被災地支援の看護師もケア必要 神戸で研修会 等(神戸新聞)
[2011年04月29日(Fri)]
2011(平成23)年04月29日(金・祝)
神戸新聞
ホーム>社会
兵庫県警のじぎく隊帰還
被災者に寄り添い心のケア
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0004011513.shtml
東日本大震災の避難所で、相談や防犯指導をした
兵庫県警の女性中心部隊「のじぎく隊」が
4月28日、12日間の派遣を終え、神戸に戻った。
隊員らは宮城県石巻市と東松島市、女川町の避難所
126カ所を巡り、被災者の悲しみや悩みに耳を傾けた。

東日本大震災の避難所で子どもの遊び相手になった
のじぎく隊員ら=宮城県石巻市内(兵庫県警提供)
女性が7割(14人)を占める同隊は4月18日、
被災地に到着。想像を超えた被害に言葉を失った。
ある避難所で母が行方不明の30代女性と出会い、
阪神・淡路大震災で避難所暮らしをした
徳平真弓巡査部長(53)は
「泣きたいときは泣きましょう。」
と一緒に泣き寄り添ったという。
「大切な家族、家、仕事…。
すべてを失った人にどう声掛けすればいいのか。」
新潟県中越地震の被災地に派遣された
道北美由紀巡査部長(38)は、悩んだ末、
「頑張らなくていいよ。
みんなが助けてくれる。」
と接した。
のじぎく隊は
「女性更衣室を設けて。」
など計71件の要望を受け、トイレまでの暗い通路を照らす
照明の設置など6件を実現。
風船アートや折り紙で、ストレスがたまった
子どもの心のケアも担った。
○
阪神・淡路の経験を質問する被災者は多かったという。
被災者から
「家族の代わりに自分が死にたかった。」
といった声も多く聞き、同隊長の藤川真実警部(46)は
「心のケアは大きな課題。」
と指摘している。
兵庫県警は今後、第2陣の派遣要請にも応じる方針。
下村政美巡査部長(37)は
「阪神・淡路を体験したわたしたちは、
被災地のことを、ずっと心にとめて支えていかないと。」
と話していた。
(小林伸哉)
神戸新聞 2011年04月29日(金・祝)07時30分
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
2011(平成23)年04月27日(木)
神戸新聞
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被災地支援の看護師もケア必要 神戸で研修会
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0004005944.shtml
東日本大震災の被災地で医療支援に取り組む
看護師の心のケアを目的とした研修会が
4月26日、神戸市中央区の兵庫県看護協会で開かれた。
現地に派遣された看護師は
「十分にやれたという達成感を得にくく、心が苦しい。」
などと報告。
専門家は
「被災地では気分が高ぶって何かしたいと思うだろうが、
役割を踏み越えず、自分自身のケアもしてほしい。」
と呼び掛けた。
○
同協会は震災直後から宮城県石巻市と気仙沼市に
看護師を派遣し、現在も被災者の健康チェックなど
を担っている。
研修会は今後派遣予定の看護師に、既に活動を終えた
看護師の声を聞いて、起こり得る心のストレスを
知ってもらうため企画。約50人が参加した。

今月5〜8日に石巻市の避難所で活動した
山本大祐さん(35)=朝来市=は、
家族に排尿の介助をさせたくないため
水を飲もうとしない男性に、
「水を飲んで。」
と言えず悩んだ体験を紹介。
「深刻な状況が続いていることもあって達成感がなく、
兵庫に戻って周囲から『良くやったな。』
と言われても、素直に受け取れない。」
と打ち明けた。
他の発表者からも
「避難所にいる人すべての健康チェックはできなかった。
ああいう活動で良かったのか自問してしまう。」
との声が相次いだ。
○
兵庫県こころのケアセンターの加藤 寛副所長は
「『何が必要ですか。』と尋ねる御用聞き
として控えめに活動してほしい。」
と、現地で頑張り過ぎないよう提案していた。
(金井恒幸)
神戸新聞 2011年04月27日(木)12時00分
神戸新聞
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兵庫県警のじぎく隊帰還
被災者に寄り添い心のケア
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0004011513.shtml
東日本大震災の避難所で、相談や防犯指導をした
兵庫県警の女性中心部隊「のじぎく隊」が
4月28日、12日間の派遣を終え、神戸に戻った。
隊員らは宮城県石巻市と東松島市、女川町の避難所
126カ所を巡り、被災者の悲しみや悩みに耳を傾けた。

