自死遺族フォーラム:きょう、岩国市民会館で/山口
(毎日新聞)
[2012年03月03日(Sat)]
2012(平成24)年03月03日(土)
毎日新聞 地方版
トップ>地域ニュース>山口
自死遺族フォーラム:きょう、岩国市民会館で/山口
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20120303ddlk35040430000c.html
自殺予防月間に合わせて3月3日(金)、
岩国市民会館で開かれる
「自死遺族フォーラム2012in岩国」
では、子どもを失った2人の母親が遺族の思いを語る。
○
講演するのは、岩国市の
「自死遺族わかち合いの会 木漏(こも)れ陽(び)」
代表の寺尾眞澄さん(52)と、
仙台市の遺族の会「藍の会」代表の田中幸子さん(62)。
寺尾さんの次女、礼さん(当時23歳)は
2008年3月に亡くなった。
看護師3年目でうつ病の傾向を指摘され、
自宅療養していた。
「助けてあげられなかった。」
と悩む寺尾さんが目にしたのは、田中さんが世話人を務める
「全国自死遺族連絡会」が開いた
「全国自死遺族フォーラム」の新聞記事だった。
思い悩んだ末、2カ月後に寺尾さんは
田中さんに電話をかけ、
「分かってくれる人がいた。」
と涙があふれたという。
○
田中さんは05年11月、警察官の長男、
健一さん(当時34歳)を亡くした。
高校生3人が死亡する飲酒運転事故が発生し、
忙殺されていた。
田中さんは2006年に「藍の会」を発足。
寺尾さんは
「山口県内にも交流の場が必要。」
と感じて2010年3月、山口県内初の交流会
「木漏れ陽」を設立し、遺族の語り合いを続けている。
フォーラムは午後1時から。寺尾さんは
「自死した人も一生懸命、生きていたこと、
悲劇は誰にでも起こりうること」を話すという。
午前10時からは、亡くなった50人の写真や遺書、遺族らの
手記を集めたパネル展も。無料。
【大山典男】 〔山口東版〕
毎日新聞 地方版 2012年03月03日(土)
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
2012(平成24)年03月02日(金)
毎日新聞 地方版
トップ>地域ニュース>山口
自殺対策強化月間:
自殺予防を身近な問題に、山口県内各地で講演会
遺族支援の必要性も訴え/山口
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20120302ddlk35040499000c.html
自殺対策強化月間の今月3月、
うつ病の早期発見・治療などを通じて
自殺(自死)を減らそうと、山口県内各地で
講演会が開かれる。
主催する山口県などは
自殺防止に向けて参加を呼びかけている。
○
警察庁によると、山口県内の自殺者は、
▽2008年 371人
▽2009年 416人
▽2010年 369人
▽2011年 366人
−−と依然高止まりしている。
山口県健康増進課によると、全国同様、
山口県内でも中高年の男性が多いものの、
若い女性も増加傾向にある。
うつ病を含む健康問題や経済問題から
アルコール依存などになり、自殺につながる例が多い。
遺族にとっても原因が分からなかったり、
補償問題で苦しんだりする場合があることから、
遺族支援が必要となっている。
○
山口県健康増進課は3月10日(土)、
「お酒と心の健康を考える」をテーマに
自殺対策フォーラムを、山口県教育会館(山口市大手町)
で開く。
成増厚生病院(東京)診療部長で
精神科医の後藤 恵医師らが講演。
不眠や飲酒運転などが自殺の兆候になっている例を紹介し、
対策を伝える。
時間は午後1時半〜4時(無料)。
山口県健康増進課は
「自殺は周囲でいつ起きてもおかしくない状況が続いている。
自殺防止に向けてできることを知ってほしい。」
と話している。
○
今月3月は他にも、自殺予防と遺族ケアのための
講演会が開かれる。
3月3日(土)午後1〜4時には、
「自死遺族フォーラムin岩国」(岩国市民会館)。
山口県岩国市の自死遺族自助グループ
「木洩れ陽(こもれび)」が、遺族の手記や遺書を
展示するなどして、遺族支援の必要性などを訴える。
その他の日程は次の通り。
▽3月 5日(月)午後2〜4時
「おいでませ健康講座〜ストレス解消法」
(山口県美祢市保健センター)
▽3月15日(木)午後6時〜8時半
「心の健康づくり講演会」(長門市中央公民館)
▽3月18日(日)午後1時半〜3時、
講演会「踏み越えをくいとめる
スクールカウンセラーの考える自殺予防」(海峡メッセ下関)
▽3月21日(水)午後2時〜4時40分
「つながる若者たち 〜大切な人の悩みに寄り添うために」
(宇部フロンティア大学)
毎日新聞 地方版 2012年03月02日(金)
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
2012(平成24)年03月02日(金)
毎日新聞 地方版
トップ>地域ニュース>山口
自殺対策強化月間:
睡眠大切、うつ病防止
周南市長ら徳山駅でPR/山口
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20120302ddlk35040502000c.html
今月3月の「自殺対策強化月間」に合わせ、
山口県周南市の木村健一郎市長らが3月1日(木)、
十分な睡眠で自殺につながるうつ病を防ぐよう
JR徳山駅で朝の通勤客らに訴えた。
厚生労働省の調査によると、2010年に
周南市では38人が自殺している。
○
木村市長のほか、周南市議会の米沢痴達(ちたつ)議長、
周南市職員ら約20人が参加。
うつ病のサインである不眠や浅い眠りなどを見逃さず
受診することや、ストレス解消や適度な運動で
心地よい睡眠をとるよう訴えるチラシを配布。
ポケットティッシュやガム、メモ用紙などと一緒に
約650セットを配った。
