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惨事体験、避難長期化 心荒れる子ども(東京新聞) [2011年04月30日(Sat)]
2011(平成23)年04月30日(土)
東京新聞 夕刊
トップ>社会>紙面から一覧

【社会】
惨事体験、避難長期化 心荒れる子ども
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011043002000181.html

被災体験や長引く避難所生活で、
子どもたちの心が荒れている。

震災後、「乱暴になった」「すぐかっとなる」
という小中学生が増え、教育関係者は
対応策を模索している。



宮城県石巻市の避難所に
家族8人で生活する小野寺 絢さん(32)は
小6の長女、小3の次女、小2の長男が

「言葉遣いが荒くなり、
 きょうだいげんかが増えた。」

と感じる。

最近は、支援物資のお菓子を多く食べるのを
たしなめると、小野寺さんの腕や腰を
たたいてくるようになった。

「前はこんなことなかったのに。」

段ボールを仕切っただけの体育館で1カ月以上。
子どもらは

「家がなくなったね。」
とも口にする。

一家が避難所を出る見通しは立たない。
重なり合うストレスが子どもの心を
追いやっている。

宮城県名取市の増田中学校は
3月末、2、3年生305人に
アンケートをした。

「食欲がない」「よく眠れない」などの19項目で、
「イライラして落ち着かない。」
「すぐかっとなるようになった。」
という回答が目立った。

教務主任の仙台晶子教諭は

「地震や津波、人が亡くなる様子を見た
 生徒が不安定になることは自然。
 湧き上がる感情を認め、受け止める
 時間が必要です。」

と話す。

2カ月に1度、同じアンケートを続け、
生徒の心の変化を調べていく。



被災した子どもの心のケアを研究する
兵庫教育大の冨永良喜教授(臨床心理学)は

「子どもがけんかしたり言葉が荒くなる
 行動変化は、阪神大震災後もみられた。」
と指摘。

生死にかかわる体験や避難所生活での運動不足、
食生活の偏りなどがストレスを生むという。

親や教師がイライラすると、
さらに悪影響を与えるため、

「学校や避難所で深呼吸やストレッチをしたり、
 心を1つにする大縄飛びなど、
 心身を和らげるリラックス法を取り入れてほしい。」

と提言する。

(柚木まり、島崎諭生)

東京新聞 夕刊 2011年04月30日(土)
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