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NPO法人宮崎自殺防止センターを応援したい

NPO法人国際ビフレンダーズ 宮崎自殺防止
センターでボランティア活動を始めました。
いろいろと勉強中です。

なお、このブログは、自死等の相談に応じるものではありません。


NPO法人宮崎自殺防止センター
■ TEL 0985(77)9090
■ 毎週 日・水・金曜日
   午後8時から午後11時まで(3時間)


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「声なき声」に耳を傾けよう 硫化水素自殺どう歯止め(西日本新聞) [2008年05月18日(Sun)]
2008(平成20)年05月18日
西日本新聞
トップ>医療・健康>特集記事

「声なき声」に耳を傾けよう 硫化水素自殺どう歯止め
http://qnet.nishinippon.co.jp/medical/doctor/feature/post_573.shtml

■ 「ライフリンク」清水康之さんに聞く
硫化水素による自殺が連日のように報道されている。
家族や隣人、救急隊員までも巻き込む危険があるが、
連鎖に歯止めがかからない。
国内で1年間に3万人を超える人が自ら命を絶っている。
死を選ぼうとする人に、生きる方策を示すには
どうしたらよいのか。
元NHKディレクターで特定非営利活動法人(NPO法人)
「自殺対策支援センター ライフリンク」代表の
清水康之さん(36)に聞いた。

硫化水素による自殺が問題になっていますが、
実はニュースにならない自殺も多く、日本では1日当たり
約90人が自ら命を絶っています。
現実のすさまじさが伝わっていないと感じます。

「坑道のカナリア」という言葉があります。
坑道の中で、有毒ガスの発生をいち早く知るために
かごに入れて持ち込まれるカナリアのことです。
自殺者は、日本社会の
「生きづらさ」「息苦しさ」を真っ先に感じて、
警鐘を鳴らしているのではないでしょうか。

自殺は、過重労働、いじめ、多重債務、介護疲れ、
差別、犯罪被害など社会問題が最も深刻化した末に
起きています。しかし、人の気配のしない報道が多い。
亡くなった人たちが何に「生きづらさ」を感じ、
どんな支援を必要としていたのか。
「声なき声」に耳を傾け、社会との橋渡し役を果たす
ことがメディアの役割だと考えます。

ネット上に流れる有害情報削除の要請をめぐる動きを
みていると、省庁間の連携もこれからです。
現場の情報が行政の動きに反映される仕組みが必要です。

硫化水素自殺をめぐる緊急避難的な対策は2つあります。
1つは自殺の掲示板に相談窓口のアドレスを対抗手段と
して打ち込むなど、生きるためのネット環境をつくること。
「生きたい」という気持ちに寄り添う情報を充実させることで、
自殺の方向に向かう情報ばかりが集まる状態を中和させる
必要があります。

もう1つは、世界保健機関(WHO)の「自殺報道マニュアル」
を参考に、自殺対策に役立つ報道をする。

この社会は息苦しいし、理不尽なことが横行しています。
死にたくなることは、決して不思議ではありません。
ただ、社会は変わっていくし、変えていける。
「生きづらさとは何か」という問題をもっと共有できれば、
1人1人が生き心地の良い社会をつくるヒントになる。
社会を変える力を「声なき声」は持っていると思います。

[キーワード]医療情報

[更新日時]2008年05月18日

=2008/05/18付 西日本新聞朝刊=
【報道】自死遺族フォーラム2008(日本財団助成金事業) [2008年05月18日(Sun)]
自死遺族による自死遺族のためのネットワーク
全国自死遺族連絡会
http://ainokaisendai.web.fc2.com/renrakukai.html



同会のホームページより引用
【本会の主な活動】
1.自死遺族の相互交流を深めるための諸活動:「つながりあう」
2.自死遺族が運営する自助グループ活動についての情報交換:「支えあう」
3.自死や自死遺族に関する情報発信と社会啓発活動:「経験を伝える」
4.自死遺族に関係する機関等との情報交流:「声をあげる」
5.自殺予防活動:「生きて、と願う」

