「罪悪感」訴え、震災後に相談増加 自殺防止センター(朝日新聞/愛知)
[2011年05月25日(Wed)]
2011(平成23)年05月25日(水)
朝日新聞
asahi.com>マイタウン>愛知
「罪悪感」訴え、震災後に相談増加 自殺防止センター
http://mytown.asahi.com/areanews/aichi/NGY201105240024.html
「生きたい人が死ぬのに、
死にたい自分が生きていていいのか。」
2月に市民有志が始めた
「ビフレンダーズあいち自殺防止センター」
(NPO法人申請中)には、東日本大震災後、
自分を追い詰めてしまったという電話が相次いでいる。
センターは、東京自殺防止センターが2年前、
愛知県名古屋市で開いたセミナーがきっかけになり、設立。
センターの専門研修を受けた名古屋市内の看護師
岡山ミサ子さん(51)のほか、サラリーマン、主婦ら
計8人が相談員になった。
「もっとも相談したいだろう時間帯を。」
と考え、あえて毎週土曜日の未明、午前0時から4時間、
相談を受け付けている。
3カ月間で138件の電話があり、うち女性が76件だった。
年齢は、推測では30〜50代くらいが多い。

電話をとる岡山さん=春日井市
○
驚いたのは、震災後、
「悲惨な映像をみるたび、苦しくなる。」
「自分が死にたいのは申し訳ない。」
といった内容が増えたことだ。
テレビで放映される悲惨な震災の様子に比べ、
平静な日常の生活なのに、逆にそこで悩んでいる自分に
罪悪感を覚え、さらに心理的に追い込まれていた。
「そういう孤独な時だからこそ、
相手に寄り添うセンターの役割が重要です。」
と岡山さん。
「死にたいのですか。」
と尋ねると、7割は「はい。」と答える。
でも電話してきたのは、つながりたい気持ちがあるから。
そこに希望をもって耳を傾けている、という。
○
センターは、愛知県春日井市の豆腐店の2階事務所。
ネズミがはい回る古い部屋だったが、
知り合いの左官職人の指導で壁を塗り直したり、
家具職人が靴箱を作ってくれたりして整えた。
現在は東京のセンターからベテランが毎回、出張してきて、
相談電話を隣で聞き、アドバイスもしている。
6月4日(土)午後1時開場、
名古屋市港区の名古屋港湾会館で、設立記念フォーラムを開く。
作家の柳田邦男さんが記念講演する。
定員200人。参加費1,000円。
また7月から始まる第2期の相談員の研修生を募集している。
定員15人で受講費3万円。
問い合わせは事務局。
(090・3836・3061
=平日の午前9時〜午後4時のみ。
メール=nagoya@spc-aichi.org)
相談電話は(0568・70・9090)。
(伊藤智章)
朝日新聞 2011年05月25日(水)
朝日新聞
asahi.com>マイタウン>愛知
「罪悪感」訴え、震災後に相談増加 自殺防止センター
http://mytown.asahi.com/areanews/aichi/NGY201105240024.html
「生きたい人が死ぬのに、
死にたい自分が生きていていいのか。」
2月に市民有志が始めた
「ビフレンダーズあいち自殺防止センター」
(NPO法人申請中)には、東日本大震災後、
自分を追い詰めてしまったという電話が相次いでいる。
センターは、東京自殺防止センターが2年前、
愛知県名古屋市で開いたセミナーがきっかけになり、設立。
センターの専門研修を受けた名古屋市内の看護師
岡山ミサ子さん(51)のほか、サラリーマン、主婦ら
計8人が相談員になった。
「もっとも相談したいだろう時間帯を。」
と考え、あえて毎週土曜日の未明、午前0時から4時間、
相談を受け付けている。
3カ月間で138件の電話があり、うち女性が76件だった。
年齢は、推測では30〜50代くらいが多い。

電話をとる岡山さん=春日井市
○
驚いたのは、震災後、
「悲惨な映像をみるたび、苦しくなる。」
「自分が死にたいのは申し訳ない。」
といった内容が増えたことだ。
テレビで放映される悲惨な震災の様子に比べ、
平静な日常の生活なのに、逆にそこで悩んでいる自分に
罪悪感を覚え、さらに心理的に追い込まれていた。
「そういう孤独な時だからこそ、
相手に寄り添うセンターの役割が重要です。」
と岡山さん。
「死にたいのですか。」
と尋ねると、7割は「はい。」と答える。
でも電話してきたのは、つながりたい気持ちがあるから。
そこに希望をもって耳を傾けている、という。
○
センターは、愛知県春日井市の豆腐店の2階事務所。
ネズミがはい回る古い部屋だったが、
知り合いの左官職人の指導で壁を塗り直したり、
家具職人が靴箱を作ってくれたりして整えた。
現在は東京のセンターからベテランが毎回、出張してきて、
相談電話を隣で聞き、アドバイスもしている。
6月4日(土)午後1時開場、
名古屋市港区の名古屋港湾会館で、設立記念フォーラムを開く。
作家の柳田邦男さんが記念講演する。
定員200人。参加費1,000円。
また7月から始まる第2期の相談員の研修生を募集している。
定員15人で受講費3万円。
問い合わせは事務局。
(090・3836・3061
=平日の午前9時〜午後4時のみ。
メール=nagoya@spc-aichi.org)
相談電話は(0568・70・9090)。
(伊藤智章)
朝日新聞 2011年05月25日(水)



