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NPO法人宮崎自殺防止センターを応援したい

NPO法人国際ビフレンダーズ 宮崎自殺防止
センターでボランティア活動を始めました。
いろいろと勉強中です。

なお、このブログは、自死等の相談に応じるものではありません。


NPO法人宮崎自殺防止センター
■ TEL 0985(77)9090
■ 毎週 日・水・金曜日
   午後8時から午後11時まで(3時間)


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【豊後ジャーナル】山田 泉さん(朝日新聞/大分) [2008年11月07日(Fri)]
「本当の話をしようよ」
というメッセージが、心に刺さる。
全体のメッセージ性に強く打たれた。

日々の忙しさに流されてしまっていると、
いちばんおろそかになりがちなところだと自戒する。

以下、引用

*******

2008(平成20)年11月07日(金)
asahi.com>マイタウン>大分

教育・文化
【豊後ジャーナル】
山田 泉さん
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000210811070001

振り返ってみたら、私の保健室は「映画館」だったような気がする。
大分市にシネマ5という映画館がある。いすに座ると暗闇は別世界に変わる。
最後に見たのは『コドモのコドモ』という映画。
「子どもの想像力と子どもの底力は今も昔もちっとも変わらない」。
保健室で28年間、そう思い続けてきた私にとって、
この映画は心から共感できた。

小学生が妊娠するという大ピンチに出くわした時、
子どもたちは大人が思いもつかないことを次々とやってのける。
「子どもは宝」
だってことをこんなにおもしろく、さわやかに伝えてくれる映画って、
めったに巡り合わない。

映画の保健室のように、私の保健室もまるで青春ドラマの舞台のようだった。
でも一度だけ、子どもとの悲しい別れがあった。
17歳で自殺してしまった、なみこちゃんのことだ。

初盆のお参りに行った時、お父さんに
「なみこちゃんのことを、同級生たちと一緒に、
絵本にして残しておきたいんですけれど」
と話したら、
「どうぞ」
と了解してくれた。
9人の同級生の子どもたちの思いをつないで文章を作った。
絵は湯布院の山ん葉さんが描いて下さった。

今日、やっとその絵本ができあがった。といっても
パソコンで20冊、手作りしただけのものだけど。

『だれも知らない』

小さな町の真ん中を流れる小さな川の土手に
菜の花が咲き始めた頃

なみこちゃんがいなくなった

「きっとお母さんのところに行ったんだよ」
「学校やめてひとりでさびしかったんだよ」
「とってもつらい何かがあったんだよ」

なぜいなくなったのか
ほんとうのことは
だれにもわからない

お葬式の日
お父さんは泣きながら、言った
「親より先に、子どもが死ぬということは、
どんなにつらいか、苦しいか。わかるか!」

いのちは、自分だけのものじゃない そう思った

毎日会って 毎日お話ししていたけれど
わたしたちは あなたのことを
何も知らなかったの

あなたの悲しさを
だれも知らなかった

あなたの苦しみを
だれも知らなかった

いのちを絶ちたいほど悩んでいたなんて
だれも知らなかった

「大切なこと、話さなかった気がする」

いそがしいから
しなきゃならないことたくさんあるから
私たちは自分のことで精いっぱい
そう思っていた

でも何が忙しかったんだろ
ほんとうにしなきゃならないことって何だろう

なみこちゃんは いのちをかけて
私たちに大切なことを伝えてくれたんだ

なみこちゃんは私たちに
「いま話して」
「いま伝えて」
「人の心に無関心にならないで」
そう言っているような気がするんだ

「元気にしてる?」
「何でも話して!」
「できることがあったらするよ」
「会って話そうよ」

本当の話がしたい
本当の話をしようよ

(本文抜粋)

この言葉をいまの子どもたちに読んでもらえたらうれしい。

2008年11月07日

*******

以上、引用終わり
自死遺族のケア後手に/県内自治体、まずは予防優先(神奈川新聞) [2008年11月07日(Fri)]
2008(平成20)年11月17日(月)
神奈川新聞(カナロコ)
トップ>ニュース>ローカルニュース