***********************

当事者が声を挙げることがいちばんだいじであり、
また、たいへん勇気が要ることだとも考える。
社会として、この貴重な声をしっかり聴いていくべきではないか。

以下、同会のHP等より、5/17(土)の
自死遺族フォーラム2008(日本財団助成金事業)の
報道記事を引用。日本財団様にも心よりお礼申し上げたい。

***********************

2008(平成20)年05月17日(土)
時事通信



自殺者遺族フォーラム開催


5月17日20時17分配信 時事通信

自殺者の遺族が経験を共有し支え合える
つながりづくりを目指して、
「全国自死遺族フォーラム2008」
が17日、仙台市で開催され、
遺族やNPO、行政関係者ら約150人が
参加した。

写真は経験を語る遺族ら(時事通信社)

最終更新:5月17日20時17分



【共同通信社(2008年5月17日11:58)】

家族亡くした思いを共有 自殺者遺族連絡会が初集会

全国の自殺者遺族の相互交流を目的に結成された
民間団体「全国自死遺族連絡会」の初めての集会が
17日、仙台市で開かれ、遺族同士の連携の必要性や、
現在の遺族支援制度が抱える問題点を訴えた。

連絡会は、仙台市で遺族の自助グループを運営する
主婦田中幸子さん(59)が世話人。県外からも多くの
相談が田中さんに寄せられていたことから、
全国規模の組織を立ち上げようと設立した。
2月末現在で25都道府県の193人が参加している。

集会の冒頭で田中さんは「たとえ緩やかでも、
孤立している遺族と少しでもつながりたい」と
あいさつした。

集会では宮城や福島、大阪の遺族が、
今回の連絡会を立ち上げる必要性について説明。
母親を亡くしたという福島市の奥山典子さん(48)は、
民間ボランティアのスタッフに個人的な事情を漏らされた
経験を紹介し「遺族同士だからこそ、同じ気持ちの中で
分かりあい信頼できる」と話した。



【共同通信社(2008年5月17日19:41)】

自殺者遺族連絡会が初集会 
適切なケア求める声相次ぐ

全国の自殺者遺族の相互交流を目的に結成された
民間団体「全国自死遺族連絡会」の初会合は
17日午後、仙台市で引き続き開かれ、
遺族支援の仕組みづくりや自殺が懸念される人に
対するケアで適切な行政の対応を求める声が相次いだ。

この春、大学を卒業した岐阜市の杉山久美さん(41)は
自殺者遺族への支援制度のあり方をテーマにした卒業論文を作成。
「遺族支援の仕組みづくりが遺族抜きで進められている」
と現状の問題点を指摘した。

警察官の夫を過労による自殺で亡くしたという
長野県松本市の女性(44)は労災認定を受けるまでの
困難を乗り越えた経験を語り、同じ悩みを抱える遺族を励ました。

そのほか、いじめ問題の深刻さや自殺につながるうつ病への
対策のあり方についても、全国から集まった参加者から意見が相次いだ。

集会の終了後、連絡会の世話人を務める田中幸子さん(59)は
「この会を受けて遺族同士のつながりをさらに広げていきたい」と話した。



【時事通信社(2008年5月17日18:08)】

自殺者遺族フォーラム開催=「苦悩分かち合う」

自殺者の遺族が経験を共有し支え合えるつながりづくりを
目指して、「全国自死遺族フォーラム2008」が17日、
仙台市で開催された。

フォーラムは全国自死遺族連絡会が主催。
全国から遺族や民間非営利団体(NPO)、行政関係者ら
約150人が参加。遺族らは自らの経験を話し、残された
遺族に対する社会の無理解、支援の現状に不満を訴えた。

フリートークでは、遺族らが声を詰まらせながら、
「息子が自殺したと知ったとき、頭が真っ白になって葬儀の記憶が
ない。自分も後を追って死のうと思い海に入ったが、死ねなかった」
「自殺者に対する『逃げた』とか、周囲の冷たい目線が
遺族にとってどれだけつらいか」など、それぞれの苦悩を語り合った。



