自死遺児に相談の場 大村のNPO 支援始める(西日本新聞/長崎)
[2011年09月19日(Mon)]
2011(平成)年09月19日(月・祝)
西日本新聞朝刊
トップ>九州>長崎
自死遺児に相談の場 大村のNPO 支援始める
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/264147
長崎県大村市のNPO法人
「自死遺族支援ネットワークRe(アールイー)」
(山口和浩代表)が、親などの自殺で残された子どもたちを
対象にした相談支援事業を始めた。
遺族の間にも遺児の将来や孤立を心配する声が強いことに加え、
30代の自殺者の急増で幼い遺児のケアが
さらに重要になっていることに対応した試みだ。
Reによると、遺児に特化した相談会は九州を含め、
全国的にも例が少ないという。

自殺で父親を亡くした女子高校生の相談に応じる
山口和浩さん(右)=9月10日(土)、長崎県大村市
○
Reは2006年設立。
遺族の交流会を毎月、長崎県内で開いている。
Reによると、3万人台で推移している自殺者のうち、
50代はここ10年で減少している一方、
30代は大幅に増加。遺児の低年齢化も進んでいると
みられるが、従来の遺族支援は残された親や配偶者に
偏りがちで、遺児のケアは全国的にもまだ緒に就いたばかり
という。
中学生の時に父親を自殺で亡くし、現在は
NPO法人「全国自死遺族総合支援センター」(東京)
の理事も務める山口代表(30)は
「子どもは思いを言葉にしにくく、悲しみを抱え込みがち。
遺族も自殺について話しにくく、
子どもはさらに孤立する傾向が強い。
まず、遺児が『思いを言葉にしてもいい。』
と考える場が必要だ。」
と強調する。
○
相談会は国の地域自殺対策緊急強化基金を活用し、
長崎県内で全5回を予定。
対象は小中学生から大学生程度までを想定し、
Reメンバーらが話を聞く。
9月10日(土)に大村市で開いた初回には、
父親を亡くした長崎県内の女子高校生(17)が参加し、
約1時間半にわたり故人へのさまざまな思いや
学費の心配などを打ち明けた。
山口代表は
「家族に迷惑をかけまいと、
遺児が進学を諦めるケースもある。」
と指摘。
相談会では、遺児が自ら考え、気持ちの整理をつけることを
支えつつ、求められれば奨学金制度の紹介なども行う。
○
国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所
自殺予防総合対策センター(東京)の松本俊彦副センター長は
「大人以上に配慮が必要な子どもへの支援は、
ほとんど行われてこなかった。
大きな意義のある取り組みだ。」
と評価している。
次回相談会は12月に長崎市で開催予定。
Re = 090(5280)5032。
西日本新聞朝刊 2011年09月19日(月・祝)10時05分
西日本新聞朝刊
トップ>九州>長崎
自死遺児に相談の場 大村のNPO 支援始める
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/264147
長崎県大村市のNPO法人
「自死遺族支援ネットワークRe(アールイー)」
(山口和浩代表)が、親などの自殺で残された子どもたちを
対象にした相談支援事業を始めた。
遺族の間にも遺児の将来や孤立を心配する声が強いことに加え、
30代の自殺者の急増で幼い遺児のケアが
さらに重要になっていることに対応した試みだ。
Reによると、遺児に特化した相談会は九州を含め、
全国的にも例が少ないという。

自殺で父親を亡くした女子高校生の相談に応じる
山口和浩さん(右)=9月10日(土)、長崎県大村市
○
Reは2006年設立。
遺族の交流会を毎月、長崎県内で開いている。
Reによると、3万人台で推移している自殺者のうち、
50代はここ10年で減少している一方、
30代は大幅に増加。遺児の低年齢化も進んでいると
みられるが、従来の遺族支援は残された親や配偶者に
偏りがちで、遺児のケアは全国的にもまだ緒に就いたばかり
という。
中学生の時に父親を自殺で亡くし、現在は
NPO法人「全国自死遺族総合支援センター」(東京)
の理事も務める山口代表(30)は
「子どもは思いを言葉にしにくく、悲しみを抱え込みがち。
遺族も自殺について話しにくく、
子どもはさらに孤立する傾向が強い。
まず、遺児が『思いを言葉にしてもいい。』
と考える場が必要だ。」
と強調する。
○
相談会は国の地域自殺対策緊急強化基金を活用し、
長崎県内で全5回を予定。
対象は小中学生から大学生程度までを想定し、
Reメンバーらが話を聞く。
9月10日(土)に大村市で開いた初回には、
父親を亡くした長崎県内の女子高校生(17)が参加し、
約1時間半にわたり故人へのさまざまな思いや
学費の心配などを打ち明けた。
山口代表は
「家族に迷惑をかけまいと、
遺児が進学を諦めるケースもある。」
と指摘。
相談会では、遺児が自ら考え、気持ちの整理をつけることを
支えつつ、求められれば奨学金制度の紹介なども行う。
○
国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所
自殺予防総合対策センター(東京)の松本俊彦副センター長は
「大人以上に配慮が必要な子どもへの支援は、
ほとんど行われてこなかった。
大きな意義のある取り組みだ。」
と評価している。
次回相談会は12月に長崎市で開催予定。
Re = 090(5280)5032。
西日本新聞朝刊 2011年09月19日(月・祝)10時05分



