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【書評倶楽部】女優・東ちづる 『おサケについてのまじめな話』(MSN産経ニュース) [2010年10月30日(Sat)]
2010(平成22)年10月30日(土)
MSN産経ニュース
ニューストップ>文化>ブックス

【書評倶楽部】女優・東ちづる 『おサケについてのまじめな話』
http://sankei.jp.msn.com/culture/books/101030/bks1010300755004-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/culture/books/101030/bks1010300755004-n2.htm

東ちづる
□『西原理恵子×月乃光司のおサケについてのまじめな話
  アルコール依存症という病気』西原理恵子著

■病気という認識こそが大切

この本が13年前にあったなら、
私の父と家族の人生は違うものになっていただろう。

これまで、専門書など手にしてきたが、
これほどアルコール依存症を分かりやすく書いた本は
他に知らない。



父は、62歳で他界した。

47歳の時に静脈瘤(りゅう)破裂。
その時初めて、アルコール依存症による肝硬変だと知った。

暴れるでも人を傷つけるでもなく、穏やかに飲酒していた父。
なので、よく働く父が好きなおサケなのだから…
と私たちは見守っていた(つもりだった)。

吐血してからの15年間は壮絶だった。
特に、妻である母の苦悩、哀(かな)しみ、ストレスは
どう想像しても追いつかない。

「この病気は、つまりは家族が割に合わない病気なんです」。

そう! このことを言いたかった。
後ろめたさを感じず、このひと言を母に言わせてあげたかった。

「やめたいけれど、やめられないけど、やめたい」。

それは言い訳ではなくて、悲痛な叫びだったんだね、
と父に伝えたかった。



「家族は寄り添うことで、助けているつもりでも、
 結果的に、本人が飲むのを助長する図式になってしまう。
 愛情の表現を取り違えて、間違った世話を
 やいてしまいがち」。

そうなのよー、と、分かり合える仲間に出会えた感じで
読み進んだ。

私は絶対にこの病気にはならない。
今の私には、アルコール依存症は人間性の問題ではなく
病気だという認識、プロのアドバイスが必要、
治療すれば回復するという、正しい知識があるから。

それに、私は自分自身も、家族も、
そして、おサケも愛しているから。
好きなおサケと一生楽しくお付き合いしたいから。

家族へ、患者本人へ、勇気あるメッセージ満載の
この本を書かれた、西原(さいばら)さん、月乃さんに感謝。

今からでも、母にラクになってほしい。
この本を手渡すつもりです。

(小学館・980円)



【プロフィル】東ちづる(あずま・ちづる)
昭和35年、広島県生まれ。
テレビ朝日系「スーパーモーニング」などに出演。
著書にエッセー『らいふ』(講談社)など。

MSN産経ニュース 2010年10月30日(土)07時53分
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