【読売新聞社(2008年5月18日朝刊)】

自殺者遺族らがフォーラム開催

自殺で親族を失った遺族たちによる
「全国自死遺族フォーラム」(全国自死遺族連絡会主催)が
17日、仙台市青葉区で開かれ、遺族や支援者ら約150人が
参加した。フォーラムは参加者の意見発表も交えて3部構成で
行なわれた。第一部は「なぜ当事者の会が欲しいのか」
をテーマに、仙台市と福島市、大阪府枚方市の3団体の代表者ら
計4人が自らの体験を語った。

枚方市の「ふきのとうの会」の竹井京子代表(59)は、
2年前に一人息子(当時19歳)を亡くした。形見の腕時計を示し、
「死んだ息子の腕で、時計だけが動いていた。どう生きれば良いか
わからなくなった時、同じ境遇の人に話を聞いてもらい、
気持ちが楽になった」
と振り返った。

また、意見発表で千葉県の男性が
「今月2日が妻の命日で、新たな悲しみがわき上がってきた。
この気持ちを消せずにあと20年、30年と生きるのはつらい」
と打ち明ける場面もあった。



【日本経済新聞社(2008年5月18日朝刊)】

自殺者遺族会 仙台で初集会
家族亡くした思い 共有 
支援制度の問題点など訴え

全国の自殺者遺族の相互交流を目的に結成された
民間団体「全国自死遺族連絡会」の初めての集会が
17日、仙台市で開かれ、遺族同士の連携の必要性や、
現在の遺族支援制度が抱える問題点の改善を訴えた。
   
連絡会は、仙台市で遺族の自助グループを運営する主婦、
田中幸子さん(59)が世話人。県外からも多くの相談が
田中さんに寄せられていたことから、全国規模の組織を
立ち上げようと設立した。2月末現在で25都道府県の
193人が参加している。

集会では宮城や福島、大阪の遺族が、今回の連絡会を立ち上げる
必要性について説明。母親を亡くしたという福島市の奥山典子さん(48)は、
世話になった民間ボランティアのスタッフが個人的な事情を
外部に漏らした経験を紹介し
「遺族同士だからこそ、同じ気持ちの中で分かりあい、信頼できる」
と話した。

この春、大学を卒業した岐阜市の杉山久美さん(41)は
自殺者遺族への支援制度のあり方をテーマにした卒業論文を作成。
「遺族支援の仕組みづくりが遺族抜きで進められている」
と現状の問題点を指摘した。

警察官の夫を過労による自殺で亡くしたという長野県松本市の
女性(44)は労災認定を受けるまでの困難を乗り越えた経験を語り、
同じ悩みを抱える遺族を励ました。



【河北新報社(2008年5月18日朝刊)】

孤立せずつながりを 仙台で自死遺族フォーラム
初の全国自死遺族フォーラム 自助組織必要性訴え

全国の自殺者遺族らが、相互交流や予防活動の在り方などを
話し合う「全国自死遺族フォーラム2008」
(全国自死遺族連絡会主催)が17日、
仙台市青葉区の市シルバーセンターで開かれた。
開催は初めてで、13都府県の自死遺族ら約150人が参加。
家族を亡くした苦しみと向き合う体験談などが相次いで紹介された。

連絡会世話人で、自助グループ「藍の会」(仙台市)の
田中幸子代表(59)が
「同じ立場の人との出会いがなかったら、生きていられなかった。
孤立する遺族と少しでもつながりを持っていきたい」
とあいさつした。

フォーラムでは田中さんのほか、「ふきのとうの会」(大阪府枚方市)、
「こもれびの会」(福島市)の代表らが、気持ちを分かり合える
自助グループの必要性を説明。会場からは
「心の痛みを感じられる教育こそ大事」
「当事者抜きの支援にとどまっている」
など、行政の支援との溝を指摘する意見も出た。

