自殺対策、かかりつけ医と精神科医が連携を−日医委員会が答申(キャリアブレイン)
[2012年03月07日(Wed)]
自殺対策、かかりつけ医と精神科医が連携を−日医委員会が答申
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/36767.html;jsessionid=119D5B0AD1D637C9C265198955D47FCB
日本医師会は3月7日(水)、自殺対策は
「かかりつけ医と精神科医の連携が重要なポイント」
とする精神保健委員会(委員長=高橋祥友・防衛医科大教授)
の答申を公表した。
円滑な連携が可能になるような診療報酬体系を
整備すべきだと提言している。
答申では、うつ病などの精神疾患にかかった患者の多くは、
初診の段階では身体症状により、かかりつけ医を
受診していると指摘。
かかりつけ医と精神科医が円滑な連携システムを築く必要性を
強調した。
○
その上で、かかりつけ医と精神科医の連携の本質は、
「お互いの顔の見える関係づくり」と指摘。
かかりつけ医と精神科医が顔を合わせる場を各地域で設け、
率直な意見交換を重ねることが必要との見解を示した。
診療報酬上の問題点としては、
▽一般科から紹介を受けても、
精神科側は紹介加算を算定できない
▽紹介状に対する報告書を作成しても評価されない
―などを挙げ、見直しを求めている。
○
また、アルコール依存症対策の必要性にも言及。
患者が肝機能障害などの身体症状で
かかりつけ医を受診しても、身体症状の治療だけで
アルコール依存症は治療されないケースが多いことを
問題視し、精神科を専門としない医療従事者にも
「アルコール依存症について適切な知識を備えておくことが
望まれる。」
としている。
キャリアブレイン 2012年03月07日(木)17時57分
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/36767.html;jsessionid=119D5B0AD1D637C9C265198955D47FCB
日本医師会は3月7日(水)、自殺対策は
「かかりつけ医と精神科医の連携が重要なポイント」
とする精神保健委員会(委員長=高橋祥友・防衛医科大教授)
の答申を公表した。
円滑な連携が可能になるような診療報酬体系を
整備すべきだと提言している。
答申では、うつ病などの精神疾患にかかった患者の多くは、
初診の段階では身体症状により、かかりつけ医を
受診していると指摘。
かかりつけ医と精神科医が円滑な連携システムを築く必要性を
強調した。
○
その上で、かかりつけ医と精神科医の連携の本質は、
「お互いの顔の見える関係づくり」と指摘。
かかりつけ医と精神科医が顔を合わせる場を各地域で設け、
率直な意見交換を重ねることが必要との見解を示した。
診療報酬上の問題点としては、
▽一般科から紹介を受けても、
精神科側は紹介加算を算定できない
▽紹介状に対する報告書を作成しても評価されない
―などを挙げ、見直しを求めている。
○
また、アルコール依存症対策の必要性にも言及。
患者が肝機能障害などの身体症状で
かかりつけ医を受診しても、身体症状の治療だけで
アルコール依存症は治療されないケースが多いことを
問題視し、精神科を専門としない医療従事者にも
「アルコール依存症について適切な知識を備えておくことが
望まれる。」
としている。
キャリアブレイン 2012年03月07日(木)17時57分