脳波でロボットアームを操作 等(NHKオンライン)
[2011年11月03日(Thu)]
2011(平成23)年11月03日(木・祝)
NHKオンライン
トップ>ニュース/報道>ニューストップ>科学・医療
脳波でロボットアームを操作
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111103/k10013696011000.html
患者の脳波を読み取って、本人の意図したとおりに
ロボットアームを動かすことに、
大阪大学の研究グループが成功しました。
研究グループでは、体を動かせない患者の
生活支援に役立つ技術に発展させたいとしています。
○
大阪大学脳神経外科の研究グループは
体を動かせなくなった患者の脳波を読み取り、
本人の意図したとおりにロボットを動かす技術について
研究を進めています。
大脳の運動野と呼ばれる部分で、脳波を測定すると
体の動きを高い精度で推定できることが分かってきたため、
治療で脳の表面に電極を張り付けている患者の協力を得て、
手や腕を動かすときの脳波の特徴を調べました。
そして、脳波を読み取って患者が意図したとおりに
ロボットアームを動かせるかどうか実験したところ、
物をつかんだり離したりする動作では、
60%から90%の確率で本人の動きを再現できた
ということです。
さらに、5年間まったく腕が動かない患者でも、
本人がイメージした動作を90%の確率で
推定できたということで、研究グループでは
脳波を読み取って本人の意図したとおりに
ロボットを制御する技術にめどがついたとしています。
○
研究グループのよし峰俊樹教授は
「将来的には体を動かせないALSなど
難病患者の生活支援に役立つ技術に発展させたい。」
と話しています。
NHKオンライン 2011年11月03日(木・祝)04時58分
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
2011(平成23)年11月01日(火)
NHKオンライン
トップ>ニュース/報道>ニューストップ>経済
トヨタ 介護医療ロボット開発
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111101/k10013663851000.html
トヨタ自動車は車づくりの技術を応用し、
介護や医療の現場で役立つロボットの試作機を
11月1日(火)、東京で報道関係者に公開し、
2年後をめどに実用化を目指す方針を明らかにしました。
○
このロボットは、トヨタが愛知県豊明市の藤田保健衛生大学と
4年前から共同で開発を進めていたものです。
このうち、介護が必要な人の移動を支援するロボットは、
体を支える器具と台車を組み合わせ、
胸や両脇を支えるパッドの調整に車のエンジンを制御する
モーターの技術が応用されています。
また、歩行困難な患者が体のバランス機能を訓練する
ロボットは、立って乗る2輪車のロボットを活用し、
体の重心の動きとテレビゲームを連動させて、
楽しみながら訓練することができます。
○
ロボットの開発を担当するトヨタの井上洋一常務は
「安全性を確保し、さらに求めやすい価格を設定できれば、
十分採算が取れる。」
と話していました。
トヨタは大学の協力を得ながら実証実験を通じて
ロボットの改良を重ね、2年後の平成25年度をめどに
実用化を目指したいとしています。
NHKオンライン 2011年11月01日(火)21時09分
NHKオンライン
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脳波でロボットアームを操作
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111103/k10013696011000.html
患者の脳波を読み取って、本人の意図したとおりに
ロボットアームを動かすことに、
大阪大学の研究グループが成功しました。
研究グループでは、体を動かせない患者の
生活支援に役立つ技術に発展させたいとしています。
○
大阪大学脳神経外科の研究グループは
体を動かせなくなった患者の脳波を読み取り、
本人の意図したとおりにロボットを動かす技術について
研究を進めています。
大脳の運動野と呼ばれる部分で、脳波を測定すると
体の動きを高い精度で推定できることが分かってきたため、
治療で脳の表面に電極を張り付けている患者の協力を得て、
手や腕を動かすときの脳波の特徴を調べました。
そして、脳波を読み取って患者が意図したとおりに
ロボットアームを動かせるかどうか実験したところ、
物をつかんだり離したりする動作では、
60%から90%の確率で本人の動きを再現できた
ということです。
さらに、5年間まったく腕が動かない患者でも、
本人がイメージした動作を90%の確率で
推定できたということで、研究グループでは
脳波を読み取って本人の意図したとおりに
ロボットを制御する技術にめどがついたとしています。
○
研究グループのよし峰俊樹教授は
「将来的には体を動かせないALSなど
難病患者の生活支援に役立つ技術に発展させたい。」
と話しています。
NHKオンライン 2011年11月03日(木・祝)04時58分
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
2011(平成23)年11月01日(火)
NHKオンライン
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トヨタ 介護医療ロボット開発
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111101/k10013663851000.html
トヨタ自動車は車づくりの技術を応用し、
介護や医療の現場で役立つロボットの試作機を
11月1日(火)、東京で報道関係者に公開し、
2年後をめどに実用化を目指す方針を明らかにしました。
○
このロボットは、トヨタが愛知県豊明市の藤田保健衛生大学と
4年前から共同で開発を進めていたものです。
このうち、介護が必要な人の移動を支援するロボットは、
体を支える器具と台車を組み合わせ、
胸や両脇を支えるパッドの調整に車のエンジンを制御する
モーターの技術が応用されています。
また、歩行困難な患者が体のバランス機能を訓練する
ロボットは、立って乗る2輪車のロボットを活用し、
体の重心の動きとテレビゲームを連動させて、
楽しみながら訓練することができます。
○
ロボットの開発を担当するトヨタの井上洋一常務は
「安全性を確保し、さらに求めやすい価格を設定できれば、
十分採算が取れる。」
と話していました。
トヨタは大学の協力を得ながら実証実験を通じて
ロボットの改良を重ね、2年後の平成25年度をめどに
実用化を目指したいとしています。
NHKオンライン 2011年11月01日(火)21時09分