に平和 協同J賞(下野新聞、朝日新聞) [2008年12月06日(Sat)]
2008(平成20)年12月06日(土)
下野新聞
SOON top>社会一覧

社会
本紙連載「命をつなぐ」に平和 協同J賞
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/news/20081205/83312

平和や人々の連帯・協同を推進する報道に寄与した
ジャーナリストを表彰する本年度の
「第14回平和・協同ジャーナリスト基金賞」
(代表委員・色川大吉氏ら8人)の授賞式が5日、
都内で行われ、自殺防止をテーマに本紙で連載した
「命をつなぐ 栃木07〜08・自殺社会の現場から」
が奨励賞を受賞した。本紙の同賞受賞は初めて。

式では代表運営委員の岩垂弘氏(元朝日新聞編集委員)が
「地域に根差した長期にわたる地道なキャンペーンを
展開して栃木県下の自殺の実態や背景に迫り、
地域における官民挙げての連帯や協同の重要性を訴えた」
などと選考理由を説明した。

取材班を代表し下野新聞社会部の茂木信幸記者は
「悲しみやつらさを乗り越え取材に協力していただいた
多くの遺族の方々に、感謝の言葉を伝えたい。
格差社会の拡大と世界同時不況の影響で自殺者が増える
ことを懸念している。
受賞を励みに、引き続き地道な報道を続けていきたい」
と謝辞を述べた。

(12月6日 05:00)



2008(平成20)年12月01日(月)
朝日新聞
asahi.com>ニュース>社会>その他・話題

記事大賞に湯浅誠氏 平和・協同ジャーナリスト基金賞
http://www.asahi.com/national/update/1201/TKY200812010362.html

平和運動や人権にかかわる秀作を作ったジャーナリストに
贈られる「平和・協同ジャーナリスト基金賞」が1日発表され、
「反貧困―『すべり台社会』からの脱出」(岩波新書)
を書いたNPO自立生活サポートセンター・もやい事務局長の
湯浅誠氏が大賞に選ばれた。
日本に貧困層が生まれた過程とその実態を明らかにしたことや、
非正規労働者を組織する運動の先頭に立っていることが評価された。

奨励賞は、栃木県下で激増している自殺の実態と背景に迫った
下野新聞社社会部の連載「命をつなぐ」のほか、▽
常岡浩介氏「ロシア 語られない戦争」(アスキー新書)▽
NO DU ヒロシマ・プロジェクト
「ウラン兵器なき世界をめざして―ICBUWの挑戦―」(合同出版)▽
ビデオプレス「あきらめない――続・君が代不起立」▽
ピースボート共同代表吉岡達也氏「9条を輸出せよ!」(大月書店)▽
沖縄タイムス中部支社編集部 長渡辺豪氏
「『アメとムチ』の構図―普天間移設の内幕―」(沖縄タイムス社)。

女性のジャーナリストや女性問題をテーマにした作品に贈られる
荒井なみ子賞は、
田浪亜央江氏の「〈不在者〉たちのイスラエル」(インパクト出版会)に。
審査委員特別賞(新人賞)には長岡野亜氏の「ほんがら」(ドキュメンタリー映画)
が選ばれた。

2008年12月01日19時22分

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