生命のメッセージ展:生きたくても生きられなかった命−−京産大(毎日新聞/京都)
[2008年11月20日(Thu)]
「生きたくても生きられなかった人たちがいる。
その存在が今生きている人たちの生をより輝かせていると思う」
「生きられなかった人は命の大切さを訴える力がある」
鈴木共子さん(『生命のメッセージ展』代表、造形作家)の
ことばは重く、説得力がある。
●
「生命のメッセージ展」の人型パネルはいまや134体。
数年前に、宮崎市や熊本市での展示を拝見したときよりも
数が増えているようでやるせない。
この「生命のメッセージ」をぜひとも多くの方々に、
真摯に受け止めていただきたいと願う。
以下、引用
*******
2008(平成20)年11月20日(木)
毎日新聞 地方版
トップ>地域ニュース>京都
生命のメッセージ展:
生きたくても生きられなかった命−−京産大/京都
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20081120ddlk26040551000c.html
◇ 134人の「生きた証し」
−−飲酒事故で息子奪われた鈴木さん講演
飲酒運転事故などの犠牲者の等身大パネルなどで
命の大切さを訴える「生命(いのち)のメッセージ展」が
北区の京都産業大で20日まで開かれている。
19日は遺族の講演があり、同展代表で造形作家の鈴木共子さん(59)
=神奈川県座間市=は
「生きたくても生きられなかった人たちがいる。
その存在が今生きている人たちの生をより輝かせていると思う」
と語った。
【朝日弘行】
01年に始まった同展は全国を巡回し、59回目の
今回は府内初開催となった。
事件や事故で命を奪われた幼児から高齢者134人の
パネルを展示する。
本人の写真と併せ、思いを綴(つづ)った文章や裁判などの活動の
新聞記事を張ってある。足元には「生きた証し」の象徴として、
本人が履いた靴を置く。
経済学部2年の平井祐輔さん(21)は飲酒運転の犠牲者が
目立つことに触れ、
「まだ飲酒運転をする人がいるのが信じられない」
と話した。
鈴木さんは学生ら約50人を前に、00年に長男零(れい)さん
(当時19歳)を無免許で飲酒の悪質ドライバーによる事故で
亡くした体験を話した。
大阪で相次ぐ飲酒ひき逃げ死亡事故に
「『一生懸命活動してきたのに』と虚脱感にとらわれる」
と語る一方、展示を見て自殺を思いとどまった人がいたことを挙げ、
「生きられなかった人は命の大切さを訴える力がある」
と話した。
メッセージ展は午前10時〜午後4時。無料。
同大学人権センター(075・705・1428)。
毎日新聞 2008年11月20日 地方版
*******
以上、引用終わり
その存在が今生きている人たちの生をより輝かせていると思う」
「生きられなかった人は命の大切さを訴える力がある」
鈴木共子さん(『生命のメッセージ展』代表、造形作家)の
ことばは重く、説得力がある。
●
「生命のメッセージ展」の人型パネルはいまや134体。
数年前に、宮崎市や熊本市での展示を拝見したときよりも
数が増えているようでやるせない。
この「生命のメッセージ」をぜひとも多くの方々に、
真摯に受け止めていただきたいと願う。
以下、引用
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2008(平成20)年11月20日(木)
毎日新聞 地方版
トップ>地域ニュース>京都
生命のメッセージ展:
生きたくても生きられなかった命−−京産大/京都
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20081120ddlk26040551000c.html
◇ 134人の「生きた証し」
−−飲酒事故で息子奪われた鈴木さん講演
飲酒運転事故などの犠牲者の等身大パネルなどで
命の大切さを訴える「生命(いのち)のメッセージ展」が
北区の京都産業大で20日まで開かれている。
19日は遺族の講演があり、同展代表で造形作家の鈴木共子さん(59)
=神奈川県座間市=は
「生きたくても生きられなかった人たちがいる。
その存在が今生きている人たちの生をより輝かせていると思う」
と語った。
【朝日弘行】
01年に始まった同展は全国を巡回し、59回目の
今回は府内初開催となった。
事件や事故で命を奪われた幼児から高齢者134人の
パネルを展示する。
本人の写真と併せ、思いを綴(つづ)った文章や裁判などの活動の
新聞記事を張ってある。足元には「生きた証し」の象徴として、
本人が履いた靴を置く。
経済学部2年の平井祐輔さん(21)は飲酒運転の犠牲者が
目立つことに触れ、
「まだ飲酒運転をする人がいるのが信じられない」
と話した。
鈴木さんは学生ら約50人を前に、00年に長男零(れい)さん
(当時19歳)を無免許で飲酒の悪質ドライバーによる事故で
亡くした体験を話した。
大阪で相次ぐ飲酒ひき逃げ死亡事故に
「『一生懸命活動してきたのに』と虚脱感にとらわれる」
と語る一方、展示を見て自殺を思いとどまった人がいたことを挙げ、
「生きられなかった人は命の大切さを訴える力がある」
と話した。
メッセージ展は午前10時〜午後4時。無料。
同大学人権センター(075・705・1428)。
毎日新聞 2008年11月20日 地方版
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以上、引用終わり