自殺高齢者が3割、昨年鹿児県内476人理由「健康問題」最多(読売新聞/鹿児島)
[2011年03月26日(Sat)]
2011(平成23)年03月26日(土)
読売新聞
ホーム>地域>鹿児島
自殺高齢者が3割、昨年鹿児県内476人
理由「健康問題」最多
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20110325-OYT8T01097.htm
昨年1年間の鹿児島県内の自殺者は
前年比6人増の476人に上り、
65歳以上の高齢者が3割以上を占めたことが、
鹿児島県警のまとめでわかった。
年代別でも70歳以上が122人に上り、
「健康問題」や「家庭不和」を理由に
自殺に至るケースが目立つという。
●
鹿児島県警によると、男性353人、女性123人で、
男性が7割以上。
年代は70歳以上が最多で、
50歳代(113人)、
60歳代(91人)が続いた。
65歳以上の高齢者は計160人(前年比3人増)に上った。
自殺の動機(複数計上)は、
「健康問題」が211人と最多で、
「経済・生活問題」(87人)、
「家庭不和」(59人)
が上位を占めた。
70歳以上では、
72人が「健康問題」を挙げ、
「家庭不和」も17人に上った。
全国集計では過去最多となった「就職失敗」は、
20歳未満と50、60歳代で各1人の計3人だった。
●
「鹿児島いのちの電話協会」(鹿児島市)の常任理事を務める
鹿児島大の平川忠敏教授によると、
電話相談は20〜40歳代が大半で、
「高齢者は顔も知らない人には相談しない傾向があり、
悩みを抱え込んでしまう。」
という。
平川教授は高齢者の自殺対策について、
「高齢者を独りぼっちにさせない取り組みが必要だ。
民生委員らを中心に、高齢者と顔を突き合わせて
信頼関係を築いていくことが自殺防止につながる。」
と話している。
読売新聞 2011年03月26日(土)
読売新聞
ホーム>地域>鹿児島
自殺高齢者が3割、昨年鹿児県内476人
理由「健康問題」最多
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20110325-OYT8T01097.htm
昨年1年間の鹿児島県内の自殺者は
前年比6人増の476人に上り、
65歳以上の高齢者が3割以上を占めたことが、
鹿児島県警のまとめでわかった。
年代別でも70歳以上が122人に上り、
「健康問題」や「家庭不和」を理由に
自殺に至るケースが目立つという。
●
鹿児島県警によると、男性353人、女性123人で、
男性が7割以上。
年代は70歳以上が最多で、
50歳代(113人)、
60歳代(91人)が続いた。
65歳以上の高齢者は計160人(前年比3人増)に上った。
自殺の動機(複数計上)は、
「健康問題」が211人と最多で、
「経済・生活問題」(87人)、
「家庭不和」(59人)
が上位を占めた。
70歳以上では、
72人が「健康問題」を挙げ、
「家庭不和」も17人に上った。
全国集計では過去最多となった「就職失敗」は、
20歳未満と50、60歳代で各1人の計3人だった。
●
「鹿児島いのちの電話協会」(鹿児島市)の常任理事を務める
鹿児島大の平川忠敏教授によると、
電話相談は20〜40歳代が大半で、
「高齢者は顔も知らない人には相談しない傾向があり、
悩みを抱え込んでしまう。」
という。
平川教授は高齢者の自殺対策について、
「高齢者を独りぼっちにさせない取り組みが必要だ。
民生委員らを中心に、高齢者と顔を突き合わせて
信頼関係を築いていくことが自殺防止につながる。」
と話している。
読売新聞 2011年03月26日(土)