いじめが原因で2人の娘を亡くした宮城県の男性と、
過労自殺で夫を亡くした長野県の女性も壇上に立ち、
つらい過去を振り返りながら
「命より大切な会社や仕事はない」
などと訴えた。

会員が24都道府県に広がった連絡会は
来春、福島市で2回目のフォーラムを開催する。
映画試写会『風のダドゥ』(m20さんに感謝) [2008年05月18日(Sun)]


NPO法人国際ビフレンダーズ
宮崎自殺防止センターの総会後、
映画『風のダドゥ』の試写会。
二十数名の参加者があった。

m20の坂元さん、たいへんありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いします。



m20(宮崎市大坪町)さんは、映画の企画・制作・配給会社。
http://www.m20film.com/

同社のHPには以下のような自己紹介あり。
「環境・人権・平和・福祉の課題を映像という手法で、
皆様と共に考えます。
(映画の企画・製作・配給についてご相談ください)」

意欲的で志の高い活動だと感じた。
メディアが乱立する中、映像という手法はますます重要になると思う。



映画『風のダドゥ』
http://www.kazeno-dadu.com/
http://www.kadokawa-pictures.co.jp/official/dadu/

今春、DVDが発売された。
興味・関心のある方はごらんいただきたい。
以下、HPより引用。

********************

ダドゥ・・・それは命の音。馬の体の中から
聞こえる風のうねりのような音。この命の響きを、
言葉も交わさずただそこに一緒に佇むことで共有しあった馬と少女。
この世に生を受けたものが傷つき希望を失ってしまった時、
何を縁に生きる力を取り戻すことが出来るのか。
映画「風のダドゥ」はそんな生きとし生けるものの
普遍のテーマに爽やかな息吹を送り込む。

全てのものを包み込む雄大な自然、あらゆる悲しみを
吹き払う清涼な風、正面からぶつかってきてくれる人々、
そして心の慟哭を分かち合える一頭の馬。
心身に深い傷を負った一人の少女は、
かつて出逢ったことのない様々な優しさに触れ、
戸惑いながらも再生してゆく。

動物と触れ合うことによって癒しを育む
アニマルセラピーは世界的に注目されているが
本作で描かれているのはホースセラピー。
しかしここでは馬と人という関係だけではなく、
生あるもの全てが関りあうことで得られる
“癒し(セラピー)”以上の限りない生命の力を
詩情豊かに描きこむ。
温かい眼差しでドラマを紡いでゆくのは
「ドン松五郎の生活」「ウィニングパス」の中田新一監督。
みずみずしい演技で主人公の少女を演じるのは
本作が初主演となる新星、木村文乃。
そして榎本孝明、勝野洋、萬田久子、犬塚弘ら演技派が
一同に会し、阿蘇の大自然の中に留まるところを知らない
生命の詩を謳い上げてゆく。

CAST
榎木 孝明
勝野 洋
井上 晴美
木村 文乃
小林 幸一朗
萬田 久子
犬塚 弘

STAFF
監督: 中田 新一
脚本: 南 柱根
撮影監督: 加藤 雄大(J.S.C)
美術: 竹内 公一
照明: 和栗 一彦
録音: 岩丸 恒
音楽: 岩代 太郎

製作年:2005年
製作国:日本
製作:「風のダドゥ」製作実行委員会
協力:SNAスカイネットアジア航空/全日本障害者乗馬協議会ANTRA/
   内閣府NPO法人ホース・フレンズ事務局
協賛:株式会社肥後銀行/九州電力株式会社
配給:角川映画
カラー/1時間35分/6巻/2582m/ビスタサイズ/ドルビーステレオSR

******************

以上、引用終わり
1人で悩まないで(産経新聞) [2008年05月18日(Sun)]
2008(平成20)年05月17日(土)
産経新聞

「1人で悩まないで」自殺防止、ネットで取り組み広がる
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080517-00000944-san-soci