東日本大震災の避難所で子どもの遊び相手になった
のじぎく隊員ら=宮城県石巻市内(兵庫県警提供)
女性が7割(14人)を占める同隊は4月18日、
被災地に到着。想像を超えた被害に言葉を失った。
ある避難所で母が行方不明の30代女性と出会い、
阪神・淡路大震災で避難所暮らしをした
徳平真弓巡査部長(53)は
「泣きたいときは泣きましょう。」
と一緒に泣き寄り添ったという。
「大切な家族、家、仕事…。
すべてを失った人にどう声掛けすればいいのか。」
新潟県中越地震の被災地に派遣された
道北美由紀巡査部長(38)は、悩んだ末、
「頑張らなくていいよ。
みんなが助けてくれる。」
と接した。
のじぎく隊は
「女性更衣室を設けて。」
など計71件の要望を受け、トイレまでの暗い通路を照らす
照明の設置など6件を実現。
風船アートや折り紙で、ストレスがたまった
子どもの心のケアも担った。
○
阪神・淡路の経験を質問する被災者は多かったという。
被災者から
「家族の代わりに自分が死にたかった。」
といった声も多く聞き、同隊長の藤川真実警部(46)は
「心のケアは大きな課題。」
と指摘している。
兵庫県警は今後、第2陣の派遣要請にも応じる方針。
下村政美巡査部長(37)は
「阪神・淡路を体験したわたしたちは、
被災地のことを、ずっと心にとめて支えていかないと。」
と話していた。
(小林伸哉)
神戸新聞 2011年04月29日(金・祝)07時30分
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
2011(平成23)年04月27日(木)
神戸新聞
ホーム>社会
被災地支援の看護師もケア必要 神戸で研修会
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0004005944.shtml
東日本大震災の被災地で医療支援に取り組む
看護師の心のケアを目的とした研修会が
4月26日、神戸市中央区の兵庫県看護協会で開かれた。
現地に派遣された看護師は
「十分にやれたという達成感を得にくく、心が苦しい。」
などと報告。
専門家は
「被災地では気分が高ぶって何かしたいと思うだろうが、
役割を踏み越えず、自分自身のケアもしてほしい。」
と呼び掛けた。
○
同協会は震災直後から宮城県石巻市と気仙沼市に
看護師を派遣し、現在も被災者の健康チェックなど
を担っている。
研修会は今後派遣予定の看護師に、既に活動を終えた
看護師の声を聞いて、起こり得る心のストレスを
知ってもらうため企画。約50人が参加した。

今月5〜8日に石巻市の避難所で活動した
山本大祐さん(35)=朝来市=は、
家族に排尿の介助をさせたくないため
水を飲もうとしない男性に、
「水を飲んで。」
と言えず悩んだ体験を紹介。
「深刻な状況が続いていることもあって達成感がなく、
兵庫に戻って周囲から『良くやったな。』
と言われても、素直に受け取れない。」
と打ち明けた。
他の発表者からも
「避難所にいる人すべての健康チェックはできなかった。
ああいう活動で良かったのか自問してしまう。」
との声が相次いだ。
○
兵庫県こころのケアセンターの加藤 寛副所長は
「『何が必要ですか。』と尋ねる御用聞き
として控えめに活動してほしい。」
と、現地で頑張り過ぎないよう提案していた。
(金井恒幸)
神戸新聞 2011年04月27日(木)12時00分