【遠藤雅彦】
毎日新聞 地方版 2012年03月02日(金)
毎日新聞 地方版
トップ>地域ニュース>山口
自死遺族フォーラム:きょう、岩国市民会館で/山口
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20120303ddlk35040430000c.html
自殺予防月間に合わせて3月3日(金)、
岩国市民会館で開かれる
「自死遺族フォーラム2012in岩国」
では、子どもを失った2人の母親が遺族の思いを語る。
○
講演するのは、岩国市の
「自死遺族わかち合いの会 木漏(こも)れ陽(び)」
代表の寺尾眞澄さん(52)と、
仙台市の遺族の会「藍の会」代表の田中幸子さん(62)。
寺尾さんの次女、礼さん(当時23歳)は
2008年3月に亡くなった。
看護師3年目でうつ病の傾向を指摘され、
自宅療養していた。
「助けてあげられなかった。」
と悩む寺尾さんが目にしたのは、田中さんが世話人を務める
「全国自死遺族連絡会」が開いた
「全国自死遺族フォーラム」の新聞記事だった。
思い悩んだ末、2カ月後に寺尾さんは
田中さんに電話をかけ、
「分かってくれる人がいた。」
と涙があふれたという。
○
田中さんは05年11月、警察官の長男、
健一さん(当時34歳)を亡くした。
高校生3人が死亡する飲酒運転事故が発生し、
忙殺されていた。
田中さんは2006年に「藍の会」を発足。
寺尾さんは
「山口県内にも交流の場が必要。」
と感じて2010年3月、山口県内初の交流会
「木漏れ陽」を設立し、遺族の語り合いを続けている。
フォーラムは午後1時から。寺尾さんは
「自死した人も一生懸命、生きていたこと、
悲劇は誰にでも起こりうること」を話すという。
午前10時からは、亡くなった50人の写真や遺書、遺族らの
手記を集めたパネル展も。無料。
【大山典男】 〔山口東版〕
毎日新聞 地方版 2012年03月03日(土)
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
2012(平成24)年03月02日(金)
毎日新聞 地方版
トップ>地域ニュース>山口
自殺対策強化月間:
自殺予防を身近な問題に、山口県内各地で講演会
遺族支援の必要性も訴え/山口
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20120302ddlk35040499000c.html
自殺対策強化月間の今月3月、
うつ病の早期発見・治療などを通じて
自殺(自死)を減らそうと、山口県内各地で
講演会が開かれる。
主催する山口県などは
自殺防止に向けて参加を呼びかけている。
○
警察庁によると、山口県内の自殺者は、
▽2008年 371人
▽2009年 416人
▽2010年 369人
▽2011年 366人
−−と依然高止まりしている。
山口県健康増進課によると、全国同様、
山口県内でも中高年の男性が多いものの、
若い女性も増加傾向にある。
うつ病を含む健康問題や経済問題から
アルコール依存などになり、自殺につながる例が多い。
遺族にとっても原因が分からなかったり、
補償問題で苦しんだりする場合があることから、
遺族支援が必要となっている。
○
山口県健康増進課は3月10日(土)、
「お酒と心の健康を考える」をテーマに
自殺対策フォーラムを、山口県教育会館(山口市大手町)
で開く。
成増厚生病院(東京)診療部長で
精神科医の後藤 恵医師らが講演。
不眠や飲酒運転などが自殺の兆候になっている例を紹介し、
対策を伝える。
時間は午後1時半〜4時(無料)。
山口県健康増進課は
「自殺は周囲でいつ起きてもおかしくない状況が続いている。
自殺防止に向けてできることを知ってほしい。」
と話している。
○
今月3月は他にも、自殺予防と遺族ケアのための
講演会が開かれる。
3月3日(土)午後1〜4時には、
「自死遺族フォーラムin岩国」(岩国市民会館)。
山口県岩国市の自死遺族自助グループ
「木洩れ陽(こもれび)」が、遺族の手記や遺書を
展示するなどして、遺族支援の必要性などを訴える。
その他の日程は次の通り。
▽3月 5日(月)午後2〜4時
「おいでませ健康講座〜ストレス解消法」
(山口県美祢市保健センター)
▽3月15日(木)午後6時〜8時半
「心の健康づくり講演会」(長門市中央公民館)
▽3月18日(日)午後1時半〜3時、
講演会「踏み越えをくいとめる
スクールカウンセラーの考える自殺予防」(海峡メッセ下関)
▽3月21日(水)午後2時〜4時40分
「つながる若者たち 〜大切な人の悩みに寄り添うために」
(宇部フロンティア大学)
毎日新聞 地方版 2012年03月02日(金)
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
2012(平成24)年03月02日(金)
毎日新聞 地方版
トップ>地域ニュース>山口
自殺対策強化月間:
睡眠大切、うつ病防止
周南市長ら徳山駅でPR/山口
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20120302ddlk35040502000c.html
今月3月の「自殺対策強化月間」に合わせ、
山口県周南市の木村健一郎市長らが3月1日(木)、
十分な睡眠で自殺につながるうつ病を防ぐよう
JR徳山駅で朝の通勤客らに訴えた。
厚生労働省の調査によると、2010年に
周南市では38人が自殺している。
○
木村市長のほか、周南市議会の米沢痴達(ちたつ)議長、
周南市職員ら約20人が参加。
うつ病のサインである不眠や浅い眠りなどを見逃さず
受診することや、ストレス解消や適度な運動で
心地よい睡眠をとるよう訴えるチラシを配布。
ポケットティッシュやガム、メモ用紙などと一緒に
約650セットを配った。
【遠藤雅彦】
毎日新聞 地方版 2012年03月02日(金)