5月17日19時35分配信 産経新聞

硫化水素を使った自殺が相次ぐなか、
インターネットを使って自殺防止や命の大切さを
訴える動きが広がっている。自殺願望者の多くが
ネットで自殺の方法を調べているからだ。

大手検索エンジンでは自殺関連のキーワードを
書き込んだ場合、検索結果ページの上部には
自殺防止に取り組むサイトが掲載されるようになった。
3月下旬以降、全国で100件を超えた硫化水素自殺。
自殺で最愛の家族を失った遺族や自殺未遂の経験者も
呼びかける。
「1人で悩まないで。少しでも力になりたい」
(加田智之、吉原知也)

■天国への手紙

「息子の苦しみは今でも分からない」

都内に住む自営業、志賀朋子さん(50)の長男、
暁介(ぎょうすけ)さんが自宅で首をつったのは
平成13年9月。まだ20歳だった。以前から、
インターネットを通じて知り合った女性から抗うつ剤を
譲り受け、服用を繰り返していた。志賀さんは暁介さんが
依存症の症状を出し始めるまで、そのことに気づかなかった。

薬の大量服用で昏睡(こんすい)状態になったことを
きっかけに同居を始めたが、精神科で処方される薬は
増える一方だった。暁介さんの行動に注意しなければ
ならないと分かってはいた。だが、志賀さん自身が
家庭や仕事で不安を抱えており、じっくり話し合う余裕が
なかった。

「親子だといつも顔を合わせるから、相手のことを
分かっているつもりになる。でも実際はコミュニケーションが
できていないこともある」

暁介さんの自殺は、ショックが強すぎて悲しみも感じなかった。
しばらくは涙を流して泣くこともできず、現実感のない日々が
続いた。当時のことを冷静に振り返ることができるようになった今、
暁介さんとしっかり向き合っていたのか悩んでしまう。

「息子の心の重りを軽くしてあげたかった。
もっとお互いの人生観について話し合いたかった」

親を亡くした子供も同じような思いを抱いている。

千葉県八街市の女子大生(19)の父=当時(45)=が
自殺したのは平成19年1月。知人の借金の保証人になり、
金銭的に苦しんでいたことが原因だった。

一緒に海釣りに行くなど仲が良かったが、
父は彼女に一言も相談しないまま自殺した。
彼女が父の死を受け入れたのは1周忌の法要後。
志賀さんも同様だが、身内の自殺を遺族が受け入れるには
あまりに時間がかかる。

相次ぐ硫化水素自殺の報道を聞く度に、女子大生は
「誰かに相談したの」と問いたくなる。
相談してもらえなかった理由を考えると、
残された遺族は無力感で途方に暮れてしまうからだ。

女子大生は今年1月、「天国のお父さんへ」と題した
手紙を書いた。手紙には、父の自殺を止められなかった
女子大生の後悔の言葉が並んでいる。

「本当はお父さんから私に手をさし出してもらいたかったんだよ。
1人で悩んでいたって、どんどん暗い闇に引きずり込まれて
いくだけ。無力な私だけど、私はお父さんの家族なんだから。
少しでも力になりたかったんだよ」

■「生きていてよかった」

千葉県に住む男性(45)が自殺を図ったのは、
41歳のときだった。

彼は30歳過ぎから自宅に引きこもっていた。
人の目につく日中は一歩も外に出ず、部屋から出るのは
深夜にコンビニに行くくらい。父親から渡された金で
パチンコだけをする日々だった。

「今思えば勉強も遊びもできる環境だったのに
実際は何もしていなかった。漠然と
『金がなくなったら死ねばいい』と思っていた」

金が底をつき始めると、死は現実味を増した。
飛び降りがいいか、首つりがいいか。
自殺の方法を考えることで時間をつぶし、
夜中には自転車で飛び降りやすそうな高層ビルを
チェックして回った。ビニールひもで作った首つり用の
ひもは、何本作ったか覚えていない。