社 会
自死遺族のケア後手に/県内自治体、まずは予防優先
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiiinov0811305/

社 会
家族や友人を自殺で失った自死遺族の交流と支え合い場となる
「集い」を開催している県内の自治体が、県を含めて4団体に
とどまっていることが16日、神奈川新聞社の調べで分かった。
自死遺族への対応は、国の自殺総合対策大綱にその必要性が
盛り込まれた社会的な課題だが、現実には遺族のケアまで手が
回らない自治体の実態が浮き彫りになった。

神奈川新聞社が10月末の時点で、県内の19市に電話などで
自死遺族支援の有無を聞き取り調査したところ、
「わかちあいの会」などと呼ばれる自死遺族の自助グループを
立ち上げて定期的に開催するなど、具体的な遺族支援に乗り出して
いるのは横浜、川崎、横須賀の3市。
これに川崎市との共催で「集い」を開いている県を含めても
4団体だった。

集いの開始時期は横浜市の2007年8月が最も早く、
川崎市と県が同年10月、横須賀市は同年12月となっている。

自死遺族へのケアが後手に回っているのは、大半の自治体で
自殺対策が本格化したのが07年6月以降と、緒に就いたばかり
のため。

国が自殺対策基本法に基づき自殺総合対策大綱を策定したのも
同年6月で、国自体も「手探り状態」(内閣府自殺対策推進室)
で施策を進めているのが現状だ。
こうしたなか、自殺対策元年への対応に追われた自治体の多くは
人員の問題もあり、07年度の当面の施策の重点を相談窓口の
整備など、自殺者を出さない体制の整備に置かざるを得なかった。
その結果、自死遺族に対する対策の優先順位が相対的に低下
したものとみられる。

今回の聞き取りに対しても、相模原市や平塚市など複数の自治体が
自死遺族を対象にした「集い」の開催を
「今後の重要な課題」
と認識しながらも、
「現状ではそこまにで手が回っていない」
と答えている。



川崎市と県が大和市内で開催する自死遺族の集い。
そこでファシリテーターと呼ばれる進行役を務める南部節子さん(63)
=茨城県龍ケ崎市在住=は自身も4年前、夫を自殺で失った。
当初は「自殺」と周囲に言えなかった最愛の人の最期。
その経験から
「自殺は語ることのできない死という偏見を乗り越えて」
と語り、集いへの参加を呼び掛けている。

南部さんの夫の攻一さんが奈良県内のJRの駅近くで電車に飛び込み、
自ら命を絶ったのは2004年2月11日午後9時半すぎ。
58歳だった。その1週間前、単身赴任先の横浜市内のマンション
から電話で
「今帰った」
という連絡を受けたのが家族との最後の会話となった。

「分かち合いの会」とも呼ばれる自死遺族の集いでは、家族や親しい人の
自殺というつらい経験を共有する人たちが集まり、自らの意思で体験を
語り合う。

南部さんがその運営に積極的に携わる理由は、語り合いが遺族自身の
「自己回復」
「自己再生」
につながると信じているからだ。夫の自殺から数カ月間は泣き暮らす
毎日だった南部さんは、ミニコミ誌で集いの開催を知って参加した。
「つらいが、前を向いて歩いていこう」
との気持ちになったという。

親しい人を自殺で亡くした人の多くがそうであるように、南部さんも
当初、近所には夫が
「心筋梗塞(こうそく)で亡くなった」
とだけ告げていた。しかし、自殺対策に取り組む特定非営利活動法人
(NPO法人)・自殺対策支援センターライフリンクのメンバーとして、
県内など各地で自死遺族の支援に奔走するいまは違う。

「自殺は身勝手な死という世の中の偏見を、まずなくさなあかん」。
その思いは、最愛の人の最期を語ることをためらいがちな自死遺族の
「内なる偏見」
にも向けられる。

「たとえ自殺でも、その瞬間まで一生懸命生きたはず。
なぜ亡くなった人の話をすることがはばかれるのか。
『いいお父さんだったね』と言ってあげられないのか。
遺族が語らなければ、亡くなった人が浮かばれない」