所持金が数百円になった年末、最後にたばこを買った。
深夜、行きつけのパチンコ店の立体駐車場に行き、
買ったばかりのたばこを吸った。転落防止用のさくを
乗り越え足を空中に踏み出そうとした瞬間、
たまたま駐車場に入ってきた車のライトが光った。

「やっぱり死ねない」と思ったのはその瞬間。
車が入ってこなかったら、間違いなく飛び降りていた。

10年ほど会っていなかった母親と連絡を取り、
同居を始めた。引きこもり支援をするNPO法人が
自宅に来るようになった。そのNPO法人が主催する
四国お遍路巡りに参加することを決めたが、
期日が近づくに連れて眠れなくなり、初めて心療内科を
受診した。

家庭の問題や自殺未遂のことを含め、カウンセラーに
すべて話したら不思議なくらい楽になった。
お遍路から帰ると不眠症も治っていた。

「自分のことを洗いざらい話せる人ができたのが大きかった」

悩みは人それぞれだが、その悩みを分かってくれる人も必ずいる。
「人に悩みを話せないときは自分から他人との間に距離を作っていた」。
今ではそう思う。

彼は今、自分を救ってくれたNPO法人で働く傍ら、
介護福祉士の資格を取るための勉強を始めた。
お年寄りと話をしていると毎日が楽しいという。

「歯車はひとつ回ると、周りの人が次の歯車を回してくれる。
でも最初の歯車は自分で回さないと回らない」

彼にとって、自分の悩みを他人に洗いざらい話すことが
最初の歯車だった。死にたくなるくらい落ち込むときがあっても、
今では自然に誰かに相談できるという。

「生きていてよかった。今ではそう思います」

■「問題解決」情報を共有

自殺防止サイト「生きテク(http://ikiteku.net/)。
昨年9月に立ち上げたサイトには、読者を取材するなどして
得た約100個の「生きるための問題解決ノウハウ」の実例が
掲載されている。アクセス数は毎月10万ページビューを超えている。

実例は「過労」「いじめ」など8分類されており、
それぞれ苦しかった状況やどうやって解決したかなどを掲載。
家事や育児に疲れた女性は東北の牧場に1人旅をし、
大自然の中でストレスが一気に抜けていった経験を書いている。

「『生きテク』は壮大なおせっかい。昔、近所にいた、
何でも相談できるオヤジさんのようなサイトを目指したい」。
同サイトのオキタ・リュウイチ代表(32)はそう説明する。

自殺願望者の多くはネットで自殺方法を調べていることから、
大手検索エンジンも対策に乗り出している。

総合情報サイト「Yahoo! JAPAN」は
昨年末、国立精神・神経センター自殺予防総合対策センター
(東京都小平市)と連携。「死にたい」「楽な死に方」などの
キーワードで検索した際、同センターのサイトへのリンクを
検索結果ページの上部に掲載することにしている。

さらに硫化水素自殺の報道が増えた今年4月下旬からは、
「硫化水素 死に方」などでも同様の検索結果ページが
掲載されるようになった。同社は常にキーワードの見直しも
しており、現在では数10個のキーワードがあるという。
初めての総会が終了 [2008年05月18日(Sun)]
2008(平成20)年05月18日(日)

NPO法人国際ビフレンダーズ
宮崎自殺防止センターの設立後、
初めての総会が宮崎市民プラザにて行われた。

同会理事、会員十数名ほどが参加。
2007(平成19)年度の決算や事業の総括を行い、
2008(平成20)年度の予算や方針、事業が定まった。



宮崎自殺防止センターは、昨年10月にNPO法人化して、
ひた走りに走ってきた。

しかし、まだまだこれからの部分も大きい。
スタッフ一同、初心や原点を見直しながらがんばっていきたい。



コーラーや相談者の守秘義務を厳守しつつ、
NPO法人としての情報公開(透明性の担保)を進めることも、
また大事なことではないかと思う。

自分たちの活動が、市民のみなさまから理解され、
信頼され、愛されることは重要だと考える。

これからもスタッフ一同で話し合い、工夫と努力を重ねて
いかねばならない p(#^∇°)q

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