2008/11/07
シリーズこころ これ、統合失調症? ネット相談で誤診気づく(読売新聞) [2008年11月07日(Fri)]
読売新聞の「医療ルネサンス」記事が、いつもながらおもしろい。

精神科医療において、医師の診断はだいじだとつくづく感じる。
最初の診たてがまちがっていると、その後がたいへんである。

本来は、医師が患者さん1人ひとりの診察にもっとゆっくり
時間を取っていただけるような診療報酬点数の手当てが必要。



当面、コメディカルの働きをますます生かすことや、
当事者・ご家族と医療スタッフとの間のコミュニケーションの
工夫(仕組みの改善)などが求められるのではないか。

以下、引用

*****

2008(平成20)年11月07日(金)
読売新聞
ホーム>医療と介護>医療>医療ルネサンス

シリーズこころ これ、統合失調症?
ネット相談で誤診気づく
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/renai/20081107-OYT8T00207.htm



医師に薬の種類や量の変更を申し出る時の話し方の例
(本「精神科セカンドオピニオン」より)

精神疾患の正しい診療につなげようと、
「精神科セカンドオピニオン」
という無料の医療相談掲示板が2005年、
インターネット上に開設された。

患者や家族が、症状や治療の経緯を書き込む。
すると、味酒(みさけ)心療内科(松山市)の医師、
笠(りゅう)陽一郎さんが詳しい状態を電話で尋ね、
考えられる病名や適切な治療法を掲示板で回答する。

この掲示板は、札幌市の男性会社員(52)が開設した。
10年前、うつ病の治療をしていた妻が、
1歳だった長男を抱いてマンション5階から飛び降りた。
妻は一命をとりとめたが、長男は亡くなった。

妻は、自殺を図る1週間前から態度がおかしくなり、
「あちらの世界に引き込まれた」
などと話した。複数の医師にかかったが、診断は
「神経症」
「統合失調症」
など一定しなかった。

男性は自らの体験をホームページで公表、誤診問題を指摘
してきた笠さんと知り合い、掲示板を開いた。

相談者は1000人を超えた。
静岡県の男性会社員(52)も、その1人だ。

この男性の長男(24)は中学生の時に不登校になり、
家に引きこもった。20歳を前に不眠などに陥り、
「自分の中に怖いものが入ってくる」
と訴えた。精神科で、統合失調症と診断された。

父親は初診時、診断に役立つと考えて、
「長男は幼稚園の時から人の輪に入れず、孤立していた」
「こだわりが強く、好きなことには熱中し、知識も豊か」
と医師に話した。だが、医師に
「大切なのは今の症状。昔のことは関係ない」
と途中で遮られた。

服薬治療を始めると、両親への暴力、暴言が激しくなった。
父親は診断に納得できず、一昨年、経緯を掲示板に書き込んだ。

長男の生育歴などを聞いた笠さんは、良好な対人関係を築きにくい
発達障害(アスペルガー症候群)の可能性が高いと判断。
「周囲に適応できないストレスから生じた心理的な混乱を、
統合失調症と誤診されたのではないか」
とみた。

長男は別の病院に移り、抗精神病薬などを減らしていった。
すると落ち着きを取り戻し、改めて「発達障害」と診断された。

インターネットのやり取りだけで確定的な診断ができるわけではなく、
掲示板は正しい診断を受けるための糸口となっている。

この父親らは今夏、
「精神科セカンドオピニオン」(シーニュ刊)
という本を出版した。
笠さんに誤診を指摘され、適切な治療で回復した患者、家族ら
28人の手記を収める。

この父親は
「私たちは早く誤診に気づいたが、誤った治療を受け続ける人もいる。
もっと声を上げて精神科医療を変えたい」
と話す。

(2008年11月7日 読売新聞)

